みなさんは翼の王国という機内誌はご存じでしたか?
全日空を利用された方ならご存じの機内誌。
翼の王国という機内誌は知っていても1994年4月号の翼の王国を知っている方は少ないと思う。
僕はその1994年4月号の翼の王国を今も持っている。
どうしてかって?今となっては僕自身が、なぜ持っているのかを思い出せないでいます。
それでは今から12年前にトリップして1994年4月号の翼の王国を見てみることにしましょう。
8Pに早速面白い記事を見つけた。
「ジャンボ機の風切り羽根。」とタイトルの付いた記事が載っている。
ジャンボ機にはウイングレットと呼ばれる小さな翼が翼端を飾るようになったという。スズメなどの小さな鳥にはウイングレットは見られないが、鶴などの大型の鳥には見事な形の風切り羽根(ウイングレット)があり、飛び立つ時や、降りる前などタイミングよく広げて効率よく使われるそうです。ジャンボ機が“この次鳥たちから学ぶのはどんなアイデアであろうか。”と締めています。
15Pは酒が好きな僕に持ってこいの記事が載っている。
「よい酒、よい人、よい肴」日本の正しい居酒屋を追求する流浪の団体「居酒屋研究会」。ただ、酒をのむだけが目的でヒコーキのってはるばるとやってきました、南国土佐へ。
“ただ、酒をのむだけが目的でヒコーキのってはるばるとやってきました”いいですねぇ。
こういうのは好きであります。
僕も行ってみたいです。
美味しそうな酒にいろいろな海の幸がつまみとなって載っています。
30Pまでめくると、特集として「道草すると花があるかもしれないことに気がついた。」というタイトルで季節の花が大きな写真付きで載っています。
これくらい綺麗に僕も写真が撮れればなぁ~と感心してしまいます。(そうしたらプロになれるよネ)
4月は吉野の山桜
5月は砺波平野のチューリップ
6月は九重のミヤマキリシマ
7月は大雪の高山植物
8月は竹富島のハイビスカス
9月は萩原寺のハギ
10月は生駒高原のコスモス
11月は二本松の菊人形
12月は越前海岸の水仙
1月は上野東照宮の寒牡丹
2月は大島の椿
3月は開聞岳山麓の菜の花
みなさんはどのくらい上記の土地で花を観たことがありますか?
僕は夏の菊が咲いていない時期に二本松に一度行ったことがあるくらいだなぁ~
続いては今月の三人娘が行く「見損なっちゃいけないよ!香港パック旅行」
そうですね。見損なっちゃいけないいけないパック旅行を。
彼女たちが体験した三泊四日香港パック旅行の内容をタイトルのみ、お伝えしたいと思います。
一日目満漢のジルバ
二日目清貧のワルツ
三日目厨房のタンゴ
四日目強壮のルンバ
なんとなく三人娘が三泊四日香港パック旅行を堪能したことがこの4つのタイトルで感じ取って頂けたのではないでしょうか?(これだけではぁ~分かるわけがぁ~ない・・・)
12年前の翼の王国をみなさんは楽しめましたか?
僕は改めて「こんな記事あったんだっけ」と結構、楽しんでしまいました。
またANAで海外に行きながら翼の王国を読みたいなぁ。
【写真:1994年4月号の翼の王国の表紙をスキャニングして利用】