串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

おいしい旅-下呂から能登へ

2017年01月31日 | おいしい旅

1月始めの湯屋温泉から能登千里浜への旅をトレース。

いつでも行ける身なれど、ある条件があって、土・日の旅となってしまった。 

 飛騨川とJR高山線に沿って走る国道41号線は大好きなドライブルート。

いくつか鉄橋をまたぐが、列車と遭遇することはない。

一度ぐらい鉄橋を走る列車を撮ってみたいものだ。

まずは下呂温泉、旧国道41号線沿いにあるかばやへうなぎを食べに。

先客が一組。

11:00のオープンまで10分程待つ。 

うな丼を注文。

注文を受けてからうなぎを焼き始めるのだろう、出来上がるまで15分程かかったかな。

ご飯は少なめにしてもらうが、うなぎは一匹分4切れ乗っている。

うなぎはやや焼き過ぎるぐらいだが、皮はパリパリで私は好き。

肝吸い、白菜の漬物もたっぷり。

これで2350円は安いんじゃないだろうか。

はぁ、第一の目的は達成。

 湯屋温泉へ向かう目的は温泉を汲む事。

奥田屋に泊まった時、源泉を汲んで帰り、主に野菜をゆがくのに使ったが
浸透力が水よりも強いのだろうか、野菜が柔らかく茹で上がるのに驚いた。

アクもよく抜けるし、出しの代わりに使ってもよい味が出る。

我が家の台所にこの源泉は欠かせないものになってしまってる。

さすがに今回は泊まらない奥田屋の玄関先で汲むのははばかれる。

ニコニコ荘前の飲泉場で汲むが、これが間欠泉のようで非常に汲みにくい。

タダ同然で頂くのだから文句は言えない、有難く頂いた。

 国道41号線を北上し高山を目指す。

冠雪した山塊は乗鞍だろうか?

高山に寄る目的はトラン・ブルーのパン。

土曜日なので行列が出来ていたら素通りかな・・・と、諦め半分で立ち寄ってみた。

う~ん、ガラガラ。

一番人気のクロワッサンも山積み。

今まで焼き上がりの時間が合わなくて買った事のなかったクロワッサンも買えた。

 高山清美道路から東海北陸自動車道に乗り北上。

五箇山辺りはチェーン規制があったが、道路は乾いていてノーマルタイヤでも問題無し。

 氷見インターで下りて能登半島を横断して羽咋へ。

再び休暇村能登千里浜で泊まる。

1000円割引券があったし、得々プランで土曜日でも@10800円。

ただし部屋は山側。

海側の部屋でも松林に遮られ海は見えないから山側の部屋で充分。

山側という事だが実際は駐車場側。

 食事も前回と同じ内容だが、この日は土曜日とあってほとんど満室に近い。

団体客も数組。

レストランも大混雑。

同じ料理でも前回とはわずかに違う。

甘エビも子持ちではないし・・・。

19:30からロビーでハーモニカの演奏会が催された。

 男性の武藤次郎先生が率いるハーモニカエコーズはくい の面々が
懐かしい曲を奏で、観客が合唱する。

雨の外苑  夜霧の日比谷~

東京の灯よいつまでも、これを歌った新川二朗さんは隣町宝達志水町の出身と聞いた。

土曜日の19:00過ぎ、家庭の団らんより私達のために時間を割いて、
懐かしいあの頃を思い出させて下さり、有難うございました。

楽しいひと時でした。

 温泉はいい。

かすかな塩味、海藻のような硫黄臭がし、体をなでると細かい泡を
はらったような
ぬるぬる感がする。

泡が付いているのか、目では分からないが、湯が新鮮だからかな?と思う。

特に露天風呂の3つのつぼ湯は、湯船の中からも熱い湯がどんどこ入り
いつも湯船からあふれ出ている。

3つの湯船は温度差が設けられ、手前がぬるく、一番奥が熱い。

私は真ん中の楕円形の湯船が、足を延ばせるので一番好き。

左熱湯、右端はぬるい。 

 朝食は前回よりいいと思った。

 

 

 

