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串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

川越へ-3

2008年04月29日 | 旅-関東・中部

驚きました。
重厚な造りの蔵の店舗が並んでいます。

蔵といえば倉庫と思いがちだが、防火目的で店舗を
蔵造りとしたものだから、その家の財力に合わせて
豪華な装飾を施している。
これほど豪華な蔵は、そうお目にかかれない。

川越は、明治26年の大火で町の1/3を焼失し、
類焼を免れた蔵にならい、耐火建築である
土蔵造りの建物が多く建てられたという。

そういえば、喜多方もそうだった。

圧巻だったのは、原家住宅(やまわ)と、隣の
宮岡家住宅(町勘)だろうか。

原家住宅(やまわ)の巴瓦。

こちらが、宮岡家住宅。

屋根の最上部は、「箱棟」という木製の箱状に漆喰
などを塗り重ねて造られ、棟木の保護が目的らしい。

箱棟の両端には大きな「鬼瓦」が。




こちらは、「蔵造り資料館」の庭に展示されていた鬼瓦部分です。

鬼瓦だけなら、どこででも見かけるのですが、
白い漆喰部分は珍しく驚きました。

これは、「カゲ盛」と呼ばれ、巨大な箱棟に取り付ける
鬼瓦が、あまり大きく(重く)ならないよう、それでいて
ある程度のボリュームとバランスを考慮して
取り付けたものらしい。

宮岡家の隣、小谷野家住宅(フカゼン)に設けられた袖壁(うだつ)。
防火目的だろうが、うだつがあがっている蔵は、案外
少なかったように思う。

庇に置かれた大黒様か・・・?

東京から近いという地の利もあるだろうが、
奈良の今井町や富田林の寺内町のひっそりとした
街並みに比べて歩く観光客が多いのは、
今も営業を続ける商店が多いからだろうか?

観光客向けの店と、フカゼンなどの昔からの店が並び、
建築物を見ながら土産物も買えるというのが
大きな魅力かもしれない。

もっとも、今井町も富田林も寺内町であって
川越のような商町ではないが・・・。

とことん川越を見たわけではない。
見逃している所はいっぱいある。
「又、来れる。」と、思って下見のような感覚で
見てしまう悪いクセがある。
又、行こう!


川越へ-2

2008年04月25日 | 旅-関東・中部

バスで10分ほどの「一番街」で下車。

電線は地中化されてすっきりした街並みです。
日曜日とあって、そぞろ歩く観光客の多さに驚きました。


「仲町」の方へ戻り、コーヒーでも・・・と、入った喫茶店は禁煙でした。

この建物は、大正4年建築の「田中家住宅」。
外観は洋風で、人造石洗い出し仕上げ。

有機栽培コーヒー450円は、ちと高いんじゃない。

その横にある洋風建築の建物。



 玄関上部のステンドガラスが美しい。

人力車を何台か見たが、みんな手持ちぶさただった。
交渉中の人も値段を聞き、乗るのをやめたようだ。

こちらは、登録有形文化財の「埼玉りそな銀行川越支店」。
大正7年の建築で、旧八十五銀行本店。

内部を見てみたかったが、あいにく日曜日と
あって、お休み。

八重桜の「関山」だろうか?満開だった。


川越へ-1

2008年04月24日 | 旅-関東・中部

おのぼりさんが東京へやって来ました。

羽田からのモノレールで浜松町に近づくにつれ、
東京には、こんなに運河があるのか・・・って驚きました。

ダンナとは、モノレール車内でバイバイ。
私は、山手線に乗り換え池袋を目指します。

乗る電車を間違えないか、ちょっと緊張しましたね。

東武東上線で川越到着。
どこかで一服できる場所を探すと歩道橋の上に人だかり。

ははぁん、ここが喫煙場所なんだ!



なんだか不思議な光景でした。

歩道橋の真ん中のよく目立つ場所にそれがあるのです。
ここで吸っている人達は、まるでさらし者の如く見えるのです。

こんな大々的な喫煙場所を見たのは初めて。
もちろん、私も、この方達に混じって・・・。

英気を養ってバスに乗り川越の街並み拝見に出かけます。

 


三春

2008年04月23日 | 旅-東北

三春駅を目指して歩きました。

「三春駒」の醸造元「佐藤酒造」の敷地内を通ります。
この道、地元の方から「近道ですよ。」と教えて頂いたのですが、ここは佐藤酒造さんのご好意で通らせて頂いているようです。

大谷石で造られた倉庫が目に入りました。
案外、新しいもののようです。

佐藤酒造さんの入り口です。
平日なら蔵見学が出来るようです。

関係者の方がおられ、頭を下げながら通り過ぎようとしたら、丁寧に返事を返してくださいました。

偶然、職人横丁と呼ばれている通りに出ました。

街並みも見たいと思っていましたが、荷物の重さにバテバテであきらめていました。

それだけに、偶然前を通る事が出来てどれほど嬉しかったか。 

ここは、鍛治屋さん。
家は傾き、屋根にはコケが・・・。
それでも、ちゃんと営業しておられるんですねぇ、お客さんが来ていました。

どうやら、この女性が使う農具を求めて遠方から来られた感じでした。

うふっ、いいモノ見れた!

