串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

雪の竹田城-1

2013年02月27日 | 旅-関西

 2013.02.17  舞鶴自動車道の春日JCTから北近畿豊岡自動車道に乗って七釜温泉へ。

この北近畿豊岡自動車道、途中の逢坂トンネル以外は無料開放」されているし、最近、
八鹿氷ノ山インターまで延伸して、大阪から城崎や浜坂方面へ行くのに通行料金が
安くあがり、とても便利。

トンネルは多いが・・・。 

高速道路からでも入れる「道の駅 但馬のまほろば」、農産物コーナーも広くて
必ず立ち寄る道の駅で昼食。

↑、ねぎラー油ラーメン。

私好みの細い麺に、そう辛くもないラー油、あったまるなぁ。

 朝来(あさご)の特産品「岩津ねぎ」をたっぷり使ったあんかけうどん。

たいそうおいしかったらしい。

この岩津ネギ、日本三大ネギの一つ。

当然、下仁田ネギもその一つだろうが、他は・・・?

今が旬、農産物コーナーでもたくさん売られていて、私も2束買う。

緑の部分も柔らかくて、中からトロリと・・・。

雪の竹田城、全体像が見渡せる撮影スポットの藤和峠へ。

はるかかなた標高353.7mの古城山の山頂に、南北400mの城跡。

手持ちで、しかも望遠レンズも125mmとしょぼいカメラでは、きれいに写せない。

もう一方の撮影スポットである立雲峡は、但馬の吉野といわれる程の桜の名所らしい。

桜の頃は、この立雲峡から見てみたいものだ。

雪のない季節ならこの横の中腹駐車場まで車で来れるが、今は歩けば20分ほどかかる
下の「山城の郷」へ車を停め、そこから歩かなければいけない。

舗装された道路を歩く亀さんコースなら大手門まで徒歩15分。

現在地から直線に伸びたピンクの線は、急な登りのうさぎさんコースなのだが、
何故か看板から文字が消えている。

2011年5月に来た時は、書かれていたのに・・・。

「急勾配で危険なため通行止」になっていた。

これは積雪の時だけだろうか?

ひょっとしたら、1年中この道から登城できないのかも。

大手門コースで登城開始。

行く人、帰って来る人・・・。

日曜日だからだろうか?人が多いのに驚く。

有名になったものだ。

以前はここから登ったのだが、今日は出口になっている。

この道も城まではかなり急勾配だった。

下界を見れば播但線を列車が走って行く。

すぐそこに大手門という所で、JR竹田駅からの道と合流する。

JR竹田駅までわずか700mだが、近道の駅裏登山道は所要30分と結構辛い登りが続くようだ。

 

大手門に到着。

 


初めての沖縄-帰途に

2013年02月22日 | 旅-九州・沖縄

昼食を浜辺の茶屋で頂く。

この辺り一帯「草原(さちばる)の庭」という施設で、施設内に浜辺の茶屋や、
野菜たっぷりの自然食を味わえる山の茶屋があった。

山の茶屋で食事をして、浜辺の茶屋でコーヒーを頂く・・・、これが良かったかな。

 

海が見える窓際の席で海を眺めながらのランチ。 

旅の終わりになって初めてゆっくりした気分になった。

どうせならアチコチ見て回りたいという貧乏性のせわしない旅。

 引き潮だった。

「田芋の唐揚げ」を注文。

田イモは小芋と同じ種類なのかな?

