さて、お風呂だが、撮影禁止だった。
それを知らずに撮っていた私。
なので写真はあるが、アップは出来ない。
でも、この1枚だけは目をつむってもらいたい。
オーシャンビューの露天風呂。
前に友ケ島の島々、背後に横たわる淡路島、行き交う船・・・絶景だった。
残念ながら曇天で夕陽は見れなかった。
晴れていればさぞかしきれいな夕陽・夕焼けが望めただろうに。
しかし、この露天風呂は非温泉。
塩素も香るが、目の前の光景にそれを忘れてしまう。
風呂は24:00までと朝は5:00~9:00までで、朝には男女の風呂が入れ替わる。
内湯は源泉掛け流しらしいが塩素は香った。
サウナもあり、横に水風呂がついている。
源泉温度が26度ほどなので、この湯船は源泉風呂にしてあればいいのになぁ。
立ち寄りは12:00~15:50までで大人1200円と随分強気。
源泉名:加太淡島温泉 温度:26度 湧出量:100L/M PH=8.0
Na=495.6 Cl=389.5 HCO3=713.9 成分総計:1708mg/Kgの
ナトリウム-炭酸水素・塩化物泉
温度が低いのは残念だけど結構いい源泉だと思う。
内湯では炭酸水素のせいか、PH=8.0のせいか、結構つるつるする。
湧出量が100L/Mもあるのなら、もっと源泉を利用すればよい
と思うのに、内湯だけが温泉とはもったいない使い方。
休暇村に泊まる楽しみに朝のお散歩がある。
今の寒い時期、参加する人は少ない。
一人参加なら嫌だなぁ・・・と、思いながら7:00フロントへ。
良かった!もう一人男性が参加。
休暇村を出てレンガ道を進む。
滑り止めが塗られているので、レンガは白い。
だらだら坂を上ると5分程で頂上へ。
明治25年に着工され昭和20年の終戦まで使われていた深山第一砲台跡。
大阪湾に侵入する敵艦を迎え打つために造られた。
丸い所に大砲が据えられていたが、一度も発射される事はなかったらしい。
アーチの左手は弾薬庫。
下に下りる階段があり下りてみるが、中は真っ暗。
終戦まで一般人は立ち入り禁止だったため、この周辺は手つかずの
自然が残っているとの事、備長炭の原料になるウバメガシもアチコチに。
友ケ島、一つの島の名称だと思っていたが、沖ノ島、地ノ島など4つの島の総称だと知った。
中でも一番大きい沖ノ島にもこのような要塞跡があり、最近ちょっとした
ブームになっていて、連絡船が出ている。
しかし、今の時期は土・日・祝しか運航されないので行けない。
でも、ここで関連施設を見れたからいいや。
連絡船はこの島を右から回り込んだ所に着岸する。
斜面には水仙がいっぱい。
30分程のお散歩を終え、休暇村に戻り、さぁ朝食。
この朝のお散歩会は今まで泊まった休暇村の中でも一番良かった。