串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

6月北海道旅-29(金太郎温泉の風呂)

2024年09月11日 | 宿-北陸

アップしてもいいかしら?

スマホ持ち込み禁止などの貼紙は見なかったと思うのですが、メモしてないし、覚えてもいない。

過去1度入浴し、狂喜乱舞したこの素晴らしい風呂を写真に収め、宿選びをする人に見て欲しいと思うので、
おしかり受けるかもしれないけど、アップします。

この壁画大浴殿は宿泊者専用です。

男女入れ替わる事はなく、チェックイン後から翌朝10:00まで一晩中入れます。

 

 

壁面は九谷焼の陶板画。

文化勲章受章者浅蔵五十吉先生の作品。

ここでしか見ることのできない大変貴重なもの・・・と、宿のパンフにあります。

 

湯は白濁し、硫黄が香ります。

 

奥から見て。

手前に六角形の金太郎風呂。

 

 

 

源泉かけ流しの湯を加水でうすめることなく、徐々に冷まし湯船に注いでいるようです。

 

 

 

 

こちらは男性用の壁画大浴殿「海辺飛翔」。

掲げられてた写真を撮りました。

こちらも見てみたいので、男女の入れ替わりがあるといいのに。

 

こちらは日帰り温泉館のカルナの館。

立山連峰パノラマ大浴殿と名付けられた大きな内湯。

銘石が並びます。

 

サウナ、寝湯、ジェットバス、打たせ、歩行浴などを備えた健康大浴場。

朝の5時から8時までの3時間は宿泊者だけの入浴タイム。

 

広い露天風呂もあります。

どの浴槽も源泉掛け流しのようです。

風呂は本当に楽しめます。

2013年にアップした記事の方が少し詳しく書いてます。

源泉名:金太郎温泉 含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物泉
Na=4790  K=248.3  Ca=140.1
Cl=9903  Br36.7  HCO3=100.6
成分総計:16,748mg/Kg  濃い源泉です。

この風呂と料理、又、泊まりに行きたい宿です。

2024年6月の北海道旅はこの金太郎温泉で〆ました。


6月北海道旅-28(金太郎温泉の食事)

2024年09月08日 | 宿-北陸

夕食は瑞兆(ずいちょう)という食事処で。

各テーブル、見ようと思えば見えますが、離れているので問題無し。

 

 

先附4品。

う~ん、お品書きあったハズなのに、見あたらない。

 

焼き物に・・・。

造り。

魚の鮮度はもちろん、付け合わせの野菜もみずみずしい。

刺身、そう好きではない私ですが、これは食べなきゃ、食べたい。

 

何でしょう?

かぶってる葉っぱをとり・・・。

フタをとって・・・。

うわっぉ~。

おいしいジュレがかかってました。

最近、めっきり呑まなくなった私達ですが、これだけの御馳走、吞まずにはおれません。

 

白エビの唐揚げとグラスの中は・・・。

白エビの刺身だったっけ。

 

牛肉のステーキも出ましたが、私、これは要らないかな。

 

 

 

 

はぁ、久しぶりにおいしい料理を頂きました。

今回、北海道の宿はリーズナブルな料金の宿ばかりでした。

毎日のように夕食の刺身は、サーモン、甘エビ、ホタテ1つ。

ほとんど食べたくなかったです。

朝は、ガイアという食事処でビュッフェ。

 

 

富山ですね。

昆布巻きのかまぼこ。

 

 

煮物もいいお味でした。

アップルパイも焼き立て。

お腹いっぱいなのに、これは食べなきゃ。

金太郎温泉、以前、宿泊した時の食事に感動はなかったと思いますが、今回は違いました。

温泉もさることながら、この食事の良さ、おいしさに、是非再訪したいと思いました。


6月北海道旅-27(金太郎温泉の部屋)

2024年09月03日 | 宿-北陸

 

右手、トイレや洗面所の水回り。

左手にツインの洋室。

和室ベッドタイプの部屋で、12畳、10畳だったかな?琉球畳が敷かれてます。

個別クーラーはよく効きます。

テレビはBsも見れ、WiFiもOK。

 

