串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

旭川への旅(エピローグ)

2008年12月30日 | 旅-北海道

旅も終わりです。

中富良野駅前から「ラベンダー号」というバスに乗り、旭川空港へと向かいます。

このバス、オフシーズンの今は、ほとんどが地元の方。

JRより便数もあり、旭川空港に立ち寄るので便利です。

深山峠を通り、美瑛駅前に入って来ました。

電線が垂れ下がっているのかな・・・?と、一瞬思いましたが、これは、れっきとしたデザインでした。

繊細な感じでステキなデザインです。

1時間余りで旭川空港に到着。

晴れていれば、旭岳から十勝岳連峰まで見渡せるのに、あいにくの曇り空。

今回の旅は、最初から終わりまで、太陽は姿を見せてくれませんでした。

旭川空港のカウンターで、携帯が関空へ届いているのを知りました。

この顛末は、先に書いたとおりです。

さて、今年も残すところ後わずかになりました。

長らくのお付き合い有難うございました。

皆様も良いお年をお迎え下さい。


旭川への旅(ファーム富田にて)

2008年12月29日 | 旅-北海道

温室のラベンダーも、まだ蕾でした。

こちらは、少し、白っぽいイングリッシュラベンダー。

ラベンダー畑も、訪れる人もなく寒々として・・・。



「どうせなら、ラベンダー満開の時に連れて来て欲しかったわ・・・。」と、姉にぼやかれましたが、
その時は、道路も渋滞するほどの人出。

空いてる、今がいいじゃん・・・ね。

オンシーズンならファーム富田の中には、「香水の舎」などいくつもの売店がオープンしていますが、
今は、入り口に近い「花人の舎」と「ドライフラワーの舎」だけです。

ここでは、ファーム富田のラベンダー製品が買え、軽食が食べられるコーナーもあります。

私は、フライしたじゃがいもが乗ったカレー。

姉は、バジルと唐辛子がきいたパスタ。松の実がいっぱい。

カレーもパスタも500~600円で、ボリュウムあるし味も結構良くて大満足。

時間は、たっぷりあるので、コーヒーも。

お洒落なシュガーにクッキー添え。 

お腹いっぱいですが、どうしても食べたかったラベンダーソフトをカップで・・・。

ふ~、満足、満足。

この間にも、東洋系のツアーバスが着き、多くの人がこのラベンダーソフトクリームを注文していました。

彼らの感想はいかに?

ファーム富田は、設立50周年とかで、お土産に買った商品を無料で送ってくれたり、
冬期間のサービスで、買った金額に応じてプレゼントがあったりと・・・。

う~ん、好きです、ここ。


旭川への旅(中富良野へ)

2008年12月28日 | 旅-北海道

ホテルロワジールの朝食バイキング。

焼きたてオムレツが食べられます。

私は、フライエッグの方が好きなので、これはパス。

結構大きなフライパンに中の具もたっぷり入れられるので、オムレツだけで満腹になったようです。

今日は、ファーム富田へ行くのですが、最寄り駅の中富良野まで、JRにしようかバスにしようか迷います。

運賃も所要時間もほぼ同じ。

車では何度も通っている道なので、往路はJRを使う事に・・・。

富良野線のホームは、旭川の駅の一番端っこにありました。

長い通路を歩くのですが、両サイドには、写真のような風景画。



突き当たりには、ファーム富田が待っていました。

1両だけのワンマンカー。

ほとんどが地元の人ですが、このシーズンオフにも観光客と思しきグループが見かけられます。

かく言う私も観光客。

シーズンには、この列車も混むでしょうね。

雪景色の中を流れる川はきれいですねぇ。

1時間余りで中富良野駅に着きました。

無人駅です。

ここからファーム富田まで徒歩で25分。

雪道なので、タクシーを呼びました。

駅前をネコが横切ります。

どんなお顔・・・?

