串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

妙義神社

2014年02月28日 | 旅-関東・中部

浅間山に見送ってもらって佐久平を後にし、上信越道を走っていると、
ギザギザの山容が見え隠れ。

名前は聞いていた妙義山だが、関西人には馴染みが薄い。

妙義山は一つの山ではなく、金鶏山、金洞山、白雲山の三山を総称して
妙義山という事を初めて知った。

その白雲山の麓にある妙義神社へ向かう。

車はすぐ近くにある道の駅に停めて神社へ歩いて行く。

県道沿いの一の鳥居をくぐり急な坂を上って行く。

大きな枝垂桜が門前に。

白雲山の中腹に大のレリーフが見える。

1700年に書かれた「御神号額」に刻まれた文字が「妙義大権現」。

その「大」をかたどり中仙道よりの目印としたものらしい。

総門の前には笹が左右に配置されている。

この笹には意味があるのだが、何だったかなぁ?

比叡山延暦寺の根本中堂前にもあって、その謂れを聞いたのだが・・・。

肘木というのだろうか?いや、肘木は上にあるので、これは全くの飾りなのか?

 きれいな群青色。

波をデザインしたものなんだろうか?

高さ12m、この総門は関東一の壮大さを誇るものらしい。

石造の太鼓橋の先には165段の石段が続く。 

 石段の横に楽な道もあり、復路はこの道で戻る事にして石段を上る。

杉の大木が両側にそびえるこの石段で、かつてNHKの大河ドラマ「義経」のロケが
行われたらしい。

途中に踊場はなく、休憩で立ち止まると思わず下へ吸い込まれそうになった。

はぁ、神社仏閣も有難みが分かるような歳になれば、お参りするのは困難だ。

見事な彫刻が施された唐門。

上毛の日光と呼ばれているようで、見事な彫り物が随所にみえる。

そして彩色も美しい。

この辺りの建物は平成19年に襲った台風9号の被害に遭い、その復旧作業が終わり
お参りできるようになったのは平成24年の12月からだから、出来たてほやほや。

「本社」 は、黒漆塗りの権現造り(本殿と拝殿を中殿によって連結した造り)。

ぐるっと囲まれた透き壁の間から撮ったので、ごく一部しか見えないが、
飾りの付いた花頭窓、 立派な金物の扉・・・どれも見事な造りで見惚れた。

床の下、羽目板というのだろうか?その部分も模様が描かれ、美しい漆塗りだった。

桜はほとんどが枝垂れ桜らしく、満開になるのは例年4月10日頃。

中には樹齢200年を越す枝垂れ桜もあるという。

花が咲く頃に来たいものだ。

高さ10mの石垣は江戸時代中頃、妙義山の安山岩を用いて築かれたもの。

静かな境内だった。

登山客が一人、お参りする人一人、観光客と思しき人、私を含めて二組。

↑ の写真の人は猿のおっかけ人。

山から下りてきた猿を追い返す役目らしい。

猿もよく知ったもので、この人の姿を見ると逃げ猿。

妙義神社、実に見ごたえがあった。

榛名神社も拝殿まで行かなかったが、参道のたたずまいは素晴らしいものがあった。

信仰心はあまりないけれど、旅先での神社仏閣めぐりもなかなかいいものだ。


杓凪華-風呂

2014年02月26日 | 宿-関東

杓凪華の風呂は男女別に内湯が1ケ所だけ。

それでも時間帯によっては貸切風呂となる。

この貸切風呂は1月から4月までの対応。

那須の芽瑠鼓で貸切の時間選びに失敗し、就寝前に風呂に入る事ができなかった。

杓凪華もチェックイン時に予約するシステムなので、なるべく早い時間にチェックインして
夕食後の良い時間帯に予約しようと・・・。

この予約ボードを見ると21:20~22:30まではフリータイムになっているので
就寝前に入れないという事はなかったが、20:30~21:15という私にとっては
一番良い時間帯を選んだ。

フリータイムに風呂へ行ってもほとんど貸切状態で使えた。

海外からの3組は貸切時間にだけ温泉に入ったんだろうか?と、要らぬ心配を。 

脱衣所のアメニティ。 

 こちらは男性用。

風呂は男女で入れ替わる事はない。

男性用を覗いてみたが、左右対称というだけで造りは同じなので入れ替え不要なんだろう。 

朝の女性用「御汲(おく)の湯」。

源泉は万代鉱。

湯温はやや高め、とろとろの湯で実に気持ちが良い。

以前は左側にも湯が張られていたのだろうか?

