串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

丸美ケ丘温泉ホテル

2007年10月31日 | 宿-北海道

層雲峡から始まった北海道の1日目は、
盛りたくさんの感激と共に終わろうとしている。

帯広では、はずせない「アサヒ湯」は、噂通りの良い湯だった。
湯船からあふれ出た湯が、床一面に流れ去る。

予定を終え今宵の宿「丸美ケ丘温泉ホテル」に向かう。
帯広市内から車で10分足らず。
広い駐車場も、銭湯代わりの入浴者の車でいっぱい。

今は素泊まりしかやっていない。
今夜の泊まり客は、どうやら我々だけのようだ。
指定された部屋は、6畳間。
広げたらいいだけにしてあるフトン。
お茶セットに100円投入式のテレビ。
このテレビ代が結構かかったが・・・。

ユニットバス&トイレが付いていて、風呂の湯は温泉。

紅茶色、泡付き、少しぬるめの源泉が出し放題。
なんと贅沢な・・・。
浴槽に黒い湯ノ花がこびりつく。

夜が明けた。
朝日が昇り始め、窓の外がきらきら輝く大浴場に私一人。
昨夜、あれだけいた客は、一人もいない。

立ち寄り開始までは、泊まった者だけの贅沢な時間。

この広い浴室が、今は自分だけの風呂だ。
くくくっ~、笑いが止まらない。

2つの湯船からは惜しげもなく湯があふれ出る。
排水口は、ごぉ~とうなりをあげて、渦巻いている。

小さな湯船は、ぬるくて泡がびっしりと付く。
あぁ、幸せ!
なんて良い宿を選んだんだろう。


磐梯山で

2007年10月30日 | 旅-東北

犬話題のついでに、磐梯山の土産物屋の看板犬「クロちゃん」。

車から降りて来たお客さんの足元をくんくん・・・。
この人の車に可愛いチワワx2。

その臭いを嗅いでいるのでしょう。
この人から離れません。

もうお年寄りだとか。
かつては、全身真っ黒だったのが、白くなってきて。
白髪なんでしょうね。

不敵な面構えに似合わずおとなしいワンでした。

 


帯広

2007年10月29日 | 旅-北海道

北海道では一番標高の高い所にある然別湖にやってきた。
湖の中に小さな島、弁天島があり、紅葉はまだ早いようだが、美しい湖だ。



湖の周囲に歩道などないようで、遊覧船が就航し、船から眺めるようだ。
乗ってみたかったが、却下され、すごすご帯広を目指す。

帯広名物「豚丼」を是非食べてみたかった。
「ホテルボストン」近くの「新橋」という食事処に入り注文。

出てきたのを見て驚いた。
たれの色が真っ黒。
そして、具は豚だけで他には何も入っていない。

たれはすご~く甘からい。
まるで、豚の生姜焼き鰻のたれという感じ。

豚嫌いな連れは、天丼を注文。

天丼にも同じ味のたれ。
うぅぅ・・・と、顔をしかめる連れだが、「郷に入れば郷に従え」。
これが、帯広の丼なのだ!
はるばる帯広まで来て、関西風の丼を食べるのもおもしろくないでしょう。

この店先に犬がいた。

しかし、じっとして動かない。
微動だにしないので不思議だった。

店主に聞いてみた。
答えは、剥製。

驚いて眺めていると、店から出て来た客が
「前に来た時は生きていたのよ。」と喋る声が聞こえた。

最近、天国に行ったのだろうか・・・?