おぉ、あんよが寒そう。

ファーム富田に到着。

ほとんどワンメーター。

ここで、この旅初めて、そして、これっきりの十勝岳連峰が姿を見せてくれました。

あぁ、天気なら絶景なのに・・・。

ファーム富田、今は寂しいです。

でも、観光バスが2台停まっていました。 


旭川への旅(旭川にて)

2008年12月27日 | 旅-北海道

旭川の泊まりは、ホテルロワジール。

以前も泊まった事があり、朝食のバイキングが案外良かったので、このホテルにしました。

この泊まりと、飛行機の往復チケットがセットで一人29000円のフリーツアーでした。

旭川駅から歩いてもすぐだという、湧駒荘からのタクシー運転手さんの言った言葉を信じて、
賑わう旭川の商店街通りを歩きホテルを目指しますが、重い荷物を持って滑らないか気を配りながら歩く事20分程。

へぇ~、遠いじゃん!

疲れました。

二人共若くはないし、慣れない雪道。

部屋に入った途端、ベットへどた~。

そのまま、1時間ほどうたた寝。

さて、夕食は何にするか?

フロントで教えてもらった寿司屋へ行く事に・・・。

ホテルから歩いて5分ほどの「ひさご鮨」。

カウンター10人、小さなテーブル一つ。

夫婦でやっておられるこじんまりした店です。

地のものしか扱っていないという「ひさご屋」。

おまかせの2500円を注文。

ぼたんエビ、いくら、ウニ、ホタテ、ほっき、カニ、それにあまり好きではないマグロ。

しかし、このマグロ、おいしかった~。

雪がちらつく旭川の夜は、きれいでしたよ~。

ホテルの前の通りの照明柱に灯りがともりました。

以前、灯りが入っていない写真を撮っていましたが、今回は、バッチリ、忘れないように灯りがともる写真を・・・。

なかなか、凝った照明柱です。

お金、かかっているでしょうね。


旭川への旅(旭山動物園-3)

2008年12月26日 | 旅-北海道

この日のライオンは、メスだけが外に・・・。

寒いので板の上に座っています。

アクリルカラス越に撮っているので、あまり鮮明な写真ではありませんが・・・。

おぉ、ネコのポーズです。

前回食べたレストラン「もぐもぐ」のパンがおいしかったので、昼食は又ここで食べようと・・・。

13:00過ぎていたのですが、行列が出来ていて10分ほど並んで待ちました。

残念ながら、一度目ほどの感激はありません。

コロッケ・ハンバーグ・・・。

なんだか、いつまでも胃に残っていたような感じがします。

揚げ物やアブラ物、好きなんですが、もう、たくさん食べられない歳になったんですねぇ。

オオカミが起きていました。
でも、寒そう・・・。

もう1匹がそばにやって来て、手を出しました。

黒い方、孤独を楽しんでいたのを邪魔されたのか、うおっと声を出して怒っています。

この後、この白い方のオオカミは、黒いのに噛み殺されました。

これに詳しいです。

オオカミって家族愛の強い動物らしいです。

家畜を襲うので、罠をしかけて捕獲するのですが、罠にかかったオオカミをすぐには殺さず、そのまま放置しておきます。

そうすると、心配したオオカミの家族が様子を見に来たり、エサを運んで来たりします。

そのやって来た家族から殺してしまい、最後に罠にかかったオオカミを殺したようです。

以前は北海道にもオオカミはたくさん住んでいたようですが、そうして駆除し、今は絶滅してしまいました。

白ふくろう、こんな模様があったのですね。

前回、写した時、オリの金網が写りこんだ・・・と思っていたのですが。

湧駒荘からの送迎タクシーは、旭山動物園で2時間まで待ってくれます。

食事もして・・・と、なれば2時間では時間が足りません。

動物園から旭川までは、バスで帰る事にし、タクシーは帰ってもらいました。

3度目の旭山動物園でした。

もう来る事はないだろう、これで最後かな・・・?と、思っていましたが、動物達の自然な可愛い姿を見、それをカメラに収める・・・。

被写体はいっぱい。
多分、又、来るでしょう。


旭川への旅(旭山動物園-2)

2008年12月25日 | 旅-北海道

 

白熊は、オス・メス2頭いますが、メスは出産準備中とかで隔離されているようです。

オスは、いらだたしそうに、ぐるぐる歩き回っていました。

いっぽう、メスは、先日のトイレのあたりでお昼寝中。

時々、目を開けてぼんやりと人間を見つめます。

可愛い!つぶらな瞳。

人気者のレッサーパンダは、6頭ほどいます。

なかなかじっとしてないので、何枚も撮った写真、みんなぼやけています。

可愛い顔をしていますね。

あの、アムール豹です。
狭い穴の中で、体位を変えようと・・・。

観客から歓声が上がりました。
何事・・・?

上を見ると、まるで絨毯。
思わず、つつきたくなりましたが、それは厳禁。

この場所が好きなんですって。

アムール虎のいっちゃん(オス)です。

 

この日、可愛い仕草をみせました。

豹も虎も、まるでネコ。

テレビなどで見る、獰猛な姿ではありません。

いきいき、のびのび、くつろぐ動物達。

動物園なんて、子供が小さい時に行ったきりで
もう何十年も行っていません。

遠くにライオンが座っているのを見ていただけのような気がします。

旭山動物園の成功を見て、動物展示の仕方が変わってきているようですが、
近くの動物園でもこれだけ大人が楽しめるのでしょうか?


旭川への旅(旭山動物園-1)

2008年12月24日 | 旅-北海道

のんびりした、ステキな一夜を湧駒荘で過ごしました。

湧駒荘は、「日本秘湯を守る会」のお宿です。

前回も、ご招待してもらったのですが、次も湧駒荘でお願いしようかなぁ・・・。

今日は旭岳ロープウェイに乗り、雄大な景観を楽しみ、スノーシューを借りて、
姿見の池まで行く予定でしたが、天気が悪いので、これは中止。

雪がふりしきります。

風も強いようで、時々吹雪状態になりました。

 

 

 

部屋から眺める閉鎖中の露天風呂です。

仮に湯が入っていても、湯船までたどり着くのも辛いでしょうね。

5月に泊まった時でも寒かった~。

湧駒荘を後にして、タクシーで旭山動物園へ向かいます。

後で聞いた話では、この日、旭岳ロープウェイは、強風の為、運転休止だったらしいです。

日本猿も寒そうです。

雪、食べてるの?

キングペンギンのヒナ、叱られているのかな?

時々、大きな声で咆えます。
楽しみにしていたペンギンの散歩は、ありません。

雪がないのです。

散歩コースは、濡れてはいるもののアスファルトむき出し状態。

これでは、ペンギンの足では歩けません。

過去数年の記録では、12月26日から始まったというのが一番遅いのですが、今年もそれぐらいになるのでしょうか?

やってきました、元気者のジェンツーペンギン

凄く速く泳ぎながらジャンプするのです。

残念ながら、カメラでは追いきれません。

動画を撮っていますのでこちらを見て下さい。
別ウインドウで開きます。

イワトビペンギンは、羽つくろいに専念しています。

結構、長い時間ペンギンを見ていました。

皇帝ペンギンよりは少し小さいキングペンギンのきれいな色。

イワトビペンギンのすました顔。

顔はイマイチだけど、人なつっこいフンボルトペンギン

そして、ジェンツーペンギンの見事な泳ぎとジャンプ。

これに、ペンギン散歩が見れたら最高だったのに・・・。


旭川への旅(湧駒荘の食事)

2008年12月24日 | 宿-北海道

湧駒荘の若き料理長が作る、地元食材を使った料理です。

あまり好きではない刺身も嬉しい事に少量。
それに、嫌いなマグロはありません。

おっ、アワビ!
小さな蝦夷アワビですが・・・。

一人コンロで沸かした「だし」を注いでいただきます。

美瑛牛のフィレステーキ。
柔らかい肉の下には、ほくほくのじゃがいも。
ソースは、何だったっけ?

タラコがのった茶碗蒸し。
中から、白子が出てきました。

湧駒荘には2度泊まっていますが、正直なところ宿自慢の料理を、あまりおいしいとは思っていませんでした。

今回も期待しないで行ったのですが、過去2回とはまるで献立が変わっているし、使っている地元の食材も結構高価な材料。

見た目も美しく、量も丁度いいし、味もなかなか。

湧駒荘の料理への認識が変わりました。


旭川への旅(湧駒荘)