疲れもしばし忘れ、浮き浮きした気分で駅へと急ぎました。

三春駅のホームも凄い行列です。
早くから並んだので、列車には座れましたが乗客のほとんどは観光客。
地元の人にとっては迷惑な話でしょう。
しかし、客が来ない観光地ほど寂しいものはありません。
少しの間だけ我慢してください。


桜-三春の滝桜(続き)

2008年04月22日 | 

JR三春駅に到着するやいなや、満開の染井吉野が目に入り
いやがおうにも期待に胸ふくらみました。

滝桜バスです。
切符を売っていた女性が乗り、町の中をガイドしてくれます。

バスは、メインルートからはずれた「さくら湖」の
真ん中を通って行きます。

バスの車窓から撮った写真ですが、桜のトンネルでした。

滝桜は、四方から望め、どこから見ても立派な枝ぶりです。

こちらは、背面から。

太い木の根元に祠があります。

滝桜の背後を上がって行くと神社があり、
こちらも染井吉野が満開でした。

神社の横で、駅前で買ってきたおにぎりを食べ昼食。
近くに出ている売店で、お弁当を売ればいいのになぁ・・・。


桜-三春の滝桜

2008年04月21日 | 

福島県三春の滝桜です。
あいにくの曇り空で、桜は、映えません。

21日現在、満開でした。
20日の日曜日は、7万人の人出だったそうです。

月曜日なので、それほどではないでしょうが
多くの人と車であふれていました。

特にマイカーや観光バスは渋滞で動きません。
最寄のインターチェンジから、ず~っと車が続いていました。

三春駅前から出る、「滝桜バス」に乗ると
裏道を通って行くので渋滞知らず、20分ほどで滝桜に到着します。

料金は、乗り放題、桜基金200円込みで1000円です。
駅前の桜バス乗り場で、切符を買います。

日本三大枝垂桜の一つである滝桜も凄い!と、
思いましたが、三春は、桜の町だという事に驚きました。

町の中、いたる所で桜を見れます。
滝桜の折れた枝を持ち帰り、接木で育てたらしい
子孫があちこちに、そして染井吉野も満開。

こちらは、三春町庁舎の奥にある「三春町歴史資料館」
の枝垂れ桜です。

この横の坂を上がって行くと「福聚寺」があり、ここの
桜や境内も素晴らしいです。

まだまだ、三春には桜の名所があります。

三春の駅で、リュックをコインロッカーに入れる
のを忘れて、滝桜バスに乗ってしまいました。
重たいリュックをかついでは、アチコチ行けません。
大失敗です。

三春町観光協会で、レンタサイクルもあったのですが
三春は坂の多い町で、自転車もしんどそう・・・。

滝桜を見るには、「滝桜バス」が一番便利です。
ただし、24日までの運転です。

滝桜までバスで行って、帰りは、役場前で降りて
アチコチの桜を見て、又、役場前か、次の「中央大町」
から、「滝桜バス」に乗って三春駅へ。

私は、もうバスに乗らず、三春駅まで歩きましたが
結構、距離がありくたびれました。



 


もう一つの華

2008年04月16日 | 京都

彼女中学1年生。
早朝、御室仁和寺境内で・・・。
デビュー写真を撮っていたのかなぁ?