9組だけの宿、大きな湯船は要らないだろう。

限られた源泉量、加水循環して大きな湯船を満たすよりは、小さな湯船に源泉掛け流しの
方がずっと良い。

いさぎよい湯の使い方で好感を持った。

 

 

 

椅子に納められるオケ、しっかりした物だが重くて・・・。

カランは3ケ所だけ(?)だったが、前述のとおり、いつでも貸切状態だったので
全く不便はなかった。

ここはシャンプーバーではないが、ミキモトのシャンプー類も置かれていた。

これでメルコグループの宿3軒に泊まったが、温泉に関しては、ここ草津の杓凪華が一番良い。


杓凪華-食事

2014年02月24日 | 宿-関東

湯菜の宿 草津温泉 杓凪華の食事は朝・夕共に1階の食事処「緑湧庭」で。

 朝食時に撮ったテーブル。

夜とは違った清清しい雰囲気の中で朝食を頂いた。

スクリーンだけの仕切りで、隣のテーブルの話声は聞こえるが、テーブル間は広くとられている。

前菜は、子持ち鮎の甘露煮、花豆、鬼ユズの皮の甘煮など。 

 先附のゴマ豆腐。

かけられたつゆが私には醤油辛い。

刺身コンニャクと何だったかなぁ、マス系統の魚。 

き~んと冷えた刺身こんにゃく、おいしかったです。

リーズナブルな「トントロ鍋」プランだったので、これはメインの「トントロ鍋」。

トントロの他には、上州和牛のつみれ、水沢うどんも。

出汁が私には塩辛い。

ポイントカードで二人分、二合の日本酒がサービス。

日光湯元の茶碗蒸しと違って、こちらは具だくさん。

何故か豚の角煮。

でも、おいしかった~。

結構お腹いっぱいになり、ご飯は少し・・・とお願いしたが、この日の食事は恵方巻き。

中国や台湾からの宿泊客が3組居たこの日、外人さんにうまく説明できたのかな?

デザートは水無月のような和菓子。

 内容的には朝食の方が良かったかな。

 

 

青白い色をした「蓼科自然卵」。

卵かけご飯はあまり好きじゃないけど、この卵を見たらやってみようと・・・。

食事もバラェティに富み、工夫されていた。


いってつ

2014年02月18日 | 食べ物

以前、椿ひめさんのブログで見て食べに行こうとしたが、結局、店を探せなくて
食べられなかった大阪狭山市のうどんや「いってつ」。

今日、偶然前を通り「ここや!」と・・・。

店の前に3台、道路を挟んだ向い側に7台停められる駐車場完備。

店内、10人掛けの大きなテーブル、2人掛けのテーブルが2ケ所、奥には
2つのテーブルがある座敷。

この他にもメニューはあり、私はこれには載っていない「エビ天ちくわぶっかけ」を注文。

食べた後で思ったのだが、うどんの量が凄く多くて次回は小盛にしよう・・・と。

連れが注文した「天ぷらうどん」。

嬉しい事に天ぷらは別盛りで出て来た。

天ぷらも上手に揚がっている。

私が注文した「エビ天ちくわぶっかけ」。

ぶっかけのつゆは別添え。

すだちが別に添えられ、全体的におしゃれな仕立てで、さぬきうどんの素朴さを超越。

エビ天ちくわぶっかけ・・・エビとちくわの天ぷらがのっているのかと思っていたが、
エビが入ったちくわだった。

これが甘くて、ちょっとはまりそうな味。

しかも大きくて、これだけでお腹ふくれる。

始めに書いたように次はうどんを小盛りにしよう。

うどんは太くてシコシコ、さぬき風でおいしい。

天ぷらうどんの出しはおいしかったようだが、ぶっかけのつゆは薄くて麺に絡みにくい。

値段も高くはない。

我が家からはちょっと遠いが、おいしいうどんを食べたくなったらここへ来よう。

    • さぬきうどん「いってつ」
    • 072-366-8024
    • 11:00~15:00  18:00~21:00
    • 木曜 休み
    • 国道310号線を帝塚山学院大学方面に曲がり右側

