山南ノート4【劇団夢桟敷】

山南ノート4冊目(2008.10.3~)
劇団夢桟敷の活動や個人のことなどのメモとして公開中。

大衆演劇に挑戦?

2012-01-10 23:25:37 | 企画2009~2015
■成和座


卓 草四朗さん(舞台監督&怪優)からの紹介で熊本県大津町にある手作り劇場(多目的ホール)を見てきた。オーナーの春山さんが2年間かけて作り上げた劇場である。通常は劇場の真向かいにあるリサイクルショップを経営している方です。
ここで「大衆演劇をしないか。」という提案を頂いた。
劇団夢桟敷が大衆演劇?・・・私たちはアングラ劇(あるいは「実験的小劇場」)と認知されている劇団である。
一方で公民館講座・子ども劇「キッズミュージカル」を2010年より開催しており、アングラ劇と言っても幅広くはなっている。これに「大衆演劇」が加わるとどうなるのだろう。
劇団員たちの反応はぼんやりしている。だが、私は面白いイメージが浮かんだ。
キッズの時もそうだったが、「何故、夢桟敷が?」「何なんだコレハ。」である。このハテナマークの反応が面白いのである。
今、卓 草四朗さんが台本を書いている。公演するとなれば劇場のこけら落としになり、話題作りにはもってこいという寸法。
3月30日-4月1日の河原町でのテント劇場(猫目アクト企画・夢桟敷はここで「阿部定」劇を公演する。)も話題になりそうだが、4月は連発で「大衆演劇」となるとスケジュールの調整がハードになる。・・・殺陣、着物所作、カツラ、日本舞踊、等々、今のところ一任されているがどうする、どうする。楽しい悲鳴ではある。
未だ案ではあるが、この路線で温泉地巡りも悪くはない。