東北紅葉旅、最後の宿泊は乗鞍高原温泉の旅館こだま。
メインストリートの県道84号から少し中へ入った所に
あるのだが、入る道を間違いちょっとウロウロ。
背後の紅葉の美しさを見て、新潟から真っ直ぐ大阪へ帰れたかも・・・と、
乗鞍高原でもう1泊することを後悔していたが、その気持ちは
吹っ飛んでしまった。
部屋は8畳+4.5畳で、4.5畳の方にはすでに布団が敷かれていた。
L字型の部屋なので布団が敷いてあっても全く気に
ならなかったが、他の部屋ではどうなんだろう?
入口方面を見て。
椅子とテーブルも用意されていた。
ポットは電気ポットではなく、冷蔵庫も無いが
これは問題なかった。
WiFiは繋がるがテレビのBSはダメ。
洗面所とウォシュレットのトイレ。
部屋を出た正面に共用の洗面所があり、ここに大きな冷蔵庫と
給湯機があり、熱い湯はここで利用出来た。
冷蔵庫は共用で、名前を書いて入れておく。
溶けていたたくさんの保冷剤をここで凍らせて頂いた。
食事は1階の食事処で朝・夕共に頂く。
夕食は18:00~、朝食は7:30~8:30まで。
そう手の込んだ料理ではないが、どれもキチンと作られ味も良い
まず蕎麦が出た。
お腹を空かしてたせいもあるが、この旅で初めて食べる
蕎麦、実においしかった。
お肉もたっぷり。
アツアツ岩魚の塩焼き。
鍋はカモ鍋。
ワカサギ、春菊、マイタケ、レンコンの天ぷら。
もう、お腹いっぱい。
熱いもは熱いうちに運ばれ、もてなしの気持ち
いっぱいの料理だった。
いつも冷酒を選ぶ私達。
長野らしく真澄があり、もちろんこれを!
朝食は一般的。
でも品数多い。
キノコのホウバ味噌焼き。
私にはちょっと味噌が塩辛い。
風呂は一晩中入れる。
こじんまりした、全て木製の浴室に白濁した
硫黄泉が掛け流しになっている。
カランは3ケ所。
化粧落としや洗顔料も置いてあった。
こちらは貸切対応の露天風呂。
22:00までは予約制だったが、それ以後と
翌朝は、空いていれば中から施錠して利用できる。
源泉名:湯川源泉 温度=46.8度 PH=3.2
Na=62.8 Ca=61.5 Cl=77.2 SO4=336.8
成分総計:909.1mg/Kg の単純硫黄泉
ご夫婦2人で切り盛りしておられるように感じた。
表に出てこられるのは奥様か?
ご主人は料理担当のようで、チェックアウトの時
挨拶に出て来られて、初めてお顔を見た。
土曜日宿泊なのにこの内容で@11300とコスパは良い。
泊まる者が何を必要としているか?
よく察して居心地の良い宿にしておられる。
天気が良いのでもう1泊したいところだったが
自宅を出てから1週間。
そろそろ帰らなければ・・・、後ろ髪引かれる
思いで宿をチェックアウトした。