田イモを揚げて、甘い蜜をからめてあり、まるで小芋版大学イモというような感じ。

しっかりと味がからみおいしい。

家に戻ってから小芋でやってみたが、ここで食べた味とは違うなぁ。

海ぶどうのグリーンサラダも一緒に。 

田イモの唐揚げにも、海ぶどうをトッピングした大根サラダが。

おいしかったし、雰囲気も良くて大満足。

ここは、又訪れたい。

最後にひめゆりの塔を見て初めての沖縄旅を締めくくる。

日本一早い桜を見るのが一番の目的だったが、災害で花が少なかったり、
既に終了、あるいはこれから・・・と、自然相手の桜、時期を合わすのは難しい。 

琉球石灰岩で作られた石畳や石垣は、美しく歴史を刻んでいた。

何人か話した人達も穏やかで優しい。

そんな人達が一番被害に遭った太平洋戦争の戦跡も見ていない。

首里城も見ていないし、那覇市内も歩いていない。

とうてい2泊3日ぐらいでは歩ききれない。

私には「言葉が通じる異国」に感じた沖縄、何度か足を運ぼう。


初めての沖縄-斎場御嶽

2013年02月21日 | 旅-九州・沖縄

 2013.1.30 斎場御嶽(せーふぁうたき)へ。

沖縄の言葉は方言らしいが、読み方も違うし、まるで外国語のように感じてしまう。

御嶽とは南西諸島に広く分布している聖地の総称で、斎場は、その最高位を示すものらしい。

大阪では斎場といえば葬儀場を言うのだが・・・。

「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の一部として世界遺産になっている。

 

 石畳の参道を歩き神域へ。

大庫理。

大広間や一番座という意味を持っていて、前に祈りの場がある。

寄満(ユインチ)といい、台所を意味している。

貿易の盛んであった当時の琉球では、世界中から交易品の集まる
「豊穣の満ち満ちた所」と解釈されています。 ・・・南城市のサイトから

斎場御嶽の紹介で必ず使われている「 三庫理(サングーイ)」。

ここを抜けると遥拝所に出て、海の向こうに久高島が望める。

初めての沖縄、不思議に思った事がたくさんある。

お墓が凄く立派。

ノロと呼ばれる祝女。
神職は男性が多いのに、沖縄ではほとんど女性?

こういう疑問に答えてもらうには、定期観光バスに乗るのもいいんじゃないかと思う。


初めての沖縄-垣花樋川

2013年02月19日 | 旅-九州・沖縄

 BSプレミアムの番組「日本縦断 こころ旅」で、火野正平さんが訪れていた垣花樋川
(かきのはなひーじゃー)。

タイミングよく、この旅の少し前に放送があり、それを見て是非行こうと決めていた。

テレビで見た同じ場所からアクセスする。

傾いた看板が目印。 

車が3台ほど停められる空き地があり、そこへ駐車したが、果たしてここに停めていいのかどうか?

石畳の道を下って行く。

かつて、女性達は水を汲んで、この坂道を歩いて上った。

途中、中休み石なるものがあり、ここで一息ついたのだろう。

伊豆見の石庭あたりでも見かけた小花がここにも咲いていて、目を楽しませてくれる。

突然、道の先に海が広がった。

緑に覆われた台地へ出た。

これだぁ・・・。

沖縄で唯一環境庁の「全国名水百選」に選ばれている。

 

他のサイトを見ていると、この龍がなく、パイプから流れ出ている写真を見る。

この龍は最近取り付けられたものなのだろうか?

飲んでみるが、冷たさはない。

味・・・?う~ん、味オンチですぅ。

 

流れ出た水はクレソン畑へ。

 沖縄の海が広がる。

 また、呼ばれているのかな?

レンタカーを返すまでにまだ行きたい所があるので、そうゆっくりもしていられない。

近くには↑の樋川もあるようだ。

 

 


カニ食べに

2013年02月18日 | 旅-関西

七釜温泉「あかね荘」へカニを食べに行って来ました。

じゅうじゅう、炭火焼きのカニ味噌。

往路、竹田城へ。

藤和峠から眺める竹田城。

全体像が分かります。

一番近い駐車場まで車で行く事は出来ません。

40分程歩いて、やっと城の入口大手門へ。

冬の日曜日なのに来る人が多くて驚きました。

有名になっているのですね。

詳しくは後日。


舞妓さん

2013年02月16日 | 非分類

大阪アベノの近鉄デパートで開催中の「大京都展」。

ちょっと欲しいものがあったので出かけて来ました。

舞妓さんが来ていて、踊りを舞ってくれるとか。

京都宮川町の冨久君さん。

かんざしは季節感あふれる梅。

狭いステージの上で3番舞ってくれました。

 

