串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

常滑にて

2015年12月31日 | 旅-関東・中部

瀬戸、越前、信楽、丹波立杭、備前、それに常滑・・・日本六古窯の一つの常滑焼。

又、日本一の招き猫の産地らしい。

知らなかった。

大きな招き猫、見守り猫のとこにゃん

本物かと思った右下の親子猫がほぼ実寸サイズなので、その巨大さに驚いた。

この下の道路沿いは、招き猫通り なんだけど、時間がなくて見に行けなかった。

 やきもの散歩道大駐車場(土・日・祝は500円/1日)へ車を停め、やきもの散歩道を歩く。

おっ、いいなぁ。 

真田幸村・・・か? 

これが土管坂か・・・。

右側は焼酎瓶。 

 街中アートだ。

 この民家ではちょっとした休憩もできるようになっていた。

 

 

 更地になったような所にも甕。

 登り窯広場の色鮮やかな壁。

 そろばんの玉みたいなものの集まりで出来ている。

            

      煙突の横に大きな甕。

             第二次世界大戦の末期、常滑焼も戦争に駆り出されたんだ。

    モーター音が海の方から聞こえてきた。

     相方はそわそわ。

     モーター音のする方へ歩いて行き、やきもの散歩は独りでのんびり。

    

 

 

 

 

 

 

 

今は使われていない登り窯。

登り窯の背後には10本の煙突。 

この辺りの土管類は、廻船問屋瀧田家整備の際、わざわざ作られたものだが、だいたいは失敗作の土管類が使われているらしい。 

 普通ならコンクリートブロックなどだろうが、いいなぁ、これ。

駆け足で回った常滑。

再度、独りゆっくり見て回りたい。

知多半島を南下し今宵の宿、THE BEACH KUROTAKE を目指す。


半田市にて

2015年12月29日 | 旅-関東・中部

半田といえば新美南吉ごんぎつね、川沿いの彼岸花ぐらいしか思い浮かばなかったが、ミツカン酢の発祥の地であり、本社は今も半田市にある。

 そのミツカンのミュージアムが2015年の11月にオープン。

 行ってみよう・・・。

 えっ、閉まってる。

今日、木曜日は休館日。

しかし、開いていても見学は予約制なので、行ってすぐ見れる訳ではなかった。

入館料も必要なのに、予約制とはどんな資料館なんだろう?

 半田運河沿いにミツカンの倉庫が並び、いい景観を作り出している。

 反対側に目をやると、こちらも歴史ある建物が。

同じ運河なのに、写真では水の色合いが違う。

 

江戸時代から醸造や繊維など、運河~三河湾と水運を利用して発展してきた町、足早観光だったが見応えあり。


半田市の赤レンガ建物

2015年12月27日 | 旅-関東・中部

半田市にある赤レンガ建物。

文化庁の登録有形文化財、経済産業省の近代化産業遺産に認定され、半田市の景観重要建造物の第1号と立派な肩書がいくつもある。

広い駐車場はあるが、一方の入り口は封鎖してあり入れない。

回りをぐるぐる・・・やっと、建物を通り越した所を左折し駐車場へ。

入り口の上部の壁に機銃掃射の弾痕が残っている。

昭和19年からここは中島飛行機製作所の衣糧倉庫になっていたため攻撃目標とされた。

清水組の施工で明治31年、カブトビールの製造工場として竣工。

平成8年に半田市所有となり、平成26年から1年をかけ耐震補強や整備の後一般公開となった。

一般公開が始まって、まだ間がない。

上の平屋部分は、ショップやカフェになっている。 

 

H形鋼を渡し、その上に2階の床を作ったという。

そのH形鋼の断面が見えている。

下の鉄製品は、梁を支えていた支柱。

 

 内部は無料で見学できるが、展示室は有料(200円)。

展示室には当時の写真や、機銃掃射で打ち込まれた弾丸などが展示されていて興味深い。

        

 レンガはイギリス積みだろうか?

窓の庇のアーチがアクセントになっているなぁ。

今でこそアチコチに地ビールがあるが、ここで生産されたカブトビールは、その地ビールのはしりかもしれない。

大阪のアサヒ、横浜のキリン、札幌のサッポロなどすでに大手のビールメーカーはあったが、
一流ブランドを目指して巨大ビールメーカーに挑んだ中埜酢店4代目や敷島製パン創業者・・・先人達の夢、志を垣間見たような気になった。

明治33年、パリ万国博に出品し金賞を受賞したカブトビールの復刻品をショップで買った。

1本600円だったかな?