さいわいに・・・

2014年02月18日 | 旅-関東・中部

2月16日、富山から上信越道で長野へ。

16日の上信越道下りは、信濃町インターから先は通行止め。

平行している国道18号を走り須坂の街に入って驚き。

2月に何度か須坂へ来た事があるが、こんな大雪は初めて。

除雪が間に合わず、対向車とのすれ違いに当たらないか神経を使う。

街中を過ぎれば走りやすかったが、菅平へ向かう国道406号は、なだれで通行止め。

ここから500m程先にある宿へは通してくれ一安心。

翌日の長野道は長野インターから先は通行止め。

須坂長野東インターから一区間だけ高速に乗り、長野インターで下道へ。

幸い、更埴インターから先が開通したので、下道を走った区間は短かく、うまく大阪へ戻った。

富山に宿泊する予定だったので迷わず北陸道経由だったが、中央道でと予定していたら
通行止めのこの日、北陸道へ回らざるを得なかっただろう。

宿はドタキャンがあったり、戻れないからもう1泊した客もあったようだ。


何年ぶりだろうか?

2014年02月14日 | 大阪

ホワイトバレンタインデーになった大阪。

こんなに積もるのは何年ぶりだろうか?

ご近所の夏みかん

ほころびかけた紅梅も寒そう。

明日から3日程留守します。


杓凪華 続き

2014年02月12日 | 宿-関東

今まで湯菜の宿は、新穂高温泉の白雲荘と那須の芽瑠鼓に泊まっているが、
どちらも草津ほど広々とした空間ではない。 

2階へ上がってみた。

ロビーの上は広い吹き抜けで、階下が一望できる。

2階にも休憩スペースが広くとられている。

 叩かれた時に処分したのだろう。

贅沢な施設だ。

元は会議室だったのだろう、今卓球室として開放されている。

1階、部屋の前からロビー方面を見る。

浴衣は部屋には置いてなくて、ここから持ち出す。

男性用は上の段で、M,L,LL。 

下3段は女性用。

お馴染のセルフバー。

喫煙スペースは個室ではない。

館内は部屋さえも禁煙。

貸切風呂の予約ボード。

フリーの時間と貸切時間が混じり、ちょっとややこしい。


草津の宿 杓凪華(しゃくなげ)

2014年02月11日 | 宿-関東

日光湯元で泊まった翌日は、久々の草津温泉。

草津も大阪からは行きにくい所で、なかなか行く機会がなかった。

 今宵の宿は、湯菜の宿グループの一軒で「杓凪華」(しゃくなげ)、難しい読みだ。

湯菜の宿はアテ字が好きだなぁ。

草津国際スキー場の前からベルツ通りに入った所に杓凪華(しゃくなげ)はある。 

宿の名の由来になったであろうシャクナゲがエントランス前に何本も植わっていた。

元社会保険事務所関連の施設だったというだけに、どこもかしこも広々としている。

フロントの左手は食事処「緑湧庭」。

ロビーには大きなハンモック。

 

自由に飲めるコーヒーサービス。

Keyコーヒー、案外好きだけど、このコーヒー、私の口には合わない。

初めてお目にかかるコーヒーマシンにちょっと手間取った。

あまりおいしくないなぁ・・・と、思いながらも、ロビーに座り頂く。 

部屋は1階に3部屋ある和室の一つで、風呂場に近く、これは有り難かった。

8畳と奥に4.5疊。 

部屋の窓からの眺め。

木々はすっかり葉を落としているが、深緑、紅葉の頃はさぞ美しいだろう。

マッサージチェアが全室に完備。

女性は色浴衣を選べる。

男性用には単一の柄で、M,L,LL と3サイズが用意されていた。

お風呂セット

トイレはもちろんウォシュレット。

 

 

そしてフトン敷きはセルフ。

すっかり慣れたセルフふとん、早々とふとんセット。 


地下鉄110年

2014年02月08日 | 大阪

数ヶ月前からきれいになって驚いた地下鉄御堂筋線天王寺駅のトイレ。

話が頓挫してしまっている大阪市交通局の民営化をにらんでの改装だったのかな?

