串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

宝物-1

2006年08月29日 | 非分類

3冊の雑誌「温泉四季」。

1991年の発行だから、かれこれ15年経とうとしている。

たった3号まで発行されその後廃刊になってしまった。

 

       続かなかった理由は中身が濃い過ぎるため、後が続かなかった
       のだろうか?と、私は思っている。
           

そのNO.2は八幡平の温泉特集だった。
原初の湯八幡平とサブタイトルがつけられている。

本棚に眠っていたのです。
東北へ行く前に何故目を通しておかなかったのだろうか?とほほ・・・。

今、この出版社はまだあるのだろうか?
ありました!しかし、この雑誌は売り切れ。
もう、古本でしか手に入らなくなってしまった、幻の温泉ガイドです。
カバーを付けよう。そして大切にしなきゃ・・・。


訳あり西瓜

2006年08月25日 | 食べ物

銀山温泉へ向かう道には、西瓜を売ってる農家が並んでいます。
このあたり、雪が深くて他の果実の栽培は難しいようで西瓜農家が多いみたいです。

「尾花沢西瓜」これは大阪でも手に入ります。
しかし、こちらは大阪で買うより、うんと安い。
車だから買って帰ろうと思っていました。

しかし、ひょんな事で西瓜を頂く事に・・・。
しかも二玉も。



一玉はもう食べてしまい、今日は残る一玉を切りました。

ちょっと写真の色が薄いのですが。

 

 

 

 

 

皮が薄いのです。皮の薄い西瓜はおいしいのかしら?
おいしいです~ぅ。

今日は生ゴミを出す日。
1/4を皮を切り取り、食べやすい大きさにカットして冷蔵庫にしまいました。これなら、簡単につまめます。食べながら、銀山温泉を思い出しています。

後、何日楽しめるだろうか?


これってルール違反じゃない?

2006年08月21日 | 旅-東北

ここは青森県大湯温泉近くにある縄文遺跡「大湯ストーンサークル」。
4000年前、30~200Kgもの多くの石を6Kmも離れた安久谷川から運び、円形や楕円形に並べた組石を二重のサークルに並べたもので、回りには住居跡もあり、これは祭祀に使われたもののようです。

暑い日でした。
一人の女性が環状列石に近づいて行きます。

そうしているうちにご主人と思しき男性も・・・。
ここには写っていませんが、子供さんも入って来ました。

 

 

 

 


家族揃ってしげしげと見学中ですが、ロープが張ってあるんです。
って事は、ここから中へは入ってはいけない・・・んじゃないかしら?

立ち入り禁止の看板はないし、監視員もいません。
しかし、この石の汚れを落とすにも石の配列を動かさないように洗浄したという内容を隣接の「大湯ストーンサークル館」で見たばかりの私には、この家族の行為は不快でした。

温泉旅をしていて、よく目にするお風呂のマナー違反。
湯口に陣取り、湯口から出てくる湯を打たせ湯代わりに使う人。
こういう人は、なかなかその場を離れません。

濡れた体で脱衣所へ出るのは、もう、当たり前の行為のようです。
脱衣籠のバスタオル目指して一目散。

必要のないシャワーやカランの湯を出しっぱなしにしてる人。
これは、案外、おばさんに多い行為です。
きっと自宅の風呂では、もったいなくてこんな事は出来ないからでしょうか。

使ったオケや椅子はほったらかし・・・。

お風呂だけでなく、電車の中での化粧、飲食・・・。
特に飲食は若い女性に多いような気がします。
将来お母さんになる人達だから、この連鎖はずっと続くのでしょうか?

日本人の礼儀正しさは、もう、はるか昔の話になってしまったような気がします。
公私のけじめをつけ、マナーを見直すキャンペーンでもやらなくては・・・。
ははは、私も歳とったなぁ・・・。

 





 

 

 


 


 


宝石風呂

2006年08月20日 | 旅-東北

湯船のきんぴか分かりますか?
そう!黄金風呂なのです。
浴室の壁も浴槽も金を混ぜ込んだタイル張り。

ここは、秋田との県境に近い岩手県の湯本温泉「高繁旅館」。

このタイルは1枚4600円、総計18500枚程使われています。
タイルはヨーロッパへ特注したものらしい。

 

壁もこの通り金ピカ。
金はなにやら効能があるようですが、私には物珍しさで、効能はそっちのけ。
湯船にはもちろん温泉が注がれ、贅沢な掛け流しになっています。

しかし、人気がないのか他に人はいません。

なんだかクレオパトラになったような気分でした。



一度服を着て、もう1箇所のお風呂へ。

こちらの女風呂は「めのう風呂」。
湯口は紅水晶、湯船には輪切りにスライスした色とりどりのめのうが張り付けられています。

湯口からは源泉がドバドバ。
温泉だけでも充分楽しめるのに、この珍しい風呂を見られて大満足の私でした。

 




 


 


又、また、トイレ話題

2006年08月19日 | 宿-東北

また、また、トイレ話題で恐縮ですが、この宿のトイレに感激して写真撮りまくりました。

ここは福島県の飯坂温泉。国の有形登録文化財に指定されているお宿「なかむらや」の明治時代に作られたトイレです。

隣のトイレとはすりガラスで隔てられています。
すりガラスには「ガラス絵」が描かれ、そのガラス絵の下(腰壁部分)の黒いのは漆塗りという立派なものでした。
恐れ多くて、ここで用は足せません。
しげしげ眺め、ひたすら撮影。



戸もこんな細工がされています。



          これは朝顔って言ったんだっけ?
          きれいな曲線美です。私には用がないもの
          ものですが、しげしげと眺めていました。
          足元には木製の足置きが・・・。
          大切に使われてきたのでしょう。
          日本文化の粋をこのトイレで見つけました。