 

 

 

使わないお風呂ですが、湯舟は大きかったです。

 

 

トイレの中も凝ってます。

冷凍庫の無い冷蔵庫、冷えはよくない。

 

お茶やドリップコーヒーも揃ってました。

冷水が入ったポットと電気ケトルには、常温水が入ってた。

クローゼットの中にはMサイズの浴衣が2人分。

引き出しにはLL,L,Sサイズの浴衣が各2着づつ用意されていた。

他子供用各サイズ、3L, SS がロビーに置かれていた。

細かいところにまで行き届いたセッティングに感心しました。


6月北海道旅-26(金太郎温泉)

2024年09月02日 | 宿-北陸

6月18日 青森港着3:00。

日本海沿いに南下し、富山県の金太郎温泉を目指します。

北海道旅の締めくくりは金太郎温泉。

 

2013年にも泊ってるが、随分前の事なので、風呂以外は覚えてない。

部屋もリニューアルされているようです。

足場が組まれてる光風閣 別邸 峰の界。

 

 

 

この日の部屋は光風閣 別邸 峰の界の3階。

夕食は瑞兆で。

 

 

スカイラウンジMOKU。

ロビーですね。

 

 

 

このスカイラウンジにフリードリンク。

コーヒー、りんごジュース、冷水。

滞在中、ずっと飲めたと思います。

 

土産物は北前船で。


小松グリーンホテルの風呂

2024年05月03日 | 宿-北陸

フロント前を通り風呂へ。

チェックイン後や夕方は地元の人達で賑わってます。

 

鍵のかかるロッカー。

 

プレゼントだった靴下や下着が売られてます。

 

うわっぉ~、思わず声が出る浴室。

 

浴槽が3つ並んでます。

 

手前の浴槽、掛け湯の浴槽かな・・・と、思ったのですが、違いました。

やや、ぬるめかな?

 

真ん中の浴槽はジャグジー。

 

一番奥の浴槽は110センチの深い浴槽。

 

湯は塩ビのパイプからどんどこ湯舟に注がれます。

常時湯舟からあふれ、人が入るとざぁ~っとあふれ出す湯。

実に気持ちいいです。

 

椅子や桶は端に片づけられてます。

 

 

奥の方から見ると・・・。

 

入り口に向かって右側に有料(¥300)のサウナ。

サウナ、宿泊者は無料で、フロントでタオルを借りて行きます。

左手に源泉風呂。

サウナの水風呂の代わりでしょうか、水風呂はありません。

 

 

源泉温度は27度ですが、この冷鉄泉は冷たいです。

とても27度あるようには思えません。

20度もないかも。

さぁ、温冷交互入浴を楽しみましょう。

体を温めて、一度目は足だけ。

二度目は腰まで。

三度目でやっと全身浴。

四度目からは、すんなり浸かれます。

この冷たい風呂に慣れてしまい、温冷交互に入浴するのを何度か繰り返しました。

3つの温かい湯舟は、この源泉を濾過し加水、加温して湯舟に注がれてるのでしょうか。

源泉名:小松グリーン温泉(1号源泉)
温度:27.4度 PH=7.9  湧出量:164L/M
Na=3418  Mg=169  Ca=227.9  Fe2=1.1
Cl=5960  Br=19.8  SO4=379.1  HCO3=173.9
成分総計:10650mg/Kg  ナトリウム-塩化物泉

凄い濃い源泉です。

その源泉に浸かれるのは嬉しいですし、いい湯の使い方です。

道路の向かいには、やはり温泉付きのルートイングランディア小松エアポートが建ってます。

こちらはどんな湯でしょうか?

