串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

奥飛騨温泉 藤屋の風呂

2017年02月23日 | 宿-東海

藤屋の風呂です。 

手づくり感あふれる脱衣所です。

タオルは誰のものなんだろう?

湯上りには宿の敷地内に湧く天然水の山椒水を・・・。 

入浴前にもコップに2~3杯飲むのが宿のお勧め。

総ヒノキで作られた大浴場。

浴槽は年季の入ったものだが、床は新しいものに張り替えられていて気持ち良い。 

この宿には奥飛騨で唯一35度の炭酸泉があり、
小さい浴槽に源泉のまま掛け流されている。

大きい浴槽には70度の源泉と35度の源泉をブレンドし42度に設定。
こちらも掛け流し。

と、いう事は温冷交互入浴が楽しめる。 

入浴目線で。

右奥が入り口で、カランは4ケ所。 

手前が35度の炭酸泉。

奥がブレンド浴槽。 

 豪快に湯が注がれ、飲泉も可能。

この35度の湯が実に気持ち良く、こちらに長い間浸かっていた。

 内湯に続く露天風呂。

無料の貸切露天風呂が2ケ所あり、フロントで鍵を借りて
右奥の戸から戸外へ。 

 貸切の露天風呂浴舎。

 

 露天風呂より内湯が気に入り、露天風呂へは一度行っただけ。

雪が降る頃、雪見風呂を楽しむにはいいかもしれない。

内湯もこの貸切露天も一晩中入れるのは嬉しい。

部屋や備品などは少々物足りないものはあるが、おいしくて品数も多い食事、
それになんといっても温泉・風呂は大いに楽しめる良い宿だと思う。


奥飛騨温泉 藤屋

2017年02月17日 | 宿-東海

昨年の11月始めに泊まった 奥飛騨百姓屋敷の宿 藤屋

ほったらかしにしていたが、在庫も尽きかけてきたので・・・。

平湯大滝を見に行く途中、羊の放牧に遇う。

顔と足が黒い、これはサフォークという種類かな?


藤屋に到着したのは14:50頃。

チェックインにはちょっと早いけど、入れるだろう・・・と。

 しかし、戸が開かない。

中を見ればこんな貼り紙が。

初めてだぁ。

たいがいの宿は少し早くてもチェックイン出来るのに、ここは時刻厳守だわ。

 通された部屋は、8畳x2 と広い部屋。

早くから暖房を入れておられたのだろう暖かかった。

片一方の部屋には既に布団が敷かれていた。

椅子が2脚だけ置かれた広縁の端にウォシュレットのトイレ。

 反対側に洗面所と少々使いにくい。

冷蔵庫完備、ポットは電気ではない。

浴衣は中サイズが 2 と特大サイズが置かれ、通常大を着ている相方
に中は短く、特大は長すぎる。

羽織だけで、これでは館内少々寒かった。

テレビはBSも受信可能。

窓からは宿の裏庭が見える。 

食事処になっている別棟の座敷。

築約200年の奥飛騨百姓座敷

66畳の真ん中辺りに囲炉裏が切られ、千葉家の分火という火が770年燃え続けている。

5台程のテーブルが並び、真ん中に囲炉裏があるが、ここはガス火。

テーブルは足が下ろせなくて正座しなくちゃいけない。

これは、私には少々辛い。

 

山里らしい料理が並ぶ夕食。

山ぶどうの食前酒で乾杯。

呑み干すと山ぶどうの実が3つ顔を出した。 

牛のホウバ焼きステーキ。

肉は柔らかくてボリュウムもありおいしく頂いた。

味噌も多くないので、丁度良い味になっていた。 

塩戻ししただけのコゴミ、鰹節がかかっただけだが、おいしい。 

葉山椒の煮物もおいしく、これなら山菜の頃に来ると山菜いっぱい食べられそう。

 岩魚の刺身もコリコリ。

マスの笹包み焼き。

味噌がそう辛くなくて丁度良い。

海老2匹、野菜の天ぷらも出て・・・。 

おしのぎは蕎麦。 

 そして地鶏鍋。

地鶏、柔らかくて、いい出しが出ておいしい。

夕食はかなりのボリュウムで、もてなそうという気持ちがこもった料理だった。

 有料はいただけない。

 朝の食事処。

 

充分過ぎるおかずについお替り。


淡島神社

2017年02月17日 | 旅-関西

加太といえば淡島神社だが、私は行った事がなかった。

チェックアウト後淡島神社へ。

 

