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串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

旅行人山荘の風呂

2015年06月30日 | 宿-九州・沖縄

話があっちこっちに飛びますが、霧島温泉郷「旅行人山荘」の風呂です。 

風呂に関しては、結論から言えばちょっと物足りないかなぁ。

ロビーは2階、風呂は1階に男女別の大浴場。

風呂は24:00まで、朝は5:00~。

24:00に浴室は男女入れ替えで、チェックイン時女性は右側「錦江の湯」だった。

大浴場前の休憩所も広いスペースで、ここから足湯の「龍石の湯」や鹿が現れた中庭へ出て行ける。 

そうそう、飲泉所もありました。

浴室に入れば手前に丸尾温泉が入った丸い湯船があり、奥には硫黄泉の湯船。

丸尾温泉と硫黄泉、2種類の源泉があるのがここのウリで、硫黄泉の方が人気があるらしい。

丸尾温泉は1819年に発見された単純泉。

残念ながら特徴乏しい湯と感じた。

硫黄泉の方は、大浴場の露天風呂、貸切風呂の「赤松の湯」「鹿の湯」に給湯されている。

「赤松の湯」が人気あるのは、この硫黄泉だというのも一因している・・・と、宿のスタッフの話。

 

露天風呂の前はよく手入れされた庭が広がる。 

 湯船は切石ですっきり、清潔そうな風呂。

入浴目線で。

立ち上がれば目の前に絶景が広がるが、4、5月には黄砂で視界が悪くなるらしい。

塩素の臭いは感じなかったが、塩素消毒されているんだ。

丸尾温泉は 湯温:62.4度 PH=6.8 Na=100.9  HCO3=267.3  成分総計:915mg/Kg  の単純泉。 

 

こちらは夜明け前の「大隅の湯」。

浴室の手前に丸尾温泉、奥に硫黄泉・・・と、「錦江の湯」と同じ造り。

「大隅の湯」の 露天風呂は大きな岩で造られた浴槽で、こちらも雰囲気は良い。



旅行人山荘には貸切風呂が4ケ所有り、宿泊者は無料で1ケ所入浴できる。

どの風呂でも勝手に・・・と、いう訳ではなく予約制。

ネットから予約してしばらくすると宿から電話が入り、予約の確認とその貸切風呂の希望を聞かれた。

えぇ~、そこまではまだ考えていないので、貸切風呂に関しては後日・・・と、電話を切った。

宿泊日近くになって貸切風呂の予約をしようと電話をすると、希望の風呂、時間はすでにうまっていた。

チェックアウト日の朝食前の時間で一番人気の「赤松の湯」が予約できた。

↑ の写真中央が「赤松の湯」。

入浴に向かう時にはもう鹿の姿はなかった。

赤松の湯の入り口。

札を掛け、中から施錠する。

石畳の道を下りて行く。

脱衣所の建物越に露天風呂が見えた。

 

脱衣所の一画にシャワーブースも有り。

湯は硫黄泉で、林に囲まれた2つの湯船。

う~ん、正直なところ、これだけ開放的な風呂はちょっと苦手。

好きな人はいいと言うだろうが、木々を眺めながらの入浴はなんだか落ち着かない私。

露天風呂より内湯の貸切風呂「鹿の湯」の方が良かったかな・・・と、少々残念な気持ちで部屋に向かう。

よほど空いてない限り、4ケ所ある貸切風呂だが、1泊の滞在で入れるのは1ケ所だけとちょっと残念。

何度も入れる大浴場は、泉質的にはつまらない。

風呂はイマイチだったが、コストパフォーマンスの良さ、スタッフの質の高さ・・・充分満足できる宿だった。

 

 


白山平泉寺の苔

2015年06月27日 | 好きなもの

2週間程前、テレビで放送されていた、福井県勝山市にある白山平泉寺(へいせんじ)の苔を見に。

前にもアップした駐車場でのオニヤンマの羽化。

こういうシーンに出会えてらっき~。

白山平泉寺の駐車場は2ケ所あり、売店に近い第一駐車場に車を停め、トンボの羽化を見たのだが、もう少し行くと ↑ の「まほろば」の駐車場があった。

こちらの方が白山平泉寺に近いので、こちらのPの方がお勧め。

うっそうとした杉木立、幅の広い石段が目に入り、大きな古刹なんだと驚いた。

 それもそのはず、白山の表参道だったとは・・・。

案内板を読んでみて下さい。

 

石畳の両側に広がる苔は銭苔のようなベタッと張り付く苔で、地面が固くなっていた。

銭苔はやっかいな苔で、繁殖力が強く、広がると土はカチコチになってしまう。

我が家の庭にもこの銭苔はアチコチで発生し、見つけ次第、目の敵のように取り除いている。

これだけ広ければ、広がってしまっていれば、もう手の施しようはないように思った。

白山神社とはっきり読めるが、その上の文字は消されているように感じる。

きっと「平泉寺」と書かれているのだろう。

明治の廃仏毀釈で消されたのだろうか?

