ようやく関東を出て甲信越地域に入ります。
今回は、新潟県。田中角栄さんのおかげで新幹線や高速がいち早く開通し首都圏との
アクセスは抜群なのですが、ほかの地域にも見られるように交通の便が良いが故に
過疎化が進んでしまっているようで全自治体が人口減少となりました。
赤字 市→町への降格自治体、橙字 町→村への降格自治体 紫字 市→村への降格自治体
青字 町→市への昇格自治体 緑字 村→町への昇格自治体 茶字 村→市への昇格自治体
市の基準=30000人 町の基準=5000人
昇格の場合は人口が増加、降格の場合は人口が減少していること
1 新潟市 784,251 789,275 -0.637
2 長岡市 264,302 266,936 -0.987
3 上越市 185,953 188,047 -1.114
4 新発田市 93,981 94,927 -0.997
5 三条市 93,359 94,642 -1.356
6 柏崎市 80,145 81,526 -1.694
7 燕市 76,678 77,201 -0.677
8 村上市 56,280 57,418 -1.982
9 南魚沼市 54,076 54,851 -1.413
10 佐渡市 50,360 51,492 -2.198
11 十日町市 48,894 49,820 -1.859
12 五泉市 46,789 47,625 -1.755
13 阿賀野市 40,238 40,696 -1.125
14 糸魚川市 39,980 40,765 -1.926
15 見附市 38,889 39,237 -0.887
16 魚沼市 33,757 34,483 -2.105
17 小千谷市 33,556 34,096 -1.584
18 妙高市 29,829 30,383 -1.823
19 胎内市 28,052 28,509 -1.603
20 加茂市 24,844 25,441 -2.347
21 聖籠町 14,115 14,259 -1.010
22 田上町 11,056 11,227 -1.523
23 阿賀町 9,674 9,965 -2.920
24 津南町 8,812 8,989 -1.969
25 湯沢町 7,732 7,767 -0.451
26 弥彦村 7,581 7,705 -1.609
27 関川村 4,989 5,144 -3.013
28 刈羽村 4,323 4,380 -1.301
29 出雲崎町 4,042 4,113 -1.726
30 粟島浦村 342 353 -3.116
市=20 町=6 村=4 合計=30
市→町=2 町→村=1
新枠組み 市=18 町=7 村=5
新潟の人口上位3市は、いずれも新幹線が停まるターミナル駅。
平成13年から編入が続き平成17年には5万人近い人口の新津市や豊栄市など3市5町5村が編入し
人口70万人越えの政令指定都市となった。
北蒲原郡の2町2村が合併し市となった阿賀野市。
羽越本線が通っているものの新潟駅とは直通していない。
新潟中心部とのアクセスはバスが主流となっている。
お隣の東蒲原郡の2町2村が合併した阿賀町。
隣同士でややこしい名前の市町が並ぶという平成の大合併のあるあるとなってしまった。
こちらも磐越西線があるものの新潟駅と直通している電車は少なく
町営バスで三川あたりからの乗り換えとなっているようだ。
コロナの影響で温泉や宿泊施設の経営破綻が相次いでいて町直営となったりしている。
新潟県北部の関川村。隣の村上市のベッドタウンの役割も担う。
比較的規模の大きい水力発電所が3つありその恩恵も受けているため
合併の話もさほど盛り上がらなかったようだ。
新潟山形南部連絡道路建設中でこれが開通すると南陽方面と村上方面へのアクセスが大幅に向上しそう。