黒ビールだが、もう少しホップが効いていれば・・・と、いうのは私の感想。

 


THE BEACH KUROTAKE の風呂

2015年12月23日 | 宿-東海

風呂は1階にあり、内湯と露天風呂。

男女の風呂が入れ替わる事はなく、夜は24:00まで、朝は6:00~9:00。  

 

脱衣所は広く、アメニティもよく揃っている。

鍵がかかるロッカーはない。

内湯は大小2つの湯船があり、左側小さい湯船の方に湯口があり、こちらの方が熱い。

仕切りの木を横に渡してあるだけで、湯船はいけいけ。

その木の下側、湯に触れる所は析出物でコンクリートのようになっていた。

 カランは6ケ所と少ない。

シャワーは止めるまで出ているタイプでストレスフリー。

突き当りから露天風呂へ出て行く。

 露天風呂も広い。

湯船の石も温泉成分で変色。

半分だけ目隠し有り。

立地上バスタオルで入浴可なんだけど、どこから見られるのかなぁ?

沖を行く船から双眼鏡で・・・?

そうかぁ、夏、前の浜で海水浴が出来るんだ。

その不埒な眼から守るため・・・かな?

 奥の方から眺めると。

つるつるの 湯がいい。

内湯ではあまり感じなかったが、この湯口のそばにいると、上品な硫黄臭とあれは臭素臭だろうか?いい香りがする。

あぁ、しあわせ。

 まぶしい程の夕陽。 

 

           

                           

 シャンプー類はポーラ製。 

このシャンプー類、仕上がりはしっとりだが
私にはもう少しコシのあるシャンプーがいいなぁ。

嬉しい事に洗顔も揃っていた。

 湯上りは少しベトつくので、夏場は苦しいかも。

 

 

 

 

敷地内に源泉の櫓があり、これが源泉ですとチェックイン時教えてもらったのだが、これは余り湯で視覚効果を狙ったモニュメントらしい。

源泉湧出量は測定不能というぐらい湧き出ていて近隣の宿にも分けているとの事。

そうかぁ、湯元なんだ。

 立ち寄り入浴だけは出来なくて、昼食プランで入浴可能。

料理はおいしいので、3500円のプランで充分楽しめるでしょう。

 

 

 

 

玄関脇には足湯もあり。

源泉名:南知多温泉 友の湯 (加水・加温・循環・濾過無)
泉質:ナトリウム-塩化物泉 温度:48.5度 成分総計:5587.2mg/Kg
Na=1818  K=18.9  Mg=21.5  Ca=87.1   Cl=2938  Br=9.3  HCO3=57.7


いい宿でした。

ホスピタリティ満足、食事はおいしく、源泉も好きな泉質の掛け流しで最高、コスパも悪くはない。

お気に入りの宿になりました。

 

 


THE BEACH KUROTAKE の食事

2015年12月22日 | 宿-東海

夕食は18:00~、別館1階の食事処で。

隣室の声は聞こえるが、完全な個室。

 

セッテングされたテーブル。

食前酒は健康酢という酢でグラスの底に黒豆一つ。

先附は生落花生の温泉蒸し。

         

          前菜、グラスに入ってたのは何だったかな?

    ↑の生クラゲはシコシコ、弾力がありおいしかった。

 

 

      

女性の板前さんが現れ、酢〆したアジをバーナーで炙る。

これがおいしく、一人2切れしかないのが残念。

お刺身要らないから、これもっと食べたい。

鯛、カンパチ、マグロの刺身の他に・・・。

 カワハギの姿造り、これで2人前。

小鉢の肝を醤油に溶かして頂く。

刺身用醤油が2皿あったのは、これ用だった。

さすがに魚は新鮮。

2人分が盛られた彩サラダ。

ミズの実が出てきて驚いた。

クルミ味噌、辛子酢味噌、鯛味噌マヨネーズと好みで3種のソースでいただく。

タモギ茸、柿の木茸など珍しいキノコたっぷり海鮮鍋。

白きくらげの上には金目鯛。

たっぷりの白髪ネギも入り、柚子胡椒で頂く。

        天ぷらはわたりカニ。

    かぼちゃのイルカを泳がせた茶わん蒸し。

         

 

         

デザートは抹茶アイス名古屋風とあり、名古屋風・・・って何だろう?