石段ではなくて「石畳」といわれ、「日本の道百選」にも選ばれている。

その昔、修行僧達が九頭竜川の河原から運び上げ積まれたものらしい。

灯篭脇のカエデ(モミジ?)が紅葉すればきれいだろうなぁ。

社務所の右奥には、慶長年間に造られ、国の文化財に指定されている「旧玄成院庭園」があるが、今回はパス。

 石畳の両側には樹齢200~250年の杉が並び立つ。

ヒノキコケ・・・かな? 

 

 

モコモコ一面の苔。

苔に腐葉土となる落ち葉は要らない。

入って掃除してあげたくなる。

嵯峨野の祇王寺で、這いつくばって苔庭の手入れをしておられる人達の姿を、早朝拝観した時に見た事がある。

広さは全然違うので、ここでは無理な話、自然に任せるしかないでしょう・・・か。

今回、ここへ来るきっかけはテレビの番組だったが、司馬遼太郎氏の「街道をゆく 18 越前の諸道」に、この白山平泉寺が紹介されている。

家に帰ってからそれを読んでみたら、氏が訪れた当時、「苔の上にうずくまって、猫が毛をなめるような丹念さで手入れしている老婦人がいた。」と書かれている。

たまたま私は見かけなかっただけで、今もそのように手入れされているのかもしれないが。 

 

この鳥居をくぐって行くと、楠正成の墓塔がある三之宮へ行くのだが、今日はパス、次回のお楽しみに残しておこう。

私のようにテレビで知った人も多いのだろう、日曜日とあって結構次々と、そしてツアー客まで訪れていた。

拝観料金も要らないし、駐車場も無料。

以前行った「苔寺」の拝観料金は、ぼったくりの@3000円。

苔寺に勝るとも劣らない苔の庭。

地方のあまり知られていない、知る人ぞ知る美しい苔庭。

拝観料徴収してもいいので、もう少し手入れしてもらえば、先々まで美しい苔庭であり続けるのになぁ。 

しつこいぞぉ>自分。


ふくみつ 華山温泉の食事

2015年06月26日 | 宿-北陸

華山温泉の食事は朝・夕共に2階の食事処「ダイニング華」で頂く。 

声は聞こえるが、爽やかな感じの個室が並ぶ。

↑ 2枚は朝食時に撮った写真。

椅子を引いてくれる・・・と、いうようなサービスは期待しないで。

ホタル観賞プランで予約していたので、夕食は早い目の18:00~。

もっとも、通常でもたいがい夕食は18:00~を希望しているが。

小松菜、人参を豆乳で割ったスムージーで胃を目覚めさせ、さぁ食べるぞぉ。

先附はプリンプリン自家製胡麻豆腐、ウニ、海ぶどうをあしらって。

酢の物とあるが前菜だなぁ。

氷見和牛ロースト、牛タン西京焼き、ワサビソース添え。

各種野菜のグラス盛りに黄色い器にはマッシュポテト。

 真っ黒で真っ平な皿を見て驚いた。

陶器ではない。

明らかに石だが溶岩ではない。

聞くとイタリア産の黒陶という石らしい。

皿の裏には滑り止めが付いていた。

黒の次は真っ白な磁器。

器の対比に思わず拍手喝さい。

鯛、甘エビ、サワラ、タコ、カジキマグロなどの刺身が盛られ、ツマは大根ではなく寒天で作られたもの。

醤油だけでなく4種類のタレが用意されていた。

醤油、煎り酒、富山の塩、塩ポンズ・・・お好みでどうぞ。

煎り酒・・・?

