つるつるので人気のあるリヴァージュ・スパひきがわに泊まってきました。
予約は前日。
大阪からは2時間半ほどの近距離。
道の駅「志原海岸」の横に南仏風の洒落た建物が建っている。
上の写真は日帰り入浴施設の入口。
こちらは宿泊棟。さすがに停まっている車は関西圏のナンバーが多い。
上2枚の写真は、まだ陽が上らないうちに撮ったので空がピンクがかっているが、朝焼けという空ではない。
左、立ち寄り施設の「渚の湯」、右側が宿泊棟。
2階10畳の和室。
風呂場に近い部屋で・・・と、お願いしておいたが、見てもらってないのだろうか遠い。
まぁ、前日の予約だから仕方ないでしょう。
部屋は2階と3階に各10部屋、計20部屋の施設。
和室、洋室の他に内湯付きの特別室もある。
エレベーター完備で、部屋はいずれもオーシャンビュー。
入口を入るとウォシュレットのトイレがあり、広縁の左端に空の冷蔵庫。
床の間に電気ケトルがあるが使い勝手が悪い。
テレビはBSも映り選択チャンネルは多い。
節電のため、前もってクーラーは効かせていないので暑い。
慌ててクーラーを入れるが、部屋単位のクーラーではないし、設定温度も高いのか効かない。
6月初めだが北海道でも猛暑だったこの日、このクーラーが効かない暑さで快適に過ごせなかった。
広縁から海が見えるが、階下の大きな屋根で眺めはすこぶる悪い。
冷水ポットも用意され、ふとん敷きは「湯菜の宿」に多いセルフ。
それもそのはず、ここは「湯菜の宿」の一員でもある。
部屋に浴衣はMサイズが用意されているが、女性用色浴衣や男性用のLサイズはフロント横に置いてあるので、それを着用。
トイレの横には洗面所。
洗面所の隅に馬油シャンプー・トリートメントが入ったカゴが置かれている。
部屋にバスはないので、はじめは???だったが、風呂場へ行ってこれが置かれている理由が分かった。
風呂は2階にあり、部屋と同じフロアーだったのは嬉しい。
ここは宿泊者の風呂場への入口。
日帰り入浴客は右手奥から入って来る。
人気のある日帰り施設なので、休憩所は軽食も食べられるようになっていて広い。
風呂は写真撮影禁止なので、写真はありません。
「写真は無い」 と、言いながら夕暮れの誰も居ない露天での1枚を。
180度太平洋が見渡せる。
源泉は38度、PH=10.1のアルカリ単純泉源泉なのでつるつる、ぬるぬる。
湯船は全部で7ケ所、それにサウナもあるので、地元民にも大人気。
源泉をそのまま掛け流しにしている浴槽が3つ。そのうち2ケ所は薬草風呂。足つぼ湯という小石を敷き詰めた歩行浴槽も源泉掛け流し。
加温大浴場、露天風呂、気泡風呂は循環併用。
貸切風呂もあり、宿泊者は50分で1080円。
私は浴槽内で33度になっている源泉風呂が気に入り、ここで長い時間温泉を楽しんだ。
地元の人達が銭湯代わりに使っているような雰囲気で、夕方から日帰り入浴終了の21:00頃までは多くの人で賑わい、宿泊者はゆっくり入ってられない。
宿泊者は23:00まで、朝は6:00~9:00。立ち寄りは11:00~なので、9:00までの時間帯は宿泊者だけの特権タイム。
立ち寄り客が多いのでシャンプー類はこだわってなくて、リンスインシャンプーでも髪はごわごわになるのでコンディショナーも別にあった。
宿泊客は部屋の洗面所に馬油シャンプーが置いてあり、それをを風呂に持って行けるようになっているが、
チェックイン時にその説明はなかったので知らない人がほとんどなのか、だれも持参しているのを見かけなかった。
バームツリーが立ち並ぶ海に面した庭には足湯もある。
夕陽の名所で左手に沈んでいくらしいが、あいにく黄砂が舞ってたこの日、きれいな夕陽は見えなかった。
ロビーの一画に積まれているのは、ペイントされた志原海岸の石。
海岸へ降りてみた。
砂浜ではなく石ころ浜だ。
波打ち際、波が引いて行く時、しゃりしゃりと石がこすれる音が聞こえる。
波にもまれ、どの石もすっかり角がとれきれいな楕円形になっているのが多い。
大きいものから小さいものまで、海岸にはびっしりと石が敷き詰められていた。
ふと思い出した。
50年程前、高知の桂浜でも五色の小石が海岸べりをうめていたが今はどうなんだろう?