串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

奈良ホテル(朝食)

2008年07月31日 | 宿-関西

朝日に輝く大仏殿です。

早朝、奈良公園を散歩しました。

多くの観光客で賑わう二月堂も、散歩するジモッチだけ。

いいですねぇ、毎日、こんなステキな所がウォーキングコースだなんて・・・。

ホテルに戻り、シャワーを浴びて、いざ、朝食。

ダイニングルームでの朝食は、和・洋・茶がゆの3種類から選べます。

茶がゆと和食の違いは、ごはんか茶がゆの違いだけ。

私は洋食で・・・。

パイナップルジュース
コーンフレーク
フライエッグ+ベーコン
フレンチトースト

以上をチョイスし、それに、サラダとコーヒーが付きます。

ベーコンはフライしているのでしょうか?硬かったです。

 

おいしい!もっと食べたい!と、思ったフレンチトーストです。

薄い目のパンに、しっかりしみこんだ牛乳&卵。

柔らか過ぎず、硬過ぎず、丁度良い焼き加減。

一面の粉砂糖の上にシロップをたっぷりかけて・・・。

ふ~、満足、満足。

この朝食は、宿泊料金に含まれていました。

上高地帝国ホテルのあいそない朝食より数段上です。

チェックアウトまでの時間、バーの横にある喫茶室でお茶。

はぁ、満足させてくれたホテルでした。

じゃらんで予約し、トリプルユースで@12500円。

これで、朝食がついているのですから、決して高くはないと思います。

もっとも、季節により料金は変動します。

私が泊まった料金は、きっと、最安値だと思いますよ。

皆様も是非、一度、お泊りください。


奈良ホテル

2008年07月30日 | 宿-関西

歩き回り、汗ぼとぼと。

早くシャワーしたいと、15:00過ぎにチェックインしました。

予約した部屋は、新館。

ツインルームのトリプルユースなので、本館より広い新館にしました。

すでに、エキストラベットが置かれていたので、少々狭い感じは否めません。



敷地が傾斜地のため、フロントは、5階。

この部屋は1階という事です。

部屋の外に林が広がり、向こうに道路も見えますが、車の通行量も多くないのか静かです。

暑さがなければ、信州のホテルという感じですが・・・。

標準的なお茶セットです。
有料のドリップコーヒーが置かれていますが、いつも、持参しているので・・・。

このセット、外人が泊まる部屋でも同じなんだろうか?

チェストの引き出しに、バスローブと浴衣。

どこにあるのか探さなくていいように、引き出しは開けられていました。

アメニティは、ビジホ並みで特別なものはありません。

少し前に泊まった、上高地帝国ホテルと比べてみると、やはり、帝国ホテルの方が、上質&品揃えが上のようです。
まぁ、宿泊料金も、こちらの方がずっとお安いので・・・。



ホテルに入り、目に飛び込んでくるのが、この本館の階段。

右手は、売店で、その横にロビーの「桜の間」、バー、喫茶室。

左手へ行くとダイニングルームがあり、新館へと続いている。

2階への階段を上がってみます。




客室への通路を挟み、吹き抜けは2箇所。

その回りを回廊のような通路があり、壁には日本画が・・・。

天井は、折り上げ格天井の格式高いもの。

窓際にテーブルセットが置かれ、ここに座るっていると「ここは、もしかしたら鹿鳴館?」と、思わせる雰囲気が漂います。

奈良ホテルの中で、一番気に入ったスペースかもしれません。

ロビーの「桜の間」。

窓際の小さなテーブルに掛けられた覆いを取ると碁盤が現れました。



朱塗りのベランダの手摺も、違和感なく、ここが、奈良である事を思い出させてくれます。


奈良も暑い

2008年07月28日 | 旅-関西

奈良への1泊プチ旅行から帰って来ました。

暑いにもかかわらず、観光客の姿は、それなりに見かけました。

仮設駅舎のJR奈良駅から、今西家書院、元興寺を
見学し、15:00過ぎには奈良ホテルにチェックイン。

奈良ホテルは、本館ではなく新館の方に泊まりました。
快適さを一番に考えての選択ですが、本館の客室も
見てみたかった・・・。

奈良ホテルは、満足させてくれました。
東京の妹は、今度はダンナと一緒に泊まろう・・・と、言っています。

元興寺で見つけたトンボです。

きれいなブルーですね。

 

 


美濃市(旅の終わり)

2008年07月26日 | 旅-関東・中部

あまりの暑さに、車に
逃げ込みました。

アイドリングはいけない
のですが、ダンナは
クーラーの効いた車内で
寝て待っていました。

近くを流れる長良川へ。
岸辺に川の灯台があります。
海の灯台は、よく見ていますが
川の灯台なんて初めてです。

関が原の合戦での功を
認められ、徳川家康から
高山や美濃を拝領した
「金森長近」が、長良川
に上有知(こうずち)湊を
開き、船運による物資集散
の拠点とした。

その上有知(こうずち)湊
にある川湊灯台。

 

 


 

今も、夜になれば、灯がともるのだろうか?

