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鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

ケルン・大迫、現地紙報道

2016年05月06日 | Weblog
大迫がケルン退団を希望? ホームシックで日本帰国か


大迫が日本復帰を希望?

2016/05/06 8:51:01

ケルンFW大迫勇也が、この夏の移籍を望んでいるという。ドイツ『ビルト』が伝えた。

この報道によると、大迫はケルンでの現状に満足しておらず、退団を希望している。

今シーズンの大迫は、先発出場が14回。出場機会にも満足していないが、そのほんとんどがFWではなくトップ下での起用だったことにも落胆しているそうだ。

大迫が退団を希望する理由は、プライベートにもあるという。昨年12月、クラブはMF長澤和輝を日本へ放出した。親友の移籍は痛かったようで、大迫は家族と一緒に過ごしているもののホームシックを訴えているそうだ。

だが、ケルンのヨルク・シュマットケGM(ゼネラルマネジャー)は、大迫から退団希望を聞いていないと述べた。

「もちろん、文化が異なるので楽ではないだろう。だが、ユウヤが我々のところにきて、故郷に帰りたいと話したことはない。今のところ、シーズン後に我々の下から去ることを望んでいる選手がいるとは思えない」



チンチロリン


独・ビルド紙の報道を報せるGOAL.comである。
ケルンの大迫が退団を希望し、またホームシックを訴えておるとのこと。
しかしながら、ケルンのGMは「大迫から退団希望を聞いていない」と述べておる。
大迫は、ポジションや起用のこと程度で不満を持つ選手ではない。
そして、同国人の有無にてホームシックになるような人間でもないことは、我らがよく知っておる。
また、ケルンのシュテーガー監督も「来季もケルンでプレーすると確信している。特に移籍を希望するようなことを聞いているわけでもない」と語っておる。
大迫自身が移籍希望をしておることはなかろう。
この件にて、ドイツにも、いい加減なことを書き並べるメディアがあると伝わり興味深い。
それはそれとして、イングランドのレスターにて岡崎が名を上げ優勝を勝ち取った。
日本人ストライカーの価値が上がったやも知れぬ。
大迫本人の希望とは別に良いオファーが届く可能性は否定できない。
今夏の大迫の去就に注目である。


チンチロリン

鹿島のMSN

2016年05月05日 | Weblog
鹿島の“MSN”による壮絶なポジション争い勃発 代表候補の新加入ボランチを指揮官も称賛
2016年05月05日(木) 07時23分配信


今季から鹿島でプレイする永木亮太 photo/Getty Images

柴崎と永木、そして小笠原満男

鹿島アントラーズの小笠原満男、柴崎岳、永木亮太が壮絶なポジション争いを繰り広げている。
今季、湘南ベルマーレから日本代表候補の永木を獲得した鹿島だが、開幕戦から6節までは2013年から常にコンビを組む小笠原と柴崎がボランチのレギュラー選手として活躍。7節は小笠原が出場停止処分となり、永木が鹿島で初めてリーグ初先発出場を果たして3-0の勝利に貢献するが、8節からは再び小笠原がスターティングメンバーに復帰する。しかし、5月4日に開催されたアルビレックス新潟戦では連戦の影響もあり、小笠原ではなく永木が先発出場。永木は先制点の起点になるなど、持ち前の運動量とボール奪取力を存分に発揮してフル出場で鹿島の勝利に貢献した。
新潟戦後、永木は試合を振り返り、「リーグで90分間出られたのは初めてだったので、まずは勝点3を得られたことが本当にうれしいです」とコメント。自身のパフォーマンスについても、「90分間通して自分の持ち味はすごく出せたかなと思いますし、1点目のところも自分から起点になれて得点につながったところがあるので、良かったんじゃないかと思います」と語っている。
また永木を先発に抜擢した石井監督は起用の意図を「相手のレオ・シルバ選手のように自分1人で奪いに行ける能力が高いので、その辺を期待して入れました」と明かし、「攻撃面でも非常に視野が広くて、周りの選手を良いタイミングで使うことができるので、その辺も期待して入れました。今日は90分試合に出てもらって、思っていたところのパフォーマンスは見せてくれたと思います」と永木のパフォーマンスを称賛した。
しかし新潟戦では、コンビを組んだ柴崎も決勝点のアシストを記録。86分から投入された小笠原はゲームをコントロールして1点差のまま試合を終わらせるなど、“ライバル”たちも結果を残している。鹿島の象徴とも言える小笠原満男、今季から鹿島で10番を背負う柴崎岳、この2人からポジションを奪うことは容易ではないが、新潟戦後の石井監督は最後に「永木はもっともっと高い能力を持っていると思う」とコメント。「その辺は、後半の終わりに入ってきた(小笠原)満男が、ああいうタイミングで入って何回もボールを奪ったり、つなぎの部分で絡んできたりとか、そういうところに近い形でのパフォーマンスを永木自身もできると思うので、もっともっと求めていきたいと思いますし、その能力は確実にあると思います」と今後の飛躍に期待を寄せている。



チンチロリン


鹿島のボランチのポジション争いについて報じるthe WORLD誌である。
ここ数年、岳と満男が担ってきた中盤の要に大きな戦力が割り込んできた。
これまでも当時日本代表であった本田拓也、五輪予選の主将であった山村、一時はポジションを得た誓志や梅鉢が牙城を崩そうとチャレンジしてきた。
しかしながら、この二人のコンビはどの指揮官も選ぶ盤石のボランチであった。
そして、今季はここに入り込む選手がおる。
湘南から二年越しのラブコールに応えて加入した永木亮太である。
リーグ戦、2試合に先発し、勝利に貢献しておる。
岳や満男とは持ち味が異なり、観ておる者を魅了する。
とはいえ、岳も満男もすんなりとポジションを明け渡すわけではない。
岳は決勝点をアシストし、攻撃力をアピールした。
満男は、絶妙な戦術眼と試合の流れを読む力で勝利に貢献しておる。
石井監督は、永木の才能は認めるものの、満男の画面には映らぬサッカーを熟知したプレイはチームに欠かすことは出来ぬものと考える様子。
このポジション争いは、しばらくの間続くであろう。
the WORLD誌がMSNと称するこの三人、本家バルセロナのように共存させることもありうるのであろうか。
注目である。


チンチロリン

新潟戦報道

2016年05月05日 | Weblog
鹿島西V弾、新潟5戦連続勝利なし/鹿-新10節
[2016年5月4日18時15分]


後半、ゴールを決める鹿島DF西(撮影・狩俣裕三)

<明治安田生命J1:鹿島2-1新潟>◇第1ステージ第10節◇4日◇カシマ

 3位の鹿島がホームで15位新潟に勝利し、3試合ぶりの勝ち点3を手にした。

 新潟は、5戦連続で勝利を挙げられなかった。

 鹿島は前半22分、FW金崎の右サイドからのクロスにFWジネイが右足で合わせてシュートし今季初のゴールを決める。新潟はMFレオシルバを攻撃の起点として攻めるも、DF伊東ら鹿島の守備陣に阻まれ無得点。

 後半に入ると、新潟が反撃を開始。後半21分、左CKにDF増田が頭で合わせて同点に追いつく。期限付き移籍していたJ2町田から復帰した189センチのセンターバックがJ1初得点を挙げ試合を振り出しに戻す。

 鹿島は同34分、右サイドからのパスにDF西が右足で合わせ今季初の得点を挙げ勝ち越しに成功。終盤新潟に攻められるも、DF昌子らの体を張ったプレーで逃げ切った。

鹿島DF西「何となく決められる予感」的中のV弾
[2016年5月4日22時26分]


試合後、サポーターの声援に応える鹿島DF西(撮影・狩俣裕三)

<明治安田生命J1:鹿島2-1新潟>◇第1ステージ第10節◇4日◇カシマ

 鹿島はホームで新潟を下し、3試合ぶりに勝利した。

 前半22分、右サイドからのクロスにFWジネイ(30)が右足で合わせてシュートし、今季初のゴールを決めた。後半21分に同点とされたが、同34分にDF西大伍(28)が、右サイドからのパスに右足で合わせて勝ち越し弾を決めた。ジネイは「センターフォワードの仕事は、ペナルティーエリアに入ること。そこにいいパスをくれた(FW)金崎(夢生)に感謝したい」と振り返り、西は「朝起きたときから何となく決められる予感がしていた」と得意気に語った。

鹿島西弾で2差、浦和と直接対決残し暫定3位死守
[2016年5月5日7時47分 紙面から]


鹿島対新潟 後半、決勝ゴールを決め歓喜する鹿島DF西(撮影・狩俣裕三)

