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串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

乾の蕎麦

2021年06月05日 | 蕎麦

久しぶりにの蕎麦を食べに。

営業は週に3日と、狭き門の乾。

ご主人お一人でやっておられる。

客は常連さんが多く、席が空いていても、ご主人の「どうぞ」という
声がかかるまで、待合で待機。

支払いも、なるべくお釣りのないよう、レジ横に置いて帰る。

下げた器の洗い物をしてあげたくなる衝動にかられた私。

相方、ザルの大。

私、きのこおろしの並み。

つまんでいるうちに蕎麦が出てきた。

 

キノコたっぷり。

大根、少々辛い。

カツオが香るつゆは、塩辛くもなく丁度良い。

そしてこのネギの細かさ。

地方で食べる白ネギのぶつ切りはいただけない。

口の中で蕎麦の食感を阻害する気がして、ネギは使わない。

更科・・・?と、思う程白っぽい。

はぁ、おいしかったです。


今年は青森のねぶたを見に行こうと、飛行機やビジホを予約していた。

しかし、青森のねぶたは、去年に続き2年連続で中止される様相。

弘前のねぶたも中止。

八戸の三社祭りも大幅な行事の取りやめ。

五所川原の立ちねぶたは現時点では開催される様子。

はぁ、やめた!

取消料がかからないうちにオールトケ。


五箇山の蕎麦 拾遍舎

2016年02月27日 | 蕎麦

五箇山の合掌造り集落を見た後、国道304号線沿いの蕎麦屋拾遍舎で昼食。

五箇山観光協会に車を停め、向かいの蕎麦屋へ。

店の前にも停められたが、観光協会の駐車場は自由に停めて良い。

 店の背後には青磁色した庄川がとうとうと流れる。

メニュー にあるとうふさしみが気になった。

 丁寧な説明書きだが、ちょっと分かりにくい。

つなぎ2:そば粉8の二八蕎麦なんだろう・・・と、解釈。

 で、とうふさしみを注文。

これで一人前。

ヘルシーだがお腹はふくれる。

五箇山名物固豆腐、そのまま食べてもおいしいし、たっぷりわさび醤油を付けて。

多いかなぁ・・・と、思っていたがすんなりお腹に納まった。

 注文したのはざるそば。

揚げ出し豆腐が付いている。

う~ん、これならとうふさしみは要らなかったかな。

           

     き~んと冷えた蕎麦につゆも辛くはなく丁度良い。

     なかなかおいしい蕎麦だった。

     並でもかなりの量がありました。

 


亀蔵 鯖江の蕎麦屋

2016年02月23日 | 蕎麦

福井県鯖江にある人気蕎麦屋の亀蔵

行かなくちゃ・・・と。

北陸道鯖江インターから車で5分程なのに、店が見つけられず、ちょっとウロウロ。

あった!

控えめな看板。ちょっと分かりにくい。

私は亀蔵ランチを注文。

店内は小上がりに10人程、カウンター席と2人掛けテーブルが3つ。

平日のお昼時、サラリーマン風の客が多い。

それも大きなカバンを抱え、明らかに出張で訪れた・・・と、いうような人たちが多い。

私のように口コミを見て訪れたんだろうか?

運ばれてきた。

左上、揚げ蕎そばサラダ。

レタスなどの野菜の上に揚げた蕎麦がのっている。

ドレッシングとよく合い、なかなかおいしい。

本日の3品盛りは、地鶏の天ぷら、そばがきおろし、蕎麦豆腐。

少しづつだが楽しませてくれる。

 やや緑がかった蕎麦とたっぷりのつゆには大根おろし。

テーブルに置いてある削りぶしを掛け、つゆを一気に掛けて頂く。

大根おろしはそう辛くはない。

蕎麦は十割だが、と同じように繊細でこしがあり、おいしい蕎麦だと思う。

どろっとしたそば湯が運ばれてきたが、乾のように別の蕎麦ちょこは来ない。

食べ終えたこの皿にそば湯を入れて飲んだ。

相方は天ぷらランチ。

同じように揚げそばサラダや3品が出た後。蕎麦が運ばれた。

プラス200円で名物の海鮮かき揚げに変更できる。

ランチは平日のみで、土・日は上のメニュー。

もちろん、温かい蕎麦もあります。

ランチの蕎麦の前に出て来るそばサラダと本日の3品がいい!

又、ランチを食べに行こう。

そして、その時は大好きなかき揚げを食べよう。

 


琵琶湖へ

2013年06月09日 | 蕎麦

 どんより曇り空の日曜日、急に思い立ち滋賀県高島市へ。

マキノ町、メタセコイア並木の気持ちよい道を通り、目指すのは・・・。

ズボラッチさんに教えて頂いてた業平そば。

メタセコイア並木から5キロほど走った所、在原地区にある。

在原、業平・・・?