長良川に架かる美濃橋は、国の重要文化財。
単なる吊橋にしか見えないのだけど・・・?

長良川をしげしげと見るのは、初めてかもしれません。

大きな川ですねぇ。
水は結構澄んでいて、川遊びをする人達の姿も見られる。

岩場からダイビングする少年たち発見。

白いシャツの子、飛び込もうとしているのか?
もじもじと、なんだか怖そうです。

ついに意を決して飛び込みました。



ず~っと昔から、夏の遊びは、この岩場だったのでしょう。
都会で育った私には、こんな自然の中で遊んだ記憶はありません。

大阪で生まれ、大阪で育ち、大阪以外は
どこにも住んだ事がありません。

こんな私だから、全国、見て歩きたい・・・と、
いう気持ちが強いのでしょうか?

しかし、年齢や体力、それに長時間の禁煙を
考えると、とても海外までは、手が回りません。

この先も、ぼちぼち、日本を見て回るつもりです。
よろしく、お付き合い下さい。

これで、2週続けて泊まった湯之島館の旅は終了です。

明日は、奈良に泊まり、ライトアップされた
寺院を見に行く予定です。

 

 


美濃市

2008年07月25日 | 旅-関東・中部

姉妹で行った湯之島館編は、おしまいです。

翌週、ダンナと湯之島館に泊まった翌日
(ややこしいですね)、帰りに美濃市へ寄りました。

ここは、公共交通機関だと、岐阜から名鉄に乗り換え、
関で長良川鉄道に乗り一駅と、案外行きにくい所ですが、
車だと、全開通した「東海北陸自動車道」の
美濃インターから近いので、車の方が便利ですね。

美濃市は、1300年の伝統を誇る美濃和紙でも有名な所だが、
その中でも魚屋町や相生町などは、「うだつのあがる町並み」
として、平成11年、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている。

元来、防火の役目だったが、美濃和紙の豪商達が、
競って富の象徴として設けた豪華な「うだつ」が建ち並ぶ。

立派な軒飾りで、破風瓦が「人」の字になっている。 

厨子2階部分に祭られたほこら。

 武藤家のなまこ壁。

誰の手形なんだろう?

暑かったです。
もっと、時間をとって見たかったけど、この暑さでは・・・。

10月に、この通りを和紙で作られた灯りが並ぶという。
見てみたいなぁ。
その頃には、涼しくなっているだろうか?

観光協会で教えてもらった、創業は明治という
「山水」で蕎麦を食べる事に・・・。

天ざるを注文したが、嬉しい事に好物の天麩羅がどっさり。
天麩羅だけでお腹いっぱい。
蕎麦も、硬めでおいしかったのですが、食べきれない。

 


上高地にて-3

2008年07月23日 | 宿-甲信越

 

1年のうち半年余りしか営業しないという上高地帝国ホテルに
急に泊まろうという事になり空き部屋を探すが、ほとんどの日が満室。
凄い人気。
それに、凄い料金設定。
強気だなぁ・・・。

