串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

ホテルルートイン輪島

2017年12月30日 | 宿-北陸

ホテルルートイン輪島に宿泊。

源泉掛け流しの温泉があるというので、楽しみ。

海の眺めが良い上層階を希望しておいた。

嬉しい事に最上階の7階の部屋があてがわれた。

 

 ベッドのマットレスが硬く、枕も硬くてめちゃ寝苦しかった。

違う枕も借りられるようなので、借りれば良かった。

クローゼットの中のハンガーは滑りにくいもので、数もたくさん有り便利。 

ただ、自由に使えるコンセントが少なくて、これは不便。

ユニットバスの中にもなくて、ドライヤーはこの鏡の前で。

WiFiは部屋でOK。 

ユニットバス・トイレ。 

化粧品などはないが、メッシュタオルなどアメニティはいつも泊まるビジホよりは揃っている。 

館内、部屋着でOK。

風呂へ行くのに部屋着で良いのは有難い。 

1階の温泉浴場があるリラクゼーションルームは遠い。

しかも、女性の浴室は保安上施錠されている。

風呂に行く度にフロントでカードキーを借りなければいけない。

そして、その都度部屋番号を聞かれる。

「又、この人や!」って思われないか?

何度も入りたかったが、案外軟弱な私は、やめとこかなと、諦めた事も。

風呂場にはタオル類は置かれていないので、部屋から持って行かなくてはいけない。  

 おほっ、焦げたような臭いが浴室に充満している。

やや緑がかった湯のように見えるが、ほぼ透明。

 湯温42度とやや高めで、実に気持ちが良い。

源泉掛け流しだが、塩素は投入されているらしい。

全然匂わなかったが。

左手の戸を開けて露天風呂へ。 

戸外にあるがぐるりと囲まれ、空も見えないし展望は何もない。 

ビジホなので部屋の風呂を使う人が多いのか、いつでも誰とも会わなかった。

シャンプー類は、資生堂(部屋のバスも)。 

コインランドリーが女湯に1ケ所。

リラクゼーションルームに2ケ所ある。 

温泉はビジホにすれば良い使い方で凄く気に入った。

カラン・シャワーの勢いもよくて使いやすい。

ただ難点は、いちいちキーを借りなくてはいけない事。

風呂は15:00のチェックインから深夜2:00までと、朝は5:00~10:00まで。

朝食は6:30~9:00で無料のバイキング。 

ヨーロッパから直輸入したヨーロピアンブレッドという事で、パン派の私は楽しみにしていた。

まぁまぁ・・・かな。 

 

私が見た感じでは、ここで調理されたものは何かな?

ほとんどが調理済みで、袋を開け温めただけのものではないかな?

違ってたらごめんなさい。 

朝市にも近いルートイン。

朝食を終えて朝市へ。

この日は雨で、客足もまばら。

時節柄カニが売られているが、私のお目当ては岩もずく

たくさん買いました。

やはり、この朝市のものが一番安いです。

朝市から戻ってチェックアウト。

冷えた体をもう一度温泉で温めたかったが、キーの事を考えると、もういいか。

温泉と朝市にはお勧め。


能登半島に向けて

2017年12月29日 | 旅-関東・中部

 能登半島へ行くのにちょっと寄り道。

 名神京都東インターで下りて湖西道路を走る。

冠雪の比良山系に朝日が当たりきれいだなぁ。

道の駅 マキノ追坂峠で小芋が売られていた。

親芋とそれにくっついた小芋。

こういう形で出来るのだろうが、珍しい売り方に思わず笑みが。

しかし、ちょっと高いのでは? 

