A Daily Life Diary

日常や思い出を綴ったblog

ホテルで朝食を

2005-10-21 | 旅行エッセイ
朝、起きて背伸びをする。朝の光を浴びて身体をリセットする。

南国のホテルから外の景色を眺めると、ここは普段生活している場所ではないことに気が付く。

さあ、朝食はなににしようか?と考えてみる。ホテルの部屋に置いてあるミネラルウォーターとウェルカムフルーツを今日の朝食にしよう。それが一番簡単だ。

フルーツのグレープを一口とミネラルウォーターを喉に流し込むと少し物足りない気持ちになってきた。どうやら僕は気まぐれらしい。

せっかくの異国を楽しむのにホテルの朝食をとらない手はない。

“旅先でその街のことを短時間で知りたいときに私が向かうのはホテルの朝食である”とホテルジャンキーズクラブ代表の村瀬千文さんは「世界のホテルで朝食を」という本の中で語っている。

僕もそうすることにしよう。たまにしか来ることの出来ない異国なのだ。おもいっきりホテルの朝食を楽しむのも悪くない。

ブュフェスタイルの朝食は好きなものを好きなだけ選べる。
欲張りな僕には持ってこいだ。

「Coffee or tea?」とウエイトレスやウエイターが声をかけてくれる。
今日はコーヒーが飲みたい気分だ。コーヒーにしよう。

1人で朝食を取ったあとの友としてニュースペーパーがいい。コーヒーを飲みながらニュースペーパーを読む。“ポスト”とか“タイムス”とネーミングの付いたニュースペーパーは読めないからジャパニーズニュースペーパーにしよう。置いていないのなら“ポスト”とか“タイムス” とネーミングの付いたニュースペーパーの写真だけを見ていよう。

今日はいつもより時間がゆっくり流れている気がする。

ある日の朝食をホテルでとった日の出来事。


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