かろうじて予約できたのは、ベランダ付きのスタンダードツイン。
3人一部屋、トリプルユースです。

全室、冷房はありません。

何日かは、暑い日もあるようです。

部屋の広さは37平米。
正面のソファーが、ベットに早変わりした。
それでも、37平米もあれば、結構広いです。

部屋には、スイス、リュージュ社製のオルゴール。
双眼鏡に上高地のガイドブック。
このオルゴール、売店でも5万円を越える値段で売られいた高級品。

高級なオルゴールは、これほど豊かな音色が出るのかと驚く。

2階から眺めるアルペンローゼ。
昼食は、ここで、サンドウィッチセットで済ましました。

姉・妹は、フレンチのディナーへ。
私、独り、和食の「あずさ庵」で会席料理を頂く。

宿泊客の8割ほどは、メインダイニングでフレンチを
食べるようで、この「あずさ庵」はガラガラ。

う~ん、お値段の割りには・・・。 

向付けに出てきたのは、胡麻豆腐に、ハモの子の卵とじ。

ハモの子の卵とじは、おちょこのような器にほんの少し。

家では、鉢いっぱい食べてるのに・・・。

最後に出てきた、梅鯛茶漬けだけが印象に残る料理でした。

森伊蔵があったので、ロックで1杯だけ頂きました。

夜中、凄い雷だったようです。
私は、熟睡していて知りません。

朝、目を覚ますと、どしゃ降りの雨。

あぁ、残念だなぁ、早朝散歩で昨日行けなかった
大正池まで歩くつもりだったのに・・・。

ご自慢のベランダも、ログハウス仕様なので
丸太の間から雨が降ってきます。
ここは、私の喫煙場所だったのに・・・。

ベランダから眺める山々も霧に覆われています。 

朝食は、メインダイニングで洋食をチョイス。

昨夜は、和食処だったので、このメインダイニングに
座るのは初めてです。

雰囲気・・・?

外は雨だし、隣のテーブルも近いのでイマイチ、
リッチな気分にはなれません。

グリーンサラダにこのプレート。
ベーコンもおいしくないです。

パンは、そこそこおいしいのですが、
催促しないとお替りが出てきません。

3種類のジャムが、ほんの少しづつ。
これが、一人分ではなく、二人分だという。

なんだかなぁ・・・。
これが、憧れのホテルの朝食?

ちょっとお粗末だなぁ。

 

大雨なので、またしてもタクシーで松本へ出ました。

妹は「あずさ」で東京へ、私と姉は「しなの」で名古屋へ。
松本の駅でさようなら・・・です。

向かいのホームで、妹が列車を待っています。
「たん清」のママです。


上高地にて-2

2008年07月23日 | 旅-関東・中部

ちょっと一休み。
上高地温泉ホテルで立ち寄り入浴です。

貸切でした。
内湯に露天。
露天風呂には、桶風呂x2、露天の湯船x2と
露天風呂が充実していました。

特徴の乏しい湯ですが、湯量だけは豊富なようで
どの湯船も掛け流し。

上高地には、昔から温泉が湧いていたようです。
無理やり掘って出した温泉でないのは救いだし、
登山後の温泉は、格別でしょう。

旅館は立派なんですが、入り口が銭湯風になっていて
立ち寄りしやすいのです。

穂高橋の欄干の上を歩いてくる猿発見。

カメラを構えて近づくと、何かされるのか脅えます。
遠く離れての写真撮影でした。

穂高連峰を眺めたり、梓川の清流に見とれていました。

ふっと振り返ると、なんと、又、猿が・・・。
さきほどの猿とは違います。

他にも2匹。
笹の葉でも食べているのでしょうか?

前回に引き続き、猿が見れてラッキー!

大正池まで歩きたかったのですが、写真を撮ったり、
温泉に入ったりしたので、時間切れです。

大正池は、明日の早朝に散策するとして
今宵の宿、帝国ホテルに向かいます。

この写真は、建物の背面で、部屋付きのベランダが見えています。


上高地にて-1

2008年07月22日 | 旅-関東・中部

姉妹旅で湯之島館に泊まった翌日、上高地へ出ました。

下呂から列車に乗り高山下車。

3人なので、乗り継ぎ時間のロス等を考え合わせると、
タクシーが贅沢とも言えない、と、いう結論に達し、
途中、車田や円空仏の千光寺を見学しながら
上高地までタクシーで・・・。

梅雨さなかの平日とあって、観光客は多くはないものの
さすが、上高地、結構賑わっていました。

山々に雲がかかり、そんなに良い天気ではありません。

河童橋を渡る手前で、キセキセイが尻尾を上下
させながら出迎えてくれました。

姉と妹は、明神池の方面へ。
私は、明神池へは何度か来ているので、田代池の方へ向かいます。

歩いていると、たんぽぽの綿毛のようなものが
いっぱい飛び交っています。

この、ミヤマカラマツかなぁ・・・と、思ったのですが
どうやら違うようです。

思ったほど花は、咲いていません。

これ、何でしょう・・・?まだ、蕾のようです。

梓川の浅瀬に鴨がいました。

 

こちらは、親子。
連れている子は1羽だけです。

きっと、もっとたくさん産まれたでしょうに・・・。

木道を通り、ウエストン碑の方へ向かいます。



草むらの中になにか居ます。

鴨です。これはオスかな?

