A Daily Life Diary

日常や思い出を綴ったblog

Nice to meet you too ―THE BARGE INN story―

2005-10-16 | THE BARGE INN story
僕がギネスを飲んでいるとき、となりのお客と視線が合ったので笑顔を返すと、その人に声を掛けられ話をすることになった。

「私の名前はボブ。君の名前は?」
「僕の名前はuchi」
「Nice to meet you」
「Nice to meet you too」

僕らは握手をした。

「君の名前はリアルネームかい?」と彼は僕にちょっと変わった質問をした。
「いや、リアルネームはもう少し長いです。2文字ぐらいの方が覚えてもらいやすいでしょう。特に外国人には・・・だからuchi」
「確かにそうだね」と彼は相づちを打った。
「君の名前はuchiっていうのか。うち?English nameは“ハウス”だな」とつぶやいた。
「そうだね。そのとおり」今度は僕が相づちを打つ番だった。
“面白いことをいう人だ”とは思いながらも、僕はこの人に好感を持っていた。
「となりにいるのは息子なんだよ」と紹介してくれた。
彼はカンタス航空のクルーで日本を第二の故郷と言ってくれた。
「君もクルーかい?」と僕は思ってもいない質問を受けた。
「いいえ。航空関係の仕事もしていなければ、空港で仕事をしている訳でもありません。ファクトリーワーカーなんです」そう答えると僕らは笑顔で他愛もない話をした。

しばらくすると、BARGE INN 内でクイズが行われた。
「uchi!今の質問の答え何なんだい?沖縄が・・・とか言っているけど」
「ごめんなさい。僕も英語がよく分からないので、その答えは分からない・・・」

クイズも終わり、答え合わせをすると彼と彼の息子さんは残念がっていた。
こんな風に見知らぬ人と会話が出来るのは楽しい。自分の知らない世界の話を聞けることもある。僕は「もっと、英語が話せたら・・・」とギネスを飲みながら悔しがっていた。



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