植物によるがん治療のお手伝い 聡哲鍼灸院日記

植物で心身を癒す施術の日々。そこから感じたこと、学んだことなど。。。

調圧ルーム

2012年05月17日 23時08分09秒 | 癌・病気の意味

夜は横浜市鴨居の「調圧ルーム」というところに初めて行ってみた。15日(火)午前中にセンター南駅にある(有)テンプルビューティフルさんのショップにエドガー・ケイシーの資料を求めに行った際に受付の水津さんから「がん治療というのでしたら」と勧められたところ。前に膵臓がんの患者さんからもそのようなカプセルに入る施設については聞き及んでいたので興味があったので行ってみることにした。

 

電話で18時からコースを予約した。場所は横浜線鴨居駅から徒歩10分くらいのところでおくだ動物病院の裏手にある。後で知ったことだが獣医師のおくだ先生がご自分の体の不調を立川の調圧ルームで治したので作ってしまったとか。

調圧ルームは10mの長さの直径2.5mくらいの円筒形をしたカプセルで、ちょうど大江戸線の車両のような構造。中も電車の座席のように長椅子が対面で延べてある。受付を済ませ、トイレを済ませ、水分を自販機で調達し、ルームに入る。なんと僕が行ったときはほかの利用者の方がいなくて貸切状態だった。ラッキー(笑)。担当の松本さんという女性がルームに入ってこられドアをロックする。ドアのロックの仕方は飛行機のドアを閉めるあのコックのような感じだった。

 

初めにどのような原理かを説明される。ドアがロックされた時点ですぐに室内が減圧されていきそrが5分くらい続く。ちょうど標高2000mくらいの山に登った時と同じくらいの気圧になるのだとか。そしてそこまで達したら今度は加圧され5分くらいで通常気圧に戻される。これを5セット、合計50分を体験する。衣服は着たままでいい。実際僕はTシャツとジーンズで体験した。

 

減圧されてすぐに耳がおかしくなった。ちょうど飛行機に乗ったりしたらなるあの状態だ。それは特に加圧するときに顕著で加圧時間中は何度も僕は耳抜きをしなければならなかった。そしてまったく面白かったんだけど減圧する時にはスースーして涼しくなるんだけど加圧されているときは身体がカ~ッと熱くなっていく。でもルームの中の室温計はまったく変化がないんだよね。体感だけなんだ。

担当者の方の説明によるとこれは減圧された時には身体は一時的に酸素飢餓状態になり、続く加圧状態の時に酸素が一気に供給されるので(実際に加圧時には酸素も付加しているらしい)細胞中のミトコンドリア活性が高まって熱が産生されるのだとか。確かに毎回毎回の加圧時にはのぼせる感じで暑くなりおもわず備え付けのうちわを手に取りたいと思うほどだった。

ルームに入った直後に左手のてのひらに温度センサーで測った数値が34.3℃だったものが30分後では35.6℃に上昇していた。確かに酸素代謝が上がるのだろう。ふつうこのような酸素代謝の上昇は運動したりしないと起こらない。それには疲労が伴うのでがんの患者さんには難しい。しかしこの調圧ルームであれば運動をしないで酸素代謝を上げることができる。それを実感した。

 

がんを治していくには安保徹先生も言われるように体を温めて循環を良くし深呼吸して酸素をたくさん取り込む、そうしてミトコンドリアが活発に働く状態にしていくことが大事だ。その点ではこの調圧ルームというのは間違っていないだろう。あとはどれだけの頻度で利用すればどれくらいの効果が得られるかということだろうな。実際の医療機関ががん治療の一つの可能性として実験してくれるといいのだけれども。

 

調圧ルーム

調圧ルーム 横浜


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