ウエストン碑に到着です。

岩にかかるレリーフは、想像してたより小さく控えめなモノでした。

 

 

 

 


湯之島館-その他

2008年07月20日 | 宿-東海

2度目の泊まりで使用した「山吹の間」。

8畳+踏み込み3疊+広縁。

角部屋で二方向に庭が広がる。

この部屋で少し困ったのは、風呂、トイレ、洗面所が長い廊下の先にある事。

トイレ・風呂はそれで良しとしても、湯のみを洗ったり、洗面所を使いたい時には遠かった。

眺めは良いのだが、ここから庭に下りる事は出来ない。

もみじがたくさん!
紅葉の頃には、この部屋を指定されるお客も多いとか・・・。

建具の襖は夏仕様に変えられていました。

クーラーのなかった頃の名残でしょうか、子供の頃、我が家でも入れ替えしていたような・・・懐かしいです。

会議室を抜けた所にある「サンルーム」。

アンティークな椅子とテーブルだけがポツンと置かれています。

暑くて長居は出来なかったのですが、冬ならここで、ぼ~っと過ごすのも良いかも・・・。
灰皿もあるし・・・。

 

 

卓球室の鮮やかなタイル。
当時はモダンだったでしょう。

チェックアウト時、小さなお土産が一人一人に渡されます。

さて、何でしょう?

まだまだ湯之島館の見所はいっぱいあります。

あなたも一度泊まってご自分の目で楽しんでください。

このもみじが真っ赤に染まる頃、又、出かけようと思っています。


湯之島館のもてなし

2008年07月19日 | 宿-東海

突然ですが、下呂温泉のお姐さん達、小太郎姐さんと千秋姐さんの舞いです。

ここは、平成になって建てられた「景山荘」。

こちらにも全て部屋風呂が付いています。

朝食会場で、下呂温泉の芸者さんによる舞いが披露されるから見に行けば・・・と、係りの仲居さん
おりょうさんからお誘いを受けました。

7月と8月の13、14日に限り、「景山荘」宿泊のお客さんは、朝食を食べながら舞いが見れるのです。

どうせなら、朝食時でなく、夕食を食べながら見たいものですが、その時間、お姐さん達は、稼ぎ時ですからね。

仲居さんの「おりょうさん」が、アマカメラマンが行くから・・・と、連絡してくれてましたので、お姐さん方わざわざ
部屋から出て来て、ポーズをとってくださいました。

はぁ、恐縮ですぅ。

皆さんが食事をしておられる片隅で、シャッターきりまくり。

はぁ、いいもの見せていただきました。

おりょうさん、有難う。

湯之島館は、老舗ながらツンとすました宿ではありません。

夕食時、部屋に社長が挨拶に来られたり、特別室を見せて欲しいと頼めば、気軽に応じてくださいます。

「雲井の間」の床柱に彫られたリスです。

湯之島館を紹介する雑誌などには、必ず登場するリス。

リスの上の方に蝉がいるのですが、分かりますか?
蝉もいるのを忘れていました。

「蝉を狙うリス」なんですね。

こちらは、昭和天皇が泊まられた「七重八重の間」。

20疊ほどの部屋x2、次の間・・・広いです。

建具や欄間など、特に凝った造りではないような・・・。

華美ではない、上品な豪華さ・・・なんでしょうか?

こちらは、萱葺きの屋根を持つ離れ「春慶の間」。

造作から調度品まで春慶塗で仕上げられている。

チェックアウト時に案内して頂いたので、慌しくてゆっくり見れなかったのが残念です。

ただの一夜の泊まり客のために、わざわざ、鍵を開け、案内してくださる宿の姿勢に、感激屋の私は、
湯之島館は素晴らしい!とぞっこん。

このブログを見てくださる方、思い込みの激しい私ですから、話半分ぐらいに思われた方がいいかもしれません。


湯之島館-2

2008年07月18日 | 宿-東海

湯之島館で一番気に入ったのは、部屋つきの風呂でした。

湯之島館は、下呂温泉の湯の3割の権利をお持ちとかで、他の旅館がうらやむような贅沢な湯使いをしておられます。

広い大浴場は、超音波殺菌による一部循環併用ですが、4箇所ある貸切風呂、部屋風呂に関しては100%源泉そのままの風呂が楽しめます。

「山吹の間」の内湯です。

床は滑りにくい青石、湯船は桧でしょうか?木製です。

石鹸受けの中には、いつも新品の石鹸が入っていました。

シャワーやカランも温泉が使われているように感じたのですが、こちらは、未確認です。

ただ、「山吹の間」のカランは、温度調節が壊れているのか、なかなか湯が適温にならず、洗髪も湯船の湯で・・・。

湯船に注ぐ湯口は、熱い湯と水の蛇口があり、適温にして注ぐのでしょうが、源泉100%に入りたいと思い、
熱い湯だけを湯船に注ぎ、冷めるのを待って入りましたが、もしかしたら、この水も温泉かもしれません。