 国境高原スノーパーク辺りも結構な積雪。

敦賀までの国道161号は、道路の両側面から放水される。

勢いも強く、車体の汚れがこれで落ちるかも。 

鯖江インターで下りて水汲みに行くが、通行止め。

仕方なく手前の三場坂清水へ行くが、常連さんの車でいっぱい。

水汲みは諦めてすごすご戻る。

桃源清水は暖かくなる頃まで再開は無理だと感じた。 

亀蔵で蕎麦を・・・と、開店時間の11:00過ぎに着くが
11:15からの開店と貼り紙があり、しばし待たされる。

このパターン以前も経験している。

スタッフは結構おられるが、開店時間に間に合わすのが
無理な時もあるのでしょう。

観光客と思しき人が私も入れて3組、寒いなぁ。 

 ランチを注文。

蕎麦がき、蕎麦豆腐、鶏のそば粉唐揚げ、揚げ蕎麦サラダ
の4品を食べていると、メインの蕎麦が出てきた。

おろし蕎麦にしたが、冷たさがお腹にしみる。

隣のお兄さんが食べている鴨なんばん、おいしそうだった。


奥尻島の温泉

2017年12月26日 | 温泉

 奥尻島の温泉 神威脇温泉保養所で立ち寄り入浴。

 

 看板の文字も薄れ、やっているのかな?

暖簾がかかっているので営業している。

海のすぐそば。 

 

 源泉掛け流しの文字が嬉しい。

浴室は1階と2階にそれぞれ男女別にある。

どちらに入ってもいいようだ。

まずは2階の浴室へ。

えぇ~、驚いた。

なんとステキな湯だこと。

そして入浴者は誰も居ない。 

 笹濁り色の湯が湯船からどんどこあふれている。

湯船の縁もカルシウム成分だろうか白くコーティングされている。

 湯口の回りはこんな状態。

口に含むとえぐくて塩辛い。

 

 1階には広い休憩所もある。

強烈な湯でちょっとふらふら。

しかし、1階の浴室も、もちろん入る。

こちらは小ぶりなだけあって、湯船は入れない熱さになっている。

足を浸けるが全身はとても無理で、湯船から飛び出す。 

 2階は鉄分を除去した湯だが、1階は源泉そのまま。

1階の男湯も覗いてみた。 

湯船は女湯より大きい。

時刻は10:30頃。

朝ぶろの客もいなくなる時間で他に誰も居なかった。

漁を終えた人々にとって、この熱い温泉は何よりだろう。

源泉名:神威脇温泉 1号井 2号井の混合泉 温度:63度 PH=6.5 湧出量 270L/M 
成分総計:12,350mg/Kgナトリウム・カルシウム-塩化物泉
Na=3020 K=220.8 Mg=122.9 Ca=1007 Fe2=5.2
Cl=6089 SO4=557.8 HCO3=757   CO2=390.4

 北海道のこの島で凄い温泉に出会えた喜びで気持ちは高ぶっていた。

さぁ、後は港に向けて走るだけ。

えっ、何、あれ?

通り過ごしたが、後戻りした。

 これが神威脇温泉の源泉井戸か?と、思ったが湯はぬるい。

しかし、同じ系統の湯だと思う。

今は利用されてないのだろうか?

シューと噴き出していた。 

おそるべし奥尻島の温泉。

この近くに奥尻島唯一の温泉ホテルがある。

同じ源泉なのかどうか確かめていないが、奥尻湯の浜温泉と
あるから別源泉なのかもしれない。

 


旅の宿 大須田

2017年12月25日 | 宿-北海道

 2階にある6畳間の部屋だった。

すでに布団が敷かれていたので、かろうじて腰を下ろすスペースしかない。

船に揺られ、遅くまで観光して、今日1日めいっぱい使った体にこの落ち着かない様は辛い。

            

     布団めくっておけば良かったんだ・・・と、この写真を見て今頃そう思う。

      焼尻島の宿もこういう感じだったなぁ。

    浴衣は2人共大のサイズ。バスタオルは風呂場前に置かれていて自由に使える。

 部屋にお茶セットの用意はなく、共同スペースに麦茶サーバー有り。

冷蔵庫も廊下にあり、共同で使う。

トイレも共同だがウォシュレット有り。

風呂場は男女別にあり、翌朝の8時まで一晩中入浴可能。

中から施錠して貸切対応も可能。

 

シャンプー類はDHC製品。

食事は1階の大広間で。

ここにお茶・水・ドリップコーヒーなどが置かれていたがここは食事する時以外、自由に出入り出来ないのかな? 

 左上、大旦那が釣った大きな黒ソイの煮つけを二人で頂く。

二人でも持て余しそうな大きさ。 

 宿のすぐ下の海で獲れたヘラカニ

甲羅のHの文字が特徴のワタリガニの一種。

冷凍しておき、大きいものから客に出すので、今はもう小さいとの事。

以前、余市南保留太郎商店で、このヘラカニの燻製を食べた事がある。

食べやすいように捌いてもらったが、毛ガニでも食べるのが面倒な私、これは苦手。

ツブ、アワビ、ゴンタマグロ、タコ、エビと豪華な刺身。 

          

 ちょっと苦手なホヤの塩辛やめかぶ。

          

 

イカのちゃんちゃん焼き。 

見るからに新鮮そうなイカで、これはおいしかった。

ワカメたっぷりのウニ汁

これが名物らしいが、カツオと昆布出しが食べ慣れた大阪人、何か出しが物足りない。

もうお腹いっぱいで食べられない。 

 翌朝、久しぶりにきれいな夜明けの空が部屋から見えた。

 

前夜食べ残したウニ汁で炊いた雑炊が出された。 

朝食は6:00~食べられるので、チェックアウトは8:00前と早く出られた。

瀬棚港へ戻るフェリーは、奥尻発12:05と早いので、チェックアウトが早いのは有難い。

親子二代で営んでおられる宿で、皆さん感じがいい人達。

部屋などの設備は老年夫婦にはちょっと辛いかな。 

でも、10,000円ぽっきりで、これだけ海の幸が食べられるんだから文句無し。


奥尻島へ

2017年12月22日 | 旅-北海道

小豆島から北海道へ話は飛びます。

ほったらかしにしていた10月の北海道旅を続けます。

岩内高島旅館をチェックアウトし、ニセコ経由で
瀬棚港を目指しました。

うん?車が停められました。

昨夜から降り出した雪で、道路の状況を調べている
ようで、10:00(?)頃まで通行止め。 

神仙沼の駐車場へ到着。

歩く人達も多かったが、先を急ぐ私は、ぐるり見渡すだけ。 

寒い!木道がシャーベット状になっていた。

まだ冬タイヤじゃないので、これ以上降られたら困るところでした。 

ニセコ湯本大湯沼

以前、すぐ横の雪秩父でこの温泉に浸かった事がある。 

う~ん、鼻ピクピクして硫黄の匂いを満喫する。 

ニセコの紅葉、もっときれいな所はあるかもしれないが
この大湯沼や五色温泉辺りがきれいだった。

 

瀬棚港に到着。

奥尻島へ渡ります。

フェリー会社は、礼文・利尻航路と同じハートランドフェリー

航送料金高いので、車は瀬棚港に置いて渡る予定だったが、
奥尻島に宿泊すれば、復路の航送料は無料という企画を知り、
これを利用して車で奥尻島入り。 

 瀬棚港周辺には奇岩がいくつかある。

いよいよ出港。 

瀬棚~奥尻航路は1日1便。

しかも5/1~10/15までと期間限定。

1時間35分の船旅。

風もなく波も穏やか。

奥尻島着15:35。

夕暮れも近いので、そう観光に時間は使えない。

まず向かったのは球島山展望台、標高369.3m。

ぐるり360度が見渡せ眺めは抜群。

ここに来る途中、1匹のネコが道路沿いにいた。

回りに民家など1軒もない所に。

えっ、と驚いているうちに相方は停めもせず、通り越してしまった。

えぇ~、ここに住んでるんだろうか?