 

身に付けているものの中で一番高価なのは、ぼっちりという帯留という事。

帯もたいそう高価だと思うんだけど、この帯留の方が高いの。

目の保養をしてきました。

知らずに出かけたもので、コンデジで撮りました。

デジイチ構えて待っている人もいましたが・・・。

明日、浜坂の七釜温泉へ行って来ます。

 


初めての沖縄-首里の石畳

2013年02月15日 | 旅-九州・沖縄

 1月30日 今日は大阪へ帰る日。

ホテルをチェックアウトし、近くの首里城へ。

琉球舞踊が披露されていた。

鮮やかな朱色、南国の色だなぁ。

ここへ来る多くの人は首里城へと歩を進めるが、私は首里城へは行かず、石畳道へ。

 琉球石灰岩で造られた石畳道は、真珠道(まだまみち)と呼ばれ、琉球王朝時代には
首里城から那覇港方面に通じる道路だった。

金城町周辺に300m程残っていて、「日本の道百選」にも指定されている。

 

 
道の両側には赤瓦や立派な石垣を備えた家が建ち、高級住宅街というような感じがする。

三叉路に設けられた石敢當。

市中を徘徊する魔物は真っ直ぐにしか進めないので、三叉路に設けられた石敢當に
ぶち当たって砕け散り、家には侵入しない・・・との事で、滞在中あちこちで見かけた。

 

こちらは鮮やかな色の石に刻まれた石敢當。

石・・・?プラかもしれない。

 マンゴーだろうか?

時々雨が降り、坂の石畳は滑りやすい。

途中で立ち止まり、シャッターを切りたくなる渋い光景が続く。

石畳の途中に金城大樋川という水場がある。

岩盤の奥の水脈から2つの樋で水を引いたもので、水が貴重だった時代、生活用水として、
又、石畳道を行き来する人馬の咽喉の渇きを癒したとか。

今でも水は流れて来るのだろうか?

訪れた時には貯水池に水は全然なかった。

斜面の下方に位置するので、土留めは特に重要だっただろう。

三方の石垣はしっかりと組まれ、特に背後は4段に分けてがっちり積まれている。

水を汲みに大勢の人が、斜めの石畳を上り下りしただろう。

感慨深げに眺めていると、上からお決まりの言葉がかかる。

「まだかぁ、いつまで撮ってるんや、もう行くでぇ・・・。」

石畳はまだ下へ続くようだが、ここで切り上げて元の道に戻る。

おぉ~、シーサーとツーショット。

このシーサー、なかなかいい。

素焼きより釉薬のかかった壷屋がいいなぁ。

にゃんも高貴そう。

 車を停めた場所へ戻るには坂を上がらなくてはいけないが、同じ道なのに
下った時とは又違う眺めに出会う。

石畳の途中にある「真珠茶屋」でコーヒーを。

琉球ガラスのコップも、涼やかでいいなぁ。 

黒糖プリン、出来上がったばかりのアツアツを頂く。

黒糖を使っているのだろう生地も色濃く、トロリかかった黒蜜とよくマッチしておいしい。

テラスからは海が見渡せる、なかなかお洒落なお休み処だった。

石畳を歩くのに車を停めた民間の有料駐車場、雨が降りかけていたが傘を持っていない
私達に傘を持って行きなさいと勧めてくれた。

地元の人とは何人かとしか話していないが、どの方も優しく、人良しの沖縄だと思う。

首里城、玉城、識名園・・・見ていない。

次に来る時に残しておこう。

近くにある山城まんじゅうで、那覇の三大まんじゅうの一つ山城まんじゅうを買って帰る。

月桃(げっとう)というショウガ科の植物の葉で包まれ、いい香りがする。

熊本のいきなり団子に似ているが、黒砂糖を使っているだろう中のアンコは凄く薄味で、
私にはちょっと物足りない。


初めての沖縄-今帰仁城(2)

2013年02月14日 | 旅-九州・沖縄

 七五三の階段を上がり、大庭という広場へ。

七五三形式の階段とあるが、これは???