初めてお目にかかる。

清酒、梅干し、カツオ、塩で作り、白身の魚によく合うとか。

カツオのたたきもおいしかった。

焼鮎、柚子真薯、じゅんさいのお椀。

鍋は4種類の中から予約時に選んでおく。

当初、タコとハモのしゃぶしゃぶを選んでいたが、肉好きな相方の希望で牛しゃぶに変更。

肉の量は多いが野菜などは貧弱。

貧弱で良かった。

野菜や豆腐など盛りだくさんでは、お腹いっぱいで食べられなかっただろう。

洋皿のソースはウニソース。

イカの手前のフォアグラは、あっけなく口の中で溶けてしまった。

デザートはトマトのワイン煮、タピオカ、クラッシュゼリー添え。

甘いながらもさっぱりしたトマトで実においしい。

ご飯、汁、お漬物はセルフで。

汁もあら汁、シジミ汁、赤だしと3種類ある。

福光産「てんたかく」と聞いた事もない銘柄だが、このご飯がおいしい。

宿のご飯では久しぶりにおいしいご飯を味わった。

お漬物もおいしくて、あっという間にこれらの皿は空っぽになり、違うものが補充されていた。

夕食時にもコーヒーがセルフで頂ける。

このセルフコーナーの向うは厨房で、板前さんが時々客の反応を見ておられる。

大いに満足した私は笑顔を返す。

夕食後、ホタル見物に。

有料(500円)とあって、スタッフがホタルの出現に気を遣われる。

3ケ所目の川筋で、実に多くのホタルが出てくれてスタッフも一安心。

今年、旅先3ケ所でホタルを楽しんだ。


 

朝食は7:30~とし、昨夜と同じ席で頂く。

ご飯、味噌汁、お漬物は昨夜と同じで、めいめい取りに行く。

 

朝からのどぐろの刺身。

さっとあぶった後、酢で〆てある。

野菜の蒸し鍋だが、小松菜は合わないなぁ。


源泉掛け流しの露天風呂付きの部屋で、一人20000円前後と決して高くはない宿泊料金。

風呂の付いてない部屋でも同じ料理が提供されるらしい。

ここは大いに気に入りました。

ズワイカニ漁が解禁になったら金沢漁港でカニを買い、小松のコパンでパンを買ってここに泊まろう。

 

 

 


そば茶屋 吹上庵

2015年06月25日 | おいしい旅

 志布志に上陸し、昼食を食べた「そば茶屋」。

鹿児島県を中心に16店舗ほどがあるようで、当初行く予定だった知覧にもあり、いちおうマークしていた。

ここは鹿屋店で広い駐車場があり、大きな水車が回っていた。

注文したのは「海老天ぷらもりそば」と「のり合いそば」。

天ぷらもたっぷりな「海老天もりそば」の海老は4匹も。

普通は2匹程度なのに、太っ腹な。

こちらは「のり合いそば」。

そばとうどんに囲まれ「おかず」と天ぷらが・・・。

そばつゆの他にとろろも付いている。

蕎麦は、まぁこんなものか・・・と、いう程度だったが、小鉢のおかずとてんぷらが嬉しい。

「のり合いそば」 は880円、大いに満足。


ふくみつ 華山温泉の風呂

2015年06月25日 | 宿-北陸

 

風呂は部屋がある1階に男女別の大浴場があり、夜は24:00まで、朝は5:30~9:00までで、男女の風呂が入れ替わる事はない。

脱衣所も広くてきれい。

鍵のかかる脱衣箱に、キーBoxも完備。

タオル類は部屋から持参。

アメニティも揃っているが、化粧落としやクレンジングは、出来れば浴室内に置いて欲しい。

女性用の大浴場には、成分分析表は掲げられていない。 

大きな内湯の外に露天風呂。

2本の源泉をブレンドした湯は源泉掛け流しで、湯船の縁からあふれ出る。

朝、この内湯は湯が抜かれ清掃されたんだろう、湯が満杯にはなっていなかった。

口に含むとやや塩味で、つるつるもあり、上品な硫黄臭がする良い湯だ。

ただし湯上りはベタ付く。

洗い場も仕切りがあり、シャワーは止めるまで出っぱなしで使いやすい。

初めてお目にかかるポーラ製のシャンプー類、お洒落な容器で柑橘系の良い香りはするが、シャンプーは洗い上がり少々ごわつく。

旧来のポーラ製品の方が良いと思った。

露天風呂に湯船は3つ。

手前の陶器製の湯船の湯が一番ぬるい。

陶器製は一人用の大きさだが、入ればもったいない程湯があふれ出る。

ここの湯は熱いめ。 

露天風呂から眺めると田園風景で、宿は結構開けた場所にあるんだと思った。 

貸切風呂が2階に2ケ所あり、宿泊者は無料でどちらか1ケ所、予約して入れる。

広い「みっけの湯」に入りたかったが、メンテ中という事で「瞑想の湯」しか予約出来なかった。

脱衣所に入ると、異様な臭いがする。

温泉臭に湿気臭さが混じった臭いかな?

