串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

弘川寺の紅葉

2015年11月28日 | 紅葉

2015.11.28 今年の紅葉の見納めかな・・・と、大阪の紅葉名所でもある弘川寺へ。

願わくば 花のしたにて 春死なむ・・・と詠んだ西行法師終焉の地らしく、護摩堂脇に大きな枝垂れ桜の木がある。

ここは紅葉より桜の季節がいいかもしれない。

壁(筋壁)には格式高い事を示す5本の筋(定規筋)が見られる。

この駐車場からのアプローチは好き。

こういう石段も珍しい。

青竹が渡され、関守石がおかれた紅葉谷は立ち入り禁止。 

ここを歩きたいなぁ。

一面の落ちモミジ。

昨日の雨・風でいっそう落ちたことだろう。

 

 

             

本堂裏手のモミジの紅葉はまだこれから。

紅葉名所とは言いにくい、訪れる人も少ない静かな古刹。

最後の紅葉にしては物足りない感じでお寺を後にした。

 

 

 


湯の川温泉 草庵

2015年11月26日 | 宿-中国・四国

島根に来たのなら出雲大社にも寄らなくちゃ・・・。 

平日だというのに、多くの参拝客で賑わっていました。

 

        

 

 

 

    

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

島根県のふるさと割りクーポンを利用して、この日は日本三大美人の湯の一つ、湯の川温泉 湯宿草菴 泊まります。紅葉には少し早かったかな?

 食事処にもなるロビーでチェックイン。

え~っと、飲み物は何だったっけ?

豆皿の上には、煎茶と生姜の金平糖

煎茶の味がよく感じられ、なかなかおいしい。

土産物コーナーで売られているので、お土産に買って帰ろう。 

部屋は一番リーズナブルな癒しの宿棟の和室で10畳間。

2階建ての1階にある部屋で、風呂場には一番近くて有難たかった。 

広縁はなく、椅子はバルコニーにあるだけ。

部屋の隅には文机。

う~ん、室内に椅子とテーブルが欲しい。

バルコニー、寒いよ。

よく手入れされた庭園が目の前に広がりますが、下りて散策する事は出来ない。 

 

            

        
                                 アメニティは男性用もあり、よく揃っている。

どこかで見たシンクだと思えば、すぎ嶋のと同じだ。 

廊下の隅に有料飲料入りの冷蔵庫。

館内、スリッパではなく下駄だったが、これは歩きやすかった。 

宿のコンセプト、日本の伝統建築である古民家の再生・・・この癒しの宿棟も
古民家を移築再生したものなんだろうか?床はかなり傷んでいる様子。

有料飲料は高いですぅ。

ラジウム鉱石を含むお洒落なボトルに冷水が。

お土産用にも売られていたこのボトル、中に入れた水がおいしくなるとか・・・。

         

 作務衣が用意されていたが、浴衣がよければフロントに置いてあるのを自由に。

 バスタオル、タオルは一人2セットずつ用意されていたが、この浴用タオルがなんとも安っぽい。

記念に持って帰る気にもならないもので、貸しタオルでよいからもう少し上質なタオルにしないと、宿の品位が下がると思うのだが。

 決して安い宿泊料金ではなく、最低でも@22,000円。

 これぐらいの料金帯の宿なら、風呂場にタオルは置かれているものだが、ここは全ての風呂が貸切対応なのでそれは無理なんだろうか?

浴衣がサイズ別に置かれている。

部屋には煎茶と梅茶のティーバックが人数分。

上品な生姜糖も置かれていて、これもお土産で買って帰る。


さんべ荘の風呂-2

2015年11月24日 | 宿-中国・四国

さんべ荘のもう一方の風呂で、こちらはチェックイン時女性用。

日曜日の夕方、立ち寄り客も多くて、脱衣所は大混雑。

三瓶温泉は以前、共同浴場2軒で入っているがさんべ荘の風呂は知らないので楽しみにしていた。

内湯でちょっと温まり露天風呂へ。

うわ~、露天は多彩。

湯船がいっぱいあり、どれから入ろうか迷ってしまうが、誰か一人入っていたら入りにくい小さな湯船も多く、自然と誰も入っていない湯船に足が向く。

 凄い勢いで源泉そのままと、加温した源泉が注がれる、大きな樽風呂。

ここなら4~5人入れるが、そうなればあふれ出す湯は凄い。

 源泉と少し加温した湯が注がれるが、湯船の中は38度ぐらいとぬるいので、いつまでも入ってられる。

 