そう!あの在原業平が晩年に隠遁生活を送ったというこの地。

業平の墓もある。

砂利を敷いた床、テーブルは大きな岩・・・ワイルドです。

安い!

4個買いました。

敷地内の鶏舎で飼われているシャモの卵です。

ザル(600円)。

太いのも細いのも混在する素朴な味でつゆは椎茸の香りが。

天ぷら(500円)は、山菜がいっぱい。

プラス小魚(小鮎?)が2匹。

2人で一皿でよかったかなぁ・・・と、思いながらもぺろっとたいらげてしまう。

やったぁ、湧き水があるんだ。

もしかして、どこかで汲めるかも・・・と、車にペットボトルの箱を積んできていた。

さっそく、地図に描かれた場所へ。

手前の空き地に駐車し、30mほど歩いて行くと。

じょうごも置かれて汲みやすいが水は時々噴出し、気をつけないと服まで濡れる。

有り難く3箱いただき在原を後にする。

花しょうぶまつり開催中の道の駅「しんあさひ風車村へ。

入園料500円也。

うん大阪の城北公園は200円なんだけど、ちょっと高いなぁ・・・。

久しぶりに今日のお供はK10+タムロンSP90 F/2.8。

 

こちらはポピー。

何だったっけ?群生していて見事でした。

 

盛りは過ぎたが関西最大級のルピナス畑も広がり、菖蒲だけでなく色とりどりの花が見られた。

年に一度だけ咲く花々、一度だけだから500円の入園料もやむなし。

白髭神社の鳥居越に見えるのは対岸の彦根か?


侘助-黒滝村の蕎麦

2012年07月15日 | 蕎麦

大峰山のごろごろ水を汲みに。

三連休とあって洞川村への道も車の量が多い。

ごろごろ水の駐車場へは10:00頃に到着。

幸い待たずに蛇口の前に停められたが、次第に混んで来て駐車場外の道路にまで車列が伸びる。

来た道を黒滝村まで戻り、予約しておいた侘助で蕎麦を・・・。

普段とは違い、車を停めるにも困るほどの賑わっている道の駅「吉野路黒滝」から5分ほど県道を走る。

黒滝川に面した駐車場に車3~4台が停められ、斜面を上がって行く雰囲気が抜群で期待感が膨らむ。

 

基本的には↑のメニューで、平日は4~6人の昼会席¥3000~で、1週間ほど前に要予約。

十割ざるそばには「ごまとうふ」と「そばぼうろ」が付くので¥850は高くない、むしろ安いと思う。

挽きぐるみの蕎麦は甘味を感じ、咽喉越しもいい。

岩塩が付いてきて、そばつゆよりこの岩塩で食べる方がおいしく感じた。

つゆ、ちょっと醤油が勝ってる感じ。

相方はこの量では足りなくて追加を注文。

最初の蕎麦は長野産、追加分は福井産の蕎麦。

私はそばがきを注文。

そばがき、作るのに時間がかかるのだろうか?客が来たらそばがきは作れないと
注文時に言われたが、運良くそばがきが運ばれる頃に予約無しの4名さんが来店。

この4名さんがもう少し早く来ていたら私はそばがきは食べられなかった。

う~ん、おいしい!