階段の横にはくわん草という、快眠効果もある沖縄伝統野菜が植えられている。

くわん草の事など私が知ってる訳がない。
ガイドさんが付いた観光客がいて、その周りをちょろちょろして盗み聞きしていた私。

ボランティアガイドさん2~3名おられて、無料でガイドをしてもらえるようだ。

お願いするべきだったなぁ。

 大庭という広場に出た。

火神の祠

仮設のような階段を下りながら目をみはる。

まるで万里の長城。

本物を見た事はないが・・・。

階段を下りた所から振り返ると・・・。

 

世界遺産の登録を目指して、地元の人を中心に、崩れていた石垣を一つ一つ石を積み上げて修復した・・・と、
いうガイドさんの話だった。

 

石垣越、眼下に海が広がる。

 

 

かつて女官部屋があった御内原から大隅を見る。

大隅からは馬の骨が大量に発掘され、武闘訓練の場だったらしい。

 大隅をパノラマ写真で。

さすがに沖縄屈指の名城といわれる今帰仁城、見ごたえがあった。

2000年に「琉球王国のグスク(城)及び関連遺産群」として世界遺産リストに登録された。

他には、座喜味城跡、勝連城跡、中城城跡、首里城跡、園比屋武御嶽石門、玉陵、識名園、斎場御嶽と計9ケ所あるが、今回の旅では、今帰仁城と斎場御嶽の2ケ所しか見れなかった。

宿題、いっぱい、再訪必死。 

とうきびジュースを頂く。

自然なおさえめ甘さで爽やかな味だった。

 

屋我地島と橋で繋がる古宇利島へ急勾配の道を下る。

平成17年竣工の古宇利大橋は全長1960m。

無料で通行できる橋としては日本一長い。

屋我地島側に広い駐車場完備の観光スポットがあり、そこから眺める。

水と橋、ふっと北海道のタウシュベツ橋梁を思い出した。

干潮だったのか・・・。

橋を渡りきった所でビーチに出られる。

夏は海水浴客で賑わうだろうなぁ。

橋を往復しただけで屋我地島経由で本島に戻るが、屋我地島大橋を通る時も素晴らしい眺めだった。


初めての沖縄-今帰仁城(1)

2013年02月13日 | 旅-九州・沖縄

今帰仁・・・なきじんとは、なかなか読めない。

今帰仁城の駐車場は、桜が見頃とあって平日にもかかわらず満車。

なのに桜はほとんどなかった。

もう散ってしまったのか?これからなのか?

一番近い駐車場横のチケット売り場で入場券を買い、石垣目指して歩いて行く。

外郭と呼ばれる所で、現在も発掘調査が行われている。

丁度、発掘作業中のようだった。

こんな曲線の石垣を持った城、日本にあるだろうか?

一画に赤瓦の小さな建物があった。

古宇利殿といい、古宇利島の方角に向いて建っている神聖な祠で、古い写真から復元された。

 

 

 

大隅の城壁といい、古期石灰岩という岩石で幾重にも連なって築かれている。

張り出した部分は、城壁に迫って来る敵を横や斜めからの攻撃できるよう工夫されている。

日本の城ならこういう所に櫓が建っているのだが、ここにはそういう建物はあったんだろうか?

