長野県のふるさと割クーポンが手に入ったので、美ヶ原温泉金宇館へ泊まりに。

まず目指すは丸明本店。
養老SAにスマートインターチェンジがあれば便利なのだが、関ヶ原インターで下りて、養老町へ。
高山店では食事をしたり、肉を買ってはいたが、この養老本店は初めて。
ショーケースの中やパック詰めの冷凍物など数点買い込み、旅行を開始。
帰りに買えばいいんだけど、早い時間の方が品揃えは良いだろうと思ったので。
大きなクーラーBoxの中に保冷材もたっぷり入れてあるから、1~2日は大丈夫だろう。

大垣インターから再び名神高速に乗り、何度も通りながらも見た事がなかった新幹線を高架下から眺められた。
長良川と木曽川の間の中間地点辺りで、ここで新幹線と遭遇するのは初めて。

中央道中津川インターで下りて、新栗の栗きんとんを買おうと国道19号線沿いのすやへ。
上品な甘さで、私にはちょっと物足りない。

国道19号線沿いに進み、福沢桃介が作った読書(よみかき)発電所を木曽川越に見て。

桃介橋を通り越し、国道361号線、権兵衛トンネルを抜け箕輪町の赤そばの里へ。

赤そばの里から国道153号線で松本へ向かっていた時、宮所という交差点を過ぎた辺りに徳本水はこちらへ・・・と、いう看板が目についた。
元は国道153号線だったのだろうか?湾曲してすぐに今の国道へ出るが、その道沿いの岩の間から水が流れ出ていた。

こういう看板もあり、上ってみようとしたが、坂が急なうえ落ち葉も積り滑りそうなのでやめた。

通行量の少ない脇道なので、路肩に車を停めて水を汲む事が出来るが、2台程停められる駐車場もある。
女性が立っている所で水が出ていて、ほんとに汲みやすい。

ユキノシタやコケがびっしり生える岩間から冷たい水が、汲むには丁度良い水量で流れ出る。
常連さんに聞くと、水質検査もしていて、そのまま生で飲んで大丈夫との事。
往路、復路と2度立ち寄り、車に積んでいたペットボトルを満杯にした。
全く予定していなかった、知らなかった水汲み場。
調べると、辰野町は湧き水が豊富らしい。

近くに建つ石碑。
庚申・・・?なんだろう、アチコチでよく見かけた。
この国道158号線、地図には三州街道と記載されている。
三州街道とは、信濃と三河を結ぶ街道で、塩尻を起点にして岡崎で東海道と合流する。
中山道の脇道のような街道で中馬の道とよばれた。
中山道のような本街道では、公用の荷物が優先されたほか、宿場ごとに別の馬に積み替え手数料を払わなければならなかった。
これに対して、より速く安く荷傷みの少ない中馬は、重要な輸送手段となり、盛んに利用された。
塩尻市のサイトからお借りしました。

松本市のパン屋サパンジに寄って食パンを買う。
翌日帰る時に買えばよいのだが、食パンが焼き上がり店頭に並ぶのは午後のようなので。
見つけにくい店のようだが、該当住所の所で車を停めて、回りを見渡すとマルニビルという文字が目に入り、ここだ!と。

バケットもおいしそうだったので買ったが、私はどちらかと言うとドンクのバタールの方が好きかな。
食パンは、ほんのり甘く、焼かずにそのまま食べる方がおいしいんじゃないかと思った。

チェックインには少し早いので、近くにある薬師堂へ行くと、何やら搬入中。
太くて、重いんだろう。

ははぁん、このお祭りの準備だったんだ。

2度目の金宇館に到着。