ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

祝日の喜怒哀楽

2023年10月10日 | 日記・その他
きのうは「スポーツの日」の名称と裏腹に、西も東も雨模様。
CS進出をかけた楽天対ロッテも午前10時に中止決定。
そんな旗日の喜怒哀楽を振り返る。
ソフトバンク近藤が今季最終戦で26号ソロ本塁打をマーク。
三冠には届かなかったが、楽天・浅村&ロッテ・ポランコに並び、
打点王(87打点)との二冠に何とか望みをつないだ。
その今季最終戦はオリックスに1対4で敗れて、2位終了を確定できず。
今季のオリックス戦は11勝13敗1分けと最後に負け越した。
先発のドラ1左腕・曽谷に6回まで1安打に封じられ、プロ初勝利を献上。
8回の満塁機も併殺に倒れて、近藤の一発で何とか零封を免れた。
「あと1勝」に泣いたリーグV逸から一年。
「あと1勝」に泣いて2位を逃せば、退化したとの批判を免れまい。
競馬の重賞3戦。毎日王冠は4番人気の3歳エルトンバローズが重賞連勝。
京都大賞典は5番人気のプラダリアが1年半ぶりの重賞V。
マイルCS南部杯は1番人気のレモンポップが大差逃げ切り勝ち。

なお馬券orz 1勝2敗のトリガミで終了。
まあ、京都大賞典で心房細動を起こして競走中止になった
ブローザホーンへの見舞金と考えることにする。
新日本両国大会。メーンのIWGP世界戦はSANADAがV4
EVILが相手の一戦はランバージャック・ルールとあって、
両陣営のセコンドが介入を繰り返す大乱戦になったが、
ゲスト解説の武藤の前で、全日本時代からの縁があるSANADAが
後ろから前から閃光魔術を連発し、最後はデッドフォールで3カウント。
来年の1・4ドームでは今夏のG1を制した内藤の挑戦を受ける。
05年11月の入門テスト 合格した内藤の挑戦を
不合格だったSANADAが受けるタイトル戦はいろいろ楽しみだ。
なお、金丸のダブルクロスを受けて補充したJ5Gの新メンバーXは
米国武者修行から戻った上村優也
18年4月10日の新宿大会で同日デビューした辻との絡みが楽しみだ。

【映画】名探偵ポアロ・ベネチアの亡霊

2023年09月20日 | 日記・その他
去る3連休はサッカー・野球・競馬に、ラグビーW杯や天心2戦目も重なり、
スポーツ三昧の3日間になったが、最もカオスなスポーツシーンは
18日のDDTの新幹線プロレス(のぞみ車内で高木対みのる)だろう。
ディーノや佐藤光留、秋山準、車掌に扮した小橋建太まで登場したとかwww

さてワタシはそんな騒ぎに背を向けて、17日に映画館でこちらを鑑賞。



原作はアガサ・クリスティ。監督・主演はケネス・ブラナー。
「オリエント急行殺人事件」(17年)「ナイル殺人事件」(22年)に続く
ポアロ・シリーズの第3作。「白昼の悪魔」と思いきや、かなりの変化球。
まあ、ベネチアもアドリア海沿岸なので「地中海殺人事件」と言えなくもない。

ワタシはシリーズ前2作について

「クリスティの物語をシェイクスピア劇に」をやりたいブラナーの意図と
探偵映画に観客が求めているものにズレがある

とあまり評価しなかった。そして本作は・・・
うーん、亡霊が見え隠れするので「ハムレット」「マクベス」の色づけはあるか。

ベネチアで引退生活を過ごすポアロがハロウィーンの夜に、
娘を亡くしたオペラ歌手の婦人の屋敷で開かれる降霊会に誘われる。
降霊会後にポアロが殺されかけて、降霊師が殺されて・・・という筋立て。
イングランドの田舎町を舞台に、ハロウィーンの集まりに参加した
少女が殺される原作「ハロウィーン・パーティ」を大幅に改変し、
ほぼ別の物語に仕立てた。原作と共通する要素は、登場人物の氏名や
事件にポアロを巻き込む人物が友人の推理作家の女性であることや
作中にアップルボビング(注)が登場することぐらいか。
注)水に浮かべたリンゴを口でくわえ上げるハロウィーンの恋占い遊び

