串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

私は誰でしょう・・・?

2007年05月30日 | 旅-関東・中部

これ、なぁ~に?

は~ぃ、わたしよ。
誰、じゃまするのは!

観光客が捨てたビニール袋の中をあさっています。
隣のキジトラ君は知らん顔。

ここは、城ケ崎海岸。
初めて、来たのでした。

海岸沿いにピクニックコースがありますが
時間がなかったので、歩くのはパス。

天気が良いこの日、伊豆大島が海の上にぽっかり
浮かんでいました。


伊東温泉

2007年05月29日 | 旅-関東・中部

伊東温泉の宿「いな葉」が6月3日で休業すると聞き
急遽泊まってきました。

松川沿いの遊歩道から眺めるお馴染みの光景ですが
なにやらタスキのようなものがかかっています。

東海館の前で薪能が開かれたようです。
宴の後の能舞台でした。

いな葉に大満足・・・と、言いたいところですが失望しました。
今まで、入れ込んでいた私は甘いなぁ・・・。

もう、最後というので、平日にも関わらず、空き室はわずか。
女風呂もカラン待ちが出るしまつ。
私と同じように、最後を楽しもうという馴染み客が多いのでしょう。

最後だから、お得意様にサービスをするなら分かりますが
最後だからと言って、宿泊料金は、平日なのに休前日の料金。
高い分、何か料理でも・・・と、期待したのですが、これも変わらない。

晩節を汚したなぁ・・・という印象です。
甘いなぁ、私。

 


水無海浜温泉

2007年05月27日 | 旅-北海道


湯めぐり日記と称しながら温泉話題が少ないのを反省。



ここは函館から東、恵山岬にある水無海浜温泉。
目の前は太平洋。
岩で囲まれた湯船が3つ見えます。

岩の上は海草で覆われ、きれいなグリーン。

この手前の浴槽が一番適温。
地元のお年よりは、岩の上で丸裸になりすいすいと。
それを見て、連れも観光客の前でヌードを披露。

気持ち良さそう・・・。




どうしようかなぁ・・・と、迷った私ですが、ここまで来て
入らずには帰れない。

ご心配なく・・・。
ちゃんと脱衣所があります。
そこで水着に着替えました。

もちろん、干潮の時しか入れません。
他の湯船は海水混入が多くてぬるかったり、逆に熱かったり。

日没迫る時間でしたが、北海道での大きな課題をこなせて満足、まんぞく。

 


留の湯

2007年05月26日 | 旅-北海道

ここは、大沼公園の中にある温泉旅館留の湯
優しい絹のような湯があるというのでやって来ました。

広い敷地内に、納屋ほどの大きい犬小屋があったりして
さすが北海道はでっかいどう・・・です。

庭の一角に白鳥の家がありました。

きれいな白鳥、気品があります。
雰囲気は私にピッタリ!

と、言いたいところですが、私はカモメかカラスでしょう。



しかし、なんとなく寂しそうに、フェンスの端で
脱出する機会を窺っているように見えます。

入浴後、館内に貼られた写真を見ていると、
卵を抱いている白鳥、そのかたわらにもう1羽が写って
いる写真がありました。

可愛そうに、未亡人になってしまったのね。
もっとも、卵を抱いていたのがこの白鳥とは限らないのですが
私には、寂しそうな姿がそう感じさせました。

一度、泊まりたいと思う宿でした。
行く時まで、元気でいてね。

 



 


ついでにバラ

2007年05月25日 | 

ここは、奈良県八木近くにある「おふさ観音」というお寺です。
境内に1500種ものバラが丹精込めて作られており、5月中半から
6月いっぱいまで「バラまつり」が開かれ、入場無料で見学できます。

入場無料というのが嬉しいし偉い!
たいがい、どこの神社仏閣でも、花を見に行ってるのに
拝観料なるものを徴収されるんだが・・・。

一番人気のピエール・ドゥ・ロンサールというバラは満開。

バラは妖艶な感じがするけど、こちらは可憐なアイスバーグ

一重(平咲きというのか)のバラデンティベス、これもバラとは思えない。

一番気に入ったのはこのミスティ・パープル
下を向いて咲くところなんか、控えめな私にぴったりのバラです。

境内に近づくと、甘いバラの香りが漂っています。
お堂の前では線香の香り・・・。

お寺の前では、バラの苗木が売られていました。
買おうかなぁ・・・?と、手にとり、だいぶ迷いましたが
私にガーデニングは無理と諦め、又見に来ようと
おふさ観音を後にしました。


マツバラ

2007年05月24日 | 日常

所用で市役所へ出かけました。
庁舎の中庭に面した壁面全体にバラが満開。

わが町は松原市。
市の木は松、花はバラ。
なんと安直な設定。

外壁にはないので、前を通っていても分からない。
花が咲いてないと、私ならツタかな・・・?と思い、バラとは気づかない。
たまにしか行かない市役所。
初めて気がつきました。

市役所の隣には消防署。
聞きなれない掛け声の主は隊員達。

ちょっと絵になる写真・・・と、自画自賛。

4月に買ったデジカメ、電源を入れても、うんともすんとも
言わない時がよくあり、おかしいとキタムラへ持って行きました。
そしたら、なんと新品に交換してくれました。

「かなり売ってるけど、そんな話は聞かない。」と、店員さん。
すぐにメーカーに電話すると、メーカーが交換指示。
これは、何かあるなぁ・・・?

応対してくれたキタムラの店員さんも、おっとり、丁寧に
対応してくれた。カメラ好きなおたくという感じ。

つくづく、デジカメ買うなら次もキタムラで・・・と思った。

 


なとわえさん

2007年05月23日 | 旅-北海道

道南の渡島半島の海岸線は一部を除いてほとんど走りました。
日本海側は雷電温泉、東側は長万部から南。
一番、多く出あった動物といえばこのカモメ。
近くで見ると、案外怖い顔をしているのです。
まさに海のギャング。



ここは、恵山の近くにある道の駅なとわえさん
日曜日で漁協の即売があるのに、あいにくの雨。

まだまだ旅は続くので、鮮魚など買えない私ですが、ちょっとのぞいてみました。
大きな、水揚げされたばかりのホッケが写真のような値段で売られています。
相場は分からない私ですが、この値段、浜値らしいです。安いのかしら?


金目かな・・・?と、思ったらキンキゾイという魚らしいです。
丸々太って、煮付けにしたらおいしそう。
今日、帰るのだったら絶対買うでしょうが・・・。




道の駅の中にも鮮魚店があり、こちらでは刺身も売っていました。
タコとツブ貝(どちらも350円)を買い、今日の昼ご飯にしようと
箸とワサビを付けてもらったのですが、醤油までお願いするのを
忘れてしまった。

函館でラッキーピエロのハンバーガーを買い、
ワサビだけの刺身をつまむ・・・変な昼食でしたが
刺身は新鮮でグーでした。


銀婚湯猫

2007年05月22日 | 宿-北海道


ここは、北海道でもダントツの人気旅館銀婚湯
広い敷地内に、よく手入れされた、かつら林や白樺林があり、
それらを散策しながら、宿泊者専用の露天風呂を目指します。

途中、さる山ではなくネコ山よろしく、10数匹のネコが群れています。
見ると、馴染みの立ち寄り客が餌を与えているのです。

このご夫婦、毎日、決まった時間に銀婚湯でお風呂・・・?
うらやましいです。



結構、丸々太ったネコ達はよく似た感じの子ばかり。
あきらかに、兄弟だと分かります。
聞けば、環境の良いここに捨てられたのです。



「決まってるでしょ、わたし。」

露天風呂へは、この吊橋を渡って行くのですが、先客がいました。
吊橋、結構揺れますが、慣れた足取りですいすいと・・・。

広い林、満腹になり散らばってしまえば姿を探すのは無理でした。

全員集合の場に立ち会えて、私はラッキー。

 

 


帰巣本能なのか?

2007年05月21日 | 旅-東北

ここは、東北道下り線花輪SA。
芝桜がきれいに咲いています。

犬を連れたおじちゃん、施設の人達と談笑しています。
旅行中の人ではない様子。

おじちゃんが連れているワンです。
名前・・・?う~ん、忘れちゃいました。

よく手入れされた毛並みを見て、大切に
飼われているのが分かります。

SAに捨てられていた、このワンを生後60日ぐらいでもらってきたようです。

もらってきた翌日、散歩を始めたら一目散にこのSAへ来たという。
以来9年間、毎日、片道40分の道のりを、このSAに通い、ここで
ひとときを過ごすのが、このおじちゃんとワンの日課だという。

単に帰巣本能かもしれないけど、黒崎SAのニワトリといい、このワンといい、
動物にとってSAは、過ごしやすいところなんだろうか?

冷たい風にふかれてSAの外でタバコを吸いながら考え込んでしまった。

願わくば、快適な散歩が出来るよう、毎日晴天でありますように。

 


青函フェリーで

2007年05月20日 | 旅-北海道



北海道ともお別れです。
函館山を左に見ながら、フェリーは一路本州を目指します。

車を停め、客室へ上がろうとすると、もう1フロアー車両格納部分がありました。
そこに、1台の軽トラックが停まっていて、ちょっと異様な匂いもします。



近づいてみると、なんと子馬が乗っていました。
後姿しか見えませんが、横から顔を覗きこむと
なんだか、落ち着かない不安な様子でかわいそう。

青森まで4時間、ずっと、この姿勢でいるのは辛くはないんだろうか?

しかし、このフロアー、階下と違って排気ガスを感じず、爽やか。
そうなんだ!あの排気ガスが充満している中に置いておけないという配慮なんだ。

当然といえば当然かもしれないが、初めて目にしたフェリーでの
生き物の扱い、私には、ちょっとした発見でした。

あの子馬、今頃、どこでどうしてるんだろう・・・?



 


黒崎SAの鶏

2007年05月19日 | 旅-東北

北海道旅行で撮った写真は約3500枚。
とても銀塩写真では、こうはいかないでしょうが・・・。
写真の整理も大変です。

その撮った写真の中から動物ばかりを先にアップしてきました。
今日は、北陸道のとあるSAに住み着いている動物です。


右上がガソリンスタンド、左端に何か見えるでしょ。



ほらほら、おいらだよ。

なんと!立派なニワトリです。

1年ほど前から住み着いているんですって。
どこからか逃げてきたのか、誰かが捨てたのか・・・?
まぁ、餌には困らないでしょう。

人間に見つからないよう、建物の陰にひっそり、寂しそうにたたずんでいました。
車、いっぱいで危ないもんね。
次に立ち寄った時にも、その雄姿見せてね。

p.s カプチーノさんへ
もう一つのブログに載せようと思ったのですが
ユーザーIDやパスワードが分からなくなって、こちらに掲載です。 


薬師温泉のキタキツネ

2007年05月18日 | 旅-北海道

北海道上陸は朝の4時。
夜行便のフェリーを利用し、宿泊代を1泊分浮かせました。

函館から国道5号線を北上、ニセコを目指します。
目の前にニセコの山並みがパノラマのように広がってきました。

天気は快晴。
両側に続く牧草地を眺めていると、「あぁ、北海道に来たんだ。」
という実感が湧いてきました。

大きな単独峰が見えてきました。羊蹄山です。
初めて見る羊蹄山の大きさに圧倒されます。



地元の人に聞けば、頂上付近に雲がかかる事が多く、
こんなにきれいに見えるのも珍しいとか・・・。
雨女返上!

向かう温泉は、あの有名なニセコ薬師温泉。



薬師温泉に着くと、なんとキタキツネが出迎えてくれました。

女将さんに餌をねだっているようでしたが・・・。

思ってたよりは小さいのです。
しかし、シッポは立派。

女将さん、なかなか餌をくれません。
野生動物との付き合い方を心得ておられるのでしょう。

薬師温泉の湯を堪能して出て来たらまだ居ました。
持久戦・・・?

結局、キタキツネを見たのは、この1匹だけでした。
見れて良かった、感動です。有難う。


〆は上高地の続き

2007年05月17日 | 旅-関東・中部

上高地の明神池。
これは、オシドリですね・・・?
雌の後をカラフルな雄が追っています。

こちらは、まだ子供でしょうか?
単独行動で観光客が与える餌をついばんでいました。
上高地では、動物に餌を与えないようにという事なんですが・・・。

そのお陰で、猿も観光客におねだりしません。
可愛い~と、カメラを向ける観光客を無視して
ゆうゆうと自分達の日常を繰りひろげています。

もっと餌が欲しかったのか、木道へあがってきました。
しかし、人を全然怖がりません。

う~ん、可愛いです。
思わず、かっさらいたくなりました。

 


〆は上高地

2007年05月16日 | 旅-関東・中部

 

晴天の最終日は、予定だにしなかった上高地へ。

河童橋から明神池まで歩きました。

遊歩道にきれいなグリーン色のお土産が転がっています。
主は誰だろう・・・?まるで犬のそれにそっくり。
鹿や兎ではないし、たぬき・・・?

いました、いました。
明神池まであと少しという林の中に・・・。

子猿が数匹、ターザンごっこをしながら戯れています。
近くで見守るように、大人の猿が桜の花を食べていました。

持ち主判明。上高地の猿は草食なんですね。



 


吉村家

2007年05月05日 | 大阪



大阪、羽曳野市にある吉村家。
鎌倉時代から綿々と続く家系で、江戸時代には
近隣を束ねる大庄屋だったという。

GWに建物内部も見学出来るというので行ってみた。
我が家からは自転車で20分という近い所にあるが訪れるのは、初めてだった。

茅葺の長屋門と、それに続く土壁が素晴らしく、この先にあるものにわくわくした。



客を迎える客室の造りは凝ったものだった。
欄間の透かし彫りは、17世紀中頃に作られた見事なものだった。




1615年に創建された建物は、昭和25~26年頃に
解体修理され重要文化財に指定されている。

庭を眺める縁側の上部に施された彫り物が凄い!

 

家紋をデザイン化したもので、全部で12、全て模様が違う。
12枚全部を写すのに必死だった私。



長押の釘隠しの金具は、一つとして同じものはなく全部、意匠が違うものだった。
特に、左側のうさぎをデザイン化した金具が素晴らしい。

大庄屋の力がどれほどのものだったのか、
簡単に想像がつくぐらい、素晴らしい意匠の客室部だった。

しかし、損傷が気になった。
柱、畳、床、それに床の間回りの壁に描かれた絵・・・。
貴重な文化遺産なんだから、も少しお金出して下さいよ。>各位