串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

ホテル湖上苑

2014年06月30日 | 宿-関東

中禅寺湖畔に建つ「ホテル湖上苑」が今宵の宿。

元は旧外国大使館の別荘だったという。

道路から一段下がった、ほんとに湖畔にその建物はあった。

 

道路を隔てた展望テラスから建物を撮る。

 

2階の洋室を予約していた。

年季が入った建物、足音が階下に響くのではないかと少々心配。

眺めはすこぶる良い。

そして窓から覗かれる心配もない。

湖から吹き込む風で涼しいが、クーラーはないので真夏には少し暑いかもしれない。

扇風機は置かれていた。

朝、部屋から撮った中禅寺湖。

霧がたなびく辺りに八丁出島があるはず。

紅葉の頃はさぞかし美しい眺めを部屋から堪能できる事だろう。

 

畳敷のツインの部屋に広縁。

広縁には洗面台と反対面には空の冷蔵庫がある。 

広縁の方から部屋の入り口方向を見る。

ユニットバスにトイレはウォシュレット。 

宿に入った途端感じたのは、陶芸家さんがおられるのだろうか?立派で大きな陶器がアチコチにある。

オーナーが仕入、販売もされてる益子焼きがズラリ廊下に並んでいた。

並んでいるのは大型が多く手の出る価格ではなかったが、食器にも益子焼きの器が使われているので、これは楽しみ。

風呂場に向かう所にある洗面所などもアメニティが揃い、古いながらもきれいにされている。

2階に洋室6部屋、1階に和室が4部屋あり、1階の一部屋を除き全てトイレ付。

食事は「グリル」で朝・夕共に頂くが、グリルの奥には湖に手が届きそうなテラスがある。

遊覧船乗り場の「船の駅中禅寺」はすぐ隣。 

1階の和室も気になっていたので、チェックアウト時見せていただいた。

きれいにリニューアルされている様子。

 

次はこの和室に泊まりたい。

夕暮れ迫るサンセットピアを歩いてみるが、平日の夕方とあって誰もいない。

東照宮辺りの賑わいがウソのような静かな中禅寺湖畔。

 


日光のクリンソウ

2014年06月26日 | 旅-関東・中部

6月の日光、千手が浜のクリンソウが満開になり、戦場ヶ原ではワタスゲがふわり風に吹かれていました。

今年のズミは、雨・風の影響で不作だったとか。

日光湯元の温泉寺近くにもクリンソウの群生がありました。

こちらは千手ケ原のクリンソウ。

赤沼に車を停め、低公害のシャトルバスで千手ケ浜へ。

平日の10:00頃、赤沼の駐車場は早くも車でいっぱい。

どうにか停めるスペースを見つけ10:45のバスに乗りました。

バスの席は、往路は右側、復路は左側に座ると小田代原の貴婦人がよく見えます。

上2枚は千手が浜のクリンソウです。

この千手ケ浜は輪王寺さんの所有地だとか。

見頃は今週いっぱいという話でした。

帰りは石楠花橋でバスを降り、戦場ヶ原へ。

ワタスゲとレンゲツツジの競演でした。

残念ながらこれらが咲く湿原には立ち入れません。

展望台から眺めるだけです。

この展望台は、赤沼駐車場から歩いて10分ほどと近いので、多くの観光客が訪れてました。

詳しくは後日。


出かけます

2014年06月20日 | 非分類

梅雨の晴れ間は暑くてうんざり。

毎日、雨でもいいかもしれない。

3月に九州、GWに東北への桜旅も中途半端でほったらかし。

鮮度が落ち、忘れている事も多くて、なかなかアップする気にならない、困ったもんです。

明日から日光方面へ出かけて来ます。

25日に帰るので、それまで更新はありません。

 

我が家の庭を少しアップ。

われもこうの中に一輪だけねじ花が。

 

ホスタ全開。

そろそろ花も咲かすでしょう。

れんげしょうまが蕾をつけていますが、なんだか枯れそうで・・・。

日光から戻って来たら、蕾はしぼんでしまってるかも。


伐った

2014年06月12日 | 非分類

樹齢60年以上のヒマラヤ杉を伐った。

毎年この季節に大量発生する毛虫と、年中落ちる短く細かい落ち葉に悩まされていた。

こんな針葉樹でもおいしいんだろうか?