露天風呂の床は歩きにくい。

滑り止めに打ち付けてある細い木をうまく踏まないと足裏が痛い。

足裏マッサージと思えばいいし、へんにマットなど敷かれるよりは気持ち良いのだが。

看板に書かれた水一升、鮎一升とうたわれた江の川・・・興味深く読んだ。

へぇ~、そんなに鮎がよく獲れたのか、今はどうなんだろう?など、思いながらぬる湯に身を任す。

龍の口からは加温した源泉が注がれ、2つの湯船は底で繋がっていて、左側の湯船へ流れ込む。

 

 こちらは強烈に冷たい。

左の湯口からは源泉、右の湯口は、水車で冷やされた源泉が流れ込み、湯温は28度ほど。

さすがにこの湯船に入る人は少ない。

すぐそばに加温浴槽があれば、温冷交互入浴が楽しめるのだが、熱い湯船へ行くには、細い木が張られた床をそろっと歩かなければいけないし、
熱い湯船に誰か入っていれば、もう入りにくい。

多彩な露天風呂に仕上がっているが、湯船の配置や設計は見直された方がよい。 

          

                 源泉の注ぎ口。                              上の水車で源泉を冷やす。

 

 

 この湯船は両方共加温されているが、一人用に近く、空いている時はあまりなかった。

こちらは大きな加温浴槽。

はぁ、源泉を贅沢に使用した露天風呂には、少々文句を書いたが大満足。

私にしては長い時間をこの露天風呂で過ごした。

感心した事がある。

なんて出雲の人は行儀がいいんだろう。

浴室から出る時、タオルで体を拭いて出る人を何人も見かけた。

昨今、ぼとぼとの濡れた体で浴室から出て、脱衣カゴのバスタオルを目指す人が多い。

体を拭いて出るのは当たり前の事だが、ほとんど実行されていない。

この話を相方にしたら、男性用の風呂でも感心した事がある・・・と。

誰でも使えるサウナ用のマット、出る時に湯を掛けキチンと元へ戻す人がほとんどで、ある人は、タオルで拭いて元に戻した・・・とか。

余談はさておき、風呂は大満足、料理にもう少し力を入れて欲しいなぁ。

 


さんべ荘の風呂-1

2015年11月23日 | 宿-中国・四国

さんべ荘の風呂は立ち寄り客も多く訪れる。

三瓶山登山後、あのぬるい湯は、疲れをほぐしてくれるのにもってこいの温泉かもしれない。 

立ち寄りは10:30~21:00(受付終了)まで。

風呂はこの1ケ所だけで、日によって男女の浴室が入れ替わる。

まずは、チェックイン翌日に女性用となった左側の浴室から。

休憩スペースも広くとられ、左手には畳敷の広間もある。

脱衣所は狭い。

宿泊客だけならまだしも、立ち寄り客の多い夕方は大混雑。

馬油のシャンプー類が一つだけあり、このコンディショナーを手に取って行く女性が数人いた。

大きな内湯は、濾過、循環の透明湯。

お年寄は露天へは行かず、ここに入ってた人が多かったが、私はほとんど入らなかった。

 で、露天へ行くと、そこには湯温の違う湯船が7つ。

この大きな樽風呂には源泉を加温した湯が掛け流されている。

この2つも加温湯。 

明るくなってから撮った湯船。 

朝日がさんさんと当たる源泉の湯船。 

源泉の湯船からこちらへ流れ込む。 

さらに奥には石見銀山をイメージした露天風呂がある。 

 朝、6:00から入浴できるのを待ちかねて・・・。

 

明るくなってからの写真で、こちらも源泉そのまま。 

 ここには2つの湯船があり、一方に浸かりながら撮る。

 もう一方は檜風呂。

     

  

  源泉は、孫三瓶の中腹の6つの源泉から毎分2,600L湧出し、
  800m引き湯してさんべ荘の湯船を満たす。

  

   源泉名:三瓶温泉 温度:32.6度 泉質:ナトリウム-塩化物泉

   Na=500  K=48.2  Ca=109  Mg=45.1  Fe=4.5

       Cl=1010  Br=3.5  HCO3=366  SO4=10.7

       成分総計:2,420mg/Kg

     

 