ちょっと気になります。

ビジネスで利用するのには、いいでしょう。

食事、もう少し良ければいいのですが。

北海道静内のホテルサトウ、姉妹館のホテルアネックスイン、帯広のふく井ホテル、こちらの食事はいいですよ~。


小松グリーンホテル

2024年04月30日 | 宿-北陸

大阪から青森へ車で行く時は、途中、600キロ先の燕三条の東横インに1泊します。

若い頃は大阪を夜に出て一晩中走り、翌日青森に到着でしたが、さすがにもうそんな走りは出来ません。

今回、もっとショートカットし、小松に泊り、翌日燕三条泊りという楽々コースでした。

小松グリーンホテル、ビジホながら源泉掛け流しの風呂があるという、以前から気になっていた所でした。

石川県の北陸応援割で予約が出来ました。

 

温泉施設は地元民の銭湯です。

営業は9:00~23:30までで、宿泊者だけがゆっくり入れるのは、早朝5:00~9:00まで。

この時間は宿泊者の特権です。

 

シェアサイクルの自転車がたくさん並んでましたが、夕方には2台ほどに減ってました。

結構、利用されてるんですね。

 

 

自動チェックイン機を置いてる宿、最近増えました。

 

431号、ツインの部屋です。

喫煙可能な部屋のせいか、部屋に入った途端、ちょっと嫌な臭いを感じましたが、すぐに慣れてしまいました。

理由は分からないのですが、窓が開けられない部屋でした。

クーラーはよく効きます。

 

奥のベッドはセミダブル。

手前、シングルベッド。

 

 

冷水も用意されてます。

 

ズボンプレッサーもあり。

テレビはBsも視聴可能。

WiFiもOK。

小さい冷蔵庫。

物を置く場所がなくて、ちょっと困りました。

 

 

 

館内は作務衣でOK。

作務衣はMサイズで、私には大きかった。

 

何故か靴下のプレゼントが有りました。

 

 

朝夕の食事付で予約してました。

夕食は17:00~21:00まで。

朝食は6:00~9:00まで。

どちらも好きな時間に1階の陣笠で。

 

家庭的なおふくろの味という夕食は、色々なモノが食べられ、どれも味付け良く作られている。

アジの開きも脂がのったおいしいものだった。

 

三切れの刺身、(カンパチかな?)よく活きてて、刺身苦手な私でもおいしいと思った。

 

一方、朝食はいただけません。

お皿がうまらない。


小松グリーンホテル

2024年04月21日 | 宿-北陸

小松グリーンホテル、石川県のふっこう割を利用して泊まってます。

ここは、なんと言って風呂でしょう。

地元民の銭湯に宿泊者もおじゃましている感じです。

浴槽が3つ。

そして素晴らしいのは

この冷たい源泉風呂。

温冷交互入浴が楽しめます。

朝5時から9時までは宿泊者だけ。

では、もう一度楽しんで来ます。

 


6度目グランディア芳泉の食事

2023年11月25日 | 宿-北陸

夕食は料亭遊膳で。

グランディア芳泉の数ある客室の中で、ゆとろぎ亭を選ぶのは、この遊膳での食事と部屋の露天風呂、その2つが理由かな。

3人分の前菜が盛られた大きなお盆が置かれた。

うん?以前に感じた驚きはありません。

なんかフツーです。

 

以前、驚いた盛り付け。

2人前だから、この器が使えたのかな。

3人前は、この器だと無理ですね。

 

一人分を皿に取り分けて・・・。

左上の皿の中、白いのはイカ。

その上にとんぶりと菊の花。

う~ん、なんかごちゃごちゃしてるし、この色合い前菜にふさわしくないなぁ。

 

蒸しアワビ、ホタテ、エビ、茄子に梨ジュレ掛けの八寸。

 

カンパチ、中トロ、甘エビ、タコの造り。

手前の皿には炭塩、梅肉、そしてフィンガーライム

刺身のタレも醤油だけではありません。

 

土瓶蒸しですが、スダチの細工に見とれて、土瓶の中身を写すの、忘れてしまった。

 

 

若狭牛や甘鯛などの焼き物。

牛肉は柔らかく、甘鯛のウロコはパリパリ。

 

レンコン餅や粟麩添え、鰻の湯葉蒸し。

今までお凌ぎで出てた料理長手打ちの蕎麦が出ない。

聞けば、個止吹気亭(ことぶきてい)宿泊の客に提供されるようです。

おいしくて、お凌ぎにぴったりだったのに・・・。

コロナ後、宿泊料金は上がったし、食事もこの調子じゃ、この宿の魅力も半減してしまいます。

 

楽しみにしていた釜飯は5種類のキノコ飯だった。

残念!