ワタシはデビッド・スーシェの「名探偵ポアロ」で原作を予習したが、
まあ、胸くそ悪い結末の物語だった。
そんな物語をブラナーがどのように料理するのかとわずかに期待したが・・・
不特定多数の人々が出入りするパーティが舞台の原作と異なり、
登場人物が限られる「嵐の夜のいわくつきの屋敷」が舞台のうえ、
2人も殺されるので、犯人の目星が早々についてしまう。
また、舞台のためか、ダリオ・アルジェント風のイタリアン・ホラーもどきを
見せられている気分にもなった。しかも、ポアロというキャラを使っている以上、
超常現象をロジックに落とし込む結末を強いられるが、その種明かしが安直だった。
探偵映画としても恐怖映画としても中途半端という印象

オリジナル要素を入れつつも原作に準拠した前2作と異なり、
本作のブラナーは、ポアロというキャラと「原作クリスティ」の
クレジットを借りて、好き勝手に物語を紡ぎ始めた感がある。
世界中のクリスティ原理主義者の憎悪の対象になりそうな。
救いは、この原作がポアロもの長編33編のうち31番目の末期作であること
<「オリエント急行」は8番目・「ナイルに死す」は15番目
願わくば遡ることなく、33番目の「カーテン」で四大悲劇を完結してほしい

それにしても、降霊師役のミシェル・ヨーが
最初の犠牲者となって、あっけなく退場したことには拍子抜けした。
アカデミー主演賞俳優の使い方としては少しもったいない。
ブラナーは探偵小説の古典的なルールである「ノックスの十戒」
ケンカを売りたかったのかねえ<超常現象や中国人登場を禁じている

  • ホークス
楽天に2対3で競り負けて、楽天に今季負け越し確定。
敵失で1点勝ち越した7回のその裏に、二番手の又吉が
四球で走者2人を出し、村林に痛恨の逆転適時二塁打を浴びた。
8回の満塁機も無得点に終わる。きょう連敗すると、借金1のうえ、
4位楽天と0.5ゲーム差&負け数で並ばれるピンチに陥る。

冒険の金田一耕助

2023年08月15日 | 日記・その他
きょうは台風7号の通過に伴い、夏の甲子園の3回戦4戦や
オリックス対ソフトバンクの中止が早々に決まった。
終戦記念日とあって、いろいろな催しが重なる日だが、無理な外出は禁物と考える。

終戦記念日と言えば、テレビも「8・15」にちなんだ映画・ドラマを
いろいろ放映するが、ワタシは遅れて18日に放映されるこちらを楽しみにしている。

NHK版「獄門島」(BSプレミアム/BS4K)

NHK版金田一耕助シリーズ4作品の一挙放映の第一弾。
16年放映のこの作品は4作品で唯一、長谷川博己が金田一を演じた。
もともと「引き揚げ船で病死した戦友の依頼」で金田一が島を訪れるという
終戦直後の色が濃い原作だったが、そこに加えて、金田一自身が
「復員直後で戦争体験によるPTSDを抱えている」と脚色した。
おかげで、事件関係者にやたら挑発的・攻撃的な金田一が暴れ回る異色作になった。
その象徴のひとつが、映画「ジョン・ウィック」から流用された
ドラマ主題歌のマリリン・マンソン「キリング・ストレンジャーズ」
ベトナム戦争の復員軍人だった実父のPTSDをもとに
マンソンが作った曲が離島の陰惨な連続殺人を彩っている。

初見時は「昔ながらの金田一ファンは激怒必至だわ」
呆れたが、再放送のたびについつい見てしまう。
「獄門島」は過去に何回も映像化されたが、
その多くが石坂浩二主演の東宝映画(1977年)の焼き直しに過ぎず、
そのイメージを打破したNHK版に奇妙な魅力を感じている。

