鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

ここは休息を申しつけたい

2008年05月23日 | Weblog

内田は体調不良、合流即離脱も
 クラブ史上初のアジアチャンピオンズリーグ(ACL)決勝トーナメント進出を決め、鹿島イレブンが成田着の航空機で帰国した。チームはシーズン中では異例の11連休に突入したが、代表に招集されたDF内田は、23日から合宿に合流する予定。ただ、右第3腰椎横突起骨折から復帰したばかりで体調は万全でなく、関係者によると合流直後に離脱する可能性もあるという。
[ 2008年05月23日 ]

鹿島・内田、代表離脱も…ACLから帰国
 鹿島DF内田篤人(20)が、腰痛で日本代表を離脱する恐れがあることが分かった。22日早朝、アジアチャンピオンズリーグのナムディン戦(21日)を終え、ベトナムから帰国。鹿島関係者によれば、23日の代表合流後、代表の医療スタッフが腰の状態をチェックし、帯同か離脱かの判断を下すことになるという。

 内田は4月9日に第3腰椎(ようつい)横突起を骨折し、11日の清水戦で復帰したばかり。まだ完治に至らず、試合に出場すれば翌日から3~4日間は腰の痛みから走れない状態になるのが現状で、帰国後も「痛い」と漏らしている。21日にナムディン戦でフル出場しており、27日のパラグアイ戦(埼玉)に出場できるかは微妙。代表側の判断が待たれる。
(2008年5月23日06時01分  スポーツ報知)

ここは辞退が正しい選択に思える。
負傷明けで本調子でないのは誰の目にも明かである。
3月のW杯予選も招集されながらベンチ外の恥辱を味わった。
今回もそうであれば、行く意味すらない。
しばしの休息とリスタートへ向けた合宿に参加した方が内田篤人本人にとってもクラブにとっても有益である。
アジアユース、U-20ワールドカップと十分に世界へは名を売った。
もう世界のウチアツなのである。


我等の歩む道

2008年05月23日 | Weblog

酒気帯び運転および同乗選手に対する処分
 酒気帯び運転の事実が判明した弊クラブ所属選手の大道広幸(20歳)および同乗していた船山祐二(23歳)に関して、以下のような処分を決定しましたのでお知らせいたします。
 平素より鹿島アントラーズに対するひとかたならぬ御支援をいただいておりますが、今回、このような形で不祥事を起こしてしまい、クラブとしても責任を痛感しております。社会的影響の小さくないプロサッカークラブとして、所属選手の引き起こした酒気帯び運転という事実を重く受け止めております。昨今、社会問題ともなっている飲酒運転ということもあり、今後はこれまで以上に選手教育を徹底してまいります。このたびは、誠に申し訳ございませんでした。あらためてお詫び申し上げます。

■処分対象選手
大道広幸(20歳、MF、加入3年目) 酒気帯び運転で検挙
船山祐二(23歳、MF、加入2年目) 大道の車に同乗

■処分内容
1、謹慎6週間=暫定処分開始の5月20日から6月末までの42日間
  上記期間中はチーム練習およびクラブの公式行事には参加しない
2、公式戦出場停止=9月末まで(トップ公式戦、サテライト公式戦)
  該当期間のトップ公式戦は5月21日ナムディンから起算して最大20試合
  リーグ戦12~13試合 ナビスコカップ2~4試合 ACL3試合
3、運転禁止3ヶ月=5月24日から8月23日まで
4、社会奉仕活動=公式戦出場停止期間中(9月末まで)にクラブが命じる社会奉仕活動を行う
5、制裁金=基本報酬(年額)の12分の1の20%

■経緯
 5月18日午前4時ごろ、茨城県神栖市内での飲酒検問により、大道広幸の呼気中から「酒気帯び運転」に該当するアルコール値が検知される。そこに船山祐二が同乗していた。同日出発のベトナム遠征に加わっていたが、19日に本件が発覚したため、同日深夜の便での即時帰国と暫定的な謹慎処分を命じる。翌20日午前に帰国し、謹慎期間に入った。