めちゃめちゃ気になったが、帰りは違う道を通るので、
再び見る事は出来なかった。

 島の北端賽の河原公園へやって来た。

稲穂岬一帯の海岸に石積みが広がっていて
海難犠牲者・幼少死亡者の慰霊の地となっている。

 夕暮れ時、私達以外誰も居ない。

ここで某国に拉致されたらどうしよう。

マジそう感じさせるほどの静寂。

 

 

 でも、きれいな夕陽にうっとりするのでした。

南下して今宵の宿大須田さんに到着。


小豆島

2017年12月20日 | 旅-中国・四国

九州の帰りに寄った小豆島 

 目的は寒霞渓の紅葉。

片道は歩くつもりだったが、帰るフェリーの時間が
早くて
あまりゆっくりしてられない。

結局、往復ロープウェイに乗った。

 やや見頃過ぎかな?

 

 なるほど紅葉の名所だわ。

外国人の観光客も多い。

              

      ふるさと創生資金で作られたトイレがロープウェイの山頂駅にあった。

     出来てから早くも27年経過。

     う~ん、たいした事ないなぁ・・・と、思いながら出て来て、左の貼り紙の苦しい言い訳で納得。

エンジェルロードは潮が満ちてもう渡れない。 

 

 そうだった、大阪城の巨石は小豆島産だった。

道の駅大阪城残石記念公園に寄ってみる。

ゆっくり見れなかったのは残念だったが、石材に関して
詳しい展示がしてあり、興味深かった。

今でも石切り場や石材店は多くあるようだった。 

 徳川大坂城の石を切り出した跡地なんだ。

 

福田港から家島諸島を真横に見ながら姫路へ。

西島だろうか?凄く削っている。

今に島は平地ばかりになってしまいそう。

阪神高速神戸線の渋滞にはイライラさせられる。

これで料金取るん!

 


2017九州の紅葉

2017年12月19日 | 旅-九州・沖縄

紅葉目当ての九州旅。

今はすっかり葉を落とし、来年の芽吹きを待つ木々。

2017年の紅葉を記録に残しておこう・・・と、撮ってきた写真アップ。

 まず人吉城跡

雨がしょぼ降る寒い日だった。

 

  

武雄温泉街にある廣福寺

拝観不可の日に行ったので、寺社内には入れず、表から。 

同じく武雄市内の乳待坊 

 

 

 

残念ながら紅葉は見頃過ぎ。 

 

 いきなりクモ。

ここは武雄の慧洲園

昭和の小堀遠州と言われた中根金作の作庭。

もじゃもじゃは何だ? 

 

お茶畑もかなりの面積。 

 あぁ、マンション邪魔だなぁ。

 

 

吉野ヶ里遺跡からの建物。 

 

 

私達の他は誰もいなかったが、散策を終える頃になって
ツアーの一団が・・・。

退散、たいさん。

武雄の紅葉はこちらを参考にしました。

来年の参考に。


神の郷温泉の食事

2017年12月14日 | 宿-九州・沖縄

 何度も泊まっている神の郷温泉

夕食はいつもバイキングプランだったが、
今回連泊するにあたって1日目は会席プランにしてみた。

バイキングプランよりは@2000円程高い。

 レストラン奥の個室でお品書きも添えられ、前菜が並べられていた。

この奥まった個室は、以前バイキングでも何度か座った
事があり、落ち着いて食べられる。

 

野菜中心の前菜。 

う~ん、バイキングでよかったかな?

宮崎牛のたたきが出てきて、思わずえっ?と驚いた。

回りに焦げ目はあるけど、まるで生肉。

それに脂も多い。

う~ん、苦手だなぁ・・・と、思いながら食べると
口の中で脂が溶け、なんだか甘く感じた。

女将曰く、いいお肉の脂は溶けるんですよねぇ・・・と。 

 

アルコールは石の蔵からという焼酎をボトルで。

ロックで呑むので氷を用意してもらう。

半分ぐらいしか呑めないので、翌日分としてボトルキープ。

どちらかといえば臭いのきつい芋焼酎よりも麦焼酎を好むが
この芋焼酎は臭みが抑えられて呑みやすい。

ボトルで1680円だったかな?