<明治安田生命J1:鹿島2-1新潟>◇第1ステージ第10節◇4日◇カシマ

 鹿島が新潟に2-1で競り勝ち、暫定3位をキープした。前半22分に今季初先発のFWジネイ(32)が先制。同点とされて迎えた後半34分に、元日本代表DF西大伍(28)が右足で勝ち越し弾を奪った。本職の右サイドバック(SB)とは反対の左SBで先発し、ゲーム主将も務めた一戦で2季ぶりのゴール。古巣新潟にも健在を示す一撃で、優勝戦線に踏みとどまった。

 左から中央のスペースに走り込んだ西が、前を走るFW金崎に叫んだ。「スルー!」。右サイドのMF柴崎からのパス。金崎が打つ振りをしてDFを引きつけ、マークをはがした西が右足を振った。1-1の後半34分。ゴール右隅に糸を引くような軌道で蹴り込み「朝、起きた時に決められる予感がした」。予言? 通りの勝ち越し弾だった。

 ベンチスタートのMF小笠原に代わってキャプテンマークを巻き、3試合ぶりの白星に導いた。過去2戦は無得点。攻撃陣に「こうやって決めるんだぞ」と、冗談めかした選手会長は、不慣れな位置でチームを救った。本職は右SB。ザッケローニ、アギーレ監督時代に日本代表入りした名手だが、負傷禍で左SBに回っていた。「利き足が右なので、どうしても中に入りたくなる」。普段はサイドに張るが、左から右足で打ちやすい位置を突き、2季ぶりの得点とした。前回ゴールも14年11月の古巣新潟戦で「まだ応援してくれる人はいる。元気な姿を見せたかった」と、健在を示した。

 先月18日には、熊本地震の被災地に物資を持ち込んだ。出身のDF植田に1泊2日で同行。現地で撮られた写真が出回ると「合成されたみたい」と、あえて“否定”。行動だけで示す男が苦しむチームを助けた。

 ACLで試合のなかった首位浦和との勝ち点差を暫定で2に縮め、直接対決も残す。「内容が良くなくても、ものにしていく力が必要」。第1ステージ逆転Vへ、3位から1戦ずつ重圧を強めていく。【木下淳】

決勝弾の鹿島・西「浦和にボディーブロー入れて最後に詰める」

新潟に勝利し、サポーターの声援に応える鹿島・西=カシマ

 明治安田J1第1ステージ第10節第1日(4日、鹿島2-1新潟、カシマ)J1鹿島が元日本代表DF西大伍(28)の決勝点で、2-1で新潟に勝利した。

 後半34分、同代表MF柴崎岳(23)からのラストパスに右足で合わせて今季初得点。チームは勝ち点を20に伸ばし、試合のなかった首位浦和との差を2とした。

 同代表DF昌子源(23)は「直接対決はまだある。浦和にボディーブローを入れて、最後に詰める」と意気込んだ。

鹿島・ジネイが先制点演出「期待に応えたかった」

後半、ゴール前に攻め込む鹿島・金崎(左)=カシマ

 明治安田J1第1ステージ第10節第1日(4日、鹿島2-1新潟、カシマ)鹿島は今季J1で出場機会の少ない2人が先制点を演出した。

 永木が右のスペースへパスを出し、金崎の折り返しをジネイが右足で押し込んだ。今季初先発したブラジル人FWは「監督にチャンスをもらったので期待に応えたかった。これがスタートなので継続したい」と話した。

 湘南から今季加入し、小笠原に代わって2度目の先発起用で存在感を発揮した永木は「内容が悪い試合でも勝ち切れるのが鹿島の強さ」と手応えを口にした。

鹿島・石井監督
「試合内容はあまりよくなかったが、勝ち切れたことは非常によかった。練習で選手が意識してやっている、クロスから2点を取ることができた」

岡崎先輩が刺激!鹿島・金崎、2発演出 祝福メールは「していない」

ボールをキープする金崎。岡崎先輩の偉業達成に感化したか、2ゴールにからむ活躍をみせた

 明治安田J1第1ステージ第10節第1日(4日、鹿島2-1新潟、カシマ)3人の連係が光った。後半34分、右に流れた日本代表MF柴崎がゴール前にパスを送ると、同代表FW金崎がこれをスルー。後方から走り込んだDF西が右足を一閃し、決勝弾をたたき込んだ。

 「(柴崎)岳も僕と(金崎)夢生が見えていて、2人の関係性でスルーするのは分かってパスを出してくれた」と西。今季初得点を喜んだ。

 試合の主役は西だが、影の主役は金崎だ。前半22分、右サイドを駆け上がり、正確なクロスでFWジネイの先制点をアシスト。後半も西のゴールを演出し、チームの勝利に貢献した。


後半、シュートを放つ鹿島・西(左端)=カシマ

 兵庫・滝川二高で2学年上の同代表FW岡崎(レスター)がプレミアリーグでの初優勝に貢献。地元サポーターから「陰の主役」とたたえられた。同高の主将だった岡崎とは「先輩とは思っていません(笑)。でもいい人ですよ」というほどのラフな関係。3月のロシアW杯アジア2次予選シリア戦で岡崎が代表通算100試合出場を記録すると、試合後に岡崎に水をかけ、頭をくしゃくしゃにする金崎流の手荒い祝福をした。

 レスターの偉業に「(祝福メールは)していない」というが、先輩の活躍は刺激になったはず。約5000倍の賭け率を覆した岡崎レスターに比べれば、Jリーグ制覇のハードルは決して高くない。 (一色伸裕)


後半、決勝ゴールを決め駆けだす鹿島・西(右)=カシマ


新潟に勝利し、サポーターの声援に応える鹿島・西=カシマ


金崎 夢生(かなざき・むう)

 1989(平成元)年2月16日生まれ、27歳。三重・津市出身。小2でフットサルを始め、サッカーは中学校入学後に開始。兵庫・滝川二高から2007年大分(当時J1)に入団。その後、名古屋、ニュルンベルク(ドイツ)、ポルティモネンセ(ポルトガル)を経て、15年2月に鹿島に加入。今季開幕前に完全移籍した。代表デビューは09年1月のイエメン戦。J1今季9試合4得点、同通算187試合29得点。代表通算8試合2得点。1メートル80、70キロ。

鹿島 浦和に離されん!“予告”西弾で首位接近 暫定2差
明治安田生命J1第1S第10節 鹿島2―1新潟 (5月4日 カシマ)


<鹿島・新潟>後半、鹿島・西はゴールを決め笑顔を見せる
Photo By スポニチ


 明治安田生命J1第1ステージ第10節は4日、各地で7試合が行われた。鹿島はホームで新潟を2―1で下して、アジアチャンピオンズリーグ(ACL)のため今節の試合がなかった首位・浦和に、暫定ながら勝ち点2差と迫った。1―1の後半34分にDF西大伍(28)の今季初ゴールで勝ち越し、逃げ切った。8日に敵地で行われる磐田戦に勝てば、首位に立つ可能性も出てきた。また、柏は2年ぶりの5連勝。リーグタイ記録となる90分内での5試合連続無失点勝利をマークした。

 09年以来、遠ざかっているリーグタイトル奪回へ。これ以上、上位陣に離されるわけにはいかなかった。1―1の後半34分。鹿島は右サイドでボールを持ったMF柴崎がグラウンダーのクロスを入れる。中央のFW金崎がスルーすると、西が、抜けてきたボールを右足でゴール。「空いている場所に入っていった。(金崎に)“スルー!!”って言いました」。2戦勝ちなしと調子の上がらなかったチームに勝利をもたらした。

 予告弾だった。この日の朝、なぜか自身が得点する予感がした。チーム合流後にFW鈴木に「点を取れそうな気がする」と宣言。その数分前に同じような場面でシュートを外していたが、2度目のチャンスではキッチリと自身の「予感」を体現してみせた。この日は主将のMF小笠原がベンチスタートだったこともあり、主将マークを巻き90分間チームをけん引した。

 窮地を救った。不動の左サイドバック(SB)であるDF山本がケガのため離脱中。本職は右SBだが前節の大宮戦に続き、穴を埋めた。今後もDF植田、GK櫛引らがU―23日本代表に招集された際にリーグ戦を欠場することが見込まれる。「メンバー全員が活躍していければいいな」と、総力戦で乗り切るつもりだ。

 消化した試合が1試合多いとはいえ、これで首位・浦和に勝ち点差2と迫った。ザッケローニ、アギーレ体制では日本代表経験もある西は「今日のように、内容的に良くない試合をものにするというのは大きい」と、復調への手応えを口にした。第1ステージ優勝に向けて、上位陣に必死に食い下がっていく。


前半、先制ゴールを決める鹿島・ジネイ
Photo By スポニチ


[ 2016年5月5日 05:30 ]

【鹿島】DF西が決勝点!首位・浦和との勝ち点差2に詰める
2016年5月5日6時0分 スポーツ報知


決勝ゴールを決めイレブンと喜ぶ鹿島・西(右から3人目)

 ◆明治安田生命Jリーグ J1第1ステージ第10節 鹿島2―1新潟(4日・カシマスタジアム)

 鹿島のDF西大伍(28)が決勝点を挙げた。本職とは逆の左サイドバックで先発。後半34分にMF柴崎からのクロスを右足でゴール右に決めた。左サイドからゴール前に向かうため、利き足の「右足で打てるというのはある」とゴール前に進出していた。

 決定機を生かせない試合が続いた中で「こうやって決めるんだよ」と冷静にコースを狙っての得点。試合のない首位・浦和との勝ち点差を2に詰めた。



チンチロリン


西一色かと思いきやサンスポは夢生で記事を組んできた。
1アシスト1スルーで得点全てに絡んだ夢生を影の主役と報じる。
滝川二高の先輩であるレスターの岡崎が、イングランドプレミアリーグにて優勝したことと重ね合わせて記事にしておる。
今が旬の報道と言えよう。
とはいえ、夢生がいつも黒子に徹し続けるということはなかろう。
岡崎先輩とはキャラが異なるのだ。
逆に岡崎が如きプレイを続けておっては、日本代表にてポジションを奪い取ることが困難となる。
強引にシュートを狙い、泥臭いゴールを決めていくのだ。
夢生の活躍を楽しみにしておる。


チンチロリン

サッカーダイジェスト 新潟戦寸評

2016年05月05日 | Weblog
【J1採点&寸評】鹿島×新潟|伏兵・西が試合を決める働き。新潟は増田が驚異的なヘッドを叩き込むも…
サッカーダイジェストWeb編集部
2016年05月04日


鹿島――永木、ジネイ、中村が先発出場。攻撃の組み立てにズレはあったが…。


【警告】鹿島=金崎(57分)、伊東(65分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】西 大伍(鹿島)


柴崎の横パスをダイレクトで合わせて決勝点。西の今季初ゴールで鹿島が勝点3を獲得した。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)


【チーム採点・寸評】
鹿島 6
連戦の疲労を考慮して、永木、ジネイ、中村が先発出場。3人が入れ替わったことでプレスの掛け方、攻撃の組み立てにズレが生じ、試合をコントロールできた時間も最近の中では短かった。ただ、少ない決定機を伏兵・西がものにし、勝点3を得た

新潟 5.5
L・シルバ、小泉ら中盤の奮闘で鹿島の攻撃陣を自由にさせず。戦前の狙い通りサイドチェンジと、クロスの本数を減らすことに成功。ただ、攻めが指宿経由と単調になり、得点はセットプレーからの1点に終わった。

【鹿島|採点・寸評】
GK
21 曽ケ端準 5.5
失点の場面では、相手の高さが際立ったとは言え、飛び出したからには触らなければいけない。それ以外でミスはなかった。

DF
22 西 大伍 6.5
決勝点はクロスをダイレクトで合わせ、コースも完璧だった。左SBでのプレーにも慣れてきたようだ。

23 植田直通 6
長身の指宿に万全の対応。ボール奪取はできなかったが、決定機を許さず。自陣ゴール前の対応も冷静だった。

3 昌子 源 6
増田に決められたセットプレーの場面では、CKの直前に柴崎からマークの変更を伝えられていたため混乱が生じたか。植田との連係でピンチは少なかった。

24 伊東幸敏 5.5
高い位置を取るコルテースに、同サイドの遠藤とともに対応。守備は合格点。攻撃でもう少し工夫が欲しい。

MF
6 永木亮太 6
こぼれ球への読み、行動、人への対応に一切の迷いがない。後半はDFラインに吸収される場面が多かった。

10 柴崎 岳 6
西の決勝点をアシスト。ゴール前に入っていく回数はいつもより少なかったが、判断、技術的なミスは少なかった。

25 遠藤 康 6(86分OUT)
FKでサインプレーを仕掛けるなど、常に効果的な攻撃策を見つけようとしていた。コルテースへの対応も問題なし。

13 中村充孝 5.5(65分OUT)
ボールを自在に操り、密集エリア、局面を打開するテクニックでチャンスを演出。もっと生かせる形がある。

FW
9 ジネイ 6(60分OUT)
今季初先発で先制点。守備へのプレスの掛け方などで戸惑いが見られたが、柔らかいポストプレーがつながってくれば、チームの力になる。

33 金崎夢生 6
局面でゴリゴリと身体を使い、攻守に相手が嫌がるプレーを90分間続けた。警告は気の毒としか言いようがない。

交代出場
8 土居聖真 6(60分IN)
勝ち越しを目指すなか、1枚目のカードで出場。足を止める時間は一切なく、チームが求める動きを続けた。

7 カイオ 6(65分IN)
最近はマークがきつくなり、なかなかスペースを与えてもらえない。その中でも、相手の脅威になった。

40 小笠原満男 ―(86分IN)
リードした場面でピッチへ。パスミスはあったが、クローザーとしての役割は果たした。パスの出所、ボールへのアプローチは秀逸。

監督
石井正忠 6
連戦を考慮し、前節からスタメンを3選手変更した。そのうちのひとり、ジネイが先制点。省エネと勝点3のふたつの目標を達成した。

新潟――小林の投入直後に失点。バイタルを開けた一瞬の隙を突かれる。

【新潟|採点・寸評】
GK
21 守田達弥 5.5
2失点はミスによるものではなかった。枠内シュートに対し、ポジション取り、判断は良かった。

DF
23 酒井宣福 5(78分OUT)
攻撃に絡むことができず、守備でも中途半端な対応が目に付いた。

3 増田繁人 6
高い打点でCKを合わせ、一時同点となるゴールを決めた。本職の守備ではぎりぎりのところで踏ん張っていたが、2失点。

2 大野和成 5.5
読みを生かしたポジション取りで鹿島の多彩な攻撃に対応。ただ、準備時間の短い攻撃には対応が遅れた。

7 コルテース 5
スペースが生まれた後半は持ち前の推進力が発揮される場面もあったが、クロスはほとんど相手に引っかけた。

MF
25 小泉 慶 6
アンカーとして役割を果たす。相手の2トップがボールをもらいに降りてきたところを、気持ちの強さを感じる守備で対応。自由にさせなかった。

37 野津田岳人 5.5(81分OUT)
遠目からゴールを狙うなど、ゴールへの意識を一番見せていた。相手の堅い守備を崩すアイデアはなかった。

13 加藤 大 6
CKから増田のゴールをアシストするなど、セットプレーでは精度の高い左足を見せた。攻撃にアクセントをつけた。

8 レオ・シルバ 6
複数の相手選手に囲まれても、ボールを失わず、攻守に安定をもたらした。シュートを打てる場面でパスを選択し、チャンスをフイにした。

14 田中達也 5.5(57分OUT)
ゴールハンターらしく、こぼれ球や相手のスキに目を光らせていた。ただ、孤立する場面が多く、決定的な仕事はできなかった。

FW
11 指宿洋史 5.5
主にポストプレーで攻撃の組み立てに参加。相手に手を焼かせたが、ゴール前でもう一仕事したかった。

交代出場
FW
9 山崎亮平 6(57分IN)
リズムを変えた。それまでは指宿を狙ったパスが多い中、前線で2つ目の選択肢となり、相手のマークを分散させた。

MF
6 小林裕紀 5(78分IN)
1-1の状況でボランチの位置に入ったが、出場直後に決勝点を献上するなど、役割を果たすことができなかった。

17 伊藤優汰 ―(81分IN)
同点を目指すなか、攻められている時間でも右サイドに張って、ボールを待ったが、ボールを多く受けることができなかった。

監督
吉田達磨 5.5
鹿島のサイドチェンジ、クロスを減らすことを鍵に挙げた試合。それを実行することができたが、小林の投入後に失点するなど、結果は得られなかった。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。



チンチロリン


サッカーダイジェスト誌による新潟戦の寸評である。
決勝弾の西に高評価とMOMが与えられておる。
攻守にわたって活躍が評価された。
素晴らしい選手と言えよう。
しれから、評点こそ付かなかったが、満男へのコメントにて「パスの出所、ボールへのアプローチは秀逸とある。
満男がスタメンから外れたこの試合、ゲームのコントロールや展開など、満男の不在を強く感じた。
満男が入ってからの試合の落ち着きは、ボールのないところにて、細かくポジションを修正しておったことが大きな理由である。
カウンターに蓋をし、セカンドボールを奪うという動きは、サッカーを深く知る満男ならではのもの。
目立たぬプレイであるが、こういったことをきちんと怠らずに出来ることこそが重用される理由の一つでもある。
また、夢生へのコメントにて「警告は気の毒としか言いようがない」とあり、ジャッジへの批判を述べておる。
この試合のレフェリングは少々偏っておった。
失点シーンも、鹿島側の攻撃であれば、GKのチャージであったりゴールラインを割っていないという判定がなされたことは容易に予想される。
このように審判に対して不信感を募らせるジャッジが、Jリーグ創世記から続いておることが問題と言えよう。
偏ったレフェリングを無くすことは出来ないものであろうか。
寂しい気持ちである。


チンチロリン

新潟戦コメント

2016年05月05日 | Weblog
2016明治安田生命J1リーグ 1stステージ 第10節


鹿島アントラーズ:石井 正忠
今日も多くのファン、サポーターが来てくれたなかで、勝利を届けられて本当によかった。試合内容はあまりよくなかったが、前回のホームゲームでは柏を相手に、内容がよかったのに負けてしまったので、今日は勝ちきれたことは非常によかったと思う。

Q この試合に向けてどのように点を取ろうとイメージしていたか?選手を変えたが、それは得点を取るためか?日程的なことを考慮してか?

A 選手を変えたのは、コンディションの部分と相手の戦術を分析して、このメンバーで自分たちのいいところが出るのではと考えたから。いろんなメンバーでトレーニングしているなかで、得点だけが取れていなかったので、なにかきっかけがあればうまくいくのではないかと考えていた。いろんなコンビネーション、ボックス内での崩しをトレーニングしていて、今日はクロスから2点取ることができた。その形もトレーニングから選手が意識してやっているところ。1点目は、夢生のクロスの質とジネイの入り方は非常によかったと思う。

Q 永木選手を起用したことで、期待したことは?

A 永木を入れたのは守備のところでアグレッシブさ、ボールを1人で奪いに行ける能力が非常に高いので、そこを期待して起用した。攻撃面でも非常に視野が広く、周りの選手をいいタイミングで使うこともできる。今日90分使って、期待したパフォーマンスは見せてくれたと思うが、もっと高い能力を持っていると思う。これからも、もっと求めていきたいと思う。

Q ジネイ選手を起用した理由と評価。西選手がインタビューで「まだまだ」と言っていたが、監督の評価は?

A ジネイは中盤で味方を使ってコンビネーションで崩していける選手。今日は試合展開でよさが出せると思って起用した。得点を取ったし、守備の面での貢献度も非常によかったと思う。期待していた部分はやってくれた。交代は、もっと相手を押し込む形を作りたかったから。大伍が「まだまだ」と言ったところは、今日の試合内容を見ればわかると思う。攻撃で少しテンポが遅かった。守備でもこぼれ球を拾うアクションは相手の方が少しよかった。内容的にほめられるものではなかったので、そういう表現になったと思う。勝ち点3を拾ったという印象だった。





【ジネイ】
チャンスをもらったので、それにしっかり応えたかった。これはあくまでスタート。継続してやっていきたい。得点はカウンターの場面で金崎からいいパスをもらって、自分もいいポジション取りで決める事が出来た。金崎にありがとうといいたい。

【永木 亮太】
前半の立ち上がりからいい流れで入れた。後半、相手に押し込まれ、その中でセットプレーから失点してしまったが、大伍が決めてくれた。1点目はサイドに岳と追い込んでアツが落としてくれた。チームの狙い通りスペースを狙ってパスを出し、夢生がそのスペースに入ってくれ、得点につながった。

【西 大伍】
90分通して、自分たちのリズムで出来なかった。どっちに転んでもおかしくない試合だった。得点シーンは空いているスペースに入って、夢生にスルーと言った。今朝からゴールの予感があった。

【遠藤 康】
うまくいかない時間が多かったが、みんなで耐えることができた。いらない失点があったけど、勝ててよかった。まず相手にやられないようにいい守備から入ろうとアツと話していた。(ゴールシーンは)2、3本のパスでゴールまでいけた。ああいう形をどんどん作れればいい。自分を含め、集中の欠けたプレーが多かったが、中3日になるので、そこまでに修正していきたい。

【曽ケ端 準】
勝てて何よりだと思う。新潟は運動量があって、押し込まれる展開になったが、決定機は作られなかったと思う。(失点シーンは)僕の手にも当たったが、ボールもさわっていた。チームとしてやられたというより、僕自身の問題。ああいう形で失点したが、連戦を勝って次につなげられたのはよかった。

【伊東 幸敏】
チームが勝つことはみんなが求めるもの。その意味ではよかった。ただ、個人的にはもっと自信を持ってやることが必要。1対1の守備では自信がついてきたが、サッカーは積み重ね。場慣れもしていかないといけないし、まだまだ。周りからも自信を持ってやっていると思われるようにやりたい。

J1 1st 第10節 新潟戦


本日行われたJ1 1st 第10節 アルビレックス新潟戦は2-1で勝利しました。

1stステージ 第10節
2016年5月4日(水)16:04KO カシマ

[ 石井 正忠監督 ]
まずは、今日も多くのファン、サポーターの皆さんが来てくれた中、勝利を届けられて本当に良かったなと思います。試合内容としてはあまりいい内容ではなかったのですが、この前ホームゲームで柏レイソルさんとやった時は、内容は良い中で負けてしまったので、今日はあまり良くない内容でしたが、勝ち切れたのは非常に良かったと思います。

--点が入らない中で、どういうイメージで練習していたのかということと、選手が入れ替わっていることは得点を取ることに関係しているのか、それとも日程的なものなのか教えてください。
まず選手を替えたのはコンディションの部分と、相手の戦術を分析して、このメンバーで自分たちの良いプレーが出るんじゃないかと思って、このメンバーを選びました。前節の(大宮戦後に)「策がなかった」と言った件に関してですが、いろんなメンバーでトレーニングしている中で、得点だけが試合で取れなかった形だったので、何かきっかけがあればうまくいくんじゃないかと思いまして、今日はこういうメンバーを選びました。今いろんなコンビネーション、いろんな崩しでのボックス内に進入する形をトレーニングしていて、今日はクロスから2点取りましたけど、その形というのもトレーニングしていて、選手たちも意識してやってくれているので、そういった部分が非常に良かったんじゃないかと思います。1点目なんかは、ああいうタイミングでないとあそこには合わなかったと思うので、(金崎)夢生のクロスの質と、ジネイのクロスに対する入り方は非常に良かったと思います。

--クロスはいろいろな種類を練習されたのですか?
そうですね。そういうのも意識してやりました。でも、今日の試合展開で予想していたのは、ある程度相手を押し込む形からコンビネーションで、3人目だったり、ワンツーだったり、深いところをえぐって、という展開ができるんじゃないかと思っていたんですけど、新潟さんの守備が非常に良かったので、それができませんでした。だから、チャンスが多くできなかったというのはあると思います。

--永木 亮太選手を先発に入れることでどんなことができる、生まれると期待されて出したのでしょうか?それがどういうふうに実現されたでしょうか?
彼を入れたのは、守備のところでのアグレッシブさがあるということ。相手のレオ シルバ選手のように自分1人で(ボールを)奪いに行ける能力が高いので、その辺を期待して入れました。あと、攻撃面でも非常に視野が広くて、周りの選手を良いタイミングで使うことができるので、その辺も期待して入れました。今日は90分試合に出てもらって、思っていたところのパフォーマンスは見せてくれたと思いますが、彼はもっともっと高い能力を持っていると思うので。その辺は、後半も終わり(86分)に入ってきた(小笠原)満男が、ああいうタイミングで入って何回もボールを奪ったり、つなぎの部分で絡んできたりとか、そういうところに近い形でのパフォーマンスを永木自身もできると思うので、もっともっと求めていきたいと思いますし、その能力は確実にあると思います。

1stステージ 第10節
2016年5月4日(水)16:04KO カシマ

[ 西 大伍 ]
(新潟は古巣ということで)まだ僕を応援してくれる人も新潟にはいると思うので、しっかりしたプレーを見せたかった。元気な姿を見せられて良かったかなと思います。前の選手には「こうやって(得点を)決めるんだよ」と示せた。左にいると、右足でシュートを打てるというのはあります。

[ 永木 亮太 ]
(鹿島に加入後)リーグで90分間出られたのは初めてだったので、まずは勝点3を得られたことが本当にうれしいです。あの失点した前後10分くらいは相手のペースだったと思います。後半は、特に立ち上がりから相手も前から来ていたし、そこで後手後手になってしまったところはあるんですけど、あの流れで失点してしまってから立て直したことが良かったと思います。

--自分自身の評価としては?
前半は球際にしっかり行けていた。後半はちょっと後手後手になっちゃって行きづらくなって、そこでボールを奪うということはできなくなっちゃったんですけど、90分間通して自分の持ち味はすごく出せたかなと思いますし、1点目のところも自分から起点になれて得点につながったところがあるので、良かったんじゃないかと思います。

[ 昌子 源 ]
(失点場面は)(柴崎)岳がブロックされたので、マークを替わりたくなかったのですが、入れ替わったところでやられてしまった。あそこは僕と岳のミスだと思います。その後、できるだけマークは入れ替わりたくないことを岳にも伝えました。それまではずっと(増田)繁人に付いていたのですが、あの場面だけは酒井(宣福)選手がフリーで入っていったので、替わりました。あそこでマークを入れ替えなければ、結果的にはやられなかったかもしれませんが、もし酒井選手に合わされていたら……と思うと難しい。ブロックされない守り方を含めて考えたいです。

鹿島、苦しみながらも優勝戦線に踏みとどまる
ここ最近、結果を得られていないチーム同士の対戦は重苦しい展開だった。身長195センチと高さのある指宿 洋史の頭をターゲットにシンプルな攻撃を仕掛ける新潟に対し、鹿島はパスをつないで押し込もうとするが、サイドチェンジのパスなどが乱れてしまう。鹿島の石井 正忠監督も「ある程度相手を押し込む形からコンビネーションで、3人目だったり、ワンツーだったり、深いところをえぐって、という展開ができるんじゃないかと思っていた」と試合後に明かしたが、そうした展開にはなかなか持ち込むことができなかった。

しかし、激しいぶつかり合いが見られた中盤の攻防の中で一瞬のひらめきが勝負を分ける。22分、永木 亮太と柴崎 岳が中盤でボールを奪うと、中村 充孝が背後から激しいプレッシャーを受けながらボールを落として永木につなげる。前を向いた状態で中盤を抜け出した永木が、右サイドのスペースに丁寧なパスを送ると、走り込んだ金崎 夢生がゴール前に折り返す。フリーで待っていたのは今季リーグ戦初先発だったジネイ。電光石火の速攻からきれいに新潟の守備を崩し、鹿島が先制点を奪った。

この2試合、得点を奪えていなかった鹿島にとっては待望のゴール。これで一気に勢いがつくかと思われたが、リーグ戦で4試合勝利から遠ざかっている新潟の闘志は消えなかった。ハーフタイムでもう一度気持ちを新たにすると、後半開始からアグレッシブにボールに襲い掛かる。前半は何度か起点を作られていた鹿島の金崎、ジネイの2トップに対して大野 和成、増田 繁人の両センターバックが奮戦。ボールキープを容易に許さず、次第に鹿島をゴール前にくぎ付けにしていった。すると、66分に左CKから増田 繁人が打点の高いヘディングシュートを見せて同点に追い付く。曽ヶ端 準が伸ばした手よりも一瞬早く頭でとらえたシュートは、遠藤 康が必死にかき出したのも間に合わず、ゴールラインを割っていた。

57分に山崎 亮平を投入して2トップにしていた新潟は「もう一発行こう」という吉田 達磨監督の指示の下、78分にボランチに小林 裕紀を入れてさらに勝越し点を狙いにいく。しかし、その直後に試合を動かしたのは鹿島だった。

79分、柴崎へのプレッシャーが一瞬だけ緩くなると、鹿島の10番はゴール前にパスを送る。ゴール前にいた金崎がこれをスルー。その背後にいた西 大伍が落ち着いてシュートを放つと、コントロールされたボールが新潟のゴールに吸い込まれて、これが決勝点。鹿島が3試合ぶりの勝利を挙げた。

苦しみながらも優勝戦線に踏みとどまる勝点3を手にした鹿島。悪いながらも勝利を得られた結果に、石井監督も「今日はあまり良くなかった内容でしたが、勝ち切れたのは非常に良かったと思います」と評価した。

対する新潟は、勝負に出たところで勝点を落としてしまった。しかし、監督も選手も下を向いていない。「全く下を向くつもりもない」という吉田監督はもちろんのこと、中盤で変わらぬ存在感を見せたレオ シルバも「これから勝ちを続けていくための準備の段階に、今はすごく近づいてきていると思います」と話した。この試合を、今後も続く上位陣との対戦に生かしていきたい。

[ 文:田中 滋 ]

【鹿島 vs 新潟】ジネイの今季初ゴールで先制!
2016年5月4日(水)



2試合勝ちのない鹿島は22分、右サイドを突破した金崎夢生のグラウンダーのクロスにジネイが合わせゴール。ジネイはこれが今季初ゴールとなった。

【鹿島 vs 新潟】華麗な連携から西の決勝ゴール!
2016年5月4日(水)



同点に追いつかれた鹿島だったが、79分に柴崎岳のグラウンダーのクロスを金崎夢生がスルー、これをペナルティエリア中央で待ち構えていた西大伍が右隅にシュート。これが決勝点となり鹿島は勝点3を手に入れた。

「分かっていたと思う」柴崎、金崎、西の連携で決勝点!鹿島が3戦ぶり勝ち点3
16/5/4 18:16

[5.4 J1第1ステージ第10節 鹿島2-1新潟 カシマ]

 鹿島アントラーズがホームでアルビレックス新潟を2-1で下した。鹿島は3試合ぶりの勝ち点3。前節引き分けで連敗を止めていた新潟は、ここ5戦で4敗目を喫してしまった。

 MF柴崎岳、FW金崎夢生、そしてDF西大伍の考えが一致した決勝点となった。鹿島は1-1で迎えた後半34分、右サイドでボールを持った柴崎が、グラウンダーのパスをゴール前に出す。ゴール前には金崎と西がいたが、前にいた金崎はスルー。後ろにいた西が右足を振り抜き、ゴール右隅に決めて見せた。

 ゴールについては「ちょっと予感はしていた」とはにかんだ西は、「たぶん、岳も夢生と僕が見えていて、2人の関係性でスルーというのは分かっていたと思う」と胸を張った。

 鹿島の先制点は前半22分、MF永木亮太のスルーパスに反応した金崎のクロスをFWジネイが蹴り込み、試合を優位に進める。しかし後半22分にCKをDF増田繁人に高い打点で合わされて同点弾を浴びた。ゲームキャプテンも務めた西は「追いつかれたときにいい流れで出来なかった」と分析。「90分通して自分たちの流れでやることが必要。まだまだです」と反省を促した。

鹿島、ジネイ&西の今季初弾で3戦ぶりの勝利…新潟は5戦白星なし
 2016明治安田生命J1リーグ・ファーストステージ第10節が4日に行われ、鹿島アントラーズとアルビレックス新潟が対戦した。

 ここ2試合無得点が続く鹿島が、ホームに4試合白星がない新潟を迎えての一戦となった。。鹿島は、前節の大宮アルディージャ戦からスタメンを3名変更。小笠原満男、カイオ、土居聖真がベンチスタートで、永木亮太、中村充孝、ジネイがスタメン入りした。対して新潟は、前節のヴァンフォーレ甲府戦で負傷したラファエル・シルバが欠場。サンフレッチェ広島から期限付き移籍をしている野津田岳人や、レオ・シルバ、田中達也らが先発メンバーに名を連ねた。

 試合は22分に鹿島の先制で動く。永木からのパスに反応した金崎夢生が、エリア内右に抜け出して中央へ折り返す。そこに走り込んでいたフリーのジネイが右足で流し込んで、ゴールネットを揺らした。ジネイの今季初ゴールで鹿島が1点リードで前半を折り返す。

 後半に入って46分、鹿島は西大伍がエリア手前中央で右足を振り抜くが、シュートはわずかに枠の右に外れた。新潟は57分にを田中を下げて山崎亮平を投入。鹿島は60分にジネイを下げて土居聖真を、65分に中村に代えてカイオを送り出す。直後の66分、新潟が試合を振り出しに戻す。左CKから加藤大が中央へボールを送ると、中央で増田繁人が頭で合わせる。シュートはカバーに入った遠藤康が蹴り出すが、ラインを割っており、ゴールの判定となった。

 同点とした新潟は78分、酒井宣福を下げて小林裕紀を投入。だが直後の79分、鹿島が勝ち越しに成功する。右サイドの柴崎岳が中央へ鋭いグラウンダーのパスを供給。エリア内中央の金崎がスルーすると、後にいた西がダイレクトで右足を振り抜き、ゴール右隅に決めた。西は今季初ゴールでとなった。

 再びリードを許した新潟は81分、野津田を下げて伊藤優汰を入れる。鹿島も86分に遠藤に代えて小笠原を送り出した。試合はこのまま終了し、鹿島が2-1で3試合ぶりの勝利。一方の新潟は、5試合白星から遠ざかる結果となった。

 鹿島は次節、8日に敵地でジュビロ磐田と対戦。新潟は同日にG大阪をホームに迎える。

【スコア】
鹿島アントラーズ 2-1 アルビレックス新潟

【得点者】
1-0 22分 ジネイ(鹿島)
1-1 66分 増田繁人(新潟)
2-1 79分 西大伍(鹿島)

【J1】柴崎のパスから西が決勝点!鹿島が新潟を下し、3位をキープ
サッカーダイジェストWeb編集部
2016年05月04日


ゲームキャプテンが古巣相手に今季初ゴール。


西が古巣相手に決勝点。右足のインサイドで丁寧にコントロールしたシュートでネットを揺らした。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

 J1リーグは5月4日、第1ステージ10節の7試合を開催。県立カシマサッカースタジアムで行なわれた鹿島対新潟は、2-1で鹿島が勝利した。

 ここ2試合勝ち星がなかったホームチームは、22分の最初のシュートがゴールに結びつく。

 中盤でボールを奪うとカウンターを発動。永木が前線にスルーパスを送り、これを受けた金崎がグラウンダーのクロスを入れると、中央のジネイが難なく押し込んだ。

 鹿島は1-0で迎えた後半の66分に、新潟の増田に同点弾をねじ込まれたが、79分にゲームキャプテンが決勝点を叩き込む。

 サイドチェンジから柴崎がグラウンダーのクロスを送り、金崎がスルーしたボールを西が右足でコントロールショット。古巣に恩返し弾を見舞った背番号22の今季初ゴールで、新潟を2-1で下した。

 鹿島は、これで3試合ぶりの勝利。殊勲の西は「やっぱり追いつかれた時に良い流れでできなかったので、90分間通して僕たちの流れでやることが必要ですね。まだまだです」と謙遜したが、手応えのある内容で勝点3を重ね、2位の川崎に勝点差1と迫った。

 一方、15位の新潟は、直近のリーグ戦5試合で1分4敗。無失点試合が一度もなく、なおかつエースのR・シルバが負傷離脱中と苦境に陥っている。



チンチロリン


自身のゴールでの勝利に饒舌軽やかな西である。
「90分通して、自分たちのリズムで出来なかった」とこの試合についてバッサリ切る。
常に主導権を握ることは難しいにせよ、相手のリズムでやられ、セットプレイから失点を喫したことは、褒められるものではない。
また、朝から予感があったという得点に関しては「前の選手には「こうやって(得点を)決めるんだよ」」と手厳しい。
前節・前々節と零封に抑えられた攻撃陣へ檄を飛ばす。
キャプテンを任され、西の風格が伝わってくる。
それから、石井監督が「勝ち点3を拾ったという印象」と締めるように、内容に関しては褒められぬ。
これをどこまで改善できるのかについて注目となろう。
過密日程の次節・ジュビロ戦が楽しみである。


チンチロリン

岡山・豊川、前半5分で代えられると思った

2016年05月04日 | Weblog
「5分で代えられると思った」痛恨ミスも…岡山FW豊川、1G1Aで指揮官に恩返し
16/5/3 18:39



[5.3 J2第11節 横浜FC 0-2 岡山 日産ス]

 チャンスはいきなりやってきた――。第6節東京V戦以来、5試合ぶりの先発出場を果たしたファジアーノ岡山FW豊川雄太は「目に見える結果がすべてだと思っていた」と並々ならぬ思いを持って試合に臨んでいた。すると、開始わずか3分で豊川に決定機がもたらされる。

 センターサークル付近でボールを受けたMF伊藤大介が前を向くと、豊川が一気に最終ラインの裏に抜け出そうとする。伊藤から送られた鋭いスルーパスで一気に抜け出し、GK渋谷飛翔との1対1を迎えたものの、右足で放ったシュートはゴール左へと大きく外れてしまった。

「気合いが入っていたけど、入り過ぎての開始早々のミス。決まれば良かったけど、予想外に変なところに飛んでしまった。前半5分で代えられると思った」と苦笑するしかなかった。しかし、以前だったら決定機逸を引きずることもあったが、「気持ちを切り替えられた」とその後も精力的にゴールを狙う。

 するとスコアレスのまま迎えた後半21分、後方から送られたボールをトラップで浮かして相手DFを一気に振り切ると、右サイドからのグラウンダーのクロスでFW赤嶺真吾の先制点をアシスト。さらに同44分にはDF澤口雅彦のパスを受けると左足で強烈なシュートを突き刺してダメ押しゴールを奪う。後半アディショナルタイムにベンチに下がることになったが、1ゴール1アシストの活躍でチームに3試合ぶりの白星をもたらした。

 今季、鹿島から期限付き移籍で岡山に加入。開幕戦ではスタメンを飾ったものの、その後の出場機会は第6節東京V戦の先発出場を除き、すべてが途中出場だった。先発出場できない状況に当然悔しさはあったが、必ずと言っていいほどピッチに送り出してくれる長澤徹監督の期待に応えられないことが何よりも歯がゆかった。「本当に悔しくて、監督に申し訳ないという気持ちがずっとあった」。

 これまで先発した2試合はともに後半12分に交代しており、この日も「あそこ(点を取る時間)までピッチにいるとは思っていなかった」ようだ。しかし、「代えらないとういうのは、監督に『点を取れ』という思いがあったのかもしれない」と指揮官の思いに応えるかのように、ダメ押しゴールを叩き込んだ。「使ってくれた監督に本当に感謝したい」と指揮官に少しでも恩返しできたことに笑顔を見せた。

(取材・文 折戸岳彦)



チンチロリン


先発出場した岡山の豊川である。
1G1Aで得点全てに絡み、完封勝利に大貢献した。
試合開始早々にGKとの1対1を外すという大失態を演じたものの、気持ちを切り替えて結果を残したとのこと。
チャンスに絡むのは、豊川の持つ才能の一つ。
これからも、岡山の攻撃を引っ張り、活躍するのだ。
楽しみにしておる。


チンチロリン

鹿島の強さの秘密を知りたければ、小笠原のプレーを見よ

2016年05月04日 | Weblog
チームの中心軸。鹿島のサッカーは小笠原満男を見ていればわかる
2016.05.03
浅田真樹●文 text by Asada Masaki 佐野美樹●撮影 photo by Sano Miki


 いよいよリオデジャネイロ五輪開幕まで、あと3カ月ほどに迫った。4月には組み合わせも決まり、これからはメンバー選考の行方に注目が集まる。
 要するに、23歳以下の若い選手に目が向きがちだ。
 だが、今季のJ1を見ていると、ベテランが非常に元気だ。好調なチームを支える、彼らの充実ぶりが目につく。

 そんな選手のひとりが、鹿島アントラーズの小笠原満男である。


地味なプレーを繰り返しながらも、チームの重要な役割を担っている小笠原満男

 現在、J1ファーストステージで3位につける鹿島の持ち味は、高い位置からの果敢なディフェンス。中盤から前で積極的にプレスを仕掛け、ボールを奪って攻め、奪われてもまたすぐに高い位置から奪い返しにいく。そうした激しいプレーの連続が鹿島の強さの源だ。
 4月30日に行なわれたJ1ファーストステージ第9節の大宮アルディージャ戦後には、鹿島の石井正忠監督がこんなことを話している。
「立ち上がりから、自分たちの好守にわたってアグレッシブな形が出せた。前からプレッシャーをかけて相手ボールを奪う。奪ったあとはいろんな形でゴールに向かうというところは、90分間出せたと思う」
 指揮官が語る「前からのプレッシャー」の中心にいたのが、小笠原だった。キャプテンマークを左腕に巻く背番号40は、相手の攻撃の芽を摘むという点で抜群の冴えを見せた。

 攻撃から守備への切り替えで重要なのは、1本目のパスをいかに防ぐか、だ。1本目のパスをうまくフリーの選手に出されてしまうと、一気にカウンターにつなげられる危険性がある。裏を返すと、最初のパスを出させることなく囲い込んでしまえば、すぐに奪い返すことができる。

 そうした原則がある中、ボールを奪った大宮の選手がパスをつなごうとしても、すぐにプレスをかけにいく。あるいは、パスが出そうな選手に寄せていく。小笠原はそれらの対応の速さで群を抜いていた。

 しかも対応が速いだけでなく、狙いを定めたボールに対しては激しく体を寄せていく強さもあった。一見地味にも見えるこうした役割を、90分間集中力を切らすことなく、小笠原は忠実に果たし続けた。

 実際、小笠原のボール奪取からチャンスが生まれたシーンは何度もあった。あるいは、パスが出そうな選手のところへ小笠原が素早く寄せたために、相手選手がパスを出せなくなったシーンもあった。特に大宮の攻撃の中心であるMF家長昭博から何度もボールを奪い取ったことは、相手の戦意を削ぐという点でも効果的だった。

 また、メンタル的な部分でチームを支えられるのも、こうしたベテラン選手ならでは、だろう。

 大宮戦でも主審の判定にイライラを募らせていたMFカイオが、執拗に主審に対して文句を言う場面があった。そんなとき、22歳の血気盛んなブラジル人アタッカーに歩み寄り、なだめていたのは小笠原だった。もし小笠原の配慮がなければ、カイオには間違いなくイエローカードが出ていたはずだ。

 こうした行動も含め、試合の趨勢(すうせい)を決めていたのは、小笠原の「機を見るに敏」なプレーだったと言ってもいい。

 鹿島は20代前半の若い選手が多い。彼らは高い能力を備える一方で、経験豊富とは言い難い。それだけにひとつリズムが狂うと、全体のバランスを崩してしまう危険性をはらむ。

 裏を返せば、小笠原のような選手が中心軸となって定まってさえいれば、あとは精巧なコマのごとく、いつまでもチーム全体が高速で回り続けるということだ。鹿島が見せる「攻守にわたってアグレッシブな形」の中心にいるのが、小笠原であることは間違いない。