カチカチに凍ったアイスの横には熱いぜんざいが出てきた。

アイスにぜんざいをかけて食べるんだ。

どの料理も味付けよくおいしかったが、調理が運ばれるのに間が空いて困った。

ご飯は個室内で釜で炊かれるが、炊きあがるまで30分ほどかかる。

食べ終わり席を立つまで2時間近くかかった。

これで一番リーズナブルなコース海縁

料理長は田中 政俊氏


朝食は一番早い7:20~。

場所は夕食と同じ所だが、個室ではなく海が見える大広間。

テーブルに並ぶ小鉢類。

イクラの下にはイカ刺。

 

そしておかずはバイキング。

大好きなアジの南蛮漬けまである。

板前さんがその場で焼いたアツアツの出し巻きがテーブルに届く。

焼きたてパンも届いた。

そしてたっぷり2杯分ほどあるアサリの味噌汁。

さすがに愛知県、味噌汁は朝・夕共に赤だし。

沖ゆく船を眺めながらおいしい朝食だった。

夕食より満足したかもしれない。 


ふくみつ華山温泉の帰り道

2015年12月21日 | 宿-北陸

ふくみつ華山温泉をチェックアウトし、近くにある道の駅福光へ。 

 

 

ひときわ目立つ建物 福光紹興友好物産館

以前ここで紹興酒を買った覚えがあるが、今回はパス。

農産物直売所いっぷく市は品揃えが良い。

野菜売り場の奥にも海産物や加工品、花卉類、お土産の売り場が広がっている。

羽場さんのあげぱん

こしあんだったかな?あんドーナッツです。

 

 北陸道上り賤ケ岳SAは、少し前にリニューアルされていて、最近立ち寄る事が多い。

 湖産エビのかき揚げ蕎麦を食べる。

蕎麦は越前蕎麦風でまぁおいしい。

かき揚げが上手に揚がっている。

琵琶湖産のスジエビだろうか?

パリパリ、さくさく・・・う~ん、おいしい。

SA館内撮影禁止だったが、これぐらいは許してもらおう。

なんで撮影禁止なんだろう?

宣伝になると思うんだけど。


南知多温泉 THE BEACH KUROTAKE

2015年12月21日 | 宿-東海

知多半島、今までに1度足を運んだ事はあるが、宿泊した事はなかった。

愛知県のふるさと割りクーポンが手に入ったのと、源泉掛け流しの宿があるので泊まってみようと・・・。

THE BEACH KUROTAKE カッコ書きで(旧魚友)とある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

魚友と書いた方が分かりやすいのだろうが、数年前に経営が変わり、今は昼神温泉の高級宿玄竹(くろたけ)の姉妹館。    

山の昼神温泉に対してこちらは海なので、THEBEACH・・・と 命名されたのだろうか?  

高級宿の姉妹館とあって、宿泊料金と比較したら、サービスはすこぶる良くて、快適な一夜を過ごせた。  

西名阪、名阪国道、東名阪から伊勢湾岸道、知多道路を経由して、半田と常滑観光の後チェックイン。  

天気は晴れ~知多道路に入ってからは気持ちの良いドライブ。

 

 

 