平郎門 

城としての機能を終えてから300年以上経った1900年初め頃には、
門は大きく崩壊していたが、1962年に現在の形に復元された。

この門のそばに入場券拝見所があり、ここから先が有料区間になる。

あの石垣など、外郭を見ただけでもよかったかなぁ・・・と、思ったが、中にはもっと凄い眺めが待っていた。

平郎門をくぐって中に入ると、両側に桜(寒緋桜)が連なっている。

戦前、地元民によって桜が植えられ整備された。

まだ、満開ではないのか?それとも終わりに近いのか、花は少ない。

どうやら、花の本番はこれからのようでした。

夜、テレビで夜桜の中継があった。

石段がライトアップされている。

 

 

カーザフという谷底になった所で、ここにも石積みがされている。

かつて沖縄には、北山、中山、南山と三つの国があり、この今帰仁城は北山の城だった。

1416年中山によって北山は滅ぼされ、以後は監守が置かれ、北部地域の管理にあたっていた。

1609年薩摩藩に攻められ、城は炎上してしまい、それ以後は、
御嶽として祭祀を行った場所が、この今帰仁城(世界遺産)らしい。


初めての沖縄-美ら海水族館

2013年02月11日 | 旅-九州・沖縄

沖縄の桜は北から開花するという。

本部半島の3ケ所で桜を見ようと思っていた。

名護城公園、八重岳、そして今帰仁城。

八重岳にやって来たが、北側からのアクセス道路や頂上付近はすでに終わっていた。

八重岳から桜の森公園へ下る道沿いの桜はきれいに咲いていた。

車を停めて見る事はしなかったが、桜の森公園は多くの人で賑わっていた。

沖縄の桜を楽しむには、この桜の森公園が本数も多くていいのじゃないかと思う。

そして美ら海水族館へ。

花で飾られた海の生き物が迎えてくれて、この前は絶好の写真スポットとなる。

さすが国営の海洋博公園、お金かかってるなぁ。

基地を押し付けている代償なのか?と、思ってしまう。

 

エメラルドビーチ

悠然と泳ぐ姿は見ていても飽きない。

ジンベイザメのツーショット。

以下、水槽の中を写した写真です。

 

 

 

 

 

昼食は、館内にあるレストランでタコライス。

ピリ辛がよく効き、湯がいたキャベツの千切りとトマトがトッピングされ結構おいしい。

沖縄名物タコライス、ちょっとはまってしまった。

ガジュマルの大木が林立する。

美ら海水族館は海洋博公園内の一施設にすぎない。

ウミガメ館もマナティ館も見ていない。

家に帰って来て、家人から聞きウミガメ館もある事を知った。

これはリベンジしなくちゃ。

しかし水族館も美術館も歩いて見て回るだけなのに、すぐ疲れてしまう。


初めての沖縄-伊豆味の石庭

2013年02月09日 | 旅-九州・沖縄

 2013.01.29 旅の2日目は、名護方面へ。

名護公園の桜を楽しみにやってきたが、昨年、何度か襲った台風のせいで
今年の桜はダメらしい。

風で枝や幹が折れた木もたくさんあるし、強い潮風が木を弱めたという。

今年初見の桜、しかも日本桜百選に選ばれている桜なのに、この咲き具合では悲しい。

名護城への階段、確かプロ野球のキャンプでしごかれている場面を見たが、これだったんだ。

蹴上は低いが、延々と続く階段。

ご親切な事に段数が書かれている。

階段を上がりきると、名護の街並み越しに海が広がる。

本部へ向かうべく県道84号線を走っていて上の看板発見。

行ってみよう!

喫茶「せせらぎ」の看板を目標に走って行く。

せせらぎの広い駐車場に車を停め、小川にかかる赤い橋を渡る。

 

入場料金が要るようだけど、どこで払うのかなぁ・・・と、石段を上がって行く。

ドラセナ・・・と、いう植物らしい。

ここだろう。

縁側にはお茶の用意がされている。

中におばぁさんがおられて、お茶を勧められる。

100円x2 を投入。

横で三毛が熱心に毛づくろい。

「あんた 誰・・・?」そう言っているんだろうか、なかなか美人のにゃん。

遊歩道に沿って歩いて行くが、ハブでも出て来ないだろうか?