そして大好きな車麩のフレンチトースト。

マーマレードかけて、粉砂糖ふって3枚もいただきました。

休暇村能登千里浜、いいですよ~。 

 チェックアウトし、休暇村から20分ほど走り、金沢港いきいき魚市へ。

お目当てはカニ。

2日間程海も荒れていないようなので、きっとカニの水揚げはあるだろうと。

冒頭で書いた条件とは、前日、前々日の海が穏やかな事。

天候が荒れれば漁には出ないので、カニの水揚げはなく、
生簀のカニを買わなくてはいけない。

どうせなら新鮮なとれとれのカニが欲しい。

カニを絡めた旅は、風速をチェックして旅行日を決めるのです。

小松インター辺りから見えた白山

うなぎ、温泉水、パン、カニ・・・おいしいもの満載の旅、やめられません。


休暇村能登千里浜の食事

2017年01月26日 | 休暇村

ここ数日、ネットがなかなか繋がらず、原因も特定出来ず
困ってましたが、どうやらルーターに問題があるようで、
今日、新しいルーターを買い取り替えました。

飛ぶ飛ぶ、早い事。

すいすい、さくさく繋がり

で、ほったらかしの休暇村能登千里浜の食事を・・・。

 今までに宿泊した休暇村や公営の宿舎の中でもここの食事が一番おいしいと思う。

夕食は一番早い時間で17:30から。

食事は3階にあるレストラン日本海で。

 前回は一番リーズナブルなコースにしたが、今回はその上の四季彩コースをチョイス。

先附はアンコウの唐揚げ。

前菜はナマコや大根寿司。

 私は甘口のどぶろくを。

平瀬温泉のどぶろくには及ばない。

あれはもっと甘くておいしかった~。

野菜のかき揚げがオープンキッチンで揚げられていて、こちらはセルフで。 

サクサク、上手に揚がったかき揚げで、いくつでも食べられそう。 

お刺身は、五点盛り。

手前はカレイの子まぶし。

ブリしゃぶだけど、苦手。

タラの白子の茶わん蒸し。 

蕪蒸し 

香箱カニ(雌のズワイガニ)のちらし寿司。

以上がコース料理で、それだけでもお腹いっぱいになるが
吸い物、漬物、サラダ、デザートなどがバイキング形式になっている。

食欲旺盛な男性でも十分満たされるでしょう。

 

 


 

朝食はバイキング。

パンも結構おいしい。 

おにぎりは地元のお母さんがその場で握ってくれる。

パリパリの海苔がおいしい。

下は車麩のフレンチトースト蜂蜜添え。

これも焼きたてが食べられる。

旬の地元の食材が提供され、味付けも良く、バラェティに富み大満足。

ホスピタリティはいいし、コストパフォーマンス、源泉掛け流しの風呂・・・。

いい宿だと思う。

お勧めです。

前回泊まった時の食事はこちら

 


休暇村能登千里浜の風呂

2017年01月22日 | 休暇村

 風呂は1階。

フロントが2階なのでエレベーターで1階へ。

加賀友禅をイメージした華やかな暖簾をくぐると・・・。 

湯上り休憩所。

脱衣所も広くて、ロッカーは鍵付き。 

 内湯は以前と変わってないのかな?

以前は塩素臭を感じたが、今回ほとんど感じない。

 窓越しにリニューアルされた露天風呂。

 陶器の湯船が3つ。

いずれも入れば、湯がざぁ~っとあふれ気持ちが良い。

お連れとなら二人入る事も出来るだろうが、ここは一人で入りたい。

 横には岩風呂。

 日本海を渡る風は冷たい。

長く浸かり暑くなったら上半身を起こし風で体を冷やし、寒く感じると肩まで湯に・・・。

う~ん、このつぼ湯、なかなかいい。

海は見えないけど、椿の花が色添える。


休暇村能登千里浜

2017年01月19日 | 休暇村

休暇村能登千里浜 一昨年の3月にも泊まっている

5軒ほど泊まっている休暇村の中で、ここの食事が一番おいしいと思う。

で、再訪。 

 

 さすがにロビーも広々。

 建物の中心に広い休憩コーナーが設けられ、その左右に客室が並ぶ。

2階の休憩コーナーにはハンモック。

リニューアルでこの辺りも以前とは変わっている。

3階はシックなコーナー。

海に向いているものの松林が海を隠す。 

 

客室は10畳の和室。 

ここには一つ棚が欲しい。 

 清潔な洗面所。

もちろんウォシュレットのトイレ付。

 蛇口が2つ。

背の高い方は電気ポットの給水口。

これが備わっている宿、あったかなぁ?