玄関を入りロビーに目をやると前に海が広がる。

チェックイン可能な15:00を過ぎたばかりなのに、既に2組がロビーに座りチェックインの手続きをしている。

何種類かあるウェルカムドリンクの中からコーヒーを選ぶ。

横には知多の銘菓波まくら

羽二重餅でアンコをくるくる巻いたようなお菓子で、なかなかおいしい。

コーヒーも飲み終えたが、スタッフが忙しい様子で、なかなか部屋に案内されない。

待てない大阪人「勝手に部屋へ行くからキーを・・・」と催促したら
「部屋の用意が整いましたので・・・」と、やっと部屋に案内してもらう。

オ~シャンビューの部屋だが、西日がまぶしい。

夏は暑いかもしれない。

もっともクーラーはあるが。

いなぁ、この広縁。

伊勢湾に沈む夕日を見たり・・・。

朝焼けの中、行き交う船を見たり・・・。

空の冷蔵庫にミネラルウォーターが人数分入っている。

冷水が必要なら自動販売機の横に冷水ポットが置いてあるので、
それを持ってくればよいのだが、ミネラルウォーターまであるとは。

 煎茶、ほうじ茶のティーバックがそれぞれ4つ。
   たいがい2つづつしか置いていない宿が多いが、これだけ置いてあるのは初めて。

部屋に案内された時、スタッフが置いていったファイルを広げて又びっくり。

アンケート用紙、食券(持って行くのを忘れても問題はなかった)、それに印伝のポーチ。

自分でも食事処へ行く時用にいつもポーチを携行しているが、ここではそれを使う必要はない。

アンケートに答え、チェックアウト時フロントで渡せば、粗品のボールペン
  それに無料宿泊券(1名)などが当たる抽選券などを頂いた。

 

バスタオルは一人に2枚、浴衣の他に作務衣も用意されていた。

         

部屋に入って左手にあるトイレと洗面所。

洗面所にあるのはドライヤーと手洗い石鹸だけ。

夜、テーブルの上の置物がきらきら。

右手奥が宿泊棟。

前浜は海水浴シーズンになれば、家族連れで賑わうだろう。


知多半島から越前岬へ

2015年12月19日 | 旅-関東・中部

ふるさと割りクーポンを利用して、愛知県と福井県の宿に泊まってきました。

陽光きらめく知多半島から荒れ狂う日本海へ縦断旅でした。

運河沿いにミツカン酢の蔵が建ち並ぶ。


常滑の土管道。

巨大招き猫を見つめる親子ネコ、本物かと思っていたが・・・。

南知多温泉 THE BEACH KUROTAKE の部屋から眺めた落日。

い~ぃ宿でした。

九頭竜ダムは訪れる人もなく静まりかえっていた。


道の駅九頭竜の恐竜は冬眠中とかで見当たらない。

大荒れの越前海岸

武生にある御誕生寺のネコ団子。

詳しくは後日アップします。


二度目のふくみつ華山温泉

2015年12月14日 | 宿-北陸

南砺プレミアム宿泊券を使って、ふくみつ華山温泉に2度めの宿泊。

南砺プレミアム宿泊券、2/29までの宿泊に利用でき、半額負担で泊まれる。

長い間発売されていたが、今、サイトを見ると売り切れになっていた。

 

 

 前回に続き、この日も雨。

玄関に貼ってあったが、立ち寄り入浴はやめてしまったようだ。 

ロビーでウェルカムドリンクを頂き、食事時間などを打ち合わせてチェックイン。

ウェルカムドリンクは、コーヒー、緑茶、ビールなど4種類の飲み物から選ぶ。 

今回はこの宿で一番のクラス、60㎡の露天風呂付きの部屋。

 セミダブルとシングルの2つのベッド。

あまり好きではないが、コタツもセットされ。

 広縁もゆったり4人掛け。

そして自分で湯量を調節できる、源泉掛け流しの露天風呂。 

別にシャワールームがあり、洗髪や体はそちらで洗う。 

大浴場は一晩中入れる訳じゃないので、好きな時に入れる部屋付きの風呂は有難い。

しかし、雨は本降りで、露天風呂に入っていても雨がかかる。

露天風呂に置いてある、あの傘が必要だなぁ。

 

書院窓を開けると・・・。 

 

 

      部屋に入ると左手の棚に冷蔵庫、お茶セット、電気ケトル、お風呂セット。

  冷蔵庫の中には、缶ビールとお茶が人数分入っている。

  これは、この部屋だけのサービスでフリードリンク

  電気ケトルの横には2Lの水のペットボトル。

  ティバックの煎茶とほうじ茶が人数分。

  風呂カゴの中にはバスタオル、浴用タオル、足袋が入っている。

  バスタオル、浴用タオルはもう1セットある。

  浴用タオルは宿の名前も書かれていない安価なもので、最近、この手のタオルを
  おく宿が増えてきているような気がする。

  宿の名を印刷したタオルがなくなれば、どの宿もこういうスタイルに変えて
  いくのではないかと思う。

  それでいい。
  記念にと持ち帰ったタオルが山積みになっている我が家。

 

 

 

           

         

          洗面所には男性用のアメニティも揃っている。

 

 

 

 

 

                                               

 大浴場は以前アップしているので、今回は省略。

しかし6月に泊まった時よりサービスが変わっていた。

大浴場前に甘酒、アイスキャンディ、朝には乳酸菌飲料。

サービス、進化したというべきか?