さんべ荘

2015年11月22日 | 宿-中国・四国

三瓶山の周辺は、中国地方の中でも屈指の温泉が多々ある。

三瓶温泉は何度か立ち寄りで来ていたが、宿泊した事はなかった。

島根県のふるさと割りクーポンを利用して国民宿舎のさんべ荘に宿泊。

紅葉の季節とあってさんべ荘は連日満室だった。

予定を急遽早めたのでネットでは満室だったが、ダメ元で電話してみたら、らっき~な事にキャンセルの部屋を拾えた。 

 

ただし、眺めの良くないツインの洋室。

部屋は十分な広さがあり、トリプルにも対応するんだろう、ベッドにもなるソファーがあった。

ゴルフが気になるらしく、部屋に入るなりテレビのスイッチON。

その日の朝刊が置かれ、ポットは電気ポットではなく、空の冷蔵庫はある。

建物が古いせいか、コンセントが非常に少ない。 

車に積んでいる電気ケトルを使ってよいかフロントで確認したら、ブレーカーが落ちる可能性もあるので使わないで欲しい・・・と、
いう事だった。

携帯、スマホ、タブレット、デジカメ・・・充電する機器が増えているのに、電気の容量が少ないというのは困ります。

翌朝のまだ陽も上らない空。

訓練orスクランブル飛行? 

 

玄関に面した和室からは雲海が望めるが、洋室は全て眺望のきかない部屋のようです。

庭に出て、なんとか雲海を・・・。 

あぁ、部屋の窓から眺めたかったなぁ。

食事は朝・夕共にレストランで。 

夕食のランクは色々あるが、上から二番目の子さんべ会席をチョイス。 

お品書きも添えられている。

甘いものばかり並んだ前菜。

刺身はよく活きてました。

酢の物は、サンマの酢〆と糸瓜。

鴨鍋、おいしかったです。

鮎は子持ち。

江の川産の鮎らしい。

江の川、水一升、鮎一升・・・と、言われる程、鮎がたくさん獲れたらしい。

好物の天ぷらは、身の厚いキスに蓮根。

おしのぎの蕎麦もおいしかった~。

ご飯とお汁はセルフ。

お汁の椀には大きなアサリが1つ。

熱い出しを注ぐが、これが注ぎにくくて、やけどしないか心配した。

ご飯は大きく深いジャーの底に残っていた。

これをお茶碗によそうのは一苦労。

もっと小さいジャーを2つぐらい置いてくれたら・・・と、荒っぽいサービスを嘆く。

コーヒーは別注文

なんかおいしそうで高そうなコーヒー。

一杯400円。

エスプレッソで出てきたが、味・・・?好みじゃなかった。

朝食はお粗末。

テーブルに並んだのは、温泉玉子とちくわの乗った皿にヨーグルトだけで、後はバイキング。

味噌汁は宍道湖のシジミ。

昨夜のご飯で懲りていたので、私はパンに。

このパン、案外おいしかった。

う~ん、食事はアカンなぁ。


立久恵峡

2015年11月20日 | 旅-中国・四国

2015.11.15 松江城から立久恵峡を目指す。

ナビの指示通り行くと、きっと山中を走らなければいけなかっただろうが、途中で立久恵峡へはR184号経由で・・・と、いう標識発見。

ナビの地図古くて困る。 更新しなくちゃ。

R184号線、立久恵峡辺りでは上下に道が分かれ、一方通行になっていて、少々戸惑った。

どこに駐車しようか迷ったが、御所覧場という旅館のPに停めさせてもらう。

宿利用車以外駐車禁止という看板がなかったのをいい事に。

目の前に岩峰が聳えていて、絶好の位置に宿が建っている。

最も、岩峰は神戸川を挟んで対岸だが。

50年程前に私はここへ来ている。

しかし、何も覚えていない。

上の看板の左端に記されているユースホステルに泊まったんだ。

まだあるのか?確かめには行かなかった。

紅葉はほとんど終わっているのか? 