 

 

 

  

 

                          

          土瓶蒸しには松茸も。

 

 

虹鱒の塩焼き。 

豚バラとロースを陶板焼きで。 

 

 

バイキングで並んだ物は食べられないみたい。

バイキングなら刺身や焼き魚などは食べない私には
バイキングの方がいいかなぁ。  


 

 

 翌日の夕食はバイキングプラン。

 

スタッフいち押しのお茶漬けコーナーだが、私はお茶漬けは苦手。 

プリン、おいしくてこれは楽しみにしてる。 

お替りもしたが、これが私のプレート。


明日から輪島~松本へ出かけて来ます。

しばらく更新は休みます。 

 


曾木の滝

2017年12月13日 | 旅-九州・沖縄

 えびの高原から曾木の滝へ。

今回、NEXCO西日本の道旅九州よかよかドライブパス2017
利用しての九州旅だった。

4日間、対象区間の高速道路乗り放題で8000円。

対象区間だけど、九州内の高速道路はほとんど利用可能。

5日間九州に居たので1日分は足りないが、通常料金の半額で
高速料金はまかなえた。

栗野インターで下りて、紅葉が見頃という曾木の滝を目指す。

インターから3キロ程走った国道268号沿いに桜並木が続く。

すっかり葉を落としていたが、桜の頃はさぞきれいでしょう。 

 見頃だぁ。

平日だというのに無料の駐車場は満杯に近い。

 丁度昼ご飯時で、付近の飲食店は順番待ちが出来ている。

待てない大阪人、黒豚マンで昼食とした。

 ふさふさにゃんは野良?

お弁当を広げる人の横で盛んにアピール。

何かもらえたのかな?

うわぁ凄い! 

落差はないが、凄い水量で水が流れ落ちる。

滝の幅は210m、最大落差12m。

国内最大級の大瀑布で東洋のナイヤガラ・・・らしい。

平成百景では24位という。

ちなみに一位は富士山。 

 

 

 

 

 

滝下から眺めるだけでなく流れに沿って歩くにつれ
景色が変わってくるのが楽しい。

こんなに楽しめる滝、そうはないでしょう。 

途中に柳原百蓮の歌碑があったり・・・。

 

 やがて静かに川内川へと。

こういう逸話も・・・。 

 

 

はぁ、曾木の滝堪能しました。 

 車に乗り曾木発電所遺構を見に行く。

広い駐車場も用意されているのに、曾木の滝からここまで
足を延ばす人は少ない。

 行きは階段、帰りはスロープ利用。

静寂な林を背にしてダム湖が現れた。 

 鳥の鳴き声を録音している人がいた。

ここに賑わいは要らない。

閑散とした駐車場、大歓迎。

 