そんなに客にへつらわなくても源泉掛け流しの風呂と、おいしい食事で充分勝負できるのになぁ。


美ヶ原温泉への道すがら

2015年12月11日 | 旅-関東・中部

中央自動車道上り線内津峠PAのトイレです。 

NEXCO中日本NEXCO西日本管内のSA、PA をよく利用しますが、トイレがきれい!感心しています。

内津峠のトイレ入り口を飾るのは造花ではありません。

カエデ、綿花・・・全て生花でした。

 中津川インターで下り、国道19号線で松本を目指します。

急ぐ旅ではないし、平日なので高速料金も割引無し。

何度も走っている味気ない高速道路を走るよりは下道で。

で、いつも時間が合わずに前を通り過ごしている蕎麦屋で昼ごはん。 

大きなテーブルに小上がり席が2つ。

返却はセルフらしい。 

かき揚げ天ぷらそばを注文。

そばは10割、コシがあり細くおいしいそばだが、天ぷらがいけない。

つゆも辛くなく私達の好みの味だが、天ぷらが・・・。

次はざるそばでいいかな。

 店の前、国道と木曽川の向うに桃山発電所が見え、ここは好きなスポット。

玄の隣にKマートがあるので、是非ここで車を停め木曽川を眺めて下さい。

ご~っと電車の走る音が聞こえ、振り向くと特急しなの

名古屋からは1時間に1本は出ているのに、走るしなのに遭遇した事がなかったので、これは嬉しかった。

権兵衛トンネルを超えて辰野へ。

目的は徳本水

先客が汲み終わるのを待ち、ペットボトルに頂く。

そのままでも大丈夫らしいが、自宅においておく日数も長いので、生水はやめて一度沸かすようにしよう。 


草庵あれこれ

2015年12月10日 | 宿-中国・四国

草庵 あれこれ。     

敷地内建物をつなぐ通路の両側に庭が広がる。

植栽の中には多量の炭がまいてある。

 土の改良材?消臭・・・?

これだけ大量なのはどうしてだろう?

どうやら炭街道と名付けられた小道らしい。

この木戸の手前に紫雲閣がある。 

          

紫雲閣の1階にも3部屋ほどあるが、階段を上がり2階にも客室がある。

そして1階の奥にはラウンジがあり、ここでコーヒー、紅茶・・・セルフの飲み物が置かれている。

 

 

コーヒー派の私、ドリップコーヒーを探すが見当たらない。

後で分かったんだが、一人用の紙フィルターに茶色のフタの中の豆をセットして淹れる。

このコーヒーは私の好みに合いおいしかった。

翌朝、朝食後コーヒーを飲みに行くと、これらのセットは片づけられポットに入ったコーヒーが置かれていたが、おいしいとは思わなかった。

瓶の中には飴やお菓子も。

ライトアップされた玄関。

宿のサイトでこの写真を見て、紅葉の頃ここに泊まりたいと思っていた。

ちょっと高級宿なので予算が合わず躊躇していたが、ご縁の国島根宿泊券利用で安く泊まれた。

残念ながら紅葉の盛りには少々早い宿泊だった。

 

 

写真右側の建物にフロントや食事処がある。

お土産処が別棟にあり、ここには洒落たセレクト品が並んでいた。

 

今までなら衝動買いをした器類だが、そろそろ身の回りを片づける年齢になってきているので、もう増やさない。

カフェバーもあったが、場所も分からないし説明もなかった。

まぁ、分かっていたとしても利用する気はなかったんだが。

風呂もいいし、部屋もそこそこ、しかしもう少し食材にお金をかけて欲しいなぁ。 

 


酒井屋の食事

2015年12月10日 | 宿-甲信越

酒井屋の夕食は18:30から、1階の個室で頂いた。

足が下せる掘りごたつ形式で、足元にはホットカーペット。

あぁ ~、レンズに水滴が付いていたんだ。

 お酒に選択肢はないが、まろやかでおいしい。

宿から一番近い蔵元の酒。

目にも鮮やかな先附2種。

左 あん肝、上に乗った緑色のは大根おろし、ポン酢で頂く。

右はクルミ豆腐かな?