これは、未確認なので、次回泊まった時にでも確認します。
まだ、泊まるつもりです。

内湯に浸かりながら写した露天風呂。

2人も入ればいっぱいの小さな露天風呂。

内湯は、建設当初からあったものですが、露天風呂は、新たに作られたようです。

露天風呂は、「すみれの間」「山吹の間」、ほぼ同じような感じでした。

露天風呂からの眺めですが、もみじがたくさん植わっています。

紅葉の頃には、さぞ美しい事でしょう。

こちらは、前週泊まった「すみれの間」の露天風呂です。

「すみれの間」の内湯から眺める露天風呂。

こちらも、紅葉がきれいそうです。



露天風呂は、温度調節が出来、湯量も調節出来ます。

少しぬるくなったと思えば、湯温を上げドバドバ温泉を注げばすぐに適温に。

浸かると、床にざぁ~と湯があふれ出します。

いやぁ、贅沢な風呂でした。

何度入ったか分からないぐらい入りました。

ダンナも、この部屋風呂にすっかり満足し、大浴場にも貸切風呂にも行きませんでした。

そうそう、湯の感じですが、泉質は、アルカリ単純泉。

成分総計は、400mg/Kgにも満たないものですが、つるつる感が強く、体中つるつるになりました。

毎日、入れば、さぞ美しい肌になるでしょう。

無味無臭ですが、内湯では、ふわ~っと硫黄の匂いを感じました。

湯之島館の中で露天風呂まで付いた部屋は、この別館の4~5室だけです。

湯之島館に泊まるなら、これらの部屋が絶対お勧めです。 


湯之島館-1

2008年07月17日 | 宿-東海

湯之島館には多種のプランがありますが、私は昭和初期に建てられた別館露天風呂付きの部屋に泊まりました。

アメニティ豊富なプランとのふれこみでしたがホントにその通りで、これほど色々揃った宿に泊まるのは初めてでした。

まず、浴室前には、大判のバスタオル、バスローブ、厚手のタオル。

浴衣も人数分より多く用意され、女性は別に色浴衣をフロントで選べます。

作務衣もありました。

足袋、簡易スリッパ。

それに、紫色の大きなビニール袋。

大きな紫色のビニール袋の中にはバスタオルと、普通、宿で提供されるビニール袋が・・・。

その、普通のビニール袋の中身はタオルと歯ブラシ。

 

他に、リバーシブルの布製巾着と、湯之島館と刺繍された高級タオル、タオルハンカチ、koseの薬用雪肌精のスキンケアセット。

女性用巾着の中身です。ここには高級な歯ブラシセットも・・・。

男性用巾着の中身です。

まぁ、驚きました。

2度目の泊まりは、車なので、結構、頂いて帰りました。

でも、スリッパも使わず、作務衣も着ませんでした。

部屋に通され、お茶が出た後、時間をみはからってドリップコーヒーが用意されました。

創業77年の老舗宿ですが、暖簾にあぐらをかく事なく、いかに客をもてなそうか、喜んでもらえるか・・・。

サラリーマン社長を筆頭にがんばっておられる宿です。

少し前に泊まった、名門リゾートホテルのそっけなさに比べると、涙が出そうなぐらいのサービスです。


高山への道すがら

2008年07月16日 | 旅-関東・中部

ほうのき平の駐車場に停めて
おいた車で高山に向かいます。

途中、見つけておいた水汲
み場で湧き水を汲む事に。

丹生川村、国道158号線沿い
笠根橋のたもとにある
「長寿水」です。

冷たい水がどんどこ・・・。

ご近所さんでしょうか、
次から次へと車が停まり、
ポリタンク片手に人が。

いつも、トランクに積んで
ある、2Lのペットボトル
30本ほど汲みました。

これで、ご飯を炊いたのですが、米が1ランク上がったぐらい
おいしく炊けました。

 

 

 

 



高山が近くなりました。

先週、タクシーの運転手さんに案内してもらった
「車田」を見に行きます。

珍しい丸い田んぼで、現存するのは、ここと
佐渡の両津の2箇所だけのようです。

この田で採れた米は伊勢神宮へ奉納する神供米だったとか・・・。
今はどうなんでしょうか?