 大宮戦での鹿島は数多くのチャンスを生かせず、スコアレスドローに終わった。前節の柏レイソル戦(0-2)に続いて勝利を逃し、首位・浦和レッズとの勝ち点差を5に広げられた。

“鹿島ゴマ”はわずかに回転速度を緩めてしまっているのかもしれないが、しかし、決して中心軸はブレていない。背番号40の動きを追っていれば、鹿島がどんな戦い方をしようとしているのかが見えてくるとさえ言える。

 鹿島の強さの秘密を知りたければ、小笠原のプレーを見よ、ということだ。



チンチロリン


小笠原満男に注目するSportivaの浅田氏である。
「指揮官が語る「前からのプレッシャー」の中心にいたのが、小笠原だった」と述べる。
そして、大宮戦に於ける、満男のプレイ、精神的な支柱を強く伝えておる。
鹿島は小笠原満男が中心となったチームであることは否めぬところ。
グンと若くなった今年の鹿島は特にそうであろう。
また、満男と共にタイトルをという気持ちも強い。
小笠原満男、衰えを知らぬこのフットボーラーの力を目の当たりに出来る幸せを噛みしめたい。


チンチロリン

特別指定選手・小池裕太くん、楽しんでやりたい

2016年05月04日 | Weblog
特別指定の小池が2度目の練習参加 流通経大2年
○…J1鹿島の特別指定選手に登録されているDF小池裕太(流通経大2年)が、2日から鹿島の練習に参加している。今季開幕前の宮崎合宿に続き2度目の練習参加で、特別指定選手になってからは初めて。「あまりできない経験。楽しんでやりたい」と話した。

大学では左サイドバックや守備的MFをこなす左利きの選手。現在、鹿島の左サイドバックはレギュラーの山本が負傷しており手薄な状態で、2日の紅白戦では主力組でもプレーした。今回の練習参加は5日までと短期間だが、「来たからには試合に絡みたい」と意気込んだ。



チンチロリン


練習に参加した特別指定選手の小池裕太くんである。
やっと初練習と相成った。
脩斗の負傷にて、手薄となっておる左SBの救世主として期待が高まる。
紅白戦の2本目では主力組に入っており、新潟戦ではベンチ入りの可能性もあろう。
戦術理解を深め、チームの力となって欲しい。
楽しみにしておる。


チンチロリン

永木、中盤で(ボールを)奪えば、得点のチャンスが増える

2016年05月04日 | Weblog
今節の顔 MF 永木亮太
激しい守備で中盤支配

第7節の湘南戦以来、3試合ぶりの先発出場が有力だ。「2試合勝てていないので、しっかり勝てるようにしたい」と闘志がみなぎる。

激しい守備でボールを奪い取り、素早く攻撃につなげる守備的MF。湘南戦は2得点に絡んだ。だが、先発定着には至っていない。「悔しい気持ちはある」と本音を漏らす一方で、「一喜一憂せず、いつかはスタメンを取れる」と前を向く。新潟戦では「中盤で(ボールを)奪えば、得点のチャンスが増える」と持ち味を発揮し、得点力不足にあえぐチームを救う。



チンチロリン


今節の顔として報じられる永木である。
3試合ぶりの先発が予想されており、勝利への貢献が期待される。
中盤にてボール奪取し、ゴールに繫げるのだ。
大いに名を上げ、レギュラーへ前進せよ。
永木の活躍を楽しみにしておる。


チンチロリン

アツとジネイに期待

2016年05月04日 | Weblog
鹿島、攻撃陣奮起を J1、新潟戦
明治安田J1第1ステージ第10節第1日は4日、各地で7試合を行い、鹿島はカシマスタジアムで新潟と対戦する。キックオフは午後4時。2戦連続で無得点の鹿島は、攻撃陣の組み合わせを替えて臨む。出番に飢えている選手たちの奮起に期待がかかる。通算成績は5勝2分け2敗、勝ち点17で3位。

鹿島は前節の大宮戦で15本のシュートを放ったが、ゴールにつながらなかった。4試合ぶりに先発が濃厚な中村は「みんなが点を取りたい気持ちが強すぎた」と攻撃陣の焦りを指摘する。得点力不足の解消は「最後の精度にこだわる」と話す攻撃的MFの動きが足掛かりになりそうだ。

前節はCKも7本得たが生かせなかった。今季はまだセットプレーからの得点がなく、試合前2日間にわたってセットプレーを入念に確認した。その中で存在感を見せたのは、リーグ戦で今季初先発を狙うジネイ。長身を生かし、ボールに触る回数が多かった。キッカーを務める遠藤は「(ジネイは)競り合いがうまく、いいボールを上げれば決めてくれるはず」と信頼する。

新潟は直近のリーグ戦4試合で白星がなく15位に沈む。鹿島はいつも通り、球際で当たり勝てば怖くない相手だ。3試合ぶりのゴールは「がむしゃらに取る」(遠藤)姿勢を貫けば、決して遠くない。   (藤崎徹)



チンチロリン


大宮戦の反省を口にするアツである。
今日の新潟戦では「最後の精度にこだわる」と口にする。
チェルシーvsトッテナム戦のアザールがゴールが如く、右隅に巻いて決めるシュートを期待したい。
また、セットプレイ練習にて存在感を魅せたジネイにも注目と言えよう。
今季、リーグ戦ではセットプレイからのゴールはない。
この状況を打破するためにも、キッカーのヤス、合わせるジネイと息の合ったところを見せて欲しいところ。
巧いシュートであろうが、セットプレイであろうが、泥臭かろうが、勝利に導くゴールが欲しい。
先発に名を連ねると予想されるアツとジネイの活躍に期待大である。


チンチロリン

ケルン・大迫、この状況は僕にとっては厳しいですね

2016年05月03日 | Weblog
不慣れなポジションに苦悩する大迫勇也


4月29日に地元メディアのガイスブログ.ケルンでは、大迫 勇也とのインタビューを掲載。「数週間前には40度の熱があって辛かったです。それから体調を戻すのに、少し時間が必要でしたね」という大迫は、現状について「体調は良いです。全力で打ち込んでいきます。と語った。

そしてマインツ戦ではヨイッチと共に、チームを活性化させることに成功。続くダルムシュタット戦での先発出場を勝ち取りり「チームがその前に勝ちきれていないという状況で、自分のパフォーマンスを発揮して助けとなり、2勝飾れたことは嬉しいです」と喜びを見せている。

ただしそのダルムシュタット戦では至近距離でのチャンスを活かせておらず、「難しいボールでしたが、でももちろんあの場面では得点を決めなくてはいけなかった、それは確かですよ」と反省。

特に今シーズンは開幕から得点に遠ざかり、ファンから批判を浴びる結果にもなったが、得点という点で評価されるFWとして大迫はこれを受け入れており、ファンからの影響に不安などを感じることなく「自分のプレーに集中しています。それで影響を受けるようでは、サッカー選手になるべきではありませんよ。それもつきものですから」との考えを示した。

また得点から遠ざかっている理由については、「今季はトップ下やウィングでプレー」することでPAまでの距離が生まれたことにあるとみており、トップを主戦場としてきた大迫だが現状を打開するため「もっとイニシアチブをとって中に入り、得点やアシストのチャンスになるようなスペースを見出さなくてはなりません」と課題も。

さらにこのポジションによる影響は、現在代表から遠ざかっていることにも関連しているともみており、「監督は僕のことをFWだと見ていますが、僕はケルンでMFとしてプレーしている。この状況は僕にとっては厳しいですね、日本代表にはいい攻撃的MFがたくさんいますから」と述べている。

一方でケルンの監督シュテーガー氏については、「話すときは常にポジティブで助けとなります。それに僕のことをFWとしてみている」とのことだが、それと同時に「ここではトップ下として必要なんだ」とも要求されており、「僕は与えられたポジションで、できる限り期待に応えられるようにプレーします」とコメント。

ケルンとの契約は来シーズンが最終年度であり、同メディアから移籍の考えを問われた大迫は「まだ契約があと1年残っていますし、今はケルンのためにプレーして、成功を収めていくことだけを考えています。ケルンでの生活は問題ありません。ただ時々日本が恋しくなることはありますけどね。火曜日には長澤和輝と電話で話しました」と答え、今夏アイデアとして浮上したケルンの日本ツアーが見送られたことについて「残念」としながらも、クラブでの飛躍しての凱旋を期し「来季はいいシーズンにしたい」と意気込みをみせた。

今季前半戦では先発の一角を担った大迫だったが、開幕戦以来得点から遠ざかり、後半戦ではわずか4試合の先発出場。前節のアウグスブルク戦ではハーフタイムで交代を告げられている。(kicker採点: 3.75)