消臭剤、風呂場で使う部屋番号入りのハサミ、風呂カゴには
濡れたタオルを入れるビニール袋まで入っていた。 

 お茶セットの中に洒落たグラス。

最近泊まる宿にはグラスがなかった所が多かったので、これは嬉しい。

浴衣は各サイズが用意され、色浴衣も無料で貸し出し。

部屋に関しては文句無し。

休暇村に泊まるお楽しみふれあいプログラム。

夕食後、天文台で星空観察だが、あいにくこの日は曇っていて星は見えない。

ドームの中でのビデオ鑑賞だった。

冬の北陸、すかっと晴れて星が見える日は少ないだろう。

朝のお散歩会は朝食前の7:00~。

あぁ~、他に参加者はいない、私一人。

案内の方に申し訳ないので、やめましょうか?と打診。

一人でも・・・と、いう事で海岸に向け出発。 

千里浜なぎさドライブウェィほど砂はしまってないが、
この前浜でも車を走らせる事ができる。

 海岸線を歩き、貝殻を拾い松林へ。

松くい虫対策がされた木を見た。

木にコルクのようなもので栓がしてあり、ここに薬剤を注入したとの事。

ほとんど全ての松にこのようなフダが貼られていて
 松林の保全はよくできているように感じた。

40分ぐらいの散歩。

さぁ、宿へ戻り朝食。

 


湯屋温泉から能登へ

2017年01月15日 | 旅-関東・中部

湯屋温泉 奥田屋をチェックアウトし高山へ。

高山に寄る目的は

トラン・ブルー 人気の高いパン屋さん。

横の駐車場で2人のガードマンが車を誘導するほど、訪れる人が多い人気店。 

前回来た時、建物の右手をぐるっと回る行列に驚いて通り過ぎた。

しめしめ、今日は行列などない。 

と、喜んで店舗に入ると、スタッフから脇の椅子にかけて待つように指示される。

客がレジを済ませ帰ると、やっとパンが並ぶコーナーへ。

店内狭いからそういう措置は有難い。

土・日などは店の外にまで長い行列ができるのだろう。 

土・日・祝日には整理券を発行するらしい。

 一番人気はクロワッサンらしいが、焼き上がり時間にはまだ早いので買えない。

何種類か買ったが、やはりこの店のパンはデニッシュ系がおいしい。

奥に並ぶデニッシュ食パンは1000円だった・・・かな。

高山から無料区間の高山清美道路に乗り、東海北陸自動車道を北上。

やはり五箇山辺りはチェーン規制がかかり、積もってはいないが
さかんに雪が降りしきる。 

北陸道金沢森本インターから能登里山海道へ入り、道の駅高松で休憩。 

 コーヒーだけ注文し、海を眺めながらトラン・ブルーで買ったパンで昼食。

 さらに能登里山海道を北上し、道の駅ころ柿の里しか へ。

目的は干し柿。

干し柿には大きく分けて2種類あり、市田柿のようなしっかり固く
なったのは
ころ柿といい、中がぐちゅぐちゅのはあんぽ柿というらしい。 

ぐちゅぐちゅ苦手。

う~ん、まだ高い。 

12月に干し柿が一番多く出回るらしい。

家庭用の小さなパッケージのものを購入。

干し柿は我が家でも作るが、こっちのころ柿の方がおいしい。 

 こんなものも売られていた。

2人暮らしなら十分な量かもしれない。

ごぼー、人参、それに蓮根まで入っている。

手間を考えれば安い値段だわ。

この日の泊まり休暇村のチェックインにはまだ早いので、気多大社に初詣。 

この雪吊り、今頃は大いに役立っているでしょう・・・か?

1月5日とあって参拝客は少ない。

それでも 広くて停めやすい駐車場には結構車が停まっていた。

 国の天然記念物に指定されている入らずの森という原生林があるらしいが、
立ち入り禁止の立て札があり、そこを歩く事は出来なかった。

入り口辺りの大木にはサルの腰掛がいくつか。

境内の片隅、苔がきれい。 

苔なのにノビノビ育ってるなぁ。

気多大社からは車で10分程の休暇村能登千里浜を目指すが、県道129号線でネズミ出没。

珍しくおとなしく走っていた我が家はセーフ。

普通に走っていたらアウトだったでしょう。

最近、合図はしてくれない・・・のかな?