 川沿いに歩いてみる。

 

 

 

苔がびっしり生えた崖と川の間に、細い遊歩道が続いている。

相方は、駐車した所から岩峰を眺め、それでよし、もう見た・・・と、動かない。

一人で歩くには少々気味悪い。 

苔むした廃屋が1軒。

きっと土産物屋だったんだろう。 

 併設しているお休み処も、かなり以前から使われていない様子。

紅葉時期の日曜日だというのに観光客はほとんど居ない。

 

対岸に渡る浮嵐橋が見えてきた。

 

橋を渡り対岸を歩くが、ひとけがない。

かろうじて二組ほど夫婦で来ている人を見かけた。

天柱峰の麓に立久恵薬師が建っている。

石段を上りお堂まで行ってみたいが、一人では怖い。

そして、先には五百羅漢や滝もあるが、気持ち悪くて一人では行く気にならない。

どうして一緒に来てくれなかったんだろう、あのケチンボ!

50年前はもっと賑わっていただろう。

車社会になり、路線バスはぐっと便数を減らし、車でないと行きにくい観光地になってしまったんだろうか?

もう来る事はないだろう。

だからこそ、もっと色々見ておきたかったのに・・・。

 


浄善寺の大銀杏

2015年11月19日 | 紅葉

2015.11.15 この日はさんべ荘に宿泊。

宿へチェックインするまでに、近くにある浄善寺の大銀杏を見に。

ここの大銀杏は有名なようで、次から次へと門前の駐車場へ車が停まる。

銀杏を見るのが目的だけのようで、車はすぐに出て行く。

う~ん、まだ少ないみたい。

 しかし、境内は黄色のカーペット状態。

もう少しすれば、真ん中の通路も見分けがつかないぐらい積るのだろうか?

樹齢は推定だが600年以上、幹回り7.5~9.3m、高さ29.5mの大木。

木のてっぺんから紅葉が進んでいて、下の方はまだ青葉。

石州瓦の茶色と黄色がよくマッチして美しい。

ライトアップも行われているようで、その様子はこちらのブログを見て下さい。

いつでも見に行ける近くの人が羨ましい。

 


松江城

2015年11月19日 | 旅-中国・四国

島根県のふるさと割りクーポンを使い、島根へ旅行。

このクーポンの発売は全て終了したようだが。

米子自動車道から山陰自動車道を経由し、松江まで4時間で行けた。

近いんだ。

中国山地に霧がかかり、大山は姿を見せない。

国宝効果で賑わう松江城へ。

一番便利な大手前駐車場は、順番待ちの車が並んでいた。

待てない大阪人、アカン!と、どこか停められる所を探して、島根県庁へ。

結構、観光客と思われる車が停まっていて、空いている所を探すのに手間取ったが、やっと業者搬入車用のスペースに停められた。

違法駐車を咎められないだろうか心配したが、当日は日曜日で、県庁の駐車場は一般開放されていた。

千鳥橋を渡った辺りの紅葉がきれい。

 

平成25年からの保存修理工事が完了し、今年の10月から一般開放された興雲閣。 

 

バルコニーから南櫓方面を眺める。 

南櫓辺りは、かなりの落葉。

 

 天守が望める。

入場料金を払うのが嫌という訳ではないが、観光客の多さと、以前も見ているし・・・で、天守がよく見える有料区域には入らなかった。

ここで見る天守だけでいいか。

 

おめでとう!

 太鼓の音が聞こえる方へ行ってみると、なんだぁ、これは。

何が始まるのか見たくて後を追うが、彼女たちは、はるかかなたへ。

落ち葉があって当然なのに、きれいに掃き清められている。 

お堀に沿って県庁の駐車場へ向かうと、せんだんの実が生っている。 

花もいいが、可愛いせんだんの実。

 

小泉八雲の旧家も武家屋敷もパスして、酒買いに李白へ急ぐ。 

 

ついでに味醂も買ったが、買いたかったのは ↓ 。

超辛口 やまたのおろち。

島根のふるさと割りクーポンの買い物券を使ったが、このクーポン、もう少し買っておけば良かった。

宿泊した宿のお土産もこれで買えたのに・・・。


2015 鰐渕寺の紅葉

2015年11月18日 | 紅葉

201511.16 島根県 鰐渕(がくえん)寺の紅葉です。

島根半島の西部の山中にあり、言い伝えによれば594年に建立。

平安末期には修験道の霊地として室町時代まで栄えたという由緒あるお寺。

鰐渕寺に近づくと、警備員が寄って来て、鰐渕寺へ行くのか?と尋ねる。

そう・・・と、応えると、別の人がやって来て駐車場代500円を請求された。

第一駐車場は満車で、少し上に上がった第三駐車場へ誘導され車を停める。

駐車場から坂道を下り、第一駐車場を経て仁王門へ続く道を歩いて行くが、途中の民家のモミジが美しい。

仁王門までは15分程歩くが、横を流れる小川の苔むした岩の上に落ちたモミジが美しく、ついついカメラを向け、相方はず~っと先へ。

 

