植物によるがん治療のお手伝い 聡哲鍼灸院日記

植物で心身を癒す施術の日々。そこから感じたこと、学んだことなど。。。

『波動の法則』3

2006年07月31日 14時29分02秒 | 波動(意識、想念、感情、医療等)
 「顕在意識が調和のとれた状態で肉体を管理している場合は「本質(=魂)」から入ってくる情報を顕在意識も素直に受け止めてそれを実行することができるわけです。

 それがより安全に自分だけの肉体を守ろうという意識(いわゆる自我)が拡大されますと、つまり自分の安全を守る、自分の家族だけの安全を守る、自分の会社だけは、自分の国だけは、自分の民族だけは、あるいは「人間だけは」という意識になりますと、その意識は自然の法則から見れば不調和です。

 エネルギーはすべての存在物の調和が取れるように、例外なく均等に行き渡っていくものです。「人間だけ」という意識は自然の法則から見れば非常に不調和です。そういう意識で行動をとっている限り、顕在意識は常に不調和な振動波を発信しています」

 →人は人間に生まれる前までに鉱物で10万回、植物で10万回、動物で10万回、雲で10万回輪廻転生を繰り返しているらしい、そして人間で10万回同じように輪廻転生するらしい。小林正観氏によれば彼の本を読んだり講演会に聞きにいったりしている人は既に9万6000回くらい転生を終えているのではないかという。たぶんこのブログに興味を持たれるような方も同じくらいなのだと思う。

 怒らない、競わない、争わない、いつも嬉しく楽しく幸せと思える調和のとれた生き方を目指している人の魂はどんどん成長しているのだろう。

 人は輪廻転生を繰りかえし様々な役柄を演ずることで学び経験し「他人のように思える自分以外の人たちもどうやら実は自分自身の分身ではないのか」と思えたり、「我々人間が最も偉いと思ってきたけど鉱物も植物も動物も雲もどうやら魂の成長過程の姿らしい」、そして「どんな存在にも意識+意志(=魂)がある」と認識することで世界がガラッと変わってしまう、その瞬間に魂が成長するのだろう。

 この世しかない、生きているうちが花という考え方はごく一般的で普遍的な考え方だけれども、この考え方だとおのずと自己保存の視点での思考や行動になる。この『波動の法則』という本ではこの当たり前と思われてきた考え方をしていると次のようになると言っている。

 「不調和というのは先ほど触れた中性子と陽子が完全に調和のとれた形態をしていないことです。回転運動が歪んだ状態になったり、切れてしまっています。人間の顕在意識がもし自分の欲望を満足するためだけのような意識で振動波を発信した場合、中性子・陽子を構成する時に歪んだ状態になり、正常な形態をしていないということです」

 →いわゆる“自己中”からの脱却が魂を向上させるという物事の始まりなのでしょうね。知ったことと出来ることは違う。たとえさまざまなスピリチュアルなことを学んで知識を得たとしてもそれが出来なければしょうがない。正観氏の実践が大切というのは至言だと思う。“辿り来ていまだ山麓”だけどちょっとずつ参りましょうか。

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4 コメント

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本当ですね (mimosa)
2006-07-31 19:30:30
おっしゃるとおりだと思いました。

知識として色々と頭に詰め込んでも、『実践』しないないことには、意味がありませんね。



本当に色々と気づかされています。



先日サーカスや個人のエゴで飼われていた動物だけの動物園へ行きました。

ノアの箱舟という名前の動物園でした。

すべての檻の前には、そこにいる動物達がたどってきた人生が書かれていました。

すべて人間のエゴで飼われ、捨てられたそうです。

遺伝子組み換えで操作されて生まれたトラ、イベントに出演し続けて足を痛めたライオンなど。

言葉に出来ない怒りと悲しみを感じました。





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思考を変えて (聡哲)
2006-07-31 23:58:07
 mimosaさん

 たぶん貴女もその檻の前でされたと思いますが動物達への心からの謝罪を眼差しで送ること、そして彼らに“ありがとう”と思うことで確実に物事は変わっていくと思うのですよ。

 

 “そんなの自己満足で欺瞞だ”という声が聞こえてきそうですがぼくはそうは思わない。「すべてのことはいま私達の目の前に(気づかせるために)ベストの状態で現れている」という正観氏の主張は今のぼくには真実に思えており、そのため“遺伝子組み換えで生まれてきたトラ”も“人間の享楽のために酷使され傷ついたライオン”も私達に私達の愚かさ、醜さを気付かせる大切な役回りをしていると思えるのです。



 ですから彼らには「ごめんなさい、でも本当にありがとう」と言えるのではないかと。



 愚かに思える人間の行為はみな私達が過去世でやってきたことらしいです。殺人なんかしないと思えるまでに至っている現在の私達も輪廻転生の回数がまだ少なかった頃には自己中心的で多くの人が殺人を犯してきたとか。ですから人は裁けない、と。



 “正義感からくる怒り”というものが人格を高めていった人が100点に到達する直前の98点あたりで急転落する落とし穴だとか。



「裁くものは裁かれる。裁かぬものは裁かれない。許すものは許される。許さぬものは許されない」。ちょうど今日読んだ本の中にあった一節です。キリストの言葉だとか。難しい言葉です・・・。
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今日もありがとうございます。 (ソ\リトン)
2006-08-01 11:51:58
モノにも意識や意志があるっていうこと。

ゴミを捨てる時に、どういう意識で捨てるのか。これを意識しています。不用になったからただ捨てるのと、感謝して手放す、あるいは別のかたちで活かす。180度違うように感じます。

我々人間は、人間の都合だけでモノを生み出し、使い、捨ててしまっていますよね。育朗さんのお言葉を借りると、鉱物さんを「奴隷化」してしまってるのが我々人間の姿のようです。



動物園に行くと、頭が痛くなるお子さんがわりといらっしゃるそうです。動物園に違和感をおぼえて、そこに暮らす動物さんたちのストレスを感じるんでしょうか。

『星空のシロ』という絵本があります。動物実験によってひどい傷を負ってしまった犬を、ある人が引き取って育てるというものです。障害をもった動物を引き受けるのはとても勇気がいることですね。こういうのが愛の「実践」と言うのかもしれないと思います。
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Unknown (聡哲)
2006-08-01 20:48:49
 ソリトンさん

 『スピリチュアル・プレゼント』白河伊都子著もよかったですよ。シジミやホウレンソウ、家の車がしゃべることが書かれていました。足立育郎さんだけでなく現在は多くの人がいろんなきっかけをくれている時代ですね。
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