可愛がっていた、そして看板ワンだった愛犬だったのだろう。

店主の優しい気持ちを感じ、ちょっと期待はずれだった
豚丼も忘れられない味になった。


ホロカ温泉

2007年10月28日 | 旅-北海道

北海道へ上陸してから初めての温泉は、ここホロカ温泉の旅館鹿の谷

玄関のガラスに「狩猟の人、入浴お断り」の貼紙がしてある。

何事だろう・・・?と、思いながら、入浴料金を払おうとしたフロントに、鳴きウサギ保護の署名が置いてあった。

これで、玄関の貼紙の謎が解けた。

ここは、ぜいたくな事に4種類の源泉を持ち、もちろん全て掛け流し

手前からナトリウム泉、鉄鉱泉、カルシウム泉とそれぞれの湯船にブレンドする事なく注がれている。

内湯から戸外へ出ると、そこには硫黄泉の露天風呂。

ただし、この内湯も露天風呂も混浴で、女性用には、小さな内湯が一つあるだけ。

他に客はいなくて、私も入ったが、男性客がいれば入れなかったでしょう。

糠平湖の近くにある、鉄道アーチ橋。

今は、レールもはずされた廃線跡。

昼食をとった三股から帯広までの士幌線だった。

沿線でもっとも有名なのは、めがね橋という糠平湖にかかるアーチ橋だが、今の季節、水没してしまい見えないらしい。
 


すぐ近くまで行く事が出来るので行ってみた。

もちろん、橋の上に出て歩く事はできない。

三股あたりで切り出された木材を帯広に運こんだのだろう。

「ツワモノどもの夢の跡」かもしれない。

なにか哀愁を感じる、コンクリート構造物だった。

然別湖を目指す途中で、冬季休業する山田温泉に立ち寄る。

2日後には、冬季休業に入るという、まさにラストチャンス。



大きな内湯だけだが、優しい、柔らかい湯が掛け流しになっていた。

いいなぁ・・・、いつまでも浸かっていたいが、連れはパスして車で待っていたので長湯は出来ない。

後ろ髪引かれる思いで後にした。


三国峠

2007年10月27日 | 旅-北海道

層雲峡を後に網走へ向かう国道39号線をしばらく走り、大雪湖あたりで初めて走る国道273号線に入りました。

初めての道を走るのは、浮き浮きします。

出来る事なら日本全国の道を走ってみたい。

シラカバの紅葉が、まるでマッチ棒の集まりのようで、目を楽しませてくれます。

北海道の気象情報では、峠情報が流れます。

オロフレ峠、日高峠、狩勝峠、三国峠・・・。

今通る三国峠は、風は強いものの、天気はよく快適に峠越え。

しかし、雪の季節には、大阪人の私など想像もつかない厳しい峠越えになるのでしょう。



この、国道273号線、もっと暗いイメージを抱いていたのですが、快適な明るい道でした。

峠を越え、三股に入ってくると、シラカバ並木の道が続きます。

昼食は、かねてより予定していた「三股山荘」で。ここのご主人も大阪人なんですって。

大学が北海道で、そのまま北海道にいつ居てしまわれたらしいです。

その気持ち、分かるなぁ・・・。

ちまちま、ごちゃごちゃした大阪に比べるとまるで別天地。

厳しい冬を知らない私は、一瞬、移住しようかと・・・。

名物メニューの「 牧場のビーフライス」¥1,000を注文。

大きな、ハンバーグがご飯の上にどんと乗っています。

ハンバーグの下には、大きな海苔。

おいしいのですが、量が多くてちょっと持て余しぎみ。

ご飯を減らしてもらえばよかった。

店内には、工芸品のお土産コーナーがあり、ステキな物が並んでいます。

ここで、小さな壁掛け花瓶を友人へのお土産に・・・。

北海道へ上陸してからは、まだ一湯も入っていません。

温かい湯が恋しくなりました。


層雲峡

2007年10月25日 | 旅-北海道

小樽に上陸後、旭川まで走りました。
フェリーで休養たっぷりなので150キロぐらいは走らなきゃ・・・。

この日の泊まりは旭川の「東横イン」。
とばしても到着は、23:00前になってしまいました。

旭川の朝は凛とした空気が漂い、早くも寒々しい感じです。

仕事柄、こういうモノに目が向きます。
雪のモチーフは旭川市のシンボルでしょうか?
とまってる鳩は、本物です。

 層雲峡へ夫婦で来るのは新婚旅行以来だからもう35年も前の話。

まぁ、よくもったものです。

黒岳に登るロープウェイからの紅葉は、絨毯を広げたようにきれいでした。



ロープウェイの窓越しなので、イマイチはっきりしませんが。



終点まで行くと、紅葉は終わりかけ。
手前の尖った山が黒岳で、もう冠雪していました。
風も強くて寒いです。

層雲峡での観光スポット、
銀河と流星の滝。

寒いです。

持ってきた服を全部重ね着しても震えています。

滝の奥に小函へ行く道があるのですが、崩落の危険がありこの道は通行止めになっていました。

 

 

 

続いて大函(おおばこ)へ。
35年前に見た光景は、これだったっけなぁ・・・?
すっかり忘れてしまっています。

大函にあるトイレですが、入り口には厚手のビニールが風除けに設置され、奥にはストーブがおかれていました。

まだ、稼動していませんが、まもなく点火されるでしょう。

震えながら層雲峡の見学を終え、R273を三国峠に向けて走ります。

 


北海道へ(新日本海フェリー)

2007年10月24日 | 旅-北海道

いいお天気でした。波の高さは1.5~2mでベタ凪だという事。
ちなみに、波が6m以上になれば、運行中止。

リーダーさんの好きな、船のお風呂です。
風呂は、乗船日は消灯まで、翌日は8:00~18:00まで入れます。

外気にあたれるのは、この船尾にあるオープンデッキだけ。
高速運行なので、安全の為、客室の両側は立ち入り禁止になっています。

16:30から乗組員による、サックスのショーが始まりました。
この方、趣味が高じて、乗客に聴かせる程の腕前になったとか。

テナーサックスとアルトサックスで数曲、時間は30分ほど。
終わると作業服に着替え、持ち場につかれました。

「夜霧よ今夜も有難う」の演奏に、数時間後到着する
小樽を思い浮かべながら聞き入ってました。

奥尻島が右手に見えだした頃、陽は傾きかけ、分厚いビロードの
ような雲の合間から陽光が放射状にさしこみ、実に美しかった。

こんな長い時間船上の人となったのは初めて。
たいくつするのではないだろうか・・・?と心配していたが、
たいくつどころか、もっと居たいと思わせる快適な船旅でした。

旅していて、こんなゆっくりした時間を持つ事がなかった私。

そして、いつもなら、眠気と戦いながら、ビールも呑めず、
ひたすら北を目指しハンドルを握る連れは、好きな時に
ビールを呑み、うつらうつら、ベットの中で1日を過ごしていました。

