串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

まつつるの風呂

2016年08月30日 | 宿-関西

 まつつるの風呂は別棟。

海水浴の後、屋内を通らずに風呂場へ行ける造りになっている・・・のかな?

風呂はチェックインから22:30までと朝は7:00~9:00まで。

目覚めの早い年寄りには、朝風呂が7:00~というのは遅い。

少ないスタッフできりもりしているので、この時間が精一杯と言われた。

早朝は琴引き浜を散策し、戻って風呂、そして8:00~の朝食、これがオーナーのお勧めで、その通り実行。

 脱衣所も浴室もきれいに清掃されている。

 

 おぉ~、湯があふれ出ている。

 

湯は無色透明無味無臭・・・と、特徴無し。

いや、PHが9.48と高アルカリなのでつるつる。

そして嬉しい事に源泉掛け流し

実に気持ちが良い風呂だ。

近くには旅館や民宿が数件あるが、源泉掛け流しの宿はそう多くはないらしい。 

シャンプー類はポーラ製。

クレンジングと洗顔が一緒になったものも置かれている。 

 2人も入ればいっぱいの小ぶりな露天風呂もあり、ここは湯船の下から湯が供給される。

ややぬるめの露天風呂にゆっくり浸かった。

展望はきかないので、空を眺めながらの瞑想風呂・・・という風に感じた。

味良し、湯良し、ホスピタリーはイマイチ。

クーラーBox持ち込み禁止、飲み物持ち込み禁止なのに、湯上りの冷水もなく、夜、冷水も用意されない。

自動販売機の350mlのビールは360円と高い。

トイレが暑いのは季節を選んで泊まれば問題ないが、この飲み物に関しては多いに不満。

でも、あの料理又食べたいなぁ。


まつつるの食事

2016年08月29日 | 宿-関西

 まつつるの食事は、朝・夕共に玄関脇にある食事処でいただく。

   

   

 残念ながら足は下ろせない。

この日は3組だけだったが、満室ともなればここは狭い、どうするのだろう?

と、心配したが別に広間があり、少し人数の多いグループなどはそちらで。

セッティングされた食卓。

自家製梅酒の食前酒。

う~ん、食べ物の上に覆いが欲しい。

 どれもおいしそう。

さすがにオーベルジュと名乗るだけあって、一般的な旅館食とはちょっと違う。

 献立表には 白和え とあるが・・・?

真ん中、つる紫の下にチーズを効かせた白いものが見えた。

湯がいたつる紫に少し乗せて頂く。

つる紫、苦手な野菜だが、少量なのと丁度良い茹で上がりに、つる紫おいしいじゃないの。

弥栄産のイチジクとピオーネ添え。

夏イモと淡路島のタマネギのすり流し。

夏イモってジャガイモの事・・・?

じゃがいもベースのようだったけど 。

中にトマト、ズッキーニ、三度豆などが入った冷製スープという感じ。

刺身は炙ったサワラ、カジキマグロ、スズキ、それに大きな甘エビ。

渦巻き大根などのあしらいもお洒落。

創業から10年目なんだ。 

鍋の中身は、自家製塩麹をまぶした但馬ポーク。

 トマト、ゴーヤ、白い茄子添え。

出来上がりはこれ!

塩麹、いい味出します。

オーナーシェフ曰く万能らしい。

料理もこのオーナーシェフが運び、先に出した料理はどうでしたか?と、聞かれる。

よく働くご主人だと、夫婦で感心した。

宮津産カマスの塩焼き。

ふっくら焼けていておいしい。 

ベールをかぶったものは・・・? 

イチボという牛の尻尾近くの希少部位の石焼き。

ポン酢、ワサビ、藻塩(?)で頂くが、これが柔らかくて口の中で溶けてしまう感じ。

    

 左のおしのぎは、桑の葉とコシヒカリで作られた桑米麺の冷製。

桑米麺なんて初めて食べた。

丹後の特産品らしいが、そうおいしいとは思わない。

普通の蕎麦でいいかな。

右はスズキの揚げ出しに賀茂ナスや甘長唐辛子などの野菜とあんかけ。

    