 


湯屋温泉 奥田屋の風呂

2017年01月11日 | 宿-東海

風呂は遠い。

女性用は部屋のフロアーから階段を2階分下りて。

男性用は食堂近くから延々と歩き、階段を下りて・・・と、男女で風呂場は離れている。

そして男女が入れ替わる事はない。

風呂は23:00までと、朝は6:00~。

女性用の脱衣室。

アメニティはなく、ドライヤーは浴室にあるだけで部屋にはない。

加温された源泉に満たされた大きな湯船。 

露天風呂はない。

浴室からも大洞川が見える。

部屋の真下だから当然か。

湯は41度ぐらいかな?ゆっくりと浸かってられる。

炭酸水素塩が2953.4mgと多いせいか、浴感はかなりつるつるで気持ち良い。

入浴目線で脱衣所方面を見ると。 

右手前の板の下から熱い源泉が注がれる。

湯船の底には砂状の物が結構沈んでいる。

二組の宿泊客だったので、風呂は一人で貸切状態。

湯温も高くはないので長く浸かってられるが、風呂から出て体を拭いている時は寒いが、暖房の効いた部屋に戻ると暑くて。

保温効果の高い湯だわ。

床は析出物で茶色くなっているが、男湯ほどの厚みはない。

カランはあまり見かけないもので、慣れるまで少々時間がかかった。

こちらは男湯の脱衣所。 

 

う~ん、女湯の浴室もいい感じだったが、こっちの方がいい。 

床も析出物でコーティングされている。

そして奥にもう一つの湯船がある。

 男湯にだけ源泉風呂がある。

相方、浸かってみたが冷たくて。

暑い時なら交互入浴が楽しめるだろうが、今の季節かなり厳しい。

最初は足だけ・・・から始め、なんとか全身浸かるが、玉川温泉源泉風呂に浸かってるようなぴりぴりとした痛みを感じたらしい。

源泉温度は8.6度だが、実際はもう少し高く感じたようだ。

源泉名:あけぼの泉 温度:8.6度 湧出量:5.1L/M  PH=6.11

この湧出量の数字は少な過ぎるように思うが。

Na=1242.5  K=48.1  Mg=15.6  Ca=148.7  Fe2=10.7
Cl=1062.7  HCO3=2953.4  CO2=1548.3

成分総計:7249mg/Kg 含二酸化炭素-Na-HCO3・Cl泉

結構な濃い源泉です。

湯屋温泉にはいくつかの源泉があり、各宿もそれぞれ違う源泉との事。

以前泊まったニコニコ荘前の飲泉所の源泉は桃原館3号泉。 

ニコニコ荘前の飲泉所。

湯屋温泉では3軒の宿に泊まっている。

私的に評価してみると。

風呂:泉岳館>奥田屋>ニコニコ荘

料理:奥田屋>ニコニコ荘>泉岳館

部屋:泉岳館>ニコニコ荘>奥田屋

料金:奥田屋>ニコニコ荘>泉岳館

と、いうところでしょうか。

選びにくい?

私がもう一度行くとしたら奥田屋かな。


湯屋温泉 奥田屋の食事

2017年01月09日 | 宿-東海

 夕食は18:00過ぎに別室に用意された。

昼食が遅かったので、もう少し遅い時間にしたかったが、この日の宿泊客は私を含めて2組だけで、
宿としては
夕食時間を合わせて欲しかったみたいです。

もう一組は木彫りの作品が並ぶ喫茶室での夕食だった。

う~ん、どっちがいいかな?

きっとこの和室の方が落ち着いて食べれるだろう。

もっと宿泊客が多い時は、朝食を食べた食堂かもしれない。 

いきなり岩魚の骨酒が出てきて驚く。

えぇ~、こんなプランだったんだ。

2人で一椀だけだが、お酒はたっぷり。

おかげでアルコールは注文しなかった。 

味・・・?正直なところあまり頂く事がないので分からない。

ピンボケですが、たっぷりの牛肉。 

出来上がり。

肉は柔らかくておいしいが、たっぷりかかった味噌でからい。

味噌で調理するのは味噌汁ぐらいの我が家、この味噌は塩からい。 

 お品書きはないし、こちらから聞かないと何なのか分からない。

それでもいい、おいしいから。

どぶろくの食前酒。

茶わん蒸しもおいしいし、ぜんまいの胡麻和えは珍しい。

笹にくるまれた鱒の手毬寿司

刺身もあったが、これは見れない程ひどい手ぶれで・・・。

 そばがきだぁ。

おぉ~、このそばがきにぴったりの器だわ。

エゴマの甘いたれがかかっているが、ちょっと甘過ぎる。

岩魚の塩焼きは新鮮で身ばなれ抜群。 

うん?天ぷら冷え冷え。 

 蕎麦が出た。

かなりお腹いっぱいになっているのでおいしいかどうか?