お品書きはないし、女将さんも聞けば答えてくれるが、いちいち説明はない。

あん肝、これは何?って聞いて、相方からバカにされる。        

     

 う~ん、この酢の物はビックリ箱
〆鯖、もずく、もってのほか、カニ身だけかと思っていたら、カニの下から大きな鮭の氷頭が現れた。おいしぃぃ~。

            

 昆布巻きの中は子持ち鮎、青菜のおしたし。    グラタンの中身は何だったっけ?確か湯葉も入ってたような・・・。

 いろんなキノコたっぷりのお吸い物には、エビも。

 サツマイモとカボチャで作った生地の中にキノコをしのばせた甘い一品。

刺身はマグロ、鯛、甘エビ、それに馬刺しはフィレ

馬刺し苦手な私にはもったいない。

たっぷりなお漬物においしいご飯、はぁ、満足まんぞく。

 吟味された材料、手間をかけた調理、評判通りのおいしい夕食でした。


 

8:00~昨夜と同じ場所での朝食。 

  

 右手前の豆腐は、今年京都で行われた品評会で一位に輝いた、松本の富成伍郎商店の豆腐。

女将さんに勧められ醤油をかけずに味わってみた。

大豆の甘味もさることながら、何か香ばしい香りもして大変おいしい。

全部、醤油をかけないで頂いた。

おかずがたくさんあり、ご飯もおいしいのでお替りをしたが、それでもおかずは余ってしまい、この鮭は手つかずで残した。

  

食後のコーヒーは出ない。

部屋や館内、風呂もきれいにしてあるし、食事もおいしい。

欲を言うなら、コーヒーがいつでも飲めるようにポットは電気ポット
にして欲しいし、風呂は一晩中入れたらいいのになぁ。

しかし、これで税込@13000円とコスパは凄く良い。

又、季節を変えて泊まってみたい宿になりました。


美ヶ原温泉 酒井屋

2015年12月09日 | 宿-甲信越

ふるさと割クーポンを利用して美ヶ原温泉の酒井屋旅館に投宿。

以前、金宇館に二度、そして隣の御宿石川に続き 美ヶ原温泉では3軒目の宿。

 

隣のナマコ壁は御宿石川 

 

玄関を入るとピカピカの床が目に入った。

   左手に帳場があり、そこにはめ込まれたすりガラスの
   デザインが可愛い。

  階段を3段上がった右手に男女別の浴室。

    反対側の階段を上がり2階の部屋に通される。

 

  

    2階には5部屋あるが、最近、宿泊客は2組程度と決めておられるらしい。

   私達が一番乗りで、後、なかなか客が来ないなぁ・・・と、思っていたら常連さんらしき
   ご夫婦がチェックインされ、この日は2組計4名の客だった。

     以前は全室に客が入っていたが、最近はそれがしんどくて・・・と、私と同年配と思われる
     女将さんが朗らかに話された。

   そうですよねぇ、この歳になると目いっぱいの働きは体に悪いです。 

部屋は10畳間で、ウォシュレットのトイレ、洗面所、それに通りに面した広縁があり、広げたらいいように布団が置かれていた。 

勝手に布団を敷くのかと思っていたが、夕食の間に敷きに来られた。

 

すぎもと石川などの旅館が並ぶ温泉街だが、広縁に座っていても時折車が通る程度で、浴衣姿でそぞろ歩くという風情はない。

もっとも、雨降りだったが・・・。

 

紙コップと歯ブラシが置かれた洗面所だが、きれいにされているので、清々しい気分になる。

               洗面所の後ろに空の冷蔵庫。
その上の広い棚はいろんな物が置けて便利だった。

               

金庫がなく、懐かしい貴重品入れの茶封筒が置いてあった。

 ポットは電気ポットではなかったのが唯一の難点。

 2階の奥にあるパブリックスペース。

床はどこも同じような木が使われ、玄関同様きれいに磨きあげられている。

何の木だろうか?聞きもらしたが、今様のフローリングでは出せない重厚感にあふれている。

 松本を紹介するのパンフレットが各種置かれていた。

 15:00過ぎにチェックインし、夕食は18:30~、しかも外は雨。

これでは風呂に入るしかない。

風呂はこの小ぶりな内湯だけ。

源泉掛け流しだが、源泉温度が42.8度なので、今の時期浴槽内の湯はぬるめ。

女性2人だけの客なので、風呂はいつ行っても貸切。

入れば湯船から豪快に湯があふれ出て、気持ち良いがなんだかもったいない気分にもなる。

我が家にもこんな温泉の風呂が欲しい。

残念ながら一晩中入れる訳ではなく、夜は22:00まで朝は6:00~


草庵の食事

2015年12月08日 | 宿-中国・四国

さて、草庵は何を食べさせてくれるのかな?  

