lizardbrain

だらだらぼちぼち

再会したのは死神

2011年11月12日 01時30分05秒 | 無駄話

2点の図録を取り寄せてもらおうと、メモを片手に書店に駆け込むと、、、、、

『横尾忠則 冒険王』は取り寄せ可能だが、ワタクシ目指す『インカ・マヤ・アステカ展』の発行元のNHKプロモーションとやらの社名は、書店のPCではデータが無いという。
親切にも、書店の人が別会社であるNHK出版の方なら取引があるので電話で問い合わせてくれたのだが、同じNHK関連企業なのだろうが別会社の事なので、どうやら書店からの取り寄せが出来ない事がわかった。
仕方ないので、『横尾忠則 冒険王』だけオーダーして帰宅。

再度、NHKプロモーションのサイトを引き寄せ、メールで問い合わせるのももどかしく、『インカ・マヤ・アステカ展』の図録の在庫を電話で確認し、振り込みのために郵便局に行くと、なぜだか派出所のおまわりさんがいた。

そう、以前に書いた、おまわりさんの視線を背中に感じつつ、ATMから振込んだのは、この時の事だ。



4日ほどすると、取り寄せた商品が入荷したと書店から連絡が入った。



こちらが、2008年に世田谷美術館と兵庫県立美術館で開催されたらしい『横尾忠則 冒険王』の図録。

大阪市立美術館の休憩室で手に取った時、Y字路をモチーフにした作品に、不安感なのか不確かな安心感なのかを感じてしまって、それが原因でこの本が欲しくなってのだ。
書店取り寄せしたので、¥3,990の本体価格のみで入手できた。
ワタクシにとって、¥3,000を超える本など、めったな事で買えないわけなので大事にしなければ。



さらに4日ほどが経って、待望の2007年『インカ・マヤ・アステカ展』の図録が届いた。
本体価格¥2,300に送料¥450と梱包料¥200と振込手数料¥80がかかって、合計¥3,030。

いったい、どうしてここまでこの『インカ・マヤ・アステカ展』の図録にこだわってしまったのかというと、展示されていた2体の像の印象が強烈だったからで、その上、サイズもでかかった。
両方とも、ワタクシと同じくらいの身長の像だったのだ。
1体は翼を持った人物像、もう1体は内臓を露出した不気味な神の姿。
再入手した図録によると、翼を持った人物は『ワシの戦士像』、そして内臓を露出した神は『ミクトランテクリ神像』。
ミクトランテクリとは、地下界に住む死の神の事だそうだ。
死神らしく不気味な姿ではあるが、表情が何だかユーモラスでもある。

『ワシの戦士像』や『ミクトランテクリ神像』は人気者らしく、あえてこいつらについて検索してみると、意外と色んな所で愛されている存在らしいと実感する。
ただ、こいつらを最初に見た時から、誰が描いたどんなタイトルの作品だったか忘れてしまったが、どっかのコミックの登場人物に似ていると感じたのだ。
という事は、コイツらを登場人物のモデルにしたコミック作者は、よほどオリジナリティーの無い模倣犯だという事か。