浴室は上部にある窓も開かず、臭いは脱衣所よりひどい。

洗い場が畳敷きというのが売りのようだが、これも臭いを醸し出す一因なのではないかと思ってしまう。

最近、閉所恐怖症気味なので、ここは早々に退散。

ちょっと意図しておられるのとは大きな隔てがあるような気がする。

  • 源泉名:華山温泉2号井
  • 湯温:44.8度  PH=8.2  湧出量:130L/M
  • Na=1287  Ca=198  K=55.7  Mg=12.3    Cl=1775  硫酸イオン=372.6  HCO=61.9
  • 成分総計:4024.1mg/Kg   ナトリウムー塩化物泉

貸切風呂はイマイチだったが、大浴場、部屋の露天風呂は大いに満足。

どの成分も尖ってはなく、うまく調和して良い湯になっているし、湯も定期的に換水されているようだし、何よりも源泉掛け流しが嬉しい。 

 

 


ふくみつ 華山温泉

2015年06月24日 | 宿-北陸

名神の工事も終了した6月21日、苔とササユリを見に北陸へ。

八日市インター辺りは豪雨。 

 

今宵の宿は、福光の華山温泉。(翌朝撮った写真で晴天です)

源泉掛け流しの露天風呂付きの部屋でも案外安いので、ちょっとリッチに今日は部屋でを楽しもう。 

 

生花がほとんど見当たらない宿だった。

まぁ、どちらかと言えば「花より団子」の私、食事は大いに満足できたので、石川県の某宿のように、
ロビーの豪華な生花のわりには食事はお粗末・・・よりはずっと好ましい。

玄関を入ると左手に不動明王が祭られている。

源泉の護り神らしい。

台座の立派な石に驚いた。

このロビーでチェックインする。

宿に着いた時は雨が降っていて、駐車場には屋根がなく、車を下りてから玄関まで傘が要る。

普通なら傘を持ったお迎えが来るのだが誰も来ない。

車を停めるやいなやお迎えが現れるのはちょっと苦手だが、雨降りの時は来て欲しい。

ほうじ茶と豆がお迎え菓子。

浴衣は男女共ロビー横で選んで部屋へ。

迷ってしまうほど、いいなぁと思う柄の浴衣はない。

部屋への案内もなく、接客はとても簡素。

部屋はベッドなので、スタッフが部屋に入る事はなく、これは気楽でよい。

部屋は1階にある露天風呂付きの3室の一つ、47平米の和室にツインベッド。

畳が黒いので、全体に落ち着いた雰囲気がする。

黒い畳なんて初めてお目にかかる。

いったい何で染めているのだろう? 

障子を開けると露天風呂が見えた。

露天風呂、客がチェックアウトしたら湯を抜き清掃されるらしいので、ホントに新鮮な源泉で満たされている。

空気清浄機も有り。 

陶器の露天風呂は結構深い。

滞在中、湯はず~っと出ていた。 

座卓の前に座布団。

ソファーの前にテーブルはなく、ちょっと落ち着かない。

 ベッドの上部は広くて小物が置けて便利だった。

福光はバットの生産で日本の40%を占めるシェアらしい。

で、キーホルダーもバット。

そうそう、部屋の扉が重くて開けるのに一苦労。

2015年3月にリニューアルオープンとかで、部屋もスリッパも新しく気持ちが良い。

スリッパを脱いである前にも板が張られているのは実に有難かった。

左手奥に洗面所、トイレがあり、この移動にいちいちスリッパを履かなくてよいから。

突き当り、ちょっとしょぼいウォシュレットのトイレ。

部屋に入って左手に便利な大きい棚が。

空の冷蔵庫、お茶は煎茶のティバックが2つと寂しい。

電気ケトルと2Lのペットボトル。

冷水の用意はなく、冷蔵庫で冷やしたペットボトルの水を。

足袋も用意されていた。

アメニティはよく揃っている。

ポーラ製の化粧落としから乳液まで、大浴場にも同じものがあった。

 