何と贅沢な旅の始まりなのでしょう。
「初め良ければ全て良し」
このことわざ通り、楽しい旅が続きますように・・・。


 

 


 


旅の始まり(新日本海フェリー)

2007年10月23日 | 旅-北海道

旅の始まりは、舞鶴からの新日本海フェリー。
「ペア88」という2人合わせた年齢が88歳以上のカップルに
適用され、車の航送料金と運賃が3割引になるという、お得な商品。
ただし、部屋は1等以上を利用しなければいけないので、
初めて、フェリーの1等客室に乗りました。

10平米程のツインの部屋で、幅が80cm程のベットが並び、洗面所付き。

地上デジタルのテレビ、電気ポット、お茶のセット、タオル、
スリッパなどがそろい、まるでビジネスホテルの部屋のようです。
これで、トイレ付きなら言う事ないのですが・・・。

この船「はまなす」は、3年前に就航したので、船内はまだ
新しくてきれい、そして毎時50~60キロのスピードで
1061キロの行程を約20時間かけて小樽に向かいます。

ちなみに、1回の航海で燃費は600万円かかるようです。

夜が明けました。はるかかなたに見えるのは、能登半島。

波も穏やかで、朝までぐっすり眠りました。



10時頃だったか?南行きのフェリーとすれ違います。
お互い、ボォ~っと汽笛を鳴らしながら・・・。
船内放送が流れ、カメラを抱えた客がぞろぞろと。

朝食は持参したパンとコーヒーを淹れたので済まし、
昼食は、少し贅沢に、グリルでランチ。

フレンチは久しぶり。

少し脂っぽく感じましたが、お味はなかなかいけます。
そして、船内で焼かれたパンがおいしくて驚きました。
特に、クロワッサン、バターが効いていておいしかったです。

明日に続きます。


帰ってきました

2007年10月22日 | 旅-北海道

昨夜、帰ってきました。
層雲峡から始まり、最後は、白山スーパー林道と
随分、アチコチの紅葉を見てきました。

この写真は、層雲峡の黒岳ロープウェイから撮ったものです。
窓越しに撮ったものなので、イマイチはっきり撮れていません。
つくづく、一眼レフのデジカメが欲しくなりました。

浦島花子状態に陥っています。
今朝のゴミ出しに遅れ、山ほどある洗濯もしなくちゃ
いけないのに、写真を見ながら旅を反芻。



柿田川湧水

2007年10月10日 | 旅-関東・中部

柿田川の湧水です。
在庫セールの一環ですが、写真の画質が粗いですねぇ。
もっと、きれいな写真をアップしたいです。

柿田川の湧水群は、国道1号線に面した公園から歩いて見に行きます。
きれいですよ~。ほんとにうっとりしてしまいます。
書いてるうちに、又見に行きたくなりました。

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石橋

2007年10月06日 | 旅-九州・沖縄

在庫一掃セールではありませんが、non_nonさんのお陰で
パソコンに眠っていた写真が陽の目を見ました。

九州には江戸・明治に作られた石橋がたくさん残っています。
熊本県の緑川沿いを走った時に目にした石橋です。

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通潤橋
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ベランダで

2007年10月04日 | 好きなもの

ベランダに咲いた彼岸花です。

残暑厳しい大阪ですが、日中の気温もやっと30度以内に
納まり、秋を感じるようになりました。

昨夜、ウオーキング中に狸を見ました。

住宅の方から走って来たのは、てっきりネコだと思っていました。
野良ネコが多い所です。

ネコにしては丸々と肥えています。
顔も大きい。

すると、もう1匹が走って来ました。
バッチリ、目が合いよく見ると狸。

すぐそばには、大和高田線や中央環状の道路がある
いわば、都会です。
こんな所で狸を見るなんて、驚きと感激!

狸は大塚山古墳の方へ消えて行きました。
この古墳に住んでいるのです。
狸の他に、どんな動物が居るのだろう・・・?

大塚山古墳は被葬者不明のまま、宮内庁の管理下
におかれています。
大正時代には、墳丘の中に人が住んでいたとか・・・。



 


閑谷学校の池

2007年10月02日 | 旅-中国・四国

non_nonさんのソースをお借りし、akiさん、ごえちゃんの手助けでやっと
スライドショーが出来ました。

調子に乗って続けます。
これは、備前市にある閑谷学校門前にある池です。

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はんちと呼ばれる100mの池
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閑谷学校の石塀

2007年10月01日 | 旅-中国・四国

閑谷学校の回りをぐるりと囲む石塀の美しさ。