高速道路も民営化されて一番大きく変わったと感じるのはSAのトイレ。

ともかく快適なトイレになったのを喜ぶ利用者です。

トイレの写真を撮るのは、利用者が多くてなかなかその機会に恵まれなかったが、
やっと今日念願を果たせた。

 ウォシュレット完備。

左手にはパウダールームもあり、熱心に鏡を覗き込む人がいた。

地下鉄が営業開始して80周年、その前身の路面電車の営業開始から110周年。

くしくもNHKの朝ドラで御堂筋線の駅建設の苦労話が放送中。

 そして、このブログを始めた頃にトイレットペーパーが置かれだした事を書いたのを
思い出した。

あれから9年、このブログを続けているんだ。


佐久平にて

2014年02月07日 | 旅-関東・中部

 大阪から日光は遠い。

金精峠が通行止めの季節、日光へは表からアクセスしなくちゃいけない。

一番距離の短い東京経由は避けたいので、中央道~上信越道~北関東道自動車道
~東北道~日光宇都宮道路で日光入り。

土・日・祝日の高速料金は半額になるので、いつでも旅できる年金暮らしだが、
高速料金を考えると、これらの日に走ろうと思う。

この割引、廃止になると困るなぁ・・・。 

10月からだったっけ?

午前中用事を済まし、14:00頃自宅を出発。

米原JCT近く、今日は伊吹山もくっきりと見える。 

正月に走った時は、京滋バイパス辺りから雪で、伊吹山は影も形も見えなかった。

関が原付近を走る新幹線。

又、撮ってる。

でも、遭遇するのも難しい・・・ものです。

正月に続き、今宵も東横イン佐久平駅前でお世話になる。

夕食は向かいにある 蕎麦いざか家「田衛門」で。 

写真は翌朝撮影したもの。

晩はサラリーマンで賑わっている居酒屋仕様。

付き出しは、ホタルイカ&ワカメの酢味噌和え。

ちょっと驚いたのは、白ネギを細く切り、水にさらしたものが添えられている。

はぁ、白ネギのこんな食べ方は初めて。

イカ刺。

ツマに茗荷が添えられ

茗荷、シーズンでもないのに。

北海道のツブの刺身。

天盛りそばを注文。

天ぷらも上手に揚がり、プリプリの海老2匹。

蕎麦、二八のようだが、コシがあっておいしい。

つゆも辛くはなく丁度良い。

仕上げにどろっとした蕎麦湯が出てきて、これもおいしい。

料金もリーズナブルでどれもおいしかった。

日光方面へ行く時は、東横イン佐久平駅前に泊まり、田衛門で夕食、これ決まり!

写すほどではない東横インの朝食だが、佐久平のはおかずも多く、海苔も出た。

浅間山を横目で見ながら上信越道へ。 

横川SA、お馴染ですね。

このシートを見て、ふと、急行「きたぐに」を思い出した。

今は廃止になった「きたぐに」の自由席に乗り、全然眠れなかった夜の旅、懐かしい。

きたぐに、日本海、もう一度乗りたいなぁ。


日光湯元 湯の家の風呂

2014年02月07日 | 宿-関東

 湯の家は敷地内に2本の自家源泉がある。

以前から日光湯元を訪れた際、横目で見ながら、どんな湯なんだろう・・・?と、感心はあった。

今日は、その湯に浸かれるんだ。

風呂は男女別の内湯と、空いていれば中から施錠して無料で使える貸切風呂が
1ケ所あるだけで露天風呂はない。

広い脱衣所。

アメニティは、シャンプー類だけ。

ドライヤーはフロントで借りる。

凄い!

大きな湯船ともうもうたる湯気に驚く。

湯船の全容は湯気のかなたに。

いくらレンズを拭いても、この程度しか撮れない。

湯口は2ケ所あり、ライオンの口からは熱い湯。

パイプからはかなり温度が下がった湯。

他に湯船の中からも熱い湯が噴出すので、湯船移動中は注意必要。

あふれ出す湯量も半端じゃない。

水が入る蛇口はないので、自分好みの湯温にするのは、この広さと相まって不可能。

熱い湯が苦手な人にはお気の毒だが、浸かってしまうとぴりぴりした感じはしない。

井上靖が「海峡」で述べる「あぁ、湯が滲みてくる・・・」まさにそう感じるいい湯だった。

 お気に入りのカランはこの場所。

常に湯船からあふれ出した温泉が足元を流れる。

歩けばこの通り。

湯ノ花の上に足跡がくっきり。

はぁ、大満足、湯の家の風呂。

貸切風呂は大人気で、いつ見ても入浴中の札がかかっていたが一度だけ
入浴する機会があり入ってみた。

脱衣所も湯船も普通の宿の内湯並に大きい。

しかし、湯がなんだか物足りない。

同じ湯を入れていると言われるが、内湯ほどの濃さは感じられなかった。

源泉は、湯の家旅館NO.1とNO.2 の源泉だけでなく、奥日光開発源泉 1~7 の混合泉。

湧出量は467L/M とあるが、これは両者合わせての量なのだろうか?

温度:62.5度 PH=6.3 成分総計:1818mg/Kg

Na=220.4 Ca=145.4 Cl=172.7 SO4=380.6 HCO=350.2 CO2=294.4


 今の季節だけのイベントだろうか?日光湯元の旅館に泊まれば、湯元の旅館の風呂
3ケ所が無料で入れる「湯めぐり」を利用した。

入浴可能時間が15:00までの宿もあり、その為にも日光湯元へは早く着きたかった。

13:00頃、チェックインは後だが、湯めぐりの紙だけ欲しくて湯の家へ。


 

まずは、いつも前を通り、高級そうな雰囲気で気になっていた「湯元 板屋」へ。

 湯上りの待合はお洒落な感じがして、浴室はどんなだろう?と、期待するが・・・。

脱衣所

期待したほどではなく、ごくフツーの浴室だった。

 

こちらはL型になった結構大きな露天風呂。

    • 源泉名:奥日光開発㈱の3,4,7号混合泉
    • 温度:74.1度 PH=6.5 成分総計:1440mg/Kg
    • 泉質:含硫黄-Ca・Na-硫酸塩・炭酸水素塩泉
    • Na=126.1 Ca=191.5 Cl=77.8 SO4=496.2 HCO=236.4 CO2=119.8

 続いて旅館街の奥にある「花の季」さんへ。

 

入口を入った途端、いい香りに包まれる。

ロビーには宿の名の由来だろうか、花がいっぱい。

 

内湯はもうもうたる湯気で写真が撮れないので、扉越に。

そう熱くはない適温の湯だが、それだけにインパクトがない。

露天は小ぶり。


 

さらに奥に進み「湯の森」さんへ。

ロビーもお洒落な感じで、ここに泊まってみたくなる。

マキストーブがいい感じをかもし出している。

湯の森さんは各部屋に源泉掛け流しの露天風呂が付いている。

いいなぁ、それ。

部屋に露天風呂があるので、こじんまりした内湯のみ。

 

アメニティも揃っている。

シャンプー類はポーラ製とミキモトのものだった。

洗い場は2ケ所だけの内湯。

湯口にはびっしりと黄色い抽出物がこびり付いていた。

他の宿の源泉とは違うのだろうか?独自源泉なのだろうか?

こんな硫黄色した抽出物は、日光湯元の宿の中では見た事がない。

もっとも、全ての風呂を知っている訳ではないが。

    • 源泉名書きもれで不明。
    • 温度:72度 湧出量:241.5L/M PH=6.4
    • 成分総計:1302mg/Kg
    • Na=151.4 Ca=111.8 Cl=51 SO4=330.2 HCO3=271.4 CO2=181.3

結果的には宿泊した「湯の家」の風呂が、湯量豊富で一番良かったかな。

計3ケ所の宿の風呂が無料で入れる「湯めぐり」いい企画です。


冬の日光

2014年02月06日 | 旅-関東・中部

いろは坂は、この日も乾いた路面。

立木観音前の駐車場に車を停め・・・。

男体山の雪は少ない。

正月に来た時はもっと多かった。

紅葉の頃賑わっていた遊覧船もお休み中。

遊歩道はつるつる。

中禅寺湖を渡って来る風は、さぞや冷たいんだろう。

湖を覗き込むと氷のオブジェ。

中禅寺湖金谷ホテルでランチ。

若いカップルが多かったなぁ。

私はトーストが食べたくて。

朝食には出しているが・・・と、メニューにない特別注文に応えてもらった。

変な客と思われたかもしれないが、さすが金谷ホテル。

結氷している湯の湖。

真ん中の凍ってない部分には温泉が湧いているのだろうか?

 

岩のコケでも食べているのだろうか?