シャワーブースもあったが使う事はなかった。

タオル掛けがここにあるだけで、露天風呂の近くにもあればいいのに・・・。

先にも書いたように、まだ何もかも新しくて気持ちは良いが、備品については、
もう暑い季節なのに暖かそうな羽織だったりと、やや荒っぽさを感じる。


旅行人山荘の食事

2015年06月23日 | 宿-九州・沖縄

話は霧島温泉郷の宿「旅行人山荘」の食事です。 

最初に断わっておきますが、ここの宿泊料金は一人9800円(税別)です。

その料金でこの食事内容は、頑張っておられるなぁ・・・と、感心。

2階にあるレストラン「天望」で。

先附の小鉢は3種類。

前菜には「鶏肉のゼリー寄せ」や「豚のパイ包み」など。

煮物も薄味でおいしい。

太刀魚も入った刺身。

黒豚、鶏つみれ、野菜を味噌仕立て鍋で頂く。

結構、ボリュウムがある。

 

焼き物には、「大名筍」という孟宗竹の一種のホイル焼きの熱々が運ばれた。

酢味噌で頂くが、これが根曲り筍より大きいので、食べ応えがありおいしい。

焼酎をロックで・・・と頼んだが、出てきたのは↑、いただけない。

う~ん、清酒じゃないんだから、もう少しお洒落に・・・。

ご飯は日替わりの炊き込みご飯。

お吸い物には珍しい梅干し入りで、口の中さっぱり。

デザートも多種。

夕食後、牧園町宿窪田堂山の「駅前ホタル会」が保護、管理されているホタル見物に無料で連れて行ってもらう。


 

朝のレストラン「天望」。

桜島が望めます。

 

アジの干物も結構大きい。

さつま揚げもちょっと温めて頂く。

納豆、海苔などはバイキング形式。

食事に文句はありません。

あの宿泊料金でこれだけの食事を食べられるとは、この宿、人気あるのがよく分かります。


宇津江のササユリ

2015年06月22日 | 旅-関東・中部

ふくみつ華山温泉へ泊まりに。

その前後の観光は、今が旬の花と好きな苔を見に。

勝山にある白山平泉寺の駐車場に車を停め、参道へ向かおうとしたら、売店の女性が興奮気味に、「これこれ!」と。

オニヤンマが一人前になろうとするところでした。

傍らには脱ぎ捨てた「ヤゴ」。

白山平泉寺の苔を堪能し、車に戻って来ると、だいぶ羽根も乾いたようですが、まだ飛び立とうとはしません。

この大きさのヤゴから、こんなに大きいトンボになるなんて・・・驚きました。

白山平泉寺の参道。

翌日は宇津江植物園のササユリを見に。

 

ササユリは見頃、クリンソウは終了まじか。

泊まった宿「ふくみつ華山温泉」もいい宿でした。

詳しくは後日。


旅行人山荘

2015年06月17日 | 宿-九州・沖縄

九州では神の郷温泉で連泊するつもりだったが、旅行人山荘の評判が良いので1泊をここで泊まる事にした。 

部屋から望める中庭に早朝、鹿が食事に現れた。

4頭のうち一番大きい雄鹿は警戒心が強いようで、辺りをきょろきょろ。

う~ん、芝生が食べられている~、と、心配したが、よく見ると雑草がいっぱいで、雑草処理をしてくれ宿泊客も楽しめるなら一石二鳥かもしれない。

霧島温泉の高台にある大きなホテル。

玄関脇に珍しい石造りのポストが置かれていた。

 

ポストの説明文。

1819年に発見された丸尾温泉。

丸尾旅館として創業、昭和43年に現在地へ移転し「霧島プリンスホテル」となり、平成9年に旅行人山荘と名称を変更した・・・と、宿の案内にあった。 

 部屋は眺めの良い10畳の和室。

 

 広縁の一方には少々年季の入った大きなドレッサー。

 反対側には冷蔵庫。

え~っと、中身はどうだったかな?