以前は、鮎、タコ、桜エビ、せいこ蟹・・・いい出しが出る食材だったのに、キノコでは味は物足りない。

 

デザートは色々。

使われている食材、味付け・・・以前と変わりなくおいしい食事だった。

80歳を超えた姉、食が細くなり、夕食を残してしまうのでは・・・と、本人も私も思っていたが、
それは杞憂に終わり、おいしかったと完食。

でも、私はなんとなく不満が残る。

それは器のせいかもしれない。

サプライズな盛り付けを彩る器は使われてなかった。

以前より新しい食事処が出来ている。

そちらで使われてるのだろうか?

以前、大満足だった器類。

 

朝食は、夕食会場と同じ料亭遊膳での和定食だったが、ビュフェに変えてもらった。

 

 

 

う~ん、和定食の方が良かったかな。


6度目のグランディア芳泉

2023年11月18日 | 宿-北陸

今回はゆとろぎ亭の和室。

いつも洋室で、ゆとろぎ亭の和室に泊るのは初めてです。

10畳間にインテリア風の座椅子とテーブル。

これが鉄製で凄く重たい。

床の間と思しき場所に大きなテレビと両サイドにスピーカー。

 

3人のうち誰かここに座っただろうか?

私は一度も座る事はなかった。

夜、布団が3組、びっしり並んで敷かれた。

とてもじゃないけど、真ん中の布団では寝苦しくて、一組は別の場所に移した。

どうみてもこの部屋は二人用で、3人を容れる部屋ではないような気がした。

 

この大きなソファーに腰かけてたのかな?物置だったかな?

この床、床暖房仕様です。

板の間の突き当りにミニキッチン。

 

 

オールインクルーシブの飲み物。

中身はいつも同じ。

女3名の宿泊客なのだから、ジュース類を増やすとか工夫はないのかなぁ。

ベランダに露天風呂。

 

桶がない。

ちょっと入りにくい湯船。

このシャワーで掛け湯するの?

一つ桶があればいいのに・・・。

湯は滞在中ずっと出てて、いつ入っても適温。

湯も大浴場より力強く、この部屋付きの風呂は大好きです。

 

タオル類は大浴場に完備。

以前はコーセーの雪肌精だった化粧品、ポーラのものに変わっていた。


芦原温泉へ

2023年11月15日 | 宿-北陸

姉妹で芦原温泉へ。

大阪から特急サンダーバードで。

大阪を出発した時、指定席の車両はガラガラでしたが、京都から多くの人、それも外人が乗って来て、たちまち満員に近い状態。

彼らは金沢まで行くのでしょうか?

来年の3月16日、北陸新幹線が敦賀まで開業になれば、関西から福井や金沢へは行きにくくなる。

特急は敦賀までで、そこで新幹線に乗り換え。

あぁ、面倒。

逆に関東方面から福井県へは新幹線一本で来れるから随分便利でしょう。

芦原温泉も手ぐすね引いて待っているのかなぁ?

芦原温泉だけでなく、加賀温泉郷のお宿も宿泊料金はきっと値上がりするでしょう。

関西人は今のうちに行っとかなきゃ。

始発の大阪駅ではガラガラの指定席。

列車は琵琶湖沿いを走る湖西線へ。

天気も良く、琵琶湖がきれいに見えます。

 

JR芦原温泉駅に到着。

以前の駅は知らないけど、きっと随分大きくきれいになっている事でしょう。

駅を知ってる人なら変わりように驚くかも。

入れ物は出来上がってるようですが、内部はまだこれからのようでガランとしてました。

帰りに立ち寄った福井駅もリニューアル中。

新幹線、待ち遠しい?