恐る恐る歩く私。

あとでご主人に伺うと、もう何十年もハブは見ていないとの事で、ほっ。

石灰岩なんだ。

そして、遊歩道になっている所は、以前畑だったらしい。

 

石を取り込んで成長するガジュマルが何本もあった。

斜面いっぱいに咲く花。

なんて名だろう?これは大阪でもよく見かけるのだが・・・。

 

ドラセナの小道。

庭園内に卓球台発見、「卓球できます」という看板があり、ほほえましい。

おっほ~、家の形に剪定されたツゲ。

その上には桜。

沖縄の桜は寒緋桜で色は濃い。

庭仕事をしておられたおじいさん(ご主人)に、ここでも今年の桜は台風のせいで・・・と、聞かされる。

いいなぁ、このシーサー。

ちょっと唐三彩風。

さりげなく庭に置いておられるが、これ高いだろうなぁ。

シーサー買って帰りたかったが、思いのほか値段が高い。

もっとも、今までシーサーの値段など知らなかったのだが、これいいなぁ・・・と、
思う壺屋焼きのものなら3万円ほど出さなくてはいけない。

一人分の旅費とイコールか・・・。

お天気も良くて暖かい日差しの中、よく手入れされた庭、いかにも好々爺という感じのご主人・・・。

沖縄いいなぁ・・・。


初めての沖縄-ホテル日航那覇グランドキャッスル

2013年02月08日 | 宿-九州・沖縄

2泊3日の沖縄旅、宿泊は2泊共ホテル日航那覇グランドキャッスル

2泊すると駐車場代が無料、ツアーの基本料金だけで追加料金が発生しないというのも
選んだ理由の一つ でした。

首里城へも歩いて20分ほどと、首里城に一番近いホテルらしい。

空いていたのか、眺めが良い方の部屋に変えてくれ、窓から那覇の街が一望できます。

ベージュ系でまとめられた部屋、椅子のエメラルドグリーンがよくマッチします。

アメニティはビジホ並み。

煎茶のティーバックが一つだけとはお粗末。

ツアーのオプションで食事券を2日分買っていました。

外へは出て行かないで、ホテル内で夕食を済まそうというズボラプラン。

@500円で宿泊ホテルのディナーが食べられます。

1泊目は和食の「富士」で、上の写真の定食でした。

500円でこれだけのものが食べられるのは嬉しいけど、
通常料金(多分、2100円)ならお粗末過ぎる。

隣のテーブルではツアーバッジを付けた人が同じものを食べていました。

ツアーの夕食の仕入れ値も500円なんだろうか?

イカと野菜の粟国塩炒め

翌日の夕食は中華「瞬天」で。

こちらはコース料理で、デザートまで全7品。

味も素材もいいのです。

牛肉と旬野菜のピリ辛炒め

タコスチャーハン

中華、なかなか良くて、二晩ともこれでも良かったかも・・・。

朝食は6:30~と早い。

ツアー客が多いからだろうか?

朝食のバイキング、案外評判が良いので楽しみにしていたが、どれといっておいしいものはない。

パンもイマイチ。

目の前でお好みの具でオムレツを作ってもらえるが、列ができていて、待てない私は目玉焼き。

驚いた事にサプリメントコーナーがあった。

こういうサービス、初めてお目にかかる。

へぇ~、これなら持参しなくてもいいなぁ。

夕食後、ライトアップされている首里城まで歩いて見に行こうとホテルを出て、
ドアガールに教えてもらった近道を行くが、これが凄い坂で。

斜度45度はあるんじゃないかと思うほどの胸突き八丁。

坂道を上がりきってほっとしたら、道を間違え首里城とは反対方向へ歩いていた。

首里城は高台にあるんですねぇ。

守礼の門は工事中で足場が組まれていた。

守礼の門をくぐると首里城が見えると思っていたが、影も形も見えない。

そして辺り一帯暗くて人は誰もいない。

怖い!歳はとっていても怖いものは怖い。

急いで民家がある方へ走り、ホテルに戻ろうとするが、小ぶりだった雨が激しく降ってきて
ホテルに着いた時はびしょ濡れ。

はぁ、ホテルで大人しくしていたら良かった。

ホテルへ戻る途中に見えたライトアップされた首里城。

これを間近で見たかった・・・のに。

ホテルの駐車場にたくさん植わっていた葉っぱがねじれた木。

沖縄では今までに見た事のない植物がいっぱい。


初めての沖縄-万座毛

2013年02月05日 | 旅-九州・沖縄

 「万人も座する草原」から名づけられたという万座毛。

駐車場に車を停め、両側に並ぶ土産物屋の前を通り遊歩道へ。

 