ユニットバスにウォシュレットのトイレ。

 お着き菓子も3種。

部屋の窓からの眺め。 

 標高700mに位置する宿、眼下には霧島温泉街、はるかかなたに桜島が望まれた。

中庭にある足湯から桜島を望む。

限定20名ほど蛍見物に無料で連れて行ってくれた。

チェックイン時に参加を打診されたので、即座に「行きます!」。

宿へのチェックイン順なので、遅くチェックインしたならすでに満員で参加不可だっただろう。

手持ちのコンデジで、蛍の光る方向めがけて撮ったので、光は点でしか撮れていない。

宿のマイクロバスに乗り、霧島温泉駅前から少し上った所で、用水路のような細い流れだが、環境をよく手入れされているのだろう蛍の数は凄かった。 

都会育ちの私はこんなに光る蛍を見るのは初めてだった。

相方は子供の頃、近所で蛍が飛び、それを捕まえて蚊帳の中で楽しんだらしい。

翌朝、御昇天だったとか。

以前、伊豆の松崎の宿でも夕食後蛍見物に連れて行ってもらったが、その時よりも数はうんと多い。

くしくも翌日泊まった神の郷温泉でも蛍見物ツアーがあり(こちらは有料で300円/一人)、これにも参加したが
蛍の数は、ここ霧島の方がうんと多かった。

もっともその日の天候や気温にも左右されるようだが。 


レンゲショウマが咲いた

2015年06月16日 | 

6月16日 待ちに待ったレンゲショウマが咲いた。

数日前から蕾がピンク色に染まり、開花が待ち遠しかった。

植えて3~4年経つが、大阪の夏はレンゲショウマにとって厳しい暑さのようで、毎年蕾のまま枯れてしまっていた。

 

まだ一輪だけだけど、蕾はたくさん付いている。

ちゃんと咲いてくれるだろうか? 

心配しなくてもすくすく育つのは白いキキョウ。

毎年次から次へと、たくさんの花を付け、長い間楽しませてくれる。

ワレモコウも大きな鉢に植え替えたので、今年は花つきが良い。

 


高千穂河原のミヤマキリシマ

2015年06月11日 | 旅-九州・沖縄

6月28日 高千穂河原のミヤマキリシマを見に。

高千穂河原の駐車場(500円)に車を停め、中岳への登山口から登りはじめ、中岳へは向かわず、途中から「つつじコース」へ。

残念ながらミヤマキリシマはほぼ終了状態。

しかし、背後に高千穂峰が広がり眺望は抜群。

この道は中岳中腹探勝路で、尾根筋を歩く感じで展望が良い。

復路は「もみじコース」で戻ったが、こちらは展望が効かない谷筋を歩く。

紅葉の頃はきれいかもしれないが、歩きにくい。

階段状の道に細かい火山礫のようなものが積り、滑るすべるぅ~。

これなら来た道(つつじコース)を戻った方が良かった。

高千穂河原へ戻って来て、ビジターセンターで聞き込み。

今行ったつつじコースはもう終了、古宮址から左手へ行った所が今は満開だと教えられる。

あぁ、先にビジターセンターへ寄って情報を得るべきだった。

古宮址の左手一帯にもミヤマキリシマが咲いていた。

はるばる九州までミヤマキリシマを見に来たんだから、この程度では満足できない。

コガクウツギがあちこちに咲いていて、ほぼ満開。

地味な花だが癒される。

歩きやすい、ほぼ平坦な道を15分程歩くと、点在するミヤマキリシマが目に飛び込んできた。

うわぁ、凄い!

これが見たかったんだ。

 

この辺りの木は背が低い。

以前、新燃岳では、人間の背丈ほどあるミヤマキリシマをかき分けながら登った。

噴火後立ち入り禁止になっているが、あの辺りのミヤマキリシマ誰に見られる事もなく静かに咲いているだろう。

 

たった今学んだ、元来た道を戻るべき・・・と、いう鉄則を忘れて、周回道に入った。

ミヤマキリシマを反対側から眺められる道だと勝手に思い込んでいたが、ミヤマキリシマはない。

なんだか様子がおかしい・・・と、思いながら30分程歩くと、「右 皇子ケ原、左 高千穂河原」と書かれた小さな標識があった。

高千穂河原へ戻らないといけない我々、違う方向へ進んでいるぅ。

これはいけない・・・と、慌てて引き返す。

はぁ、1時間無駄に使ってしまった。

高千穂河原に戻った頃、ポツポツと雨が降り出した。

高千穂河原にも避難壕が出来ていた。

今は廃業し、売りに出されている「みやま荘」の玄関前にも避難壕はあった。

 えびの高原の「つつじヶ丘」も歩いてみたかったが、雨が凄い。

1枚だけ撮って、今宵の宿「神の郷温泉」へ向かう。

 