原作の金田一は、米国放浪時に麻薬におぼれたり、
戦時中は中国からニューギニアまで転戦して部隊がほぼ全滅したり、
と波乱の半生を送ったキャラなので、むしろダークな一面がない方が不自然に映る。
なお、東宝版は「戦友に依頼された復員兵のさらなる依頼」で
金田一が島を訪れた、とワンクッション置いた脚色をしている。
東宝版はシリーズを通し、金田一から戦争の匂いを遠ざけるように努めた印象がある。

もっともハセヒロ金田一はこの1作品のみに終わり、
NHK版は「悪魔が来りて笛を吹く」(18年)「八つ墓村」(19年)
そして今年の「犬神家の一族」と「Drコトー」吉岡秀隆を起用した。
人当たりが良い金田一に回帰したフシがある。

ちなみに、4月放映の「犬神家」はリアル視聴こそしたが、
野々宮珠世の配役に違和感をおぼえ、ほぼ惰性で見る結果に。
いわゆる「衝撃のラスト」で、その配役にも意味があったと納得はしたが・・・
ただ、このラストの★★犯人説も、横溝ブーム最盛期の1978年に
「金田一耕助さん あなたの推理は間違いだらけ」という怪著で
言及されており、さほど目新しい説ではなかったことが残念だ。
「ジョジョ」「岸辺露伴」を手がけた小林靖子の脚本に期待をかけ過ぎたか。
「真犯人が実行犯を操る物語」はクイーン原理主義者のワタシの好みではあったが。

  • 夏の甲子園
大会9日目。2回戦が終了し、3回戦に進む16校が出そろった。
南北海道代表の北海は浜松開誠館を3対2で制した。
9回1死二塁の場面で左越えの一打。2戦連続のサヨナラ勝ちを遂げた。
この日は九州2校に明暗。神村学園が11対1で市立和歌山に圧勝した一方で、
鳥栖工が日大三に初回先制しながら1対3で惜敗した。
あすあさっての3回戦8戦は、優勝経験校対決あり、伝統校対決あり、
隣県対決あり、南北対決あり、となかなか面白いカードが並んでいる。

水曜日の朗報3題

2023年07月27日 | 日記・その他
ソフトバンクが有原の完封で13連敗阻止。
日本ハムが田中ジャスティスのセーブで14連敗阻止。
ある意味でウイン・ウインと言えるのだろうか。

さて本題はサッカー絡み。ミッドウイークに舞い込んだ朗報3題を語る。
  • 女子W杯
グループC:日本2対0コスタリカ スペイン5対0ザンビア
31日の直接対決を前に、連勝した日本とスペインのグループ突破が決定
日本の2得点は、猶本光と藤野あおばのW杯初得点。
カタールW杯の男子代表の仇を女子が討った格好にもなった。
  • 欧州CL
ネコタクが加入したディナモ・ザグレブが欧州CL予選2回戦に臨み、
ホームの第1戦で、アスタナ(カザフスタン)に4対0で先勝した。
代表選手でもあるMFルカ・イヴァヌシェツがハットの活躍。
これで来月2日夜のアウエーの第2戦はかなりディナモ優勢となった。
同時に、ネコタクお試しの絶好の舞台ができたとも考えている。

なお、予選3回戦は来月9日・15日のAEKアテネ(ギリシャ)戦。
それを突破すると、23日と30日に本選をかけたPO2戦が待つが、
このPOは日本でもWOWOWが中継する 勝ち上がりを強く望む。
  • クラブユース選手権U18
札幌3対1浦和 逆転で浦和を撃破し、グループGを2位突破。
2勝1敗・勝ち点6で、秋田を3対1で下した清水(2勝1分け・勝ち点7)
に続いた。前半に先制された札幌だが、

1点目)前半ATにCKからの折り返しをヘッド
2点目)後半11分にFKからヘッド
3点目)後半ATのCKでGKもゴール前に上がった浦和にカウンター炸裂

清水戦で残り7分からