A Daily Life Diary

日常や思い出を綴ったblog

ブランク

2024-08-04 | その他







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Camp気分で尾瀬ヶ原 2

2024-08-04 | 登山、トレッキング、ハイキング
昨日は19:00にテントに潜り込み19:30には就寝した。

22:00に一度目が覚め、深夜2:00にヘッドライトを照らしながらトイレに行った。
「トイレ、1回100円の利用料で2回しか使ってないけど、親に10回使ったって言って1,000円貰おうかな」と昨日、聞くともなく聞こえてきた山岳部の生徒達の会話を思い出していた。

トイレから戻りシュラフに入るがなかなか寝付けない。
2:30に外がざわつき始めた。
テントを撤収し始めているのだろう。
外から会話が聞こえる。
「こんなに寒くなるとは思ってなかったよ」
「ほんと、寒くて驚いた。準備してこなかったから寒かった」

昨日の17:00頃には肌寒くなっていた。
昨年の上高地の寒さを体験していた僕は今回もヒートテックと予備にライトダウンも持って来ていたので寒さは感じることなく過ごすことが出来た。
昨日早朝に天気予報をnetで確認したときは最低気温19℃の予報だった。

撤収後、出掛けた彼らは燧ヶ岳か至仏山に登山に行ったのだろうか。

4:00になったので起き、お湯を沸かしコーヒーを飲んだ。
持ってきた唯一の食料カロリーメイトをコーヒーで流し込んだ。
朝食はこれで終わりだ。

十分休息したおかげか昨日の足の痛みが消えていた。

朝食後、テント撤収を始めた。
ダブルウォールテントのフライシート内側は結露でびしょ濡れだ。
いきおいビニール袋に入れてからスタッフバックに詰め込んだ。
撤収が終わる頃、山岳部の生徒達もテント撤収をしていた。

昨日受付時に渡され、テントの見えるところに付けておいた小判型の番号札を燧小屋に返し、尾瀬小屋へ向かった。
尾瀬小屋にある「自由にお飲みください」という燧ヶ岳の伏流水をペットボトル500mlに2本入れから出発。5:30だった。




朝靄の尾瀬ヶ原も幻想的だ、と思った。
ふとジュリア・フォーダムの歌うHappy Ever Afterという曲が僕の中で流れ出した。和訳を見ると詞はアフリカを想った曲のようだが、この景色を見て自然とこのメロディが浮かんできたのだ。




しばらく歩いて振り返ると、朝靄のベールに包まれた太陽が見えた。それはとても神秘的な光景だった。




7:00頃には朝靄もだんだんと消えていった。




コバギボウシにトンボが止まっていた。
尾瀬ではたくさんのトンボを見掛けた。




7:30には山ノ鼻に到着。
ここで休憩をしてから森林を抜け、沢のせせらぎを聴きながら、そして息を切らしながら登って行く。




昨日、心躍りながらハイキングを始めた出発地点、鳩待峠に到着した。
これで尾瀬ハイクも終わりだ。
そして「また来よう」そう思っていた。















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Camp気分で尾瀬ヶ原 1

2024-08-03 | 登山、トレッキング、ハイキング
「晴れの日に頂を目指すのではなく、広大な湿原を愛でながらただひたすらに木道を歩く、そんなハイキングをしてみたい。今年は尾瀬ヶ原をハイキングし、見晴でテント泊をする」それが目標だった。

昨年から準備していたその夢が叶った。

自宅を3:30に出発し、マイカー規制のある尾瀬へ向かうため、まずは群馬県片品村にある戸倉駐車場へ向かった。

第一駐車場は満車だったので第二駐車場に8:15に到着した。8:30に鳩待峠行きのバスが出るというので急いで登山靴に履き替えザックを背負い乗車券を購入してバスに乗り込んだ。