2008年12月23日 | 宿-北海道

旭川空港は、11月末に訪れた時と同じような気温でしたが、大きく違うのは、天候が悪くて山並みが全然見えません。

旭岳連峰から十勝岳連峰へと続くあの雄大な山並みを姉に見せてやろうと思っていたのに・・・。

空港では、タクシーのお迎え。

宿の「タクシー送迎付きプラン」での泊まりです。

空港から40分ほどで、今宵の宿「湧駒荘」に到着。

部屋は、以前も泊まった「ななかまど」。

う~ん、違う部屋に泊まりたかったなぁ・・・。

まぁ、このタイプの部屋は、2室しかないらしいので仕方ないか。

以前泊まった時の様子はこちらで。

別にベッドルームがあります。

この宿の自慢は、なんといってもこの風呂。

明け方に、ぬるい湯に浸かりながら撮った写真です。

男女交代になる内湯、それに立ち寄りの風呂、全部合わせると、湯船は13、それに違う泉質が5種類。

ほんとに、贅沢な湯浴みが出来ます。

なかでも、一番気に入ったのは、上の写真の「元湯」。

ぬるい湯が多い湧駒荘の風呂の中でも一番高温なのが、この「元湯」。

石膏+臭素+硫黄・・・複雑な香りがする湯です。

「湧駒荘」のいいところは、5種類の泉質をブレンドしないで、それぞれ別の湯船に注がれます。

湯船によって泉質も違えば、温度差もあるのであっちへ入り、熱くなればぬるい湯船へと・・・。

この日の泊り客は、7組11人ほど。

風呂で人と顔を合わす事は一度もありませんでした。

この広い風呂が長い時間貸切でした。

露天風呂は、湯温が低くて閉鎖中でした。

風呂の横に喫茶室があり、冷たい水やお茶、それにコーヒーが常時置かれています。

 


旭川への旅(お気に入りの1枚)

2008年12月22日 | 旅-北海道

今回、最も気に入った写真です。

旭山動物園のアムール豹。
岩穴に入ってくつろいでいます。

手前の赤い実は、ななかまど。

旭川の街路樹には、ななかまどが多く、
この季節にも赤い実がたくさん生っていました。

 


旭川への旅

2008年12月22日 | 旅-北海道

年末だというのに、姉と旭川へ行って来ました。

さすがに、飛行機も宿も空いていました。

飛行機から見た富士山です。

八ケ岳の向こうに富士山が見えます。

新潟あたりまでは、きれいに山々が望めました。
十和田湖は見えたものの、その先は厚い雲に
覆われ何も見えません。

飛行機の乗客は、1/3ほどで、隣の座席は空席。
コートやバッグを隣の席に置いて、
写真を撮るのに夢中になっていました。
しかし、これがアダになったようで・・・。

宿に着いて、時計代わりにしている携帯電話を
出そうとしたが、ありません。

荷物をひっくり返して探しても出てきません。

記憶を遡ると、飛行機に乗る時、電源を切った覚えが
あるのですが、この後、電源を入れた覚えはありません。

コートのポケットに入れていたのが、飛行機の中で
落ちてしまったのでしょうか?

姉の携帯電話へ留守宅から電話が入ったり・・・と、
不便な思いで旅を続けます。

最終日になって、電話で落としていなかったか聞こうと思い、
電話帳を開きますが、ANAの遺失物専用の電話番号は
載っているものの、JALに関しては、何も載っていません。

仕方ないので旭川空港事務所へ電話すると、
JALの場合は、国内線予約の番号へかけるとの事。
そこへ電話して調べてもらいましたが、「落し物はない」と・・・。

てっきり、飛行機の中で・・・と、思っていたので

念のため旭川空港へ着いてから、もう一度、チェックイン
カウンターで聞いてみたら、ありました!

えっ・・・???と耳を疑いました。
電話で問い合わせたのは、2時間程前。
その時点では届いてなかったのかしら?
それとも、しっかり探してくれなかったのだろうか?
しかし、その携帯電話は、私より先に関空へ戻っています。

良かった、よかった。

しかし、JALへ電話したのは、いったい何だったのだろう。
腹立たしく思いました。

ANAは、遺失物専用のダイヤルまで電話帳に
掲載しているのに、JALの場合は、一行の記載すらない。
遠回りしておまけに、携帯からなのでフリーダイヤルは使えない有料。

経営が苦しいようだけど、サービス悪い!