 水位が下がるとこの程度は見えるようだが、今の状態の方が美しい。

曾木の滝観光、すっかり満足して神の郷温泉へ戻ります。

霧島神宮の前を通り国道223号を高原インターを目指して
走っていると御池が現れた。 

 高千穂峰を東側から見るのは初めて。 

 ふと足元を見ると芙蓉の花がいっぱい咲いていた。

終わっていたえびの高原の紅葉にはがっかりしたが、
雄大な曾木の滝を見れて満足した一日でした。


えびの高原池めぐり

2017年12月12日 | 旅-九州・沖縄

神の郷温泉2日間滞在中、えびの高原の池めぐりへ。 

 生駒高原の前を通る県道1号えびの高原を目指すが、くねくね山道を結構走った。

その間沿道の紅葉はきれいに色づき目を楽しませてくれた。

紅葉には遅かったようで、すっかり葉を落とした木々の間を歩く。 

紅葉情報では見頃となっていたのに終わってる。

 白鳥山登山口まで緩やかな上りが続き約30分程で白紫池に到着。

直径250mの火口湖。

水深が浅いので冬は凍結し天然のスケート場になっていて、1980年半ばまでスケート場として賑わったが、
温暖化の影響か
年々結氷が薄くなり現在は利用されていない。

遊歩道からは湖面の方が高く、白鳥山にでも登らなければ池の全体像は見えない。

 ウメモドキの大きな木があり、紅い実をいっぱい付けていた。

六観音御池を目指し、今度は下り道を歩く。 

三つの池の中では一番大きな六観音御池

曇り空、コバルトブルーの色らしいが、今、湖面の色は冴えない。

性空上人とヤマトタケルの伝説が残る豊受神社 

 かすかに残る紅葉に期待したが・・・。

このミネカエデの紅葉ぐらいしか残っていなかった。 

 池巡りも終盤。

キリシマアカマツの林の中不動池に向かって歩く。

硫黄岳の噴火で火山ガスが発生しているので硫黄岳には立ち入り禁止。

普段ならこの辺りを散策する人を多く見かけたのに、ほんとに誰も居ない。

 

 不動池が見えてきた。

 きれいなトルコブルーに感嘆。

この不動池なら遊歩道を少し歩くだけで見える。

3つの池めぐりをしたが、この池を見るだけでよかったと思った。

 

 道路さえ歩く事は出来ない。

車で素早く通り抜けろという事みたい。

一面の薄の中を車を停めているエコミュージアムセンターに向けて歩く。

ここの駐車場は500円と有料。

霧島ジオパークという事でえびのエコミュージアムセンターでは外国人の姿をよく見かけたが、日本人の観光客はまばら。

ましてツアー客や観光バスは皆無だった。

紅葉は終わりかけているが、噴火がなければ多くの観光客で賑わっているのではないかと思うと、
自然相手とはいえ
土産物屋など気の毒に思う。


2度目の山暖簾

2017年12月09日 | 宿-九州・沖縄

 2017.11.15と16日は神の郷温泉で連泊。

何度目の泊まりだろうか?

すっかりお気に入りの宿になってしまってる。

 玄関先でお尻を向けて源泉をペットボトルに汲んでます。

この源泉で野菜をゆがくと、とても柔らかく仕上がります。

部屋の露天風呂でまったり。 

11/17 佐世保市世知原の山暖簾に宿泊。

ここは2度目の宿泊で、今度は洋室。

前回の和室はこちらで。

                    

 お茶の産地で、部屋に置かれたお茶はおいしい。

最近は、ほとんどティバックのまずいお茶を置いてある宿が多い。

緑茶の好きな私、おいしいお茶がある宿はポイントが高くなる。

 空の冷蔵庫には冷水。

 

 

黒川紀章監修の宿なので、どこもすっきりしたいいデザインに仕上がっているが、エレベーター のボタンはどこ・・・?

前にも泊まっているのに、ちょっと戸惑ってしまった。

風呂場の入り口にこんな表示がある宿、初めてお目にかかった。

風呂は前回にアップしているので再掲しないが、源泉掛け流し浴槽もあるし、
循環浴槽でも湯船からは大量の湯があふれ気持ちの良い風呂になっている。 

再訪した目的は食事にある。

前回は春

秋には何を食べさせてくれるのだろうか? 