フェリーで九州

2015年06月04日 | 旅-九州・沖縄

今回は往復共にフェリーを利用。

大阪から九州へ車で行く事が多いが、今回こんなものを見つけて、車で行った場合と料金的にはそう変わらないのでフェリーに決定。

結果的に船室をグレードアップした為、割高になってしまったが、幸い揺れもなく快適な船旅だった。

大阪南港かもめフェリーターミナルから、さんふらわあ「きりしま」へ乗船。

大型トラックはバックでフェリーに入って行くのを見て驚く。さすが、プロ。

船室はデラックスBの和室。

6畳ぐらいの小さな部屋で布団敷きはセルフ。

 

電気ケトルだが冷蔵庫は付いていない。

ウォシュレットのトイレにシャワーブースだけ。

バスタオルやフェイスタオルは付いている。

夕食はバイキング。

シニア料金で1230円。

味はまぁまぁ・・・かな。味噌汁がおいしいと思った。

いつも大阪湾の方へ沈む夕日を眺めて美しいなぁ・・・と、思っていたが、今日は天気も良いので思う存分見れる。

明石海峡大橋を横目に見ながら。

暮れなずむ頃、紀伊水道通過。

一夜明け、ご来光を望む。

7:40頃都井岬沖を通過。

志布志港に到着。



復路は別府からさんふらわーの「あいぼりー」。

今夜はデラックス。

巻き込む掛け布団が嫌で、行きは和室にしたが、ベッドの掛け布団は巻き込み式ではなく寝心地は良かった。

和室はエンジン音だろうか?布団の下でごとごと始終突き上げられている感じがあったが、ベッドの方が少しはマシな気がする。

和室はNo Good、洋室にするべきだと思った。

ユニットバスにトイレはウォシュレット。

電気ケトルに空の冷蔵庫、ウェルカム飲料も用意されていた。

地デジの電波は海上へ出ると入らないが、BSは楽しめる。

空気清浄器や使い捨てスリッパもあり、船の中に居るとは思えない、ビジホに泊まっているような錯覚をする。

この日は土曜日だったので、陽も暮れた19:35出港。

平日ならもう1時間早く出港するので、夕陽も楽しめるのだろうが、もう真っ暗。

船上のデッキから鉄輪の湯けむりを望む。

来島海峡大橋0:19 瀬戸大橋2:40 通過だが、いずれも夢の中。

明石海峡大橋は6:15通過なので、これは眺めた。

定刻より15分程早く7:20頃到着。

日常へ戻るタラップ。このまま乗船してもう一度九州へ戻りたい気分だった。

以前、志布志から乗船した時、低気圧の接近で船がたいそう揺れ、相方は一晩中船酔いに苦しんだ。

乗船当日の天候を心配したが、幸い揺れるような天候ではなく快適な船旅だった。

この「舟遊プラン」、9月までの企画のようだが、年中あれば九州へはこのフェリーを利用したい。

正規料金ではちょっと無理だわ。

 

 


別府の宿

2015年06月03日 | 宿-九州・沖縄

別府では10度近く泊まっているが、残念ながら未だに「ここ!」という宿を見つけられない。

今回泊まった宿もなんとも不思議というかふに落ちない宿だった。

宿のサイトからネット予約したが、すぐに電話がかかってきて「Jからの予約・・・」と言われる。

Jから予約した覚えはないが、予約画面はJのものだった。

独自の予約システムを持たないでJのシステムを利用している宿は多い。

「奥阿蘇の宿 やまなみ」さんもそうだが、これで予約しても日本秘湯を守る会のスタンプは押して下さる。

又、宿のサイトからの予約特典を印刷しようとしても印刷出来なかった。

料金も同じようなので、これならポイントが貯まるJから予約すれば良かった。

食事はそこそこおいしいが。

風呂は5つあり全て貸切対応で、空いていれば施錠して24時間入浴可能。

独自源泉で湯量は豊富、気持ちが良い内湯。

しかし、風呂が5ケ所もあるのに、どこにも湯上りの水が置かれていない。

夜、布団が敷かれたが部屋に冷水の用意はない。

置き忘れかな?と、一瞬思ったが、「まぁいいや」とフロントに確かめもせず、要求もせず、冷蔵庫の中のミネラルウォーターを飲む。

220円の水は凍っていた。

Jの評価はすこぶる良いのが不思議。

湯は余りあるが水のない温泉宿だった。


極上温泉

2015年06月03日 | 旅-九州・沖縄

数年前までの旅の目的は、ひたすら「温泉に入る」という事だったが、もう温泉は卒業~。

いぇいぇ、まだまだ低学年クラスでしょう・・・と、言われそうだが、名前の通った温泉は一通り味わったし、
多彩な泉質や豪快な掛け流し・・・温泉の持つ効能だけではない不思議な魅力を知った。