この高台から眺めると丸い形がよく分かります。

左手の道は、旧平湯街道とか・・・。
この街道を行くと、平湯温泉に行けるのでしょうか?

高山に近い、国道158号線沿いにある自動車学校の
近くに↑のような標識が立っているので
案外、簡単に見つけられます。

高山市内は素通りでしたが、多くの観光客が訪れていました。
暑いのに・・・。



道の駅飛騨街道「なぎさ」に咲いていた「ねむの木」の花です。

下呂温泉「湯之島館」に到着。

2週続けてのお泊りなんて・・・。
ちょっと変人か、よほど気に入ったのか?

先週と同じ係りの仲居さん、「おりょうさん」が驚いていました。

 

 


乗鞍-2

2008年07月15日 | 旅-関東・中部

乗鞍岳という山はないのですね。
一番標高の高い剣ケ峰、蚕玉岳、朝日岳、コロナ観測所がある
摩利支天岳、不動岳、魔王岳、富士見岳、大黒岳・・・などの
山々を総称して乗鞍岳と呼んでいます。

北海道の大雪山と同じです。
大雪山という山はないのです。

ほうのき平からシャトルバスに乗ります。
乗鞍保護費用も含まれるバス代は、往復2000円。

上高地と同じで、一般車は乗り入れ禁止です。

バスの車窓からは、遠くに槍、穂高がくっきり見えました。



バスの終点は、畳平。
お花畑の散策は終え、次にどこへ行こうか、登ろうか
迷いましたが、標高2817mの富士見岳に登る事に。

畳平は、標高2700mほどですから、100mあまりの標高差、
たいした事はないだろうと、タカをくくっていましたが、
高山病にかかったのか、頭痛はするし、心臓はバクバク。

途中、引き返そうか・・・とも思ったぐらい
しんどかったのですが、どうにか頂上へたどり着きました。

頂上に立てられている道標の前で写真を撮るのがフツーでしょ。
ところが、この前に座り込み、弁当を広げる3人組。

おかしいよ、あなた達。

次から次へと登って来る人達も恨めしそうに
横目で見ながら、写真はあきらめ、下山して行きます。

中央、一番高いのが標高3026mの剣ケ峰。



鶴ケ池を眺めながら、バスターミナルの畳平へ向かいます。

登った富士見岳です。

高山植物の女王と呼ばれる「コマクサ」がいっぱい
咲いていて、こんな多くのコマクサを見るのは
初めてで、嬉しかったです。

 コマクサってこんな砂礫の上に咲くのですね。

 

 

 

こちらも、岩の間から咲くコバイケソウ。
4年に一度群生が見られるらしいです。

葉がきらきら輝くコイワカガミ。

小さな花が群生するイワツメグサ。

これは、ショウジョウバカマでしょうか?



雪渓を歩く人達は、ストックを持ち、靴にはアイゼン。
こういう格好でないと、雪渓上は歩けないですね。

雪が融けた所に新芽が・・・。
もう、少しすれば、きれいな花を咲かせるのでしょうか?

午後になると、雲がかかり始め、寒くなりました。
そろそろ、下山する事にしましょう。

これだけの高山植物を見るのは、初めてでした。

登山道にもロープが張られ、登山道以外歩く事は出来ません。
そのお陰で、これだけの高山植物が守られているのですね。

この自然を残すためには、車乗り入れ禁止は良い措置ですね。

さぁ、登山の後の温泉は格別!
今宵の宿がある下呂温泉に向かう事にしましょう。





 




 


乗鞍-1

2008年07月14日 | 旅-関東・中部

下呂温泉「湯之島館」が、あまりにも良かったので
今度は、ダンナと一緒に・・・。
2週続けて泊まった事になります。

天気が良さそうなので、乗鞍へ行く事に・・・。

お花畑を歩きました。
1周30分、まずは、足慣らしでしょうか。

木道以外は、立ち入り禁止です。

これは、ハクサンイチゲでしょう。(多分)

黒百合です。

蕾はいくつか見ましたが、開花しているのは
これ一つぐらいでしょうか・・・。

さすがに、高山植物は、今が盛り。
これ以外にもたくさん咲いていました。