駐車場はタイムスで有料。

しかし30分以内で参拝なら社務所に申し出て無料。

案外狭い境内だわ。 

うわぁ~並んでいる。 

 数日後に行われる針供養の針もズラリ。

ありとあらゆる人形が集合。 

ズラリ きれいどころも。 

招きネコ、福助、黒田節の博多人形、これはかつて実家にもあったなぁ。 

 信楽焼のタヌキにガマ。

 へぇ~、だるまさんまで。

私は案外平気で捨てられるけど、想いのこもった人形達を捨てるに
忍びない人達が持ち込むのだろう。

この淡島神社や深山砲台跡は心霊スポットらしいが、
この歳になると怖いものはない。

大阪湾沿いに北上し、道の駅とっとパーク小島へ。 

 跨線橋を渡ると、関西空港埋め立て土砂の積み出し桟橋を有効利用した魚釣り場があり
1500円の入場料金で1日中釣りが楽しめるようになっている。

しかし、折からの強風で桟橋にも人影まばら。

天気の良い休日ならさぞかし混む事でしょう。

おくつろぎ中のニャン。

なかなかのべっぴんさん。


休暇村紀州加太-いろいろ

2017年02月12日 | 休暇村

さて、お風呂だが、撮影禁止だった。

それを知らずに撮っていた私。

なので写真はあるが、アップは出来ない。

でも、この1枚だけは目をつむってもらいたい。

オーシャンビューの露天風呂。

前に友ケ島の島々、背後に横たわる淡路島、行き交う船・・・絶景だった。

残念ながら曇天で夕陽は見れなかった。

晴れていればさぞかしきれいな夕陽・夕焼けが望めただろうに。

しかし、この露天風呂は非温泉

塩素も香るが、目の前の光景にそれを忘れてしまう。

風呂は24:00までと朝は5:00~9:00までで、朝には男女の風呂が入れ替わる。

内湯は源泉掛け流しらしいが塩素は香った。

サウナもあり、横に水風呂がついている。

源泉温度が26度ほどなので、この湯船は源泉風呂にしてあればいいのになぁ。

立ち寄りは12:00~15:50までで大人1200円と随分強気。

源泉名:加太淡島温泉 温度:26度 湧出量:100L/M PH=8.0
Na=495.6  Cl=389.5  HCO3=713.9  成分総計:1708mg/Kgの
ナトリウム-炭酸水素・塩化物泉

温度が低いのは残念だけど結構いい源泉だと思う。

内湯では炭酸水素のせいか、PH=8.0のせいか、結構つるつるする。

湧出量が100L/Mもあるのなら、もっと源泉を利用すればよい
と思うのに、内湯だけが温泉とはもったいない使い方。

 


休暇村に泊まる楽しみに朝のお散歩がある。

今の寒い時期、参加する人は少ない。 

一人参加なら嫌だなぁ・・・と、思いながら7:00フロントへ。

良かった!もう一人男性が参加。

 休暇村を出てレンガ道を進む。

滑り止めが塗られているので、レンガは白い。

だらだら坂を上ると5分程で頂上へ。

明治25年に着工され昭和20年の終戦まで使われていた深山第一砲台跡

大阪湾に侵入する敵艦を迎え打つために造られた。

丸い所に大砲が据えられていたが、一度も発射される事はなかったらしい。 

アーチの左手は弾薬庫。

下に下りる階段があり下りてみるが、中は真っ暗。

 終戦まで一般人は立ち入り禁止だったため、この周辺は手つかずの
自然が残っているとの事、備長炭の原料になるウバメガシもアチコチに。

友ケ島、一つの島の名称だと思っていたが、沖ノ島地ノ島など4つの島の総称だと知った。 

中でも一番大きい沖ノ島にもこのような要塞跡があり、最近ちょっとした
ブームになっていて、連絡船が出ている。

 しかし、今の時期は土・日・祝しか運航されないので行けない。

でも、ここで関連施設を見れたからいいや。

連絡船はこの島を右から回り込んだ所に着岸する。

 斜面には水仙がいっぱい。

30分程のお散歩を終え、休暇村に戻り、さぁ朝食。

この朝のお散歩会は今まで泊まった休暇村の中でも一番良かった。


休暇村紀州加太-食事

2017年02月10日 | 休暇村

 食事はオーシャンダイニング紀伊の国で。

窓際は特等席。

残念ながら、朝食時この席は空いていなかった。

 大きな手毬をイメージした器がセッティングされている。

どうして開けるの?

スタッフがてっぺんの穴に人差し指を差し込みフタをとった。

う~ん、なんだか不潔。

いったい何十、何百人がここに指を突っ込んでいるんだろう。

気にしなければなんでもない事だが、気にしだしたらキリがない。

つまんでフタをとる方式の方がいいなぁ。

 フタをとると三段重。

お品書きが書かれたランチョンシート。

初めてお目にかかる。

いいアイデァ。

 ブリのそぼろ寿司、この大きさなら一つでいいから、もっとたっぷりそぼろを乗せて欲しい。

刺身は生マグロx2 鯛x2と、生魚あまり好きではない私には丁度良い量。

マグロ好きではないが、この生マグロはおいしいと思った。

鯛のカルパッチョと小鉢の中はカニなます

鯛がなかなか現れない。

やっと現れたが二切れのみ。

まぁ、野菜が新鮮なので、おいしく頂いたが・・・。 

鍋は鯛と太刀魚、このつみれ団子は鯛・・・? 