 器もお洒落~。

乗っかった柿の葉をのけると、器の中には湯葉と三つ葉の和え物。

柿は卵黄で作られ、辛子蓮根ではなく明太蓮根、鯨のベーコンの天ぷらが乗ったお寿司、鶏肉入りさつまいもの焼き物。

どれも手が込んでいておいしい。 

 鯛、イカ、ヒラスのお造り。

 土瓶蒸しの中身は、エビ、焼きネギ、鯛、それに松茸。

 蓮根豆腐はもちもち蓮根饅頭。

柿釜丹波焼と名付けられた焼き物。

くり抜いた柿の中にエビ、しめじ、銀杏、イカ、生麩、栗などが入り、上にはカダイブを揚げたものが乗っている。

中身をおいしく頂き、お口直しに柿も・・・。 

長崎和牛の溶岩焼き。 

デザートは秋の果物のゼリー寄せ。

ちょっとゼリーが固過ぎる。

はぁ、期待を裏切られなかったおいしい食事。

これだけの料理が食べられ、宿泊料金は税込みで13000円足らずとコスパは良い。

ちょっと不便な所にあるが、伊万里や有田を観光するには丁度良い立地かもしれない。 

 

朝食のレストラン。 

 朝食も丁寧に作られている。

私は今回も茶粥を注文。

お粥は嫌いだけど茶粥は別。


AQUAの食事

2017年12月08日 | 宿-中国・四国

夕食は部屋に運ばれる。 

三段重箱にきれいに詰められている。 

少しづついろんなものが食べられ、味も良い。

お吸い物、あったかな? 

おにぎりも軽く握ってあるので、男性には少し
足りないかもしれない。

リビングのテーブルで食べるのだが、少々低くて食べ辛い。

しかし、テレビを見ながら好きなペースで食べられ、これもいいなぁ。 

 食べ終わったお重は入り口に置いてあるワゴンへ。

 朝食は1階のレストランで。

 和・洋をチェックイン時に選んでおく。

トースト、もう少し焼いて欲しい。

バターはオリーブオイルと一緒に練ってある。

 オムレツも上手だわ。

一方、和の方はちょっとお粗末かな。

温泉ではないけど、リーズナブルな料金で泊まれ、料理も悪くない。

何より、古くて汚い我が家と大違いの快適な部屋。

こんなマンション暮らしに憧れます。

 


AQUA

2017年12月07日 | 宿-中国・四国

寒霞渓の紅葉が目的で半世紀ぶりに小豆島へ渡りました。

確か小学校の臨海学校で小豆島へ来てからだから
それから60年近くなる。

選んだ宿はAQUA

島の北端、福田港に近い海辺に建つ。

以前はリゾートマンションだったのをリノベーション。 

 

 前の浜は海水浴場にはなっていないが、泳ぐ人もいる・・・とか。

                    

 建物の中心にエレベーターホールがあり、その両側に部屋。

部屋は1フロアーに2室。

 1階は管理人室のようなフロントに広いロビー。

書籍やDVDが置かれ、滞在中自由に部屋へ持って行ける。 

予約したのは入り江を望む一番リーズナブルな部屋。  

 部屋に入ると広々リビング。

 

 左手にベッドルーム。

部屋の回りが全部窓やベランダで眺めは良いが
上から見下ろされる民家、いい気はしないだろう。

もっとも望遠鏡でもないと見えないけど。

 

ベッドルームから見ると・・・。 

 

 ミニキッチン。

 反対側にクローゼットと機能的な部屋。

 空の冷蔵庫もあり、簡単な調理は出来るが、
電子レンジまでは揃っていない。

 

トイレ・洗面所の横にバス。 

オリーブで有名な小豆島。

入浴剤・シャンプー・石鹸・・・全て東洋オリーブさんで
作られている石鹸類。

島といえば水に困るのではないか?と、思うのだが、ホテルがある
吉田町は水に恵まれた所で、さらに天然鉱石トルマリン
主成分とする活水器を使用して、ホテルの水は健康的で肌や髪に
やさしく、おいしい水だとか。

循環・消毒された温泉より、その水に入浴剤を垂らして
入る風呂は気持ちが良い。 

こんな部屋に住みたい・・・と、思ってしまった。 


三連水車の里あさくら・他

2017年12月05日 | 旅-九州・沖縄

2017.11.19 九州北部豪雨で大きな被害に遭った
朝倉の三連水車の里あさくらへ。 

 表側から見れば復旧は終わっているように見えたが・・・。

裏に回るとこの状態。

以前は青々とした芝生の広場だったと思うのだが。 

 来年の田植えの季節にこの水車は回るのだろうか?