■再発防止へ向けての今後の対応策
1、鹿嶋警察署へ協力を依頼し、選手及びクラブスタッフを対象とする交通安全・飲酒運転防止の意識向上の為の講習会の実施
2、選手及びクラブスタッフへの個人面談の実施
3、道路交通法の遵守および安全運転の履行に関する啓発ツールを作成し選手・スタッフが車内に掲示する
4、社長を委員長とする再発防止委員会を作り、今後は委員会にて再発防止に努める

<大道広幸コメント>
 自分の軽率な行動で、クラブやリーグ、応援して下さる人を含めてたくさんの人に迷惑をかけてしまい、申し訳ありません。自分の甘さが身にしみて分かりました。やってしまったことの重さをかみしめ、今度こそ期待にこたえられるように心を入れかえて取り組んでいきたいと思います。

<船山祐二コメント>
 自分がしてしまったことを、ただただ反省しています。クラブの人や今まで自分を育ててくれた人たちに対して、迷惑をかけてしまったことが心苦しいです。応援してくださったサポーターの人たちにも、申し訳ない気持ちでいっぱいです。本当に申し訳ありませんでした。また戻って来られるよう、一からやり直したいと思います。

飲酒運転鹿島2選手3カ月出場停止へ
 鹿島が、18日早朝に茨城・神栖市内で酒気帯び運転したMF大道広幸(20)と同乗したMF船山祐二(23)に、3カ月の出場停止処分を下す考えであることが22日、分かった。この日、クラブの幹部会で決定し、Jに報告書を提出した。

 来週のJ裁定委員会の結論を待って正式決定するが、報告書を検討した鬼武健二チェアマンは「クラブの判断は大きく間違ってない。まだ若いし、更生させる道の方が正しいかと思う」と、話した。停止期間中、2選手はボランティア活動などで、社会奉仕する。鹿島は、罰金などの細部を詰めて、23日に、新たにJへ報告書を提出する。
 [2008年5月23日9時44分 紙面から]

鹿島2選手は「解雇の必要なし」
 鬼武チェアマンは酒気帯び運転で検挙された鹿島のMF大道と、その車に同乗していたMF船山について、解雇の必要はないとの見解を示した。鹿島はこの日、アジアチャンピオンズリーグ(ACL)のベトナム遠征から帰国。クラブハウスで緊急幹部会を開き、大東社長が臨時実行員会で報告書を提出した。同社長は「解雇までは考えていない」とし、それを受けた鬼武チェアマンも「解雇?彼らは若い。せっかくサッカーを一生懸命やってきて、これからというとき。更生させる方が正しい」と話した。

 同チェアマンはその上で「社会奉仕活動をやってもらう。ヘドが出るまで練習せい」とも話し、予想される長期謹慎処分中に社会奉仕活動をさせることも明言。鹿島側には報告書に訂正個所があったとし、23日の再提出を命じた。
[ 2008年05月23日 ]

鹿島が酒気帯び運転2選手に処分検討
 鹿島が、酒気帯び運転で検挙されたMF大道広幸(20)と同乗していたMF船山祐二(23)に長期間の対外試合出場停止処分、社会奉仕活動を科す方針であることが22日、分かった。鹿嶋市内のクラブハウスで取締役会議を開き、処分を検討。謹慎処分が明けた後、練習には参加させるが、年内は試合に出場させないという意見も出た。

 会議後、大東和美社長はJリーグ事務局へ向かい、事件の詳細をまとめた報告書を鬼武健二チェアマンに提出。鬼武チェアマンは「(鹿島の判断は)大きく間違っていない」と話し「サッカー選手にとって、選手として大成することが一番の社会奉仕だと思う。そのために2人はヘドが出るほど練習をしろ、ということ」と続けた。
(2008年5月23日06時01分  スポーツ報知)

我等は過ちを犯した若き選手と共に茨の道を歩むことを選択した。
解雇してしまえば、我等は楽である。
船山、大道に二人に罪を着せただけで終わるからである。
しかしながら、我等は彼等を更生させ大いなる選手へと成長させる道を選んだのである。
これは容易なことではない。
周囲からは嘲られることあるだろう。
選手のモチベーションをコントロールするのも難儀である。
とはいえ、それを行いきってこそ、偉大なるクラブと呼ばれるのである。
トカゲの尻尾を切ればよいというものではないのだ。
切ったところで面堂終太郎の日本刀が如く昼間は折れたはずが夜になると戻ってしまうものである。