鯛の骨をこんがり焼いてとった味噌味の出しで具材を炊くのだが
出し、そうおいしいとは思わない。

 茶わん蒸しはテーブルで加熱するが、出来上がるまで30分程かかる。

コンロの火が消えたら出来上がり。

う~ん、カニのほぐし身しか入っていない。

味は良かったけど、なんとなく物足りない。 

 純米吟醸 南方 フルーティでクセがなくおいしいお酒だった。

 天ぷらやおかずがミニバイキング。

この肉味噌豆腐ピリ辛炒め がおいしくて、お替り。

デザートのメロンゼリー、超甘い。

加太は鯛で有名との事で、鯛をメインにした料理の加太小町プラン。

コース以外にもバイキングでお腹はふくれるが、もう
少し食材にお金かけて、手の込んだ料理を食べたいものだが、
ほとんど満室のこの日、それは期待する方が無理かも。

 朝食はなかなか立派。

おにぎりコーナーも具材が多種。

 

↑ のコース料理以外にバイキング。

これだけでも結構多彩。

 お粥嫌いだけど茶粥は好きで、この日はパンもおにぎりも食べず茶粥だけ。

夕食も朝食も決められた時間まで好きな時に食べられるのも珍しい。 

たいがい、夕食は時間を聞かれるものだけど。


休暇村紀州加太

2017年02月09日 | 休暇村

 

休暇村は加太のどこからも見えるような高台に建っている。

急な上り坂を上がってたどり着く。

これは車でないと・・・と思ったが、加太の駅までの
送迎バスがあった。 

玄関を入ると左手に賑やかな壁を背景にフロント。

紀州手毬、梅、木・・・などをデザインしたものだろうけど
なんだか落ち着かない。 

大海原を眺める広々ロビー。 

部屋は みやま館の12畳バス付の和室。

建物の中心辺りで和室ばかりのみやま館和洋室のさくら館に分かれている。

両方で70室程と部屋数はかなり多い。 

チェックイン時フロントで布団敷を尋ねられる。

休暇村や公営の宿舎では、好きな時にごろんとなりたいから
セルフで敷くようにしているので、自分で敷くからと
断ったら、一人当たり50円の割引があった。

こんなの初めて。

広縁の椅子は海に面して置かれている。

 

それもそのハズ、オーシャンビューだ。

全室オーシャンビュー。

 テーブルの上に双眼鏡。

端に冷蔵庫。

製氷機もあるようで、アイスピッチャーも完備。

広縁のもう一方には加湿器付の空気清浄機。 

この部屋はバス付。 

温泉ではない。 

洗面所の蛇口は休暇村仕様で2つ。 

お着き菓子も色とりどり。

手前の くるみしょうゆ餅がおいしい。

お茶も煎茶、ほうし茶、梅純金茶と各種。 

クローゼットの中には小物を掛けるハンガーも有り。 

こちらは和洋室のさくら館。

宿泊料金も和室のみやま館より高い。

チャイルドコーナーも有り。 

設備に文句はない。

最近、休暇村に目が行くのは、このホスピタリティの良さだろう。

いくら温泉が良くても鄙びた温泉宿に泊まるのに躊躇するようになった。

困ったもんだ。


休暇村紀州加太への道-さぬきのうどん

2017年02月06日 | 旅-関西

久しぶりのアップ。

休暇村がすっかり気に入った私、近場でどこか・・・?

和歌山北部の加太にあるリニューアルした休暇村紀州加太へ。

阪和道を使えば我が家から1時間半ほどで着く。

往復同じルートも味気ないので、往路は橋本へ出て やっちょん広場経由。

やっちょん広場へ行くとなれば、外せない うどん屋がある。 

 やっちょん広場から国道24号線を和歌山方面へ10分程。

随分長い間来てないから、まだ店はあるのか?もうやってないかもね。

とか言いながら走り、お馴染みの看板を見つけた時は嬉しかった。

全然変わっていない。 

外も中も。

値上がりしてるかも・・・と、思っていたが、値段は以前のまま。

シングルは一玉、ダブルは二玉で、男性はダブルを注文している人が多い。 

左一番下のカレーごはん が気になる。

以前にはなかったメニューだわ。 

お気に入りのかやくうどんと天ぷらセットを注文。 

手前に甘いアゲ、天かすいっぱい・・・変わってないわぁ。

手打ちのうどんは相変わらず太さがバラバラ。 

きし麺状の厚みのもあれば、太過ぎるうどんも。

いりこでとった出し(多分)、味も辛くも甘くもなくおいしい。

出しまで完食。

 大きなエビと海苔、大葉の天ぷらもさくさく揚がっている。

はぁ、久しぶりに食べたさぬきのうどん、おいしかった~。

JR和歌山線に沿って国道24号線を和歌山方面へ向かう。

何度か通っている道だが、走る列車に遭遇したのは初めて。 

これはJR阪和線だろうか?紀の川を渡る列車。 

河口が近いので紀の川の川幅も驚く程広い。

思わず、花嫁姿の司葉子さんが紀の川を船で下る映画の一シーンが目に浮かんだ。