 背の高いグラスには、メインの白バイ貝、白茄子、わかめ、長芋、赤オクラ、水菜などの野菜に土佐酢ジュレ掛け。

名付けて白バイ貝のシャンパン盛り。

はぁ、料理がおいしいのでアルコールも進む。

外人の杜氏さんが作ったアイスブレーカーという日本酒がおいしい。

これをロックで呑んだ。

〆はトウモロコシの炊き込みご飯。

デザートは人参とリンゴジュースの白ワインジュレ。

中に西瓜、メロン。 

はぁ、食事は大満足。


 朝食は8:00~、昨夜と同じテーブルで。

松花堂 のフタを開けると・・・。

万願寺唐辛子の焼き煮、小松菜のおしたし、出し巻き卵、冷奴は藻塩で、サラダにヨーグルト。

焼きたてのカレイの一夜干し、味噌汁、お漬物、それに銀しゃり。

このご飯にびっくり。

夕食は炊き込みご飯だったのと、結構酔いが回っていたので気づかなかった。

粒が大きく、ピカピカ。

固くも柔らかくもなく丁度良い炊きあがり。

久しぶりにおいしいと思うお米に出会った。

契約農家から仕入れる丹後のコシヒカリ

あまりにおいしかったので、3キロ買って帰る。

来月には新米が出回るらしいので、在庫処分に協力した・・・かな。

朝も夜も食事には旬の野菜が多く使われ大満足。

献立表の食材には地元周辺の地名が並ぶ地産地消、立派です。


まつつるへ

2016年08月26日 | 宿-関西

自宅から湯村温泉へ直行。

荒湯で目的の茹で卵

ネットにたくさんの卵を入れたので、湯のあたりにばらつきがあり失敗。

大きなネットでも10個ぐらいまでにしなくちゃ。

そして、茹であがったら、傍らにある水道水をすぐにかける。

路駐でも停められたかもしれないが、薬師湯の駐車場(有料)に車を停めて荒湯へ。 

山陰海岸沿いに西に向かい、余部の鉄橋へ。

かつての鉄橋の一部が展示され、近くには道の駅が出来ている。 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                 

昭和61年12月28日、架橋から74年間使われていた鉄橋から列車が強風により落下。 

幸い乗客が乗っていない回送列車だったが、下にあった水産加工場は全壊し、
5名の従業員や列車の車掌1名、計6名の方がこの事故で亡くなった。

水産加工場があった場所に聖観世音菩薩が建てられていた。

以前の鉄橋の案内板を写しました。  

京丹後の東端から鳥取県の西端まで120キロが山陰ジオパークに指定されている。

アチコチに海水浴場があり、浜辺も水もきれい。 

海岸近くの田んぼも整然ときれい。 

稲穂はかなり色づいていて、来月には新米が出回るらしい。

久美浜にある蕎麦工房なかじで昼食。 

冷たい蕎麦は、盛り蕎麦とおろし蕎麦だけ。 

蕎麦は二八で細くてシコシコ、おいしい。

つゆはやや薄味で少々塩辛いと相方は言うが、おろし蕎麦を食べた私には丁度よいように感じた。

手打ちなのに盛り蕎麦で650円と値段も安くて、味も良く、いい昼食でした。

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                  

                           まつつるに到着。

                   広いアプローチがステキ。

                   駐車場は別にある。

                   建物の左手が風呂場、右手は食事処。

                   オーベルジュとあって、以前から一度泊まってみたいと思っていた宿。

                   宿から海水浴場の鳴き砂海岸まで徒歩5分。

       この日も2組、海水浴を楽しむ家族連れが泊まっていた。      

フロント 

 客室は全て2階に8~10室。

部屋は簡素な8畳間。

トイレも洗面所も冷蔵庫もないし、ポットも旧式のもの。 

トイレがないのは承知の上で泊まったが、1階、2階、それに風呂場と3ケ所にあるトイレはどこも暑い。

館内、冷房は効いているが、トイレまでには及ばない。

ウォシュレットになっているのはいいが、この暑さでは座ってられない。

反対に冬は寒いのだろうか?

冷たいお茶と自家製芋羊羹。

芋羊羹、おいしかったが、もう少し大きければ、なお良かったのに・・・。

             

 

 

 

 

 

 

 

 

 

女性用の浴衣は1階フロント横で、男性用は2階に各サイズ揃えてあり、自分で選んで部屋へ。

女性用の色浴衣、何気なく手にとったのはMサイズだったが、Lサイズもあるのかな?