何本かの枝は伐っていたが、全体を伐るにはノコギリしかない我が家では無理でシルバーさんに依頼。

凄い!シルバーさんだからお歳もそれなりなのに木のてっぺんに軽々と上がり、毛虫いっぱいの中へと。

まず残っている枝をはらい・・・。

 

ついに最後の枝が伐り落とされる。

 

慎重にロープを掛け、安全な方向へと倒される。

最後は根元まで伐り伐採終了。

根元は腐りかけで伐りやすかったらしいが、上部はしっかり固い木だった。

もったいない気はするが、大きな台風が来たら腐りかけの根元から倒れるかもしれない。

それよりも、年に1度の毛虫の糞、掃き難い落ち葉に悩まされる事がなくなっただけでも嬉しい。

毛虫は100匹以上はいて、シルバーさんも「こんな大きく育ったのは珍しい・・・。」と。

嫌な仕事、ありがとうございました>シルバーさん。

 

 


リヴージュ・スパひきがわの食事

2014年06月05日 | 宿-関西

 食事は朝・夕共に1階のレストラン「大浜」で。

一番リーズナブルな「小梅膳」で予約しておいた。

小梅膳をベースに熊野牛やイセエビ、アワビの焼き物が追加されたコースもあるが、一番シンプルな小梅膳で量的にいかがなものか?知りたかった。

お品書きはあるが、料理の説明はない。

刺身の魚ぐらい説明があってもいいかも。

前菜はなく、上は先附。

タケノコなどの白和えかな?

冷酒は海南市の名手酒造の黒牛。

すっきりと飲みやすくおいしい酒だった。

キスやエビの天ぷらは熱々が運ばれ。

魚の切り身と豚肉の鍋。

釜めしはテーブルで炊きあげられる。

 

デザートは水ようかん。

別注文した「タコのから揚げ」。

これがなくても量的にはちょうど良かったし、料理もおいしかった。

 

