私の住む街ではトラクターで耕し水を引き、今年もこの時期に稲作の作付が出来ました。
まだところどころ作付が抜けているところもありますが、みなさんGWには作付が終わるのではないでしょうか?
毎年見ている光景ですが、大震災によって給水モーターの破損や配管の破損があると聞いていたので今年は例年以上にホッとした安堵感があります。
3月はいたるところで「農業用水工事中」という看板を見かけました。
私の住む街では工事が間に合ったようです。
良かった。これは喜ぶべきことですね。
下記の写真にあるように現在は田んぼも整地され配管を引き、バルブをひねると水が出るシステムになっているところが多いので給水モーターの破損や配管の破損があると水を引けないという状況になってしまいます。
縄文時代中期(ウィキペディア日本語版参照)から行われているという稲作。
日本人はもちろん海外からもSUSHI(寿司)として親しまれる日本文化を代表する食物にも米は欠かせません。
私の住む街の近くではこうして作付が出来たところが多いのですが香取市では震災の影響で土砂が吹き上がったりして作付出来ないところがかなりあるようです。
香取市ホームページを観ると今年度の作付不能面積は約2,500ヘクタール(東京ドーム約530ヶ分)。収量で1.4万トン減となる見込みで農業生産の損害額約28億円と載っていました。
田んぼの面積を表すとき農家ではおもに1反歩(いちたんぶ 1反歩=10アール=300坪=約1000平方メートル)や1町歩(いちちょうぶ 1町歩=1ヘクタール=3000坪=約 10000平方メートル)という表現の仕方をします。
1反歩で取れる米の量は種類にもよりますが平均8~10俵(1俵=60kg 8~10俵=480kg~600kg)収穫出来ます。
上の数値を全て稲作の被害と換算すると約1俵12,000円の売値換算として計算し233,333俵(14,000,000kg÷60kg)が収穫出来ないと約28億円の損害額となります。
(これは香取市に確認したわけではなく自分自身の予想での換算数値です)
千葉以外では茨城や東北地方で給水モーターや配管の破損、放射能や土砂災害や海水に浸かってしまった塩害(通常の10倍の塩分濃度)などによる作付不能面積がかなりあるものと思われます。
今年は備蓄米などもあるので国産米が不足にはならないかも知れませんが来年度は不足するのではという心配もあります。
阪神・淡路大震災では国産米が不足し、タイから米を援助して貰うなどという記憶が蘇ってきます。(当時は実際にタイ米の混ざった弁当を何度も食したものです。 食べ慣れない人々は「うっ、不味い」といっていましたが私は米が食べられるだけ幸せだと感じていました。 この大震災でもタイより米の援助があったようですね。嬉しい限りです)
それと国産新米の値段が1俵20,000~30,000円位に値上がった記憶も。
4月後半には千葉県と茨城県に在住の四人の母親の母乳から放射性ヨウ素131が検出(千葉県柏市や茨城県守谷市在住など)されるなど小さな子をお持ちの親御さんにはショッキングなニュースが入ってきたりしていますが、原発問題や巨大余震でせっかく作付した稲作が被害に合わなければいいなと祈るばかりです。
【補記】
呑んだあと私も残してしまうことがあるのですが今は亡き祖父の時代の方々は「弁当を食うときは弁当の蓋に付いている米から食え。米は自分が食えるだけよそれ」といっていたと地区の方々に言われます。
ときどき頭をハンマーで殴られたようにガーンと私の心に響きます。
【追記:2011.4.27】
ご存じの方も多いかと思いますが放射能について東大病院で放射線治療を担当するチーム「team nakagawa」がblogとTwitterで今回の原発事故に関して情報を提供しています。参考になれば・・・。
まだところどころ作付が抜けているところもありますが、みなさんGWには作付が終わるのではないでしょうか?
毎年見ている光景ですが、大震災によって給水モーターの破損や配管の破損があると聞いていたので今年は例年以上にホッとした安堵感があります。
3月はいたるところで「農業用水工事中」という看板を見かけました。
私の住む街では工事が間に合ったようです。
良かった。これは喜ぶべきことですね。
下記の写真にあるように現在は田んぼも整地され配管を引き、バルブをひねると水が出るシステムになっているところが多いので給水モーターの破損や配管の破損があると水を引けないという状況になってしまいます。
縄文時代中期(ウィキペディア日本語版参照)から行われているという稲作。
日本人はもちろん海外からもSUSHI(寿司)として親しまれる日本文化を代表する食物にも米は欠かせません。
私の住む街の近くではこうして作付が出来たところが多いのですが香取市では震災の影響で土砂が吹き上がったりして作付出来ないところがかなりあるようです。
香取市ホームページを観ると今年度の作付不能面積は約2,500ヘクタール(東京ドーム約530ヶ分)。収量で1.4万トン減となる見込みで農業生産の損害額約28億円と載っていました。
田んぼの面積を表すとき農家ではおもに1反歩(いちたんぶ 1反歩=10アール=300坪=約1000平方メートル)や1町歩(いちちょうぶ 1町歩=1ヘクタール=3000坪=約 10000平方メートル)という表現の仕方をします。
1反歩で取れる米の量は種類にもよりますが平均8~10俵(1俵=60kg 8~10俵=480kg~600kg)収穫出来ます。
上の数値を全て稲作の被害と換算すると約1俵12,000円の売値換算として計算し233,333俵(14,000,000kg÷60kg)が収穫出来ないと約28億円の損害額となります。
(これは香取市に確認したわけではなく自分自身の予想での換算数値です)
千葉以外では茨城や東北地方で給水モーターや配管の破損、放射能や土砂災害や海水に浸かってしまった塩害(通常の10倍の塩分濃度)などによる作付不能面積がかなりあるものと思われます。
今年は備蓄米などもあるので国産米が不足にはならないかも知れませんが来年度は不足するのではという心配もあります。
阪神・淡路大震災では国産米が不足し、タイから米を援助して貰うなどという記憶が蘇ってきます。(当時は実際にタイ米の混ざった弁当を何度も食したものです。 食べ慣れない人々は「うっ、不味い」といっていましたが私は米が食べられるだけ幸せだと感じていました。 この大震災でもタイより米の援助があったようですね。嬉しい限りです)
それと国産新米の値段が1俵20,000~30,000円位に値上がった記憶も。
4月後半には千葉県と茨城県に在住の四人の母親の母乳から放射性ヨウ素131が検出(千葉県柏市や茨城県守谷市在住など)されるなど小さな子をお持ちの親御さんにはショッキングなニュースが入ってきたりしていますが、原発問題や巨大余震でせっかく作付した稲作が被害に合わなければいいなと祈るばかりです。
【補記】
呑んだあと私も残してしまうことがあるのですが今は亡き祖父の時代の方々は「弁当を食うときは弁当の蓋に付いている米から食え。米は自分が食えるだけよそれ」といっていたと地区の方々に言われます。
ときどき頭をハンマーで殴られたようにガーンと私の心に響きます。
【追記:2011.4.27】
ご存じの方も多いかと思いますが放射能について東大病院で放射線治療を担当するチーム「team nakagawa」がblogとTwitterで今回の原発事故に関して情報を提供しています。参考になれば・・・。