もっとも、年々温泉のハシゴ、脱いでは着て・・・の繰り返しが辛くなったというのが一番の理由かもしれないが。

観光目的の旅に変わった今、以前入り感激した湯にはもう一度入りたいと思っている。

そんな湯の一つ、鹿児島県垂水市海潟にある「江之島温泉」。

果たして今も営業しているのだろうか?車を停め細い道を歩いて向かう。

やったぁ!暖簾がかかっている、まだ営業を続けておられるのだ。

左手の建物でお金を支払う。

現れたのはイケメンのお兄ちゃん。

以前おられた女性は亡くなられ、この男性が今管理しておられる。

駐車場を聞くと、車を停めた場所は、他の家の敷地でここに停める事は出来ない。

建物の裏手に駐車場があるからそちらへ・・・と、案内される。

車を停めた所から海岸べりの道に出るが、つながっているのは歩道。

歩道と車道の間には大きな段差があり、江之嶋温泉の駐車場を横目に、フラットになる所まで歩道を走り、やっと車道に入り駐車場へ・・・と、一苦労。

桜島の降灰で黒くなっている駐車場に車を停め、右手の小道を下ると温泉の入り口。

駐車場に立つ看板だが、この場所では全然目立たない。

知る人ぞ知る地元民の温泉。

駐車場からの眺めはすこぶる良い。

変わってないなぁ、でも、なんだか小ぎれいになったような気もするが・・・。

これこれ!

しめしめ他に誰も居ない。

写真撮り放題。

きれいな湯が湯船の四方からあふれ出す。

浴槽は二つで、注ぎ口に近い方は熱いめ。

湯から硫黄臭がたちのぼり、浴感はつるつる。

決して強烈な湯ではないが、浴室のたたずまいとあいまって、ほのぼのとした気持ちにさせてくれる湯だ。

これだけ注がれると浴槽内はかなり熱いめの湯になっている。 

タイルが剥がれていた所は補修されていた。

全体に体裁が整ってきている。

これも若い男性が管理してからの事だろうか?

私が湯から出た時に入浴に来られた地元の方が「若いのに、こんなヒマな温泉を管理して1日中座ってるのも辛いだろう。」と、管理人さんに同情された。

でも、この男性のお蔭で地元民は元より、私のような観光客もこのステキな湯に浸かる事ができている。

有難い、感謝、深謝。

休みは不定休との事。

国道220号線を垂水に向かって走り、和光保育園の手前を海岸方向へ入ると海潟海水浴場へ。

そのすぐ先が駐車場で、こちらの方が分かりやすい。

源泉名は不明だが、12号、13号の2種混合泉 成分総計588.9mg/Kg  アルカリ性単純硫黄泉 PH=9.3  湧出量:80L/M


 

こちらも何年ぶりに訪れるのだろうか?七里田温泉「下湯」。

幸せの黄色い建物に塗り替えられている。

下湯(したんゆ)と呼んでいたが、今は「ラムネの湯」と命名されていた。

入浴料金は500円。以前はもっと安かったような気がするが・・・。

七里田温泉館で入浴料金と鍵の保証金1000円を支払い、鍵を持って坂道を下る。

浴室も男女で入れ替わっているし、随分きれいになっていて、シャンプーまで置いてあるのに驚いた。

洗い場など特になくて湯船回りのスペースは狭いから、洗髪など出来ないだろうが、500円もとるからにはシャンプーぐらい置いておこうか・・・ってとこかな?

絶えず観光客らしき人が入浴してくるので、風呂全体の写真は撮れなかった。

浴槽や建物自体昔のままだが、知名度が高まり、入浴客も増えたので、少しきれいになっている。

記憶にある温度はもっと低いように思ったが、案外温度は高い。

そして泡付きは以前同様凄いものだった。