又、フロントガラスの入れ替え

2016年08月22日 | 非分類

泣き砂で有名な琴引浜ビーチにあるオーベルジュまつつる に泊まってきました。 

まつつるの詳細は後日として・・・。

帰途、阪神高速を走っていて、ふと気づいた。

えぇ~、フロントガラスにヒビが。

今年の4月にもヒビが入り、11万円もかけてフロントガラスを入れ替えたのに、また~

今度は助手席側。

いつ、どこで・・・?分からない。

又、交換しなくてはいけない。

4ケ月の間に2度、こんな事ある?

お祓いしなくちゃいけない。

あぁ、又、えらい出費。

 

 


但馬高原植物園

2016年08月16日 | 旅-関西

いきなりバイキング。 

 但馬高原植物園千年水ウォーターバイキングが目的で、湯村温泉へ行く前に植物園を再訪。

全ての料理に千年水を使っていて、味も良いとか評判が良いので楽しみにしていた。

日曜、月曜だけのバイキング。

11:30~だが、11:00過ぎには到着し、植物園の見学は後にしてオープンを待つ。

11:30を過ぎてもオープンしない。

スタッフが少ないせいか、まだあれこれ準備している様子。

やっと席に着いた。

品数はそこそこだが、どれも手作り感いっぱいの料理で味付けも良い。

千年水で淹れたコーヒーもおいしかったが、1600円は少々高いような気がする。

但馬牛・・・なかったと思う。

高価な食材は、エビやソーセージ程度。

伝票がない。

スタッフを呼び止めようとするが、二人では忙しいそうでなかなか気づいてはもらえない。

やっと近くに来たスタッフに声をかけ、伝票をもらう。

驚いたのはバイキング開始時間が11:30となっている。

1時間(ちょっと怪しい、1時間半かも)の制限時間が設けられている。

11:30には入れなかったし、私達が席に着いたのも把握してないクセに、聞きもしないでどうして11:30と書けるのだろう。

どこが運営しているか知らないけど、もう少しサービスを向上しないといけないんじゃないの。

 植物園に入り、バイキングで使われているかつらの千年水へ。

 カツラの大木の間を水がとうとうと流れる。

                   

       

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 飲んでみた。

クセのないまろやかな味。

 すぐ近くには花筏が黒い実(かな?)をつけていた。

               

          ミソハギがいっぱい咲いていた。

 

 

 

 

 これ、何だろう?

 半夏生(ハンゲショウ)が一面に。

葉が白くなるのは葉緑素が抜けるためで、葉の茎に近いところから広がっていく。

半化粧とも書くのはこのせいか?

濃い色合いのアガパンサス。

 岡虎の尾もたくさん咲いていた。

タイマツバナ(矢車ハッカ)。

ベルガモットの名前の方がピンとくる。

              

 

杜鵑(ホトトギス)も少し見られた。

蓮華升麻(レンゲショウマ)が咲いていないか探してみたが、入り口近くの遊歩道脇にまだ固い蕾がひっそりと。

 植物園は4月初旬~11月下旬までの営業。

暑い日だったが吹く風は涼しく、遊歩道を歩きながらいろんな花を見つけながら楽しい時間を過ごした。

村岡町にある湧水を汲む事も予定していた。

国道9号線 高井の交差点に標識が立っている燿子(かかご)の清水

ここへは何度か汲みに来ている。 

さぁ、汲もう! 

 あれっ、水が出ていない。

         こんな貼り紙が・・・。

う~ん、地元の人は困っているだろうなぁ。

いつから出なくなったんだろう?

神様にお願いしなくちゃ。

        


湯村温泉荒湯で茹で卵

2016年08月12日 | 旅-関西

 チェックイン時、宿から卵3個の引換券をもらった。

湯村温泉、どこの宿でも宿泊者にこのサービスはあるのだろうか?