鳩待峠からパックウェイト9kg(水は1L) の32Lザックを背負い待ちに待ったハイキングの開始だ。




沢のせせらぎを聴きながら森林に覆われた木道を歩いて行く。僕の住む街とは比べものにならないくらい涼しい。

古い木道もあれば、新しく敷き直した木道もある。新しい木道には2020や2023といった補修年が焼印されていた。

3km程歩くと山ノ鼻に到着。




ここからいよいよ尾瀬ヶ原。湿原から雄峰、燧ヶ岳が見えた。
実際に初めて見る景色は新鮮で五感を刺激する。
百聞は一見にしかず、とはよくいったものである。




しばらく歩くと歩荷さんが休憩をしていた。
荷物を70-120kgも積んで歩くとnetで読んだ。
9kgの自分のザックですら重く感じるのにその7-12倍以上だと思うと恐れいる。




見晴にあるいくつかの山小屋が見えてきた。
見晴には6軒の山小屋があり、尾瀬沼・富士見峠・山ノ鼻・三条ノ滝の四方からの道が合流する十字路との愛称で親しまれているハイカーのオアシスと云っても憚られない場所のように思う。

今まではパックウェイト5-6kgほどのリュックやザックを担いで山歩きしていたのでそれほどでもなかったが、今回は足の裏と右足の指に痛みが出た。疲れて足が上げずらいことはあってもこれは初めてのことだ。
情けないことかも知れないが、これが今の自分の現実だった。




お昼近かったので尾瀬小屋で生ビールとステーキ丼を注文した。
ここまで歩いてきた身体にビールが沁みた。




ガーリックとの相性が抜群のステーキ丼は「素敵な君にわざわざ逢いに来たのだよ。ステーキ丼さん」と思ってしまうほどの美味しさだった。特に歩荷さんがここまで食材を運んでくれたというスパイスも効いていると思う。




至仏山を愛でながらテラスで飲む2杯目の生ビールも格別だった。




昼食を終え、キャンプ場のある燧小屋へ向かい受付を済ませてからキャンプ場へ行くとだいぶテントが設営されていた。

奥の日陰にテントを設営し、休憩所でKindle電子書籍リーダー片手に読書をしていると、福島県にある高校山岳部2校が多勢キャンプ場に戻ってきた。

この後行った尾瀬小屋の小さなお風呂で山岳部の生徒4人と一緒になったので話を訊くと引率の先生と朝5時に燧ヶ岳に出発し、約8時間かけ登山を終えてきたのだという。「山頂からの景色が綺麗だったっス」と話してくれた。

16:00に早めの夕食をしに再び尾瀬小屋に向かった。
夕食はガパオライスとハイボールにした。




夕食後、しばらくのんびりしてから尾瀬ヶ原を散策しに出掛けた。夕暮れの尾瀬ヶ原も綺麗だった。















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草々の7月

2024-07-26 | エッセイ
関東甲信地方は7月18日に梅雨明けし、猛暑の日々が続いています。

5月からぐんぐんと伸びてきている庭や周りの敷地の草を定期的に刈払機で刈ってはいるのですが、気温上昇に反比例して気力は下降するばかり 笑。
今年も除草剤を使用して対応しています。




植木の枝もあちこちに伸びてきていたので剪定をしてなんとか格好がつきました。
曇空で気温が27℃くらいでも作業していると汗だくです。




暑い中、今年も夏祭りを楽しんだり市民プールで泳いだり




7月は土用の丑の日もありましたが早々に「夏バテ防止には鰻でスタミナを付けよう」と鰻重を頬張ったりもしました。
美味しかった!




それからまるで中国旅行に来たのかと錯覚するほど中国からの観光客に囲まれて、ゆっくりホテルで朝食を取ることも出来ました。日本に居ながら異国に来たようでいい感じでした。

あと『響け!ユーフォニアム』の1-3を鑑賞していました。この作品の鑑賞のきっかけや感想が長文となってしまったので別に記しました




全国高校野球選手権県大会も始まり明日が決勝戦。母校は4回戦で夏が終わってしまい今年も応援に行けませんでした。春季大会の成績がよかったので「運がよければ甲子園!」と期待していましたが、甲子園への道のりの険しさを実感。特に昨年秋季、今年の春季大会のとき勝利していた高校が決勝へ進出しているので悔しさ100%です 泣。

スポーツ関係ではパリ2024オリンピックも明日が開会式ですね。

8月は思ったように過ごせない日々もありますが、与えられた範囲内で楽しめていけたらと思っています。















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響け!ユーフォニアム 鑑賞

2024-07-26 | TV
鑑賞とは「芸術作品に接して、味わい理解すること」とnetに載っていました。

最終回から1か月近くになりますが、今まで『響け!ユーフォニアム』の1ー3までを鑑賞していました。

吹奏楽の定期演奏会をよく鑑賞する私ですので作品自体の存在は知っていました。しかしアニメーションであるこの作品は登場する彼女、彼ら達と同年代やそれに近い方々が観て共感する自分にはあまり関係のない作品なのだろう、と今までたかをくくって観ていなかったのです。

私の場合、不思議と偶然やなんらかのリンク、シンクロニシティがある作品を鑑賞すると全てではありませんが“おもしろいな、好きだな”と思える作品に出会っている気がしています。

『響け!ユーフォニアム』のキービジュアルやストーリービジュアル『私、北宇治が好き 私、合奏が好き』『〝   〟が好きだから──』を見て「自分のblogでめちゃめちゃ“好き”って書いちゃってるよ」と驚愕したものです。
「原作者の方って…ん?この名前って、この作品とは違う好きな作品の登場人物と同じ名前だ。どういうこと?自分のblogで吉川英治さんの好きな言葉も書いてるぞ、これ昨年ラジオを聴いて、いい言葉だったから次の梅雨の時期に機会があったら記そうと思ってあたためておいた言葉なんだけど、吉川英治文学新人賞って…」と驚き、戸惑ってしまいました。

そのようなことがあったので「この作品を少し観てみようか」とふと思い3をTV録画して10-13話を鑑賞後、Amazon Prime Videoで観始めました。

3の12話は驚きの展開でした。12話についてnetもざわつきました。12話を観終えて『愛していると言ってくれ』というドラマ作品の10話を思い出していました。脚本家の北川さんは放送された10話の展開に反対されていたと以前本で読んだ記憶があります。
『響け!ユーフォニアム』も原作では違う展開だったと知り、ほっとしたものです。
リアルな世界ではこのアニメーション作品のようなことも多く、彼女、彼ら達のように悩みも多い。
でも、せめてフィクションの物語の中だけは「報われてほしい」という想いがほっとさせたのだと思います。
13話は感動のフィナーレ。
素晴らしい作品だと思いました。

描写の角度、光の入り方、風景や楽器の美しさ。あすか先輩が奏でそして久美子に贈った『響け!ユーフォニアム』を聴くと涙腺が緩むのは松本先生が云うように歳のせいなのかも知れません。
アニメーションはときに実写を超えた芸術作品だと思っています。

大事件後再起され、この作品を作り上げた皆様と関係者の皆様へ称賛の拍手を送りたいと思います。
空からもきっと見守ってくれていたと思います。
あれから5年、哀悼の意を表します。


今日は最後までお読み頂きありがとうございました。















【補記】
「滝先生は指導力を買われ麗奈の住むアメリカへ。副顧問から顧問になった黄前先生(塚本先生?)は北宇治高校吹奏楽部の指導者へ。あれから数年、生徒達は葛藤しながらも掲げた目標を達成することが出来るのか?そしてまた、次の曲が始まるのです」と妄想してしまうのは私だけでしょうか?
私が吹奏楽で好きな曲は元気の出る『宝島』と『ディスコ・キッド』です。


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