カマスの焼き物、クリームチーズ、塩辛細巻きなどの八寸 。

 リンゴのワイン煮、柿のコンポートにリンゴのジュレ・・・と、フルーツばかりの先附。

    

          白菜のすり流しの中から現れたのは、生麩だったかな?

            

            豪華な器の中にはピチピチの刺身。

  

                お洒落な一人鍋の中身は・・・。

 

松茸少々、紅ズワイのつみれ

  

大きな皿にポツンと豚ヒレのローストポーク。蓮根をくるんだ大きな椎茸、ふろふき大根の煮物

    

             ムカゴの炊き込みご飯。デザートは、桃と人参のゼリー寄せと、お皿の上は何だったかな?

最安値のお得プラン採食健美会席だったので、大きな声で文句は言えないが、材料にお金かかってないだろうなぁ・・・と、思った。

しかし、豪華で凝った器は楽しめました。


 

こちらは朝食

 

小さいながらノドグロの干物も有り。茶碗蒸し、イカ刺、煮物もおいしい。

 

 

 

 

 

  

  

  

 


草庵の風呂

2015年12月07日 | 宿-中国・四国

草庵の風呂は6ケ所あり、全て貸切対応。

ただしチェックインから夕食までは、男女別の風呂があり、こちらも夕食後(だったと思う)は、貸切対応になる。

来待(きまち)石風呂は、チェックイン時男性用。

上の写真は、もっと上等な部屋辺りにあったものです。

草庵の客室は3つの棟に分かれていて、一番リーズナブルな癒しの宿棟が風呂に近くて、部屋を出るとすぐに貸切札がある。

この札を風呂の入り口に掛けて貸切対応。

チェックイン時女性用になる瓢風呂

閉ざされた空間だが、ステンドガラスや浴室の扉などいい雰囲気を醸し出している。 

床から壁(天井はどうだったかなぁ?)浴室内は上の細かいタイルが張られている。 

 

 

 洗面所も女性向きの優しい雰囲気。 

一方、こちらは男性用の来待石風呂。

来待石は宍道湖に面した来待町で採掘される凝灰質砂岩で、古墳時代の石棺から始まり、石仏、墓石、石灯篭、建材など
江戸時代松江藩は藩外への持ち出し禁止となったほどの貴重な物産だった。

又、来待石から作る釉薬は耐火性が高く、石州瓦の釉薬として使われた。

 来待石の詳しい事はこちらへ。

壁には各種瓦がはめこまれているが、デザイン的にはイマイチかな。 

洗い場はお洒落。 

洗面所もすっきりモダン。 

男性用アメニティも揃っている。

貸切風呂の漆湯。 

アメニティはポーラ製。

洗顔類はなく、ピーリングジェルが置かれていた。

ピーリングジェルは洗顔後に使用すると思うんだけど・・・。

檜風呂。 

湯船の横の広いスペースは? 洗い場は別にあるし・・・。

石風呂には大きく武骨なチェアーが置かれている。

腰かけてみたが、すこぶる座り心地は悪い。

 湯口には白い析出物がびっしりと。

 岩風呂。

庭を眺めながら贅沢な湯あみ。

   

   湯上りにアイスキャンディと乳酸菌飲料がフリーで頂ける。
   しかし、残念な事にその周りに座るスペースがない。
   立って食べる、部屋へと歩きながら食べる・・・?

 

湯の川温泉は美人の湯とかで、勝手にアル単かな・・・と、思っていたが、泉質はナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉だった。

これら6ケ所の風呂が全て源泉掛け流し、しかも一晩中入浴可能とはご立派。

  • 源泉名:湯の川温泉 温度:50.2度 
  • Na=337  Ca=188  Cl=363  SO4=610 
  • 成分総計:1560mg/Kg