グランディア芳泉、6度目の宿泊です。

宿泊料金もコロナ前よりは随分値上がりしました。

その代わり、以前は夕食前までだったラウンジの飲み物類が夕食後も頂けます。

温泉卵を作るコーナー。

ラウンジの様子。

恐竜で売る福井県。

 

ゆとろぎ亭の入り口にある下駄箱には、室名が書かれた館内履きの雪駄。

女性用には色浴衣も選べる。

引き出しの中には作務衣。

作務衣と浴衣、どちらも使えるが、私達は作務衣で通した。

しかし、作務衣はフリーサイズのみ。

少し大きかった。

もう少し、細かいサービスが欲しい。

足袋や巾着も自由に。

今日は3名なので和室。

部屋は、畳敷の廊下をずっと歩いた突き当り付近。

今まではずっと洋室に泊っていた私。

和室はどんな部屋なのでしょうか?


山中温泉にて

2022年04月03日 | 宿-北陸

この宿ときわ館は、すでに廃業され、建物自体も解体され更地になってます。

ここに掲載して何の意味があるか?

メモリアルでしかないですが、元来自分の備忘録のようなブログ。

古い写真を引っ張り出し、掲載し直す事にしました。

以下、文章は当時(2008年)のままで、写真は大きいものに張り替え。


山中温泉は、大阪から3時間半ほどで行ける温泉地。

近辺には、他に山代温泉、片山津、粟津と多くの温泉地があるが、雪が見たい、
雪を見るなら山中温泉がいいのではないか、と・・・。

山中温泉で今も源泉掛け流しの宿は3軒。

その1軒源泉そのまま やましたやに泊まろうと電話してみたら、あいにく廃業したとの事。

残る2軒のうち、源泉そのまま やましたやで教えてもらったときわ館に泊まる事になった。

総湯の近くに建っていたときわ館、今は更地に。

この写真は、泊まった部屋の入り口部分で、横に円形の銅で出来たものがあった。

腰壁の彫り物、今じゃこんな手がかかる造作はしないだろう。

よく見ると、中で何かを燃やしたような感じがする。

建物は古いが、古いがゆえの良さを随所に残し、へぇ~っと驚いてしまった。

食事用に使った隣の部屋にもあった。

ごとくが置かれているので、こちらの方が分かりやすい。

今まで古い宿に泊まった事は何度かあるが、こういうのを見たのは、初めてだった。

魔法瓶のない時代、ここで炭を燃やし、この上にはやかんがかけられていたのだろう。

はぁ、珍しいものを見せていただきました。

 

 

 

床の間も意匠を凝らしたものだった。

 



部屋にかけられていた掛け軸の絵が可愛い。

掛け軸の絵にしては、めずらしいと思ったのだが・・・。

 

 

 

枝豆のさやも、枝付の部分はこう切るのです。

天婦羅も上手に揚がってました。


朝食にはイカ刺も。


ときわ館は、総湯菊の湯と同じ源泉を引いていた。

換気が良くなく、湯気もうもうで写真が撮れなかった。

小さい内湯だったが、湯舟からはおしみなく湯があふれていた。

ここは、料理の味も私の好みにぴったりで施設は二の次、純粋に湯を楽しみたいなら是非、お勧めしたい。


お勧めしたいが、今はもうない。

床の間などの造りも立派だった。

山中温泉には、もうこんな小じんまりした、源泉掛け流しの宿はないとの事。

残念ですね。


5度目のグランディア芳泉の食事

2020年12月27日 | 宿-北陸

さて、今日は何を食べさせてくれるのだろう?

グランディア芳泉で一番の楽しみは食事かな。

 

先附はカニ身に黄味酢、キャビア乗せ。

長い木の皿に八寸盛り合わせ、2人分。

この皿、お目にかかるのは、初めて。

いつも、八寸の華やかな盛り付け方にはちょっと驚かされる。

 

 

右、白子豆腐 蒸し雲丹乗せ。

左、金時草のおしたしに蒸しアワビ乗せ。

金時草のおしたしは、透かし彫りの器に入ってた。

ずわいカニ真薯の上にカラスミ。

わりと一般的なお吸い物。

2度目の宿泊時の椀は素晴らしかった。

2度目宿泊の食事はこちらで。

これも初めて見る器。

炭塩と燻製醤油で頂く。

炭塩・・・?

