植物によるがん治療のお手伝い 聡哲鍼灸院日記

植物で心身を癒す施術の日々。そこから感じたこと、学んだことなど。。。

霊的な中心

2006年12月23日 20時18分54秒 | 癌・病気の意味
 久しく更新を怠っていたがまた新たな気持ちで書き始めたい。
 『瞑想の実践』(エドガー・ケイシー文庫、エルシー・セクリスト著、林陽訳)から「霊的な中心」の章をご紹介する。ケイシーは内分泌線を重要視していたようだ。彼の説明する内分泌線は七つありどうやらそれは今一般に知られている七つのチャクラに該当する。その内分泌腺の状態と健康について言及している。

 これまでの「病気の意味」に付加していきたい。

「心(マインド)の導きの下、内分泌腺の中で霊体の清めが起こります。内分泌腺とホルモンの働きについての研究はまだ始まったばかりです。
 ジョン・A・シンドラー博士は『いかに一年を過ごすか』の中で、私達が意識しなくても、身体は最良のホルモン・バランスの秘密を心得ている、と書いています。

 楽しく愉快な気持ちが、刺激として体に与えられることで、最良のホルモン・バランスを強められるというのです。また、破壊的な感情は害を及ぼすが、建設的な感情は腺に大変よい影響を与えるとも述べています。

 プラスの気持ちが心身をともに癒すホルモンを分泌するという点で、ケイシー・リーディングも同じ見解をみせています。
 シンドラー博士はまた、「プラスの感情が二つの一般的効果を与えることを忘れてはならない。第一に、それはストレスを生む否定的な感情を崩す作用がある。第二に、内分泌機能のバランスを最善に保たせるよう脳下垂体に働きかける作用がある」とも述べています。

 リーディングは一歩進んで内分泌腺は体の霊的な中心であり、そこを通して、体の生命力、霊の力が発現するのだといいます

 中心とは性腺、ライデン腺(ライディッヒ細胞)、副腎、胸腺、甲状腺及び副甲状腺、松果体、脳下垂体です。そのエネルギーを適切に活用することによって各中心は目覚め、「世の光」へ人を変えるというのです。

 心が霊に導かれると理想が生まれます。心は神の霊であれ、悪魔の霊(自我)であれ、私達が日々享受している霊に導かれる「形成者」である、とリーディングは繰り返します。人は思い、食べるとおりの存在になるのです。」

 →楽しく愉快な気持ちが心身を共に癒すホルモンを分泌する、そしてそのホルモンを分泌する器官として内分泌腺が大事であり、それが“人の体の霊的中心”となっていると述べている。

 よくガンを治すのにポジティブシンキングとして「絶対にガンに勝つ」とか「病に負けない」などと闘争的な気持ちを持ち続けることが大事だと言われているようだけれども、この文章と『マリアエネルギー』などの他文献から考えるとそれは違うと僕は思っている。

 闘争的意識は楽しく愉快な気持ちとは異なるはずだ。闘争的意識では心の微細エネルギーは荒く大きな強い破壊的波動となっているはずであり、これは心身の癒しにつながらないと考える。身体を癒すのは喜びや楽しさなどの繊細で細かくもろい性質を持つといわれるポジティブなエネルギーのはずだ。

 そしてネガティブな精神エネルギーは合わさっても加算されるだけなのだが、ポジティブなそれは乗算されるらしい。だから本人の「もうだめだ」と思うエネルギーを100とすれば二人の家族もそう考えると3人で300となる。これに対し本人の「かならずよくなる」と考えるエネルギーがたった10であったとしても二人の家族が同様に「かならずよくなる」と思えば10の3乗で1000となる、これが宇宙エネルギーの法則らしいのだ。

 だから大事なことは闘争的でなく前向きで柔和な態度を持つ患者同士が集って語り合い、ハグしあい、お互いのエネルギーを向上させていくことだと思う。この点で川竹文夫さんの“ガンの患者学研究所”が開いてきた“千百人集会”とか“世界一元気 ガンの患者学ワールド”といった集会がそれを実現してくれるという点で大事なイベントとなっていると思う。

 寺山心一翁先生は新著『がんが消えた』(日本教文社)でも「ガンに愛を送った」と書かれている。彼は治った。ここからも大事なことは闘うことではなくて愛情を送ることなのだと学べるだろう。

 目に見えない世界があることに気付いて、闘う意識を取り払って、病気についてもう一度その意味を考えてみませんか?
コメント (4)
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