 

 

 島根の奥入瀬かも。ちょっとオーバーかな。

 小川の美しさに気を取られ、いつの間にか仁王門を通り過ぎて本坊前までやって来ていた。

 う~ん、この辺りはもう散っている。

聞けば、4~5日前からの雨風で散ってしまったらしい。

 

赤と黄、仲良く住み分け。

 長い石段を上がり根本堂へ。

濡れ落ち葉はやっかいです。

近くの小学生が写生に来てました。

 ここは宝蔵殿だろうか?

立ち入り禁止になっているが、雰囲気はすこぶる良い。

 

 根本堂には、弁慶が担ぎ上げたと言われる銅鐘がある。

根本堂付近の紅葉が色づくのは遅く、まだ青葉もあった。

下の紅葉が終わった後に、根本堂辺りがきれいに色づくらしい。

その頃、下は落ちモミジ、目を上げればきれいな紅葉。

紅葉見頃という情報で、慌てて予定を早めたのだが、その頃が一番良いのかもしれない。 

 

苔むした石段に長い歴史を感じる。

 

 

 

 生えている場所により、又、木の種類にもよって同じ時期に紅葉するものではないのに、
葉が落ち木々が寂しくなっているのを見て、相方はもう、終わってる・・・と、うるさい。

この落ちモミジの見事なサマを鑑賞する余裕はないのか?

もっとも、写真ではきれいな色に見える落ちモミジ、実際の色は茶色が多い。

普段は静かな境内だろうが、紅葉の頃はお祭だ。

実に見応えのある鰐渕寺でした。

 


出雲へ

2015年11月17日 | 旅-中国・四国

島根県のふるさと割りクーポンを使って出雲路へ。

鰐渕寺は、ここ数日間続いた雨と強風で多くの葉が散ってしまったようですが、散りモミジでも充分過ぎるほど美しい境内でした。

 

本堂前のモミジはこれからで、3連休の頃には見頃になっているでしょう。

駐車場代金500円、境内に入るには@500円。

駐車場の停められる台数は上下2ケ所で60台程でしょうか。

多くはないので日曜、祝日は待たされるかもしれません。

駐車場から境内まで、渓沿いの美しい道を結構歩きます。

三瓶山西の原近くの浄善寺の大銀杏は、まだこれから。

葉っぱが全部落ちた黄色い絨毯を見たいものです。

宿泊は、さんべ荘と、湯の川温泉 草庵です。

詳しくは後日アップします。


二度目の神明温泉すぎ嶋

2015年11月13日 | 宿-東海

2015.11 岐阜の神明温泉湯元すぎ嶋へ2度目の宿泊。

例年、宿の回りの紅葉は、例年11月第一週過ぎが見頃になると大女将から聞いていた。

それには少し早いが、今年はどこも1週間程早く色づいているので、丁度良かったかもしれない。

 

左のモミジは、まるで血染めのモミジのよう。

屋敷門を入り、玄関までのアプローチ。 

 アチコチに吊るされた干し柿、猿が失敬するらしい。

 

チェックイン時、この煙の臭いが館内に充満していたが、嫌な臭いではない。 

 

 右手の階段を上がると2階の客室。

 風呂や食事処に近い1階にも何部屋かあるが、リーズナブルな囲炉裏無しの部屋は2階に2部屋あるのみ。

部屋は前回と同じ部屋。

手前に囲炉裏無しの部屋が一部屋あり、今回はその部屋に泊まりたくて、予約時「椿以外の部屋で・・・。」と、希望を書いておいた。

しかし、椿だった。

手前の部屋は少し大きいようなので、2人ならこちらしか仕方ないのだろう・・・と、諦めたが、隣の部屋にチェックインした客は赤ちゃん連れの夫婦だった。

宿への希望なんて読んでくれてないのだろうか?

部屋へ通された時点で失望し、この失望感はその後も続いた。

前回と同じように、貸切風呂の明神山は夕方の時間帯はすでに予約が入っていた。

そして、これ又前回と同じように、早朝の食事前に入る。 

 

ほんのり硫黄が香る良い湯だ。

香りは、内湯よりもこの露天風呂の方がよく感じる。

 

内湯に何度入っただろうか?

そして、もっぱらこの小さい源泉槽に浸かっていた。

小さい浴槽は35度ほどの源泉掛け流し。

じっと浸かっていると、目で確認出来ないが細かい泡が付いているのだろう。

手でなでると、泡付特有のぬるぬる感があり、泡が湯面に浮く。

大きい浴槽は加温浴槽で、この2つを交互に入るという贅沢な温泉。

しかし、他の客は、温泉といえば温かいものだと思っているのか、このぬるい源泉浴槽に入る人はほとんどいなかった。

源泉の交互入浴が最高だと思うのだが・・・。 

 

 貸切露天へ行く途中に、源泉露天風呂付き、蔵を改造したメゾネットタイプの部屋が2室ある。

貸切露天に入った後、敷地内を散策。

さかなのさと すぎしま

7:00過ぎ、釣り人が訪れていた。

美しい山里だと思う。

春は桜(4/10~4/20頃が見頃)、夏は紫陽花、秋は紅葉、雪に包まれる頃も美しいだろう。

 

 

食事場所は6人程が座れる広い囲炉裏端。

もちろん個室だが、隣の声はよく聞こえる。

そして隣は6人はいただろうか、うるさい!

夫婦で静かに味わいたいのに、どうしてこんな食事場所をあてがったんだろう?

部屋の件といい、不信感がむくむくと・・・。

料理も前回よりは質が落ちているように感じた。

左手前の小鉢は、岩魚のうるか。 

松茸の土瓶蒸し、鮎の塩焼き。

刺身はちょっと変わっていた。

手前の大きな身は、岩魚の湯引き。

さぞかし大きな岩魚だろう。

赤い身は、マスのタタキ、それに刺身こんにゃく、汲み上げ湯葉。

これは別に注文した岩魚の唐揚げ

昼食休憩の食事コースには、この岩魚の唐揚げが入っているのに、宿泊の夕食では定番じゃない。

これ、揚げ物の定番にして欲しい。

おいしく頂いたが、松本市近郊山形村の唐沢蕎麦集落水舎で食べたニジマスの唐揚げには及ばない。

前回、要らないなぁ・・・と、思った豚の角煮は出てこず、お汁の中にたっぷりの豚肉が入り、おいしいお汁だった。

朝食も同じ場所で。

食後のコーヒーはない。

朝食後部屋に戻ると、布団は片づけられていた。

1度目が良かったので、もう一度・・・。

2度目も良かった~と、思う宿は、私にとっては本物。

3度目はないかな。

前回はこちら

 

 


京の水

2015年11月12日 | 水汲み

 永源寺の紅葉を堪能した後、国道421号線を東に走る。

山々の美しい紅葉を眺めながらのドライブは楽しい。

しかも、初めて走る道は、何が現れるのかわくわくする。

期待を裏切らないモノに出会った。

京の水

全く知らない、検索もしていなかった湧水汲み場。

国道に立つ看板が目に入り、すぐにUターン。

脇道に入って行くと、丁度立ち去る車が1台。

路側に駐車し、車に積んでいるペットボトルに頂く。

水量は多く、すぐにペットボトルが一杯になるのだが、汲みにくい。

ポリタンなら板の上に置いて楽に汲めるのだが、ペットボトルとなると、靴やズボンが濡れてしまう。

 

水質検査もきちんとされている。

ネットでくぐってみたら、大変人気のある汲み場で、長い順番待ちの時もあるようだが、幸いにも誰もいなかった。

汲み終わった時に1台車がやって来た。

めったに走る事はない道だが、ここに汲み場があるという事は覚えておこう。

関ヶ原へ出て大垣方面を目指すが、少しの間新幹線の線路と平行して走る所があり、丁度さしかかった下り列車を車内からパチリ。


シモネの池

2015年11月10日 | 旅-関東・中部

2015.11.06~07 

少し前、テレビで見たモネの睡蓮の絵とよく似た池が岐阜県関市にあると・・・。

地図で見れば、すぎ嶋への道中にある。

これは行ってみなきゃ・・・と、旅の目的に組み込んだ。

国道256号線沿い根道神社の入り口にあり、正式名称はシモネの池・・・なんだって。

シモネ・・・モネにひっかけているのか?それとも元々の名称なのか?

 スイス村の大きな看板が立ち、付近には広い駐車場があった。

国道を向かい側に渡り、神社の方へ行くと、そこにも20台ほど停められる駐車場があり、こちらの方が近い。

しかし、翌日の土曜日、駐車場に入れない車が、国道に並んでいた。

 

対岸の木々や人物が写り込んでしまうし、明暗の差が大きい、水面が光る・・・私には難しい素材でした。

 

 

 

これが全景。

以上、金曜日の夕方に撮った写真。

見物人は多く、「関市にこんな所があったなんて、知らなかった~。」と、いう声も聞かれ、一躍観光地になってしまった模様。

ここからは土曜日の朝に撮った写真で、観光客は昨日よりうんと多かった。

 水は澄んでいるし、浅いのでよく見えるのだろうか。

脂が浮くので、鯉にエサはやらないように・・・と、いう看板があった。

 

 

 

 

 

ここで生まれた稚鯉が集まり、まるで保育園の様相。

 

 

 右手、土手の上に根道神社がある。

 

睡蓮やひつじ草が咲きそろう7月頃が一番見応えがあるかもしれない。

鯉が集まるいいショットを撮ろうと、私はもっといたかったが、相方はざっと見ただけで、もう帰ろう・・・と。

 

 


紅葉の金剛輪寺

2015年11月10日 | 紅葉

2015.11.07 

すぎ嶋の帰り道、湖東三山の一つ金剛輪寺に寄る。

名神高速の湖東三山PAのスマートインターを出るとすぐで、とても交通の便は良いが、公共交通機関では行き難い。

広い無料の駐車場が門前にあるのは有難い。

この日は紅葉見頃手前といったところだろうか。

境内三脚は使えない。

一脚ならいいのだろうか?

名勝庭園は素晴らしい。

お堂の縁側に座り、庭を眺めながらテープから流れる説明を聞くのも至極の時間だ。

 

四季桜十月桜)がちらほら咲いている。

さざんかの季節だ。

咲いている時は美しいが、散った花びらを掃除するのは大変。

 

お地蔵さんが並ぶ参道を歩き本堂へ向かう。

 

ずっと続く上りに途中で嫌になり、ここは以前も見ているから、やめて下りようか?と、又もやあかんたれ根性がむくむくと・・・。

でも紅葉がきれいなら頑張って行こう。

下りて来た人に紅葉は?と、尋ねると「凄くきれいだった!」と・・・。

それなら頑張るしかない。

赤、黄、青と色とりどりで美しい。

三重塔付近はまだこれから。

下りも滑りやすい道で歩きづらい。

曇天の夕方、いっぱい写真は撮ったが、ぶれて使い物にならない。

紅葉は晴天がいいなぁ。

明日、あさって(11~12日)は、天気が良いみたいだし、色づきも進んでいると思うので、絶好の紅葉狩りが楽しめそう。

 


川浦(かおれ)渓谷の紅葉

2015年11月09日 | 紅葉

2015.11.07 

すぎ嶋をチェックアウトし、この旅の一番の目的、川浦渓谷の紅葉を見に。

川浦と書いてかおれ・・・なかなかそうは読めない。

回りの山々は美しく紅葉していましたが、あいにくの曇天で紅葉が映えません。

天気が良かった昨日に来るべきだった・・・と、少々後悔。

この看板のたもとにも2~3台車は停められますが、トンネルを通って行くと・・・。

10台ほど停められる駐車場があり、ここに駐車。

この先50mでこの道は通行止め。

通って来たトンネルで、この橋の上から眺めた渓谷は ↡ 。

8月に来た時、この回りが紅葉すれば、どんなにステキだろう、是非見に来たい・・・そう思っていたのですが、案外紅葉はそっけない。

前回は橋の上から眺めただけだったが、向うに見える橋を目指して今回はじっくり歩きます。

 

この遊歩道を作るために大きな岩を砕き、トンネルを造ったのかな?

渓谷の反対側、山側は落石防止のネットが延々と続く、ちょっと危険な道。

はるか下方、岩の間を水が下ります。

 

 

 

 

 

車が通って来たトンネルへ向かって歩きます。

遊歩道はトンネルの出口から入り口まで、ぐるっと回るようになっています。

 

 

深い谷で、水音も聞こえないぐらい。

一周してトンネル内を歩き駐車場へ。

渓谷に気をとられ下ばかり見てましたが、回りの山々の紅葉が素晴らしかったです。

まもなく紅葉もおしまいになるのではないでしょうか。