コーライ芝の広い草原は立入禁止。

東シナ海に象の鼻のような断崖が突き出す。

「断崖の上の人が邪魔やなぁ・・・」と、いう声が回りから聞こえたが、大きさが分かって
いいじゃないかと思う。

 

北のほうへ歩けば海越しにANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾートが見える。

 

若い男女がこわごわ覗き込む場所があった。

行ってみた。

確かに足がすくむ。

ふっと背中を押されたら・・・。

象の鼻を見たポイント。

きっと向こうから、じゃまやな~って言われているだろう。

夕陽がきれいなスポットというので、時間を合わせて行ったが、曇っていてきれいな
夕陽には出会えなかった。

1日目の観光はこれで終了。

石川インターから沖縄自動車道に乗り那覇を目指す。


初めての沖縄-残波岬

2013年02月04日 | 旅-九州・沖縄

 米軍嘉手納基地の横にある「道の駅かでな」。

エレベーターで4階の展望フロアーに上がり、米軍基地から飛び立つ飛行機を見る事に。

日によって発着機の数に変動があるようで、私が居た20分程の間に1機だけ飛び立ちました。

大きな望遠レンズ装着し、離発着を待つカメラマンがズラリ。

撮りに来た・・・と、ばかりにデジイチを持って行くのが恥ずかしかったので、コンデジだけで
来たのですが、これならデジイチを持ってくれば良かった。

嘉手納基地・・・昭和20年4月沖縄を占領した米軍が滑走路を拡張し、ここから本土
攻略のB-29やB-26が飛び立って行ったという。

初めての沖縄、負の遺産はこの次の旅に回し、観光にいそしむ私。

残波岬へやって来ました。

目の前に広がる東シナ海に突き出した残波岬は、古くから海上交通の目標地点だった。

初めて目にした沖縄の海は荒々しいもので驚く。

 

何という鳥だろうか?

つがいのようで、こちらはメスだと連れが言うが、違い過ぎる。

続いて万座毛へ向かいます。

坂の上から見えた海、これだぁ!


初めての沖縄-やちむんの里

2013年02月03日 | 旅-九州・沖縄

2013.01.28 那覇空港でレンタカーを借り、まず向かうのは読谷村にある「やちむんの里」。

沖縄では焼き物の事を「やちむん」と言うのですね。

沖縄の焼き物といえば「壷屋焼」。

好きな作家さんがおられて、今までに数点買い求めています。

その作家さんの工房へ行くのが今回の旅の大きな目的でした。

 

屋根の真ん中にシーサーが鎮座。

この赤瓦に漆喰の屋根、いいですねぇ。

で、器ですが残念ながら欲しいと思うものが少なく、2点だけ選んで買い求めました。

作家さんにもお会いできましたが、先生曰く「作風が今までとは変わってきた」との事。

円熟味をおびてこられたのでしょうか?

私は以前の鋭い彫りと鮮やかな色合いが好きで、ちょっと残念な思いで工房を後にしました。

ぽつぽつと観光客も訪れ、各工房の直売所を見て回っています。

立派な毛並みですが、沖縄じゃ暑かろうに・・・。

これこれ、どこで爪をといでるの。

奥に進むと登り窯が見えてきました。

赤瓦いいですねぇ。

沖縄の色だと思います。

 

魔物が入って来ないよう丁字路や三叉路に「石敢當(いしかんどう)」という
魔よけの石碑が取り付けられている家屋をよく見かけました。

これは石に彫られたなかなか立派な石敢當。