今度行く時に聞いてみよう。

下の器の中には寒ブリ。

脂の乗った寒ブリと中トロは山葵多めの燻製醤油で。

イカ、甘エビは炭塩がお勧めの食べ方とか・・・。

ちょっと貧相な焼き物皿。

若狭牛、グジと素材はいいのにさえない。

後で分かったのだが、この日、総料理長は不在。

なので、総料理長が打つ蕎麦は出なかった。

ふぐの竜田揚げやホタテの磯部揚げ。

ご飯はせいこカニの釜飯。

ここの釜飯はどうしてこんなにおいしいんだろう。

毎回、具が変わる釜飯は釜でテーブルへ運ばれる。

いつも食べきれず残してしまう。

前回、おにぎりにしてくれと頼んだら、衛生上の問題で・・・と、断られた。

今回、蕎麦がなかったせいか、ご飯は全部たいらげた。

デザート一般的。

朝食も遊膳の昨夜と同じ席で。

うん?スキマある。

大根おろし、固く絞り過ぎ。

カニの味噌汁と海苔ではなく昆布。

味付け海苔は嫌いでいつも残すけど、この昆布、おいしかったです。

朝から牛のしゃぶしゃぶ。

大きなカレイは食べこたえ有り。

右手前は、私の好きなすこ

ヨーグルトすっぱぃ。

モーニングコーヒーはラウンジで。

総料理長の不在はちょっと残念。

一度目の食事はこちら

二度目はこちら

三度目の食事

四度目の食事


5度目のグランディア芳泉

2020年12月22日 | 宿-北陸

5度目(それも今年だけで)の芦原温泉グランディア芳泉。

今回もゆとろぎ亭の洋室152号室清流。

もう勝手は分かってるので、鍵を受け取り部屋へ。

入り口を入ると左手にクローゼット。

姿見の鏡の前に部屋用のスリッパが置かれていたが、
足袋も付いていたので、スリッパは使用せず。

浴衣を借りて来たが、作務衣で過ごし、浴衣は結局着なかった。

ブルーでまとめられたツインベッド。

長いワンルーム。

 

無料ドリンクが入った冷蔵庫やミニキッチン。

 

このデスクの右横に洗面所。

バスタオルは2枚づつ用意されている。

大浴場にはタオル類は完備なので、手ぶらで行ける。

男風呂にカミソリが置いてなかったようで、部屋のを持って行かなければいけなかった。

部屋の露天風呂、湯はずっと出ていて、いつ入っても適温。

大浴場にいくつかある浴槽の湯より、この露天風呂の湯が
浴感も強く、一番良い湯だと思った。

滞在中何度入ったか分からないぐらい気に入りました。

この露天風呂では、シャンプーしたり体を洗うには寒過ぎる。

この部屋にはシャワーブースが付いていたが、シャンプー等は大浴場へ。

 

雪見の露天風呂ではなかったが、今はここに座る気にはならない。

 

いぃ湯です。


4度目のグランディア芳泉の食事

2020年09月08日 | 宿-北陸

さぁ、今日は何を食べさせてくれるのだろう、期待大。

先附はオクラと長芋すりおろし寄せ。

少々塩辛いだしが全体を引き締めている。

 

二人分が乗った前菜。

一人分に取り分けて。

右手前ほやの塩辛

ほや、あまり好きじゃないけど、少量で味付けもいいのかおいしい。

吸い物は吉川ナス若狭グジで巻いたもの。

松茸のせ。

松茸は初物。

吉川ナスは鯖江の伝統野菜との事。

 

刺身は、若狭ハタの昆布締め、シマアジ水タコにとろけるような中トロ

白身魚やタコは梅肉で。

脂ののった中トロな燻製醤油で頂く。

食べ終わると大根・・・?