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ゴールが遠ざかっておるケルンの大迫である。
トップ下やウィングにて起用されており、得意のポジションとはいいがたい。
これでは、周囲の評価も上がらぬというもの。
ここに甘んじて良いものであろうか。
大迫本人は、「僕は与えられたポジションで、できる限り期待に応えられるようにプレイします」とコメントしており、前向きである。
とはいえ、内心は思うところもあろう。
ケルンとはあと1年の契約とのこと。
違約金のことも含め、考えても良いやも知れぬ。
大迫に注目である。


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永木、スタメンで出るようならしっかり勝てるようにしたいです

2016年05月03日 | Weblog
【鹿島 vs 新潟】 ウォーミングアップコラム:レオ・シルバとの激突を心待ちにする永木亮太
2016年5月3日(火)

「ウォーミングアップコラム」は、試合に向けてのワクワク感を高める新企画。ホームクラブの担当ライターが、いろんな視点から、いろんなテイストでみなさんに情報をお届けします!
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中3日の3連戦ということもあってか紅白戦主力組のボランチに入ったのは、小笠原満男ではなく永木亮太だった。永木にとっては古巣との対戦だった湘南ベルマーレ戦以来となる3試合ぶりの先発機会。
「いつスタメンで出てもいいように準備はできています。湘南戦以降、スタメンで出ていませんがコンディションも上がってきています。いまは2試合勝ててない状況が続いているので、スタメンで出るようならしっかり勝てるようにしたいです」
そう言って試合に向けて気持ちを高めていた。

この2試合、チームは無得点が続いている。ゴールがなければ勝利は遠のくのは当然のこと。得られた勝点もわずかに1。肩を並べていたはずの浦和レッズや川崎フロンターレに引き離され、残り8試合はすべて勝たなければ厳しいくらいの状況に追い込まれた。そのなかで、石井正忠監督はキャプテンの小笠原ではなく永木をピッチに送りだす。
永木もその意気を感じつつ、チームが置かれた状況のなかで、自分に何が求められているのか明確にイメージしていた。
「この2試合は勝てていないのでフィニッシュのところは集中してやらないといけない。また後ろはしっかり守れているので、僕が入ったとしてもそれが継続できるようにしたい。前節の試合を見ていても、相手にやられる気がしなかった。守備の意識の高さもよくなって来ているので、そこはぶれずにいきたい。僕がもっと中盤で奪えればチャンスも増えると思う」

ただし、相手の中盤にいるのはレオ・シルバだ。そのスタイルは永木と同じ。驚異的な運動量とボール奪取力を備え、いつも鹿島の試合では決定的なチャンスを潰されてきた。そして、永木にとっても特別な存在の一人だという。
「好きな選手の一人ですし、奪う技術がすごい高いので映像を何度も見させてもらった。90分耐えず動けているし、前にも行けて後ろにも下がれるのは自分の良さでもある。そこでは負けたくないです」
 
中盤で激しくぶつかり合う2人の姿が目に浮かぶ。そのどちらが優位に立つかが、試合の形勢も左右するだろう。

文:田中滋(鹿島担当)

明治安田生命J1リーグ 1st 第10節
5月4日(水)16:00KO カシマ
鹿島アントラーズ vs アルビレックス新潟



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永木について伝えるJ’sGOALの田中滋氏である。
永木自身「いつスタメンで出てもいいように準備はできています」と言う。
非常に頼もしい。
対峙するであろう新潟のレオ・シルバに対して敬意を払いつつも負けてはならぬところ。
永木の躍動にて、勝利を掴み取る。
楽しみである。


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岳の運動量に期待

2016年05月03日 | Weblog
新潟戦前日練習


選手たちは戦術練習やセットプレーの確認などで最終調整をしました。



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新潟戦に向けた前日練習に勤しむ優磨、岳、ブエノである。
雰囲気の良さが伝わってくる。
岳の運動量とパスにて勝利を我が手に掴みたいところ。
楽しみな一戦である。


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鹿島――自分たちの力を信じて、ブレずに戦うことが重要

2016年05月03日 | Weblog
【J1展望】1stステージ・10節|鹿島-新潟|久々の勝利を引き寄せるのは、“ターンオーバー”か“頼もしい男”か
サッカーダイジェスト編集部
2016年05月03日


鹿島――自分たちの力を信じて、ブレずに戦うことが重要。ターンオーバーで3試合ぶりの勝利を目指す。


故障者/鹿島=山本 新潟=鈴木、松原、イム・ユファン、R・シルバ
出場停止/鹿島=なし 新潟=なし


J1リーグ1stステージ・10節
鹿島アントラーズ-アルビレックス新潟
5月4日(水)/16:00/県立カシマサッカースタジアム

鹿島アントラーズ
1stステージ成績(9節終了時):3位 勝点17 5勝2分2敗 12得点・5失点

【最新チーム事情】
●内田篤人(シャルケ)が2日から鹿島クラブハウスでリハビリを行なうことになった。来季開幕の復帰を目指し、練習の強度を上げていく。早速、小笠原ら元同僚から「まずは日を浴びることから始めろ」とすっかり色白になった肌をからかわれたが、内田の練習参加で連戦を戦うチームの雰囲気は確実に明るくなった。
●負傷中の山本に代わり、前節・大宮戦から先発のチャンスを与えられている伊東。大宮戦では「まだまだレギュラーで出られるレベルではない」と反省ばかりを口にしたが、新潟戦に向けてすでに気持ちの切り替えはできている模様。クロスの質や精度では西や山本に分があるが、持ち前の運動量ではふたりの上を行くだけに、違った形でチームの勝利に貢献する。
●チャンスを作りながら、ゴールが決まらない。内容は良くても、勝ち切れない。こういう試合が続くと選手もイライラが募るもの。そこで昌子は「みんながイライラを表に出すと、余計に良くない。そういう時は、すぐに目線を次のプレーに向けることを意識している。外した選手になにか言うのではなくてね」と言う。実践しているサッカーには手応えを得ているだけに、結果が出ることを信じて、前進するしかない。

【担当記者の視点】
 前々節の柏戦を0-2で落とし、前節の大宮戦はスコアレスドロー。ここ2試合、勝利から見放されており、難しい状況が続いている。

 もっとも、チームの雰囲気は悪くない。前日練習のゲーム形式のメニューでは、金崎が大きな声を出してパスを要求し、ゴールを決めた場面では、練習場に詰めかけた多くのサポーターも、どよめきとともに拍手を送る。流れを変える次の勝利に向けて、選手たちは前を向いてトレーニングに励んでいた。

 連戦のなか、今節は小笠原やカイオを控えに回すなど、ターンオーバーを実施する予定。久々の先発となる永木、中村がどれだけインパクトのある活躍を見せ、勝利に貢献できるか。前節にフル出場した伊東も引き続き、先発に名を連ねそうで、これまでとは多少、顔ぶれが異なる編成で3試合ぶりの勝利を目指す。

 直近2試合で、勝てないなかでも確実にチャンスは作れている。自分たちの力を信じて、ブレずに戦うことが重要だろう。

新潟――パスワークからの崩しを、再度表現できるか。

J1リーグ1stステージ・10節
鹿島アントラーズ-アルビレックス新潟
5月4日(水)/16:00/県立カシマサッカースタジアム

アルビレックス新潟
1stステージ成績(9節終了時):15位 勝点8 2勝2分5敗 13得点・18失点

【最新チーム事情】
●前節は甲府に2度リードされながら追いつき、連敗を3で止める。
●甲府戦で股関節を痛めていた指宿がリーグ戦4試合ぶりに先発。
●コンディション不良で甲府戦を欠場した山崎がトレーニングに復帰。

【担当記者の視点】
 前節の甲府戦はセットプレーから2度リードされながらも追いつき、リーグ戦の連敗を3で止めた。特に2点目は、記録上はオウンゴールながら、加藤、野津田、指宿とゴール前の密集地帯でパスをつなぎ、最後は加藤がペナルティエリア内に走り込む崩しから生まれた。トレーニングで準備した形を試合で表現できたことに、チームは手応えを掴んでいる。

 また甲府戦では、股関節を痛めていた指宿がリーグ戦4試合ぶりに先発。不在の間、公式戦で4連敗していたチームに、頼もしい男が戻ってきた。

 コンディション不良で甲府戦を欠場した山崎も、翌日のトレーニングから復帰。大事に至る前の手当てが奏功し、鹿島戦に集中できている。甲府戦とはまったく違う展開になると理解する選手たちは、限られた時間のなかで最善の準備を進める。



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「チームの雰囲気は悪くない」と記すサッカーダイジェストのプレビューである。
前々日の紅白戦を取材しており、スタメン変更を示唆しておる。
満男の代わって永木、カイオに代えてアツの先発を予想する。
過密日程をどう乗り切るかが注目を集めておる。
永木もアツも、先発の経験があり、この起用に応えてくれよう。
1stステージの残り試合を全て勝利するため、気持ちを高めて挑みたい。
楽しみである。


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