A Daily Life Diary

日常や思い出を綴ったblog

A memory travel diary ―fifth day & sixth day―

2005-10-07 | 旅・タイランド、マレーシア
朝、目が覚めると昨日のパーティーのせいか、頭が痛い。どうやら二日酔いらしい。

11:00にBartに声をかけ、GUEST HOUSEを出た。

昨日購入したハートヤイまでのバスチケットがあることを確認してから、KLの街を散策した。夕方、青いタイルの安宿に向かった。

安宿に着きシャワーを浴び、出てくると日本人の男性に会った。アジアを約1カ月旅して、ここの安宿にたどり着いたという。僕は21:30発のバスに乗る予定でいた。

それまでここの安宿で九州出身だという日本人男性と話をしていた。彼の旅もそろそろ終わりに近づいているらしい。

僕は21:00にチックアウトし近くのプドゥラヤバスステーションまで歩き、待っていたバスに乗り込んだ。

エアコンのかかったこのバスは乗り心地がよかった。

バスは21:30にプドゥラヤバスステーションを出発した。
バスから見るKLの夜景はとても綺麗だった。
途中、別のバスに乗り換え満員のバスはハートヤイへと向かった。

深夜、僕を含めたバスの乗客はマレーシアとタイランドのイミグレーションでパスポートにスタンプを押して貰い、国境を越えた。

朝、6:00頃にハートヤイのバスステーションに到着した。

僕はここからまたバスを予約し乗り継いでバンコクに向かうことも出来たが、列車に乗ってバンコクに行きたくなり、バイクタクシーを捕まえて、ハートヤイ駅へと向かった。

ハートヤイ駅でスペシャルエクスプレス2等のスリーピングシートを予約し15:45の出発時間までハートヤイの街をふらふらと歩いたが2時間も歩くと飽きてしまった。スペシャルエクスプレスに乗り込み自分の予約した席に着いた。この時間まで、とても長かった気がした。

しばらくすると僕の前にタイ人の男性が座った。
スペシャルエクスプレスは一路バンコクへと出発した。

僕の前のタイ人男性はとても穏和そうな感じがしたので声を掛けてみた。彼はハートヤイで旅行会社に勤めていて、休暇で故郷に戻るところだと話してくれた。列車からのタイランドの風景は熱帯の風景そのものだった。

日も暮れ、車掌に注文した食事を済ますとすっかり暗くなってしまった。僕の前のタイ人男性はこの列車に乗る前に買っておいた食事を済ませた。僕もそうするべきだったと後悔していた。

なぜならこの列車の食事は街で食する同じ食事と比べると高かったからだ・・・。

買っておいたビアチャンが飲み終わってしまったので料金が高いのを承知で食堂車にビールを飲みに行った。食堂車には僕の他に3人ほどしかいなかった。その中の1人がタイランドの軍人だろうか、迷彩服を着た彼は、酒も入っていたせいで白人とかなり盛り上がった話をしていた。僕はビアシンを注文した。

自分の寝台席に戻るともう、シートがベットになっていた。
僕は上のベットに登り、しばらく目をつむり、ガタンゴトンという列車の音に耳を澄ませていた。どこからともなく子供の笑い声や泣き声が聞こえ、それをなだめる両親や、祖父母らしき声も聞こえてきた。

僕は本を取りだし読み始めるといつの間にか、深い眠りに落ちていた。



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