最近、JALに乗る事が多いけど、競合する路線なら
ANAにしようと、この一件からそう感じました。

 




 


 

 


初冬の稚内(旭山動物園にて)

2008年12月19日 | 旅-北海道

ツアーの大きな目玉は、やはり、旭山動物園。

バスに乗ってる時間が長い、かなり強行軍のツアーなのに、
小さな子供連れでの参加が何組もありました。

今年の6月、旭山にデビューしたおおかみ。
3匹いたのですが、みんな眠っていました。

ちょっと、オリが写りこんだのですが、
きれいな白いふくろうでした。

白熊が尿意をもよおしたようです。

オリの下には、排泄物。
きっと、この場所が、白熊くんのトイレなんでしょうね。

白熊君のは、こちらに届きませんが、アムール虎には気をつけないと・・・。

近寄って来ました。おぉ、怖い。

ありゃりゃ、お尻向けたよ~。
思わず、後ずさりしましたが・・・。

 

トラ君、立ち上がり、木にしがみつきました。

う~ん、歯がかゆいの?

凄い歯だわ。

旭山動物園では2時間の自由時間がありました。
ツアーでは、だいたい2時間ですね。

2度目の私達は、園内を軽く流し、レストランで昼食。

これで、初冬の稚内シリーズは終わります。

今日から旭川へ飛びます。
もちろん、旭山動物園へも・・・。

普通なら始まっているペンギンの散歩、
今年は暖冬で、いつから始まるか分からない状況らしいです。

 


初冬の稚内(クッチャロ湖)

2008年12月18日 | 旅-北海道

道の駅「さるふつ」で昼食です。

この猿払村の特産品は、ホタテ。
そのホタテも希少な天然物なんです。

出回っているホタテの多くは養殖。

稚貝に穴を開け、ヒモに通してカキのように育て、3年で出荷するのですが、こちらは、稚貝を海に放ち
自然の中で育った5年物。

ホタテの天敵はヒトデ。

ヒトデが近づいて来たら、ぴょんと飛んで身を守ります。

その飛ぶ、運動する事によって、身が締まり養殖物とは一味もフタ味も違うおいしいホタテになるそうです。

昼食は、ツアーのオプションでした。

私は、ホタテの釜飯。

ダンナは握り寿司とホタテの貝焼きセット。

こりこりホタテの刺身もおいしかったです。

普通、オプションの昼食はパスして好きなものを食べるのですが、このあたり、他に食べる店がないと、
バスの中で添乗員さんから、さんざん脅されオプションを注文したのです。

結果としては、結構おいしかったし、料理の説明をする方の話もおもしろく満足でした。

しかし、40人近いツアー客の中で1組だけオプションを注文しない人達がいました。

どうするんだろう・・・?と、他人事ながらヒヤヒヤしていましたが、道の駅の中の小さなレストランで
「ホタテ丼」700円也を食べて、これが凄くおいしかったらしいです。

そのレストランが上の写真です。

くくく~、残念。
今度来た時は、必ずここで「ホタテ丼」を食べるぞぉ。

このツアー大人気のようで、バスは3台出ました。

そして、ツアー客も旅慣れた人達ばかりで、集合時間に遅れる事もなく、イヤな思いもせず楽しい旅を続けられました。

クッチャロ湖にやってきました。
このツアーの目玉の一つです。

おぉ、いるいる。

黒い塊は、鴨です。

渡りの中継地になっているようで、一番多い時は10月末。

このまま、ここで越冬する鳥もたくさんいるらしい。
ここに居るのは、その越冬組かな?

 

観光客からエサをもらおうと近づいて来ます。

いっせいに首が伸びました。

しかし、鴨の方がすばしっこくて、投げられたエサを
素早くキャッチします。

「ちょっと~、アンタ達、向こうへ行きなよ。」とでも言いたげに、こ白鳥は鴨をつつきます。

いいデザインですねぇ。
白鳥のイメージにぴったりです。

「白鳥にエサをやった人は、よく、手を洗うように。」との注意書きが貼ってありました。

そう!鳥インフルエンザ・・・ですね。

このあたりの人達、そういう怖さを感じながら暮らしておられる事でしょう。


初冬の稚内(宗谷岬)

2008年12月18日 | 旅-北海道

今日は、稚内から観光しながら層雲峡までという強行軍。

稚内グランドホテルを後にして、北防波堤へやってきました。

上の写真の右側には、かつて稚内駅から続く線路がありました。
左側は海、宗谷海峡。

この駅に着き、当時、日本領だった南樺太への定期船に乗り換える人達に、波濤が襲い掛かったという。

海からの波しぶきを避ける為に、昭和11年完成した防波堤。

三浦綾子さんの「天北原野」に、昭和20年8月9日から始まったソ連軍の侵入から逃れる為、樺太から船に乗り
稚内を目指した人達の苦労が描かれていた。

この「天北原野」、終戦まで日本領となっていた南樺太の繁栄ぶりが読み取れて大変、興味深く読んだものだった。

樺太から、命からがら身一つで逃げて来てこの稚内港へ着いた時、どんなに安堵しただろうか?