もっちりした歯ごたえ、粘りもあり口の中で転がる。

蕎麦一枚食べた後だけど、すっとお腹に収まった。


黒滝川に架かる吊橋を渡り始めるが、あまりの暑さに車へ戻る。

ちょっと遠いけど、ごろごろ水&侘助のセットは定番にしよう。 

侘助の詳しい情報はこちらで。


一如庵

2010年10月16日 | 蕎麦

歩いた後の温泉は格別。
湯が体にしみわたる。

お亀の湯、多勢の入浴客で賑わっていました。

もっぱら源泉風呂に浸かっていたが、時間が経つにつれ少々、汚れてきたみたい。

広い駐車場も満車。
道路に入庫待ちの車がズラリ並んでいる。

3連休の最終日、お天気も良い、すすきも見頃を迎えた。
一番混雑する時でしょう。
朝早くから出て来て正解。
予約しておいた一如庵へ向かいます。

3度目の「一如庵」ですが、2度目は売り切れで食べられなかった。
したがって、食事をするのは2度目。

あの1度目の感激が再び味わえるかどうか?
楽しみでもありました。



予約しておいて良かった。

私のすぐ後から来た予約無しの客は、1時間ぐらい待たされるという事で帰って行かれた。



縁側に作られた席につく。

ガラスの天板の下に、ガラスの水盤。



白い彼岸花が浮かんでいた。



席から眺める、入り口。

炭俵の横がトイレ。
トイレには、小さなタオルのハンカチが積まれ、これで手を拭き使用後は、カゴの中へ・・・。

貧乏性の私、なんだかもったいなくて使えない。



初めて来た時は、テーブルや座椅子はなく、脚付の膳で食べたものだが、
数年経つうちにすっかり装いも整ったみたい。

以前は、ご主人と奥様できりもりしておられたが、今日はスタッフが2人増えている。



私の背後、ここも縁側だが、客席にもなるのだろう。

しかし、店内のインテリアのセンスの良さには感心させられる。

そのセンスの良さは、料理にも表れ、野菜が見事に変身し、繊細で美しい料理になっている。

床の間の掛け軸代わりに掛かる赤い帯、棚には豪華な茶器セット。
思わず、持って帰りたくなった。



お茶、柿茶かな・・・?と、思ったが、ほうじ茶だった。
薄い・・・。

注文したのは、野菜料理が付く一の膳1800円也。



まず運ばれてきたのは、揚げ湯葉と松茸のお吸い物。
松茸、初物でした。

揚げた湯葉のアブラが椀の中でキラキラ光る。
見ようによっては美しいかもしれないが、やはり味のじゃまをしているような気がする。

続いて野菜料理の3種盛り。



ゴマたっぷり付けて揚げたさつまいも。

その後ろの蓮根は甘辛く味付けされていた。



しめじのマリネ。
何かハーブが使われ、良い香りがするが、何のハーブか分からない。

はぁ、花の名前も分からないし、香りも分からない。



エリンギのお寿司。

上品に仕上がっています。



つゆとワサビが運ばれてきて、ちょっと驚く。



銅製だろうか?4センチ四方の皿にワサビがのっている。
薬味はこれだけ。

色のコントラストもきれい。

蕎麦ちょこは真っ白な磁器。
野菜三種盛りは、骨董を思わせる染付け・・・。

器にも凝っておられるなぁ・・・と、こちらも嬉しくなる。



いよいよ蕎麦が運ばれてきた。
蕎麦を盛っている器は、ありきたりでちょっとがっかり。

もう少し、サプライズが欲しい。

更科の色に近い10割蕎麦。
繊細な手仕事のあとが見てとれる仕上がり。

つゆは、カツオの香りがたつさっぱり系。

通の人に言わせれば「かえしが出来ていない」と、言うのだろうか?



そば粉を溶いた蕎麦湯が一人前づつ。



三口ほどの玄米小豆ごはん。

炊いてから4日寝かせた・・・とか。



香の物も上品に。




蕎麦だけならわざわざ食べに来ないだろう。

やはり魅力なのは、あの野菜料理。
一度目ほどの感激は感じなかったが、手間をかけ、すっきり、おいしく仕上がった野菜。

自分でも出来そうな気がするのだが・・・。



店の中で売られていた小銭入れを買う。

古布のパッチワークで思わず衝動買い。

そういえば、1度目訪問時買った飯茶碗、少し欠けたけど今も愛用している。

蕎麦「一如庵」
奈良県宇陀市榛原区自明1362
西名阪針インターから国道369号線曽爾高原へ向けて走り20分程。
0745-82-0053
昼:11:30~14:30
夜:17:00~20:00(要予約)
定休日:火曜日・第1・3月曜日

一の膳、予約しておいた方がよい。


山帰来の蕎麦

2010年10月06日 | 蕎麦

待合の方から入り口方面を見る。

向かいには、飛鳥大仏がおわします飛鳥寺がある。
昔、何度も通ったものだ。

ダンナは天ざるを注文。

一番の客だったが、出て来るまでに随分待たされた。

私は、「一番お得」とメニューに書かれた「海老おろしミニ昼席膳」を注文。

珍しい!
エビはサクラエビ。

サクサクに揚がっていておいしい。

生のサクラエビだろう。
まさか、干したサクラエビではないだろう。

辛み大根がよく効いている。
カイワレのトッピング、見た目にも美しい。

蕎麦はいずれも10割蕎麦。

田舎蕎麦までいかないが、挽きぐるみのようにやや黒っぽい。
細く切られていて繊細な中にもシコシコ感がありおいしい。

う~ん、ちょっとつゆが・・・。
醤油が突出しているように感じた。

子供の握りこぶし大のそばがき。
ふんわり柔らかく口の中でとけてしまいそう。

わたし的には、もう少し、しっかり目の方がいいかな。

デザートは、蕎麦団子もあるが、私は蕎麦アイスにした。

横のぶどうは、サービス。

蕎麦アイスには、蕎麦の端を揚げたものがトッピングされ、
香ばしいそば粉がふりかけてある。

椅子席は一つだけ。
他にテーブルが4つで14人程座れる。

店の裏手、駐車場横にそば畑があり、白い花を咲かせている。

収穫は11月頃なのか・・・?

評判通りおいしい蕎麦だった。
大好きな天麩羅にそばがきを一度に食べられるこの昼御膳
ちょっとはまってしまいそうです。

●山帰来 0744-54-3218 (蕎麦のみ予約可、席は不可)
●木曜日~日曜日、祝日が月曜日~水曜日の場合は営業
●飛鳥寺前 駐車場は店の裏に5台分