き~んと冷えたコシのある蕎麦でした。

蕎麦つゆがたっぷり、多過ぎてもったいない。

 お漬物の赤カブおいしかったです。

                 

 デザートのイチゴのヘタをつまんで食べようとしたら、ころころころりん。

ヘタの部分に切り込みが入っていた。

こんな細工、初めて。

朝食は8:00~食堂で。

奥の方になにやら並んでいる。

 うわぉ~、古いラジオのコレクション。

 

ニジマスの一夜干し、頭からガブリ、おいしかった~。 

源泉で炊いたお粥を最初に頂く。

う~ん、苦手なドロドロのしっかりしたお粥。

一口目、硫黄の香りがぷ~んと。

お粥は雑炊のようなしゃばしゃばなのが好きなので、こんなにしっかりしたお粥は辛い。

でも、これがお粥でしょう。

食後にコーヒーは出ない。

総じて味付けもよく(味噌は濃いかったが)、この料金の割りにはいい食材が提供されていて、文句はない。

天ぷらの冷え冷えは残念だったが、山菜の季節には山菜の天ぷらが食べられるみたいですよ。


湯屋温泉 奥田屋

2017年01月08日 | 宿-東海

2017の初旅は岐阜県の湯屋温泉から。 

JR高山本線に沿って走る国道41号線。

横を流れる飛騨川を眺めながらのこのドライブコースは、眺めも良く好きです。

列車来ないかなぁ。

飛騨小坂から濁河温泉へ向かう県道437号線を進み湯屋温泉 へ。

泉岳館、ニコニコ荘を通り過ぎた一番奥に奥田屋はあった。

予約サイトなどでは建物がびっしりツタに覆われている写真を見て、それを想像していたが、落葉しているのかツタの葉はなかった。 

宿の右手に飲泉所があり、チェックアウト後ペットボトルに頂いて帰る。 

フロントの上部に精密な彫の欄間が見える。 

階段を上がればロビー。

見えていないが横の階段を下って客室へ。 

壁には囲炉裏の自在鉤が4本。

鎮座するは観音様か? 

土足でいいと言われたものの、黒光りする廊下を土足で歩いてよいのか?

戸惑ってしまうほどよく清掃された廊下を進む。 

        

 

 廊下の途中に小さな喫茶室があり、一組の客はここで夕食を摂っていた。

喫茶室の中に入ってみた。

 剥製・・・?と、思ってしまうほど精巧に作られた鮭。

室内の電気のスイッチが見つからなかったので画像は暗いが、光るウロコに驚いた。

木彫り、ご主人の趣味らしいが、趣味の域を通り越している。 

部屋に掲げられた室名札をご主人の手によるものだろう。 

宿は大洞川に面している。

この大洞川は少し下流で濁河川と合流し小坂川となって下る。 

水は澄んできれい。 

宿の裏手に回ってみた。 

 横から写したので建物が斜めになっているが、実際は真っ直ぐに建っている。

地下1階地上4階だが、4階は使われていない感じ。

他にも客室はあるようだが、宿全体が古い感じで、宿泊客の多くはこの棟の1階~3階までに泊まるのだろうと思った。

私の部屋は2階の右端。

女性用の風呂は地下1階にあり、部屋から風呂までは2階分の階段を上り下りしなくてはいけない。

これにはちょっと参った。

橋の反対側に男性用の風呂があり、本館とは地下で繋がっている。 

部屋は8畳に4畳ほどの広縁。 

広縁の端に中身の入った冷蔵庫。

部屋の窓から眺める大洞川。 

暖房はよく効いていたが、クローゼットの中の浴衣が冷た~ぃ。

電話の位置に浴衣を置いておいてくれたら・・・。 

電気ケトル有り。

浴衣は廊下にも置かれていた。

色浴衣も多少有り。 

コタツを挟んで布団二組。

足の踏み場はない。 

部屋に入ってすぐ左手に洗面所。

横のドアは風呂だが・・・。 

どちらの蛇口も水かと思っていたが、左側からは熱い湯が出た。

ブレンド不可なのが辛い。  

風呂は現在使用不可。

いい感じの風呂なんだけど。 

トイレはウォシュレットだが少々変わっている。  


カニ

2017年01月03日 | 宿-関西

 お待ちかねの夕食は部屋で。

本日のカニです、と、若女将が部屋に持って来られた。

手前の方が大きいが、カニビルの卵は付いていないなぁ。

大きいのは脱皮して間がないのかな? 