朝のレストラン「大浜」。

朝食はバイキング。

一般的な料理が並ぶがちょっと珍しいのは、茶かゆ、とろろ・・・かな。

この内容でオール込8150円と凄くコスパが良い。

宿のアンケートに「点数をつけるなら?」とあり、70点と辛いめに採点したが、宿泊料金を考えると90点進呈できる。

10点のマイナスはクーラーが効かず暑かった事と、多くの日帰り客でゆっくり風呂に入れなかった事かな。

大阪から近い事だし、暑い時は避けて又泊りに行きたいと思う。

でもあのぬるい湯は夏向きなんだけどなぁ・・・。

リヴージュ・スパひきがわのサイト。


リヴァージュ・スパひきがわ

2014年06月05日 | 宿-関西

つるつるので人気のあるリヴァージュ・スパひきがわに泊まってきました。

予約は前日。

大阪からは2時間半ほどの近距離。

道の駅「志原海岸」の横に南仏風の洒落た建物が建っている。

上の写真は日帰り入浴施設の入口。 

こちらは宿泊棟。さすがに停まっている車は関西圏のナンバーが多い。

上2枚の写真は、まだ陽が上らないうちに撮ったので空がピンクがかっているが、朝焼けという空ではない。

左、立ち寄り施設の「渚の湯」、右側が宿泊棟。

 2階10畳の和室。

風呂場に近い部屋で・・・と、お願いしておいたが、見てもらってないのだろうか遠い。

まぁ、前日の予約だから仕方ないでしょう。

部屋は2階と3階に各10部屋、計20部屋の施設。

和室、洋室の他に内湯付きの特別室もある。

エレベーター完備で、部屋はいずれもオーシャンビュー。

入口を入るとウォシュレットのトイレがあり、広縁の左端に空の冷蔵庫。

床の間に電気ケトルがあるが使い勝手が悪い。

テレビはBSも映り選択チャンネルは多い。

節電のため、前もってクーラーは効かせていないので暑い。

慌ててクーラーを入れるが、部屋単位のクーラーではないし、設定温度も高いのか効かない。

6月初めだが北海道でも猛暑だったこの日、このクーラーが効かない暑さで快適に過ごせなかった。

 

広縁から海が見えるが、階下の大きな屋根で眺めはすこぶる悪い。

冷水ポットも用意され、ふとん敷きは「湯菜の宿」に多いセルフ。

それもそのはず、ここは「湯菜の宿」の一員でもある。

部屋に浴衣はMサイズが用意されているが、女性用色浴衣や男性用のLサイズはフロント横に置いてあるので、それを着用。

トイレの横には洗面所。

 

洗面所の隅に馬油シャンプー・トリートメントが入ったカゴが置かれている。

部屋にバスはないので、はじめは???だったが、風呂場へ行ってこれが置かれている理由が分かった。 

 

風呂は2階にあり、部屋と同じフロアーだったのは嬉しい。

ここは宿泊者の風呂場への入口。

日帰り入浴客は右手奥から入って来る。

人気のある日帰り施設なので、休憩所は軽食も食べられるようになっていて広い。

風呂は写真撮影禁止なので、写真はありません。

「写真は無い」 と、言いながら夕暮れの誰も居ない露天での1枚を。

180度太平洋が見渡せる。

源泉は38度、PH=10.1のアルカリ単純泉源泉なのでつるつる、ぬるぬる。

湯船は全部で7ケ所、それにサウナもあるので、地元民にも大人気。

源泉をそのまま掛け流しにしている浴槽が3つ。そのうち2ケ所は薬草風呂。足つぼ湯という小石を敷き詰めた歩行浴槽も源泉掛け流し。

加温大浴場、露天風呂、気泡風呂は循環併用。

貸切風呂もあり、宿泊者は50分で1080円。

 

私は浴槽内で33度になっている源泉風呂が気に入り、ここで長い時間温泉を楽しんだ。

地元の人達が銭湯代わりに使っているような雰囲気で、夕方から日帰り入浴終了の21:00頃までは多くの人で賑わい、宿泊者はゆっくり入ってられない。

宿泊者は23:00まで、朝は6:00~9:00。立ち寄りは11:00~なので、9:00までの時間帯は宿泊者だけの特権タイム。

立ち寄り客が多いのでシャンプー類はこだわってなくて、リンスインシャンプーでも髪はごわごわになるのでコンディショナーも別にあった。

宿泊客は部屋の洗面所に馬油シャンプーが置いてあり、それをを風呂に持って行けるようになっているが、
チェックイン時にその説明はなかったので知らない人がほとんどなのか、だれも持参しているのを見かけなかった。 

 バームツリーが立ち並ぶ海に面した庭には足湯もある。

夕陽の名所で左手に沈んでいくらしいが、あいにく黄砂が舞ってたこの日、きれいな夕陽は見えなかった。

ロビーの一画に積まれているのは、ペイントされた志原海岸の石。

海岸へ降りてみた。

砂浜ではなく石ころ浜だ。

波打ち際、波が引いて行く時、しゃりしゃりと石がこすれる音が聞こえる。

波にもまれ、どの石もすっかり角がとれきれいな楕円形になっているのが多い。

大きいものから小さいものまで、海岸にはびっしりと石が敷き詰められていた。

ふと思い出した。

50年程前、高知の桂浜でも五色の小石が海岸べりをうめていたが今はどうなんだろう?