島嶼部も抱える東京都は、町よりも村のが多いという全国唯一の都道府県となっています。
東京でも多摩地方はもちろんのこと都心部でも移住が進んでいて人口減少が見られます。
赤字 市→町への降格自治体、橙字 町→村への降格自治体 紫字 市→村への降格自治体
青字 町→市への昇格自治体 緑字 村→町への昇格自治体 茶字 村→市への昇格自治体
市の基準=30000人 町の基準=5000人
昇格の場合は人口が増加、降格の場合は人口が減少していること
1 世田谷区 939,339 943,664 -0.458
2 練馬区 751,396 752,608 -0.161
3 大田区 742,412 748,081 -0.758
4 足立区 693,402 695,043 -0.236
5 江戸川区 692,667 697,932 -0.754
6 杉並区 587,555 591,108 -0.601
7 板橋区 581,989 584,483 -0.427
8 八王子市 579,809 579,355 0.078
9 江東区 524,002 524,310 -0.059
10 葛飾区 450,955 453,093 -0.472
11 町田市 432,486 431,079 0.326
12 品川区 419,757 422,488 -0.646
13 北区 353,191 355,213 -0.569
14 新宿区 347,034 349,385 -0.673
15 中野区 343,190 344,880 -0.490
16 豊島区 299,108 301,599 -0.826
17 目黒区 285,495 288,088 -0.900
18 墨田区 272,533 272,085 0.165
19 府中市 262,708 262,790 -0.031
20 港区 258,398 260,486 -0.802
21 調布市 243,289 242,614 0.278
22 渋谷区 242,610 243,883 -0.522
23 文京区 240,093 240,069 0.010
24 荒川区 217,098 217,475 -0.173
25 台東区 212,289 211,444 0.400
26 西東京市 207,424 207,388 0.017
27 小平市 199,111 198,739 0.187
28 三鷹市 196,123 195,391 0.375
29 日野市 190,736 190,435 0.158
30 立川市 184,262 183,581 0.371
31 中央区 170,457 169,179 0.755
32 東村山市 151,922 151,815 0.070
33 武蔵野市 150,707 150,149 0.372
34 多摩市 146,267 146,951 -0.465
35 青梅市 132,486 133,535 -0.786
36 国分寺市 130,525 129,242 0.993
37 小金井市 127,293 126,074 0.967
38 東久留米市 115,404 115,271 0.115
39 昭島市 114,200 113,949 0.220
40 稲城市 93,991 93,151 0.902
41 狛江市 84,501 84,772 -0.320
42 東大和市 83,931 83,901 0.036
43 あきる野市 79,149 79,292 -0.180
44 国立市 77,081 77,130 -0.064
45 清瀬市 76,397 76,208 0.248
46 武蔵村山市 70,778 70,829 -0.072
47 千代田区 66,719 66,680 0.058
48 福生市 55,896 56,414 -0.918
49 羽村市 54,197 54,326 -0.237
50 瑞穂町 31,481 31,765 -0.894
51 日の出町 16,915 16,958 -0.254
52 大島町 6,980 7,102 -1.718
53 八丈町 6,925 7,042 -1.661
54 奥多摩町 4,665 4,750 -1.789
55 小笠原村 2,907 2,929 -0.751
56 新島村 2,366 2,441 -3.073
57 三宅村 2,249 2,273 -1.056
58 檜原村 1,954 2,003 -2.446
59 神津島村 1,840 1,855 -0.809
60 利島村 349 327 6.728
61 御蔵島村 317 323 -1.858
62 青ヶ島村 177 169 4.734
市=26 町=5 村=8 特別区=23 合計=62
町→村=1
市=26 町=4 村=9 特別区=23 合計=62
今回、人口増加率が最も高かった利島村。同じく離島の鹿児島「十島村」と同じ読みとなっている。
面積は都内最小。1920年からの調査で人口は300人~400人の範囲で推移している。
面積最小ながら住居はほとんど港周辺に集中。南側は、椿畑か原野しかないようだ。
アクセスは、東京竹橋または、静岡下田からのフェリーかヘリコプターのみとなっている。
村内にはバス路線も存在していない。
唯一の娯楽はボーリングで勤労福祉会館内に設置されている。
一方で都内で最も面積の大きい奥多摩町は今回唯一の降格自治体となった。
冬の冷え込みは内陸部のため厳しく仙台よりも平均気温は低くなる。
埼玉とも接しているが登山道でしかアクセスはできない。
昭和の合併で3村が合併し奥多摩町となった。
青梅線の終着駅もあり青梅市などへの通勤で住んでいる人も多い。
23区を除くと最も人口が多い八王子市。面積も奥多摩町に次いで2位だ。
多摩ニュータウンと八王子ニュータウンがあり
大学も多く大学生も多く住んでいるのが人口増加の要因になっている。
戦国時代に牛頭天王の8人の王子神である八王子権現を祀り八王子城があったことが市名の由来。
昭和の合併で1町7村を編入したが平成では編入等はなかった。
苫小牧、日光、寄居、小田原が姉妹都市となっている。
特に苫小牧と日光は、千人同心ゆかりの地の縁から1973年と1974年にそれぞれ姉妹都市となった。