この直売所は好きで今まで何度も訪れている。

野菜・果物の売り場は広く、扱う商品も多種多彩。

柿の産地のようで柿も多種類並んでいた。

苗木など興味もない相方が、柿の苗木を買うと言い出し驚く。

珍しい太秋柿の苗木が我が家の庭に納まった。

桃栗3年柿8年、実が生るまで生きていられるのか?

一画に惣菜売り場があり、ここにもいろんな物が並んでいた。

 豆腐コロッケおいしそう。

で、お買い上げ。

 広いイートインコーナーがあり、レジを済ませた商品が
ここで食べられる。

お茶や電子レンジもある。

豆腐コロッケと鶏めしのおにぎりで 簡単な昼食。

どちらもおいしかった。

 車中から杷木インター近くの大きな被害を見て驚いた。

山崩れが起きたんだろうか?

土砂が流れ下ったような、がらんとうの民家が並んでいた。

復旧にはまだまだ多くの時間がかかるでしょう。

2017.11.20 わいた山荘から四国へ渡るべく佐賀関へ向かう。

別府辺りも晴天。

四国の八幡浜方面には3社のフェリーが出ているが、
便数の多い国道九四フェリー三崎へ渡る事にした。

道の駅さがのせき。 

 くろめ・・・そうだ、くろめはここだった。

漁期は1~3月とかで、今は刻んだ冷凍のくろめか
乾燥品しか売ってなかった。

両方買う。

う~ん、結構高いもんだなぁ。

くろめの味噌汁が150円で売られていた。

買いました。

容器の底の黒いものが刻んだくろめです。 

熱いうちに・・・と、フェリー乗り場で頂きました。


滑床渓谷の紅葉

2017年12月04日 | 旅-中国・四国

2017.11.20 滑床渓谷散策へ。 

 三崎港に上陸し、2時間余り走って滑床へ。

遠かった~。

県道270号、結構狭い道なのに観光バスもやって来てる。

無料で広い駐車場周辺は、やや見頃過ぎの木もあるがまだまだ見頃。 

 

 森の国ホテルの駐車場に車を停め、コースの概要を聞き、いざ出発。

右手の道路は走って来た県道270号で、ぐるっと回り込んだ
所に一般駐車場がある。

この場所が撮影スポットのようだった。

散策路は上流に向かい渓谷左手を進む。

まず現れるのは三筋の滝

 茶色の岩の上を滑るように水が流れる。

続いて河鹿の滝

流れる川は四万十川の支流目黒川

 

なんとも美しい出合滑

花崗岩の岩肌が長年の浸食によって滑らかになっている。

これが滑床の名の由来。

 

 時刻は15:00近い。

日の暮れの早いこの季節、そうゆっくりとしてられない。

多少のアップダウンはあるが、ハイキング気分で。

 

 

 

 

歩き始めて約1時間、目的地の雪輪の滝へ。

この滝は日本の滝100選にも選ばれている。 

 高さ80mの滑らかな岩肌をなめるように雪の輪のような
水紋を描き水がながれ落ちる。

雪輪の滝の名前も納得。

いつまでも眺めていたい美しい光景だった。

すぐ近くに神秘的なたたずまいの落合渕があった。

まだまだ渓谷は続くが、時間切れでここまでの行程とした。

復路は林道を歩いて戻る。 

林道へ上がった所に雪輪の滝の展望台があり、近くには
きれいなトイレもあった。

渓谷に紅葉する木は少ない。

林道を下って来て万年橋の辺りで猿の群れに遭遇。

四国では見たい・・・と、思っていた滑床渓谷の紅葉。

紅葉に間に合ったようで大満足。