・自分は何者なのか?何が一番大事かと言って、自分がどこからきてどこへ帰るか?これを捉えることが大事。人とは一生かかって自分を理解していく者。
・何が悪いとかではない。病院にも役目がある。役割が違うんだ。現代治療だって使えばよい。でも、すごい威力を持っているけれども根は変えてくれない。自分を狭くしてはいけない。自然療法と栄養学、両方知っておくべきだ。
・知識がなくては知恵は育たない。両輪。陰と陽。抱き込んでいけないといかん。
・生命の根を見る。出てきた枝葉だけを見ててはだめ。根っこ、生命を見ることをしていないから。自分の根っこを見ていないと自分の理解ができない。
・体験がないと、結果だけを見てあいだのプロセスを見ない、重視しない、抜いてしまう。そこに心が入ってこない。
・愛は待つ。何度でも待って待って、その中で鍛える。
・生命(いのち)は残る。心があれば。弘法大師も結婚をせず子はいなかったがその心は多くの弟子に残っている。いのちは心があれば残る。
・がんは長い間の先祖や遺伝の体質が遺伝子となって残っている。ただ生かされているのではなく多くの犠牲の上に自分がいるということをわかって。どんな生命も尊いはず。使命があるはず。この世でその人にしかできない使命があるはず。それを掴んだ人は幸せ。それがつかめなくてウロウロしている。世が乱れているのもそのため。
・だから親を恨んでいいことは何一ついいことない。先祖に、天に唾することと同じ。
・魂は心よりもっと大事。心は転がってころころ変わる。今日と明日、心は違う。心が変わって希望ができてそれが体、生活を変えて、心を鍛えていく。自分がどう生活するか、など。
・現象はいろんな形で出てくる。これを自分のカンでどう判断していくか。
・見えないものを見ようとするのだから努力しなきゃ鍛えなきゃ。苦労しないで得られるわけがない。
・自分が育とうと努力している人に向かって責める言葉は出てこない。
・感覚が鋭くないと人生の判断を的確に下せない。これを鋭くすること、努力すること。
・知識は人を広める。深く掘るには広く掘り始めないと掘れない。
(2002年6月25日 基礎コース4回目)