まずはお刺身。

カニの刺身が2本。

お皿の上には赤ツブ、カレイの子まぶし、ハゲと3種の刺身。

うん?以前は5種盛りだったような・・・。 

ツブ、こりこりでおいしい。

こちらは茹でカニではなく、宝楽蒸し。 

 フタをとるとカニのこうばしい香りが広がります。

 焼いたカニ味噌もおいしいぃ。

 鮮度の良いカニは身ばなれ抜群。

カニ味噌にまぶして、う~んたまりません。

自家製白菜などの野菜と鍋に。 

 

〆は雑炊。

特上カニまではこだわらない活け松葉カニコース。

以前は食べきれなかったので、今回は2品ほど少ないプチプラン。

う~ん、ちょっと物足りなかったかな。 

朝食はやや遅い8:00~、1階の広間で。

身をほぐしたセコカニご飯。

内子もちらほら。

わさびと大葉がのり、お好みで醤油を垂らして。

 カニの味噌汁がおいしい。

やや薄いめの味噌汁で、カニからの出しがよくひきたつ。

 食後のコーヒーもおいしい。

チェックアウト後、車で10分程の湯村温泉で卵を茹でて帰る。

 

前日、木津温泉近くの橘商店であれこれ干物を買っていた。

カニ、茹で卵、干物・・・おいしい旅でした。

今日(1/4)から岐阜県の湯屋温泉と休暇村能登千里浜へ行って来ます。

今年の初湯は湯屋温泉 奥田屋さん。


カニ食べに-七釜温泉 こう屋

2017年01月02日 | 宿-関西

 

新しい年になりました。

1年はあっという間に過ぎてしまう。

後、自分には何年残っているだろうか?

10年あるとしたら20年いや30年を過ごすようなスローなスピードで月日が過ぎればいいのに、時は待ってくれない。

残された年月にどれだけ旅できるのか?

考えると寂しくなり、めでたい正月なのに滅入ってしまう。

昨年の目標だった離島への旅も一島へも行けずじまい。

今年もそれを目標にするか? 迷っている。

ただ、老親が亡くなったので長く家を空ける事は出来る。

以前からの夢であった1ケ月程北海道をウロウロしたいは、やっと実現可能な環境になった。

しかし、体が付いていかないだろう、1ケ月も旅を続けられない。

ネガティブな雑感はさておき、年末に行った七釜温泉 こう屋旅館を。

七釜温泉は家族で営む小さな宿が数軒。

温泉も掛け流しの宿が多く、こう屋の他にもお気に入りの宿は1軒あるが、トイレ事情で 部屋にトイレのあるこう屋さんを選んでしまう。

 今回はリニューアルされたトイレ付きの部屋に。

和室8畳、ホットカーペット、空の冷蔵庫、ウォシュレットのトイレ、それに電気ケトルと私が欲しいものは完備。

部屋に入り、広い廊下の突き当りにトイレと洗面所。

それにマッサージチェァ。 

マッサージチェァはこの部屋だけ設置という事で、マッサージチェァ好きな私は、是非この部屋に泊まりたかった。

お任せコースで20分間、エアーともみで体をほぐしてくれる。

腕から足まで、ゴリゴリするような痛みはなく実に気持ちよく、滞在中延べ90分はこれに座っていた。

 

 

 

 今回は2階にある5部屋のうちの一部屋。

館内スリッパはなく、足袋もない。

カニの季節なので部屋に入るとカニの臭いに包まれる。 

風呂は1階で男女別の内湯のみ。

内湯は大小有り、泊り客の男女数で臨機応変に男女別に。

この日は小さい浴室が女性用だったが、この浴室は初めて。

過去2度泊まっているが、いつも大きい方の浴室で貸切対応だった。

 浴室の床は畳敷き。

つるつる感がする熱い湯がざぁ~っとこぼれ出る。

う~ん、気持ちいぃ~。

 洗い場は2ケ所。

細かいタイルの仕切りがいい。

洗顔せっけんも有り。

        

脱衣所に置かれたアメニティ。

珍しいウォッシュボールが置かれていたので一つ頂戴した。

風呂は23:00までと、朝は6:00~。