こちらは、平安神宮にて。

いいところに遭遇しました。

今日も吉野へ行こう、始発で行こう・・・。
桜は、早朝でなければ・・・ね、かよりんさん。

しかし、駅で見上げた空には、どんより雲が・・・。
吉野山はやめて京都に向かいました。

京都には、まだ、満開の桜があるし
ふらぴょんさんとの約束もある。

御室桜~平安神宮の枝垂れ~造幣局の通り抜け。
それに、京都近代美術館での秋野不矩さんの展覧会。

忙しい1日でしたが、「早起きは三文の得」ですね。


桜-吉野山

2008年04月15日 | 

まずは、ふらぴょんさんへお詫び。

気が変わって、吉野山へ行く事になりました。
秋野さんは、もう少し先にお預けです。

気が変わったのは、昨日のテレビで吉野山の桜を
見てしまったからです。

その、人出、混雑ぶりを見ていたのに、
そこへ自ら突入するなんて・・・。

中の千本です。

吉野は、我が家の沿線で終点の駅です。
車では、何度か行ってますが、電車で行くのは初めて。
一目千本と言われる桜を見るのも初めて。

橿原神宮駅からは単線になる電車に
1時間以上立ちっぱなし。

橿原神宮駅で座れるだろうかと密かに期待して
いたのに、ここからも多くの人が乗ってきました。

やっと着いた吉野駅。
しかし、自動改札はおろか自動精算機すらありません。
精算窓口は長蛇の列。

やっと改札を出ると、トイレにも長~ぃ列。

奈良交通バスが吉野駅~中千本間をピストン
運転して人を吉野山へと運びます。

これには、待たされる事なく乗れました。

中の千本は、満開から散り始めでしょうか。
山肌を埋め尽くす桜が見事です。

紅葉で絨毯のようになった山は幾度となく見て
いますが、これだけ広い桜色の絨毯を見るのは、
初めてかもしれません。

種類も多岐にわたるようで、枝垂れもあり色も様々。

もう少し早く来れば、もっと花が見れたでしょう。

奥の千本、上の千本は、きっと満開でしょうが、
1時間歩いて行かなければいけません。
歩きたくなければ、長蛇の列に並びバスを
待たなければいけません。

この、人、人、人・・・。
帰りの電車が思いやられます。

一足早く帰る事にしました。

駐車禁止の観光道路なのに、写真スポットで
停車している車に、バスの運転手さんはイライラ。

駅に戻りましたが、これから見に行く人と帰る人が
交錯して大混雑。

切符売り場に長蛇の列。
近鉄の回数カードを持っている私。
自動改札機があれば、すっと入れるのに
長い列に並び、切符を買わないといけません。


電車はガラガラ、横になってもOK。

どうなってんのよ!近鉄さん。

土・日は手当てしてるかもしれないけど
平日の今日、こんなに人が押し寄せてくるとは
思ってなかったのでしょうか?

もう少し、駅員を配置してスムーズに運んで欲しい。

吉野山に向かう道路は車がびっしり。

はぁ、ご苦労様。

疲れました。
こんな混雑、滅多に経験できません。

 

 


桜-大宇陀又兵衛桜

2008年04月14日 | 

 

奈良県、大宇陀の又兵衛桜です。

NHKの大河ドラマで一躍有名になりました。

満開という事だったのですが、すでに散り始めています。
回りには20数本の桃が満開。

又兵衛桜は、樹齢約300年。
最近、枯れ枝が目立ち、花の色も薄くなってきたらしいです。

桜基金を募り、土壌の入れ替えや排水設備など
保存のための活動もされています。

京都で見事な枝垂れ桜を見た後なのと、テレビで目にして
いたのとのギャップが大きくて、少し残念な思いで見ていました。

こちらは、近くに咲いている山桜or里桜?
ほぼ、満開でした。


桜に酔う-京都府立植物園

2008年04月13日 | 

桜に酔いました。
呑まなくても・・・。



ここは、京都府立植物園。

彼女達の背後で響くは、描けない私のシャッター音。

濃い色は、八重。
色の薄いのは一重の紅枝垂れ桜です。
名前が違うかもしれませんが・・・。

「お先に失礼」と、舞い落ちた染井吉野
遅れて来た紅枝垂れを引き立てます。

 

 


桜-京都半木の道

2008年04月12日 | 

京都府立植物園の西側を流れる鴨川です。
東側の堤防の枝垂れ桜が満開です。

真ん中に写っている紅白の男女、この後
上賀茂神社でも一緒だったようで、
撮った写真を見て驚きました。



北山大橋~北大路橋間の東側は、「半木(なからぎ)の道」
と呼ばれ、八重紅枝垂れ桜が紅色のトンネルを作っています。

京都のそめいよしのは、昨日の雨で散り急ぎましたが
枝垂れ桜は、まだまだ楽しめます。

時々雨がぱらつき、風の強い京都でした。
土曜日は、晴天とか・・・。
最後の花見客で京都は多いに賑わうでしょう。



 

 


芦原温泉への旅-2

2008年04月09日 | 旅-関東・中部

 

芦原温泉近くにある新保屋で昼食。
私は、おろし天麩羅蕎麦を注文。

大根おろしの汁だけをつゆと一緒にかけた越前蕎麦です。
衣の厚い天麩羅は、からっと揚がっています。

思ったほど、大根辛くありません。

やや、太めの蕎麦はしっかりとした感じで、どちらかといえば、もっと細く繊細な蕎麦が好きな私ですが、
初めからつゆがかかっているので、麺はこれぐらいしっかりしている方がいいのでしょう。

つゆは、大根おろしの風味をじゃましないよう薄味でおいしかったです。

 ここからはダンナとは別行動。

私は、宿へ早くチェックインしたかったので、あまり時間がなく三国町観光はあきらめ、バスで東尋坊へ向かいました。

所要約30分1,200円の遊覧船

海から東尋坊を眺めた事はないので乗ってみたかったのですが、帰りのバスの時間との関係で、これはあきらめました。

高い、断崖絶壁です。


観光客が多く居る所から少し離れた所に行ってみました。

左の写真のようなものがたっています。

そうかぁ、ここも自殺の名所なんだ。
背後に誰かいないか後ろを振り返りながら、岩場の先端まで高さを
確かめに行ってみました。

おぉ、こわっ。 

近くにある公衆電話。
中にはテレホンカードも置かれているらしいが確かめた訳ではない。

きっと、お役にたっているだろう。

この電話、いったいどれぐらいの頻度で使われているのだろう・・・?

天気が良い日曜日。
この電話とは無縁の観光客で賑わっていた東尋坊を後にし芦原温泉へ向かいました。


芦原温泉への旅-1

2008年04月08日 | 旅-関東・中部

琵琶湖西岸にある土地を見に大津インターで降り
R161を琵琶湖沿いに北上。

この土地、亡き両親が別荘用に買ったのですが
姉妹、誰も要らないと、売りに出しています。
誰か要らない?

天気も良いので、春の海を見たいと思い、敦賀から越前海岸へ。

河野海岸有料道路を走りましたが、なんと!
ここの通行料金は890円もしました。

10キロ足らずの道路なのに高い!

道端に車が停まり、岩場で釣りをする人がたくさん。
ははぁん、この料金は、釣り料金込みなのか?
なぁんて思ってしまいました。

越前海岸で一番の見所は、呼鳥門。

車を走らせていると、目の前に大きな岩が現れ、
うわ~と言いながら、呼鳥門をくぐったものです。

そういう記憶があったのですが、なんだか様子が違っています。

呼鳥門ではなくトンネルをくぐっていました。
トンネルの右横が旧国道です。

あれぇ、呼鳥門はどこへ行ったんだろう・・・?と、
車を停め、トンネルの横に出来ていた呼鳥門園地へ。

通行止めの先に国道が通じていました。
以前は、この道を走っていたのですが、
崩落の危険からか、平成14年この道は閉鎖され
新しくトンネルが開通したようです。

痛々しいネットに包まれた呼鳥門。

 


 

 

 


桜-福井県足羽川

2008年04月07日 | 

福井市の足羽川沿いの桜です。

ちょっと遠いので、今回は、芦原温泉のお泊り付きでした。

延長2.2キロ、600本もの桜があり
日本の名所100選にも選ばれている桜並木です。

1本、1本の樹が太くて驚きます。
最初は、明治39年に植えられ、その後
昭和27年にもたくさん植えられたらしいです。

天気が悪くて桜色も映えません。



桜は、ほぼ満開、見頃です。

鈴なりの花もきれいですが、おやっと思う所に
咲いている桜に驚かされます。



華やかさに見とれ、可憐な姿に感動。
あと、少しで見事に散る桜。
日本はいいなぁ・・・。


桜-大阪大川(旧淀川)河畔

2008年04月04日 | 

今日は、大阪の大川(旧淀川)河畔の桜です。
かなたに大阪城も望めます。


元々は淀川と呼ばれる川でしたが、明治40年、新淀川を掘削し、
以来、淀川の名称は新淀川に進呈し
こちらは大川と呼ばれるようになったとか・・・。 

河畔には桜並木が続きます。
左岸には、造幣局があり、あと2週間もすると
造幣局の通り抜けが始まります。

造幣局の桜は八重桜で開花は遅いのです。



この河畔は、桜の頃と夏の天神祭りに多いに賑わいます。
水都の大阪、天神祭りには船渡御(ふなとぎょ)といって
ご神体が船に乗って川を下ります。

天神祭りの時は、多くの船がこの大川を行き交い
夜には花火もあがり、多勢の参拝客で賑わいます。

水上から桜を見るのもおつなもの。
いろんな船が観光客を乗せて行き交います。

 

次々通る船を見ているだけでも結構楽しいのです。

夜には提灯に灯がともり、夜桜見物船になるのでしょう。

これは、ちょっと場違いな・・・?

おぉ、凄いのがやって来ました。
水上タクシー・・・?

水陸両用か?
乗っている人は怖くないんだろうか?

こちらは、造幣局の桜並木。
ほんの一部が開花したばかりです。

今日は、文字通り花金。
雨の心配もないし、桜は、ほぼ満開。
ウマイ酒が呑めるでしょう。
アナタの苦労は報われますよ。