こんな大きな大根はないからカブか?

若狭牛の炙り焼きなどの焼き物。

手前の真ん中の黒いものは、竹の炭塩

丸岡産、石臼挽きのそば粉で料理長が打った蕎麦。

おろし大根のつゆをぶっかけて頂く。

おぉ、大好きなハモ。

見た目も美しい、まるで渦潮揚げだ。

今日の〆はタコ飯。

いつもおいしいかやくご飯

彩り良いお漬物は、セロリ、南瓜、長芋。

もうこれ以上食べられない。

おにぎりにして・・・。

断られました。

この時期だから・・・らしいです。

量が多くちょっと持て余した加賀棒茶のムース。

はぁ、おいしかった。

海や山の幸の旬を厳選し、特に地元の美味しいものにこだわるが、
美味しい食材であれば全国から取り寄せ提供するという
総料理長部谷保氏と料理長石井隆一氏。

この方々がおられなくなったら・・・。

料理も変わってしまうでしょう。

いつも素晴らしい料理ごちそうさま。

いつになれば、バイキングの朝食が始まるのだろうか?

右手前の黄色いボールは、南瓜のサラダ。

 


4度目のグランディア芳泉

2020年09月05日 | 宿-北陸

4度目のグランディア芳泉泊り。

気に入ると何度でも厭きるまで足を運ぶ困った性格。

我が家にしてはちょっと高いけど、ホスピタリティ抜群。

それに、なんといっても本格的な会席料理がおいしい。

北陸道下り賤ケ岳SAで近江チャンポンの昼食。

近江チャンポン大好き。

名神高速下り多賀SAでも食べられ、ここで食べる事が多い。

15:00過ぎにチェックイン。

今回は一番グレードの高い個止吹気(ことぶき)亭に泊まる。

専用の入り口を入ると、下足番の人が消毒したスリッパがズラリ。

こちらも専用のラウンジ。

コーヒー、紅茶などのフリードリンクは滞在中いつでも飲める。

部屋に持って行けるよう紙コップも置かれていた。

案内されたのは2階  288号 萬両という部屋。

これは翌朝の写真で、希望する朝刊が配られる。

温泉の露天風呂が付いた和洋室。

リビングの向こうに10畳の和室。

部屋食ならここで食事するんだろうか?

私達は食事処遊膳での食事だったが、部屋食の部屋も何部屋かあるようだった。

 

ツインベッドの寝室。

マッサージチェアーも。

クーラーの吹き出し口がベッドルームの方にはなかったので、
暑くて寝苦しかった。

前回7月初めに泊まった部屋もクーラーの効きがイマイチで寝苦しかった。

ここグランディア芳泉は暑い時は避けた方が良いのかも。

暑がりの私はそう思うが・・・。

女将が選んだ和菓子のお着き菓子。

期待外れのお饅頭。

 

 

右手に露天風呂。

 

冷蔵庫の中、インクルーシブの飲み物。

ゆとろぎ亭よりも品数多く、半分は残して帰った。

 

内湯も付いていて、こちらで体を洗うのでしょう。

使わなかったので断言出来ないけど、温泉ではないと思う。

開放的な露天風呂。

青石の湯舟を檜が囲む。

ほぼ一人用で、入ると豪快にあふれ出る。

湯に力強さを感じ、もしかしたらこれは源泉だろうか?

お洒落な金庫。

旅館で初めてお目にかかる足袋。

コハゼは付いてないが、案外脱げ難い。

男性用は黒の足袋。

ここまで広い部屋は要らないかな。

10畳間も全然使わなかったし、内風呂も使ってない。

個止吹気亭がどんなんだろう?と、泊まってみたが、
ワンランク下のゆとろぎ亭で十分かな。

しかし、駐車場は満車に近いぐらい多くの宿泊客があった。

Go Toトラベルで、普段高くて泊まれない宿、部屋に
泊まってみようという客が多いのだろう。

私もその一人だが。