未確認。

 夕方、荒湯の前の土産物屋で卵3個と引き換え、さっそく湯つぼへ。

平日だが、夏休みに入っているので、観光客は多い。

湯村温泉を一躍有名にした 夢千代さん の銅像は、赤い橋を向うへ渡った所に立っている。

 こちらが源泉の荒湯。

湯村温泉は湯量豊富で、源泉掛け流しの宿が多いと思っていたが、それは間違った認識だったかも。

源泉掛け流しの宿で、料金的にも自分に合う宿はない・・・かもしれない。

だから、湯村温泉を通り越して七釜温泉まで行ってしまう。

湯つぼは3ケ所にあり、それぞれ用途が違う。

手前のかみの湯つぼの源泉温度は低く、茹で卵には向かない。

左手の中の湯つぼへ、卵の入ったネットを吊るす。

 湯面まで距離があるので、緑色のビニールひもは長いものが必要。

湯の峰温泉の湯壺ではこんな長いヒモは必要ない。

源泉で観光客が自由に茹で卵やサツマイモなど湯がけるのは、ここ湯村温泉と湯の峰温泉だけかな?

野沢温泉の麻釜は、観光客は立ち入り禁止・・・だったハズ。

途中の道の駅で卵を買っていたので、翌朝、朝食前の散歩がてら茹で卵を作りに再び荒湯へ。

さすがに観光客はいない。

 

 足湯が並ぶ辺りを清掃中。

道の駅でトウモロコシも買っていたので、ついでにこれも湯つぼで湯がく。

温泉で茹でた卵、トウモロコシ、サツマイモはどうしてこんなにおいしいのだろう。

 ゆあむの朝食にこだわりの生卵が出たが、おかずがいっぱいだったので、この卵は残して、湯つぼで湯がこう。

しかし、生ものは持ち出す事が出来ない・・・と、スタッフに言われて諦めた。

無理して食べれば良かったかな。

 建ってから何年になるんだろうか?

この新しい共同浴場を見るのは、初めてだった。

又、卵を湯がきに行こう。

 


ゆあむの食事

2016年08月09日 | 宿-関西

暑い~ぃ。

暑いからという訳じゃないけど、バタバタした毎日、すっかり更新がお留守になってしまってた。

日にちが経ってしまうと、アップする意欲も減退し、ますます更新が遠のいてしまう。

で、まだ記憶に新しい湯村温泉 ゆあむ を完結してしまおう。

     

 ゆあむの食事は朝・夕共に2階の食事処で。

 隣とのテーブルは離れているが、しきりのようなものはなく、わりと殺風景な食事処。

朝食は夕食のテーブルと同じ席で。

 大きなカゴに盛られた前菜類。

食前酒はなく、アルコールの料金は高い。

食前酒かな?と、思ったグラスには焼きナスと桜エビのすり流し。

前菜5品は、塩辛いもずく酢、汲み上げ湯葉、エビ、バイ貝、固いソラマメ。 

焼き鮎の一口寿司とトウモロコシ豆腐。 

 牛のホウバ焼き。

さすが関西、ホウバに置かれた味噌は甘いめでおいしい。

信州辺りの味噌は塩辛くて私は苦手。

 メインは宝楽でこれは2人前。

左、野菜の下にはイカとホタテのカルパッチョ、あおさ海苔のドレッシングで頂く。

右は鴨ロースの岩塩蒸し、オクラの煮凝り添え。

結構、野菜が多種使われていて好ましい。 

 新生姜のご飯と赤だし。

赤だしも塩辛くない。

          

 デザートはアイス最中。

器の中には、わらび餅。

アイスは紫イモのアイスクリーム。

最中の皮、パリパリでおいしい。


 

 朝食には黒豆納豆などなど。

        

         浜坂の竹輪は炙って、味噌汁はしじみ汁。

せいろ蒸しが運ばれる。

出し巻き卵、中骨をとってあるカレイの一夜干し、野菜各種、それに器の中はスープカレー。

皿にとった一人前。 

 きな粉プリンのデザートも出たが、コーヒーはない。

 食事、特においしいと記憶に残ったものはないが、旅館の食事としては
 目先が変わっていて、楽しい食事だった。

 宿泊料金は@14,000。

 風呂はちょっと残念だけど、アメニティは充実しているし、
 ホスピタリティもなかなか良い。

 又、行こうかな。

 色浴衣の無料貸し出し、多種のお茶・・・女性客を大いに意識した宿と
 感じたが、私も、はまったかな?