そんな情景を眺めてきた防波堤。

今のは昭和55年、当時の姿そのままにに作られたモノですが、北海道遺産となっている。

観光客だろうか?
ちょっと場違いな光景。

今、礼文や利尻へ渡るフェリーは、この防波堤の前から出ている。

いつか、このフェリーに乗り、礼文島へ行きたい。

最北端の駅と線路。
かつては、この線路は、あの防波堤まで続いていた。

遠く過ぎ去った時代を想像し、しばし感傷的になる。

ツアーお決まりの土産物屋での時間は、たっぷりとってある。

眺めるが買う気は、さらさらない。

生簀から脱走したのか、それとも見本展示なのか
タラバが床で休憩中。

 

宗谷岬にやって来ました。

零下3度、風速9m。

海からの風に乗って雪が容赦なく吹き付けて来ます。

この地から樺太へ渡り、樺太が島である事を発見した伊能忠敬の弟子、間宮林蔵

死をも覚悟して自分の墓石を背負い2度渡ったようです。
その墓石が、近くに建っていました。

厳しい冬の宗谷岬。

間宮林蔵や樺太へ渡った多くの人達の苦労も知らず、チャレンジャー精神もない観光人の私は、「さぶいぃ」。


初冬の稚内(稚内グランドホテル)

2008年12月17日 | 宿-北海道

今年の紅葉も終わりましたね。

中断していた稚内への旅を続けます。

北海道の日暮れは、早いです。
天気が悪かったせいもあるでしょうが、16:00前なのに、もう、こんな状態。

道の駅「おびら鰊番屋」でトイレ休憩。
15分ほどの間に、トイレ&タバコ&写真と大忙しの私です。

国道232号線(オロロンライン)を横切り海辺に行くと、北海道の名付け親「松浦武四郎」の銅像が立っています。

実物大らしいです。

こういう姿で蝦夷地を探検し、詳細な地図を残し、アイヌ語の地名を元に、国や郡の名を選定したという。

生まれは伊勢の国、松阪
晩年には、三重と奈良にまたがる大台ケ原の開発、整備に尽力し、遺骨の一部は、西大台に分骨されているという。

松浦武四郎といえば北海道と思うのですが、関西にまで、その足跡を残していたなんて、ブログを書くにあたり、初めて知りました。

オロロンラインをひたすら北上し稚内を目指します。

初めて通るオロロンライン、楽しみにしていたのですが何も見えません。

オロロンラインは、ほんとに海のすぐそばを走ってるのですね。

暮れかかる海を眺めながら、サロベツ原野に花開く頃、きっと来ようと心に誓いました。

19:10に稚内の宿「稚内グランドホテル」に到着。

荷物だけ部屋に置いて、すぐに夕食でした。

格安ツアーなのに、この旅行代理店の宿選びなかなか良いのです。

夕食も品数は少ないものの、ズワイ蟹1匹、タコしゃぶ、ホッケの焼き物、ホタテの刺身・・・と、海のものが並び、
そのどれもがおいしいのです。

ホッケは、フィーレ状になっていて、骨を気にせず丸かじり。

タコしゃぶです。

そして独自源泉の温泉があります。

成分総計24.88mg/Kgという凄い源泉なんですが、残念ながら塩素臭漂う循環使用でした。

源泉温度が35.5度と低いので循環も仕方ないような気がしますが・・・。

宿のアンケートに上記のような事を書いてチェックアウトしました。

なんと、家に帰って来たら、稚内グランドホテルさんから回答のようなメールを頂いており恐縮しました。

食べ物はおいしい、部屋もきれい、循環だけど温泉もある。

この次行く時は、是非、もう一度泊まりたいと思うけど、時期が良い頃は、高いし、旅行代理店が押さえてしまい、
なかなか予約はとれないでしょうね。