さかんに首だけ湖に突っ込むカモ。

凍っていない湯の湖も寒々として・・・。

 

世界チャンピオン ホテルニューオータニの平田浩一さんの参考作品は他を圧倒していた。

もう少しアップで。

この氷の彫刻の前は、いつでも多くのカメラを手にした人で賑わっていた。

1/17、18に開催された「第8回全日本氷彫刻奥日光大会」

さすが関東の冷蔵庫、2月になっても融けずに残っていた。

ホテルおおるり前の湯元園地で開催され、一帯もライトアップされていた。

小さなかまくらの中の灯りは3色に変わる雪灯里(ゆきあかり)。

 

近くにあるの旅館組合案内所で、金・土のみ温かい飲み物が無料でふるまわれる。

↑ にごり湯カクテル。

花火は2/1だけだったが、雪灯里(ゆきあかり)は2月中、17:00~21:00まで開催。


日光湯元 湯の家の食事

2014年02月05日 | 宿-関東

 湯の家(ゆのや)さんの食事です。

朝・夕共に食事は1階の大広間でいただく。

夕食時、部屋にフトンがのべられるのだが、すっかりセルフで敷くのが身についてしまい、
スタッフに断って早々とフトンを敷いてしまった。

湯上り後、ごろんと横になれるのもいいし、スタッフが入って来るからと、
片付けておく必要もない。

しかし、熱い湯が入ったポットに交換されていたし、冷水も用意されていたから入室されたんだろう。

料理の説明はないし、お品書きもない。

何を食べているのか・・・?歳の功で判断しなくちゃいけない。

刺身はイカ、マス系、汲み上げ湯葉。

早くから並べられていたんだろう、乾いていたが、湯めぐりでお腹が空いていたのかな?苦手なマス系でもおいしいと思った。

100gあるかなぁ・・・?豆乳しゃぶしゃぶでいただく。

煮物、いいお味でした。

ヤマメの唐揚げ。

中にアスパラがい込んであるのだが、これはあっさりとヤマメだけの方が断然いい。

茶碗蒸しだが、具は何も入ってない。

何が出て来るのだろうか・・・?と、食べ進むがついに何も現れず。

温かい卵豆腐のあんかけだった。

結構大きな器に入ってたので、お腹がいっぱいになった。

デザートは部屋に届けられた。


 

こちらは朝食。

湯葉の煮物もいい味付けでおいしい。

サラダは生野菜たっぷり。

厚い切り身の鮭の手前にわさび漬け。

又もや具無しの茶碗蒸し。

好きです、ベーコンエッグ。

食後にコーヒーが用意されていた。

宿泊料金は土曜日なのに@9800。

料理も悪くないし、部屋も快適、そして何よりのご馳走は、自家源泉掛け流しの

湯の家(ゆのや)さん、なかなかいい宿です。


日光湯元 湯の家

2014年02月04日 | 宿-関東

日光湯元温泉、今日の泊まりは湯の家

急に思いついた旅、そして花火が上がる土曜日とあって多くの宿は満室。

湯の家に空室があったので、ここに泊まる事にした。

宿は湯元温泉の入口にあり、探す必要はない。

入口を見て、ちょっとたじろぐ。

間違えたかな・・・?

雪の季節だけの臨時玄関だろうと感じたが。

祝日でもないのに何故か国旗。

フロントと、そのずっと奥に風呂場。

チェックインはこのロビーで、お茶と塩羊羹を頂き部屋に案内される。

建物は5階建てで、エレベーター完備。

8畳間に広縁が付いていて充分だが、テレビは小さく20インチもないだろう。

窓からの眺め。

温泉が湧くので結氷しない湯の湖の一部。

大きな洗面台は、いろんなものが置けて便利だった。

ユニットバスにトイレ。

トイレは嬉しい事にウォシュレットだった。

バスは湯は出るが、シャンプー類はいっさいなく、シャワーとしてしか使えないだろう。 

足袋も用意されていた。

そして、少々ゴワゴワのバスタオルも・・・。

電気ポットはないが、夜には熱い湯が入ったポットに交換されていた。

かつては有料飲み物が詰まっていた冷蔵庫、今はカラッポのが置かれていた。

部屋に置かれたお着き菓子。

ロビーでも塩羊羹を頂いたのに、丁寧な事だと少々驚く。


冬の日光湯元

2014年02月04日 | 旅-関東・中部

日光湯元へ行って来ました。

お目当ては、「奥日光湯元温泉雪まつり2014」。

雪灯里(ゆきあかり)

1000個のミニかまくらの中で灯りがともります。

この日は花火も上がり・・・。

 

1/18頃に開催された氷彫刻大会の作品もまだ融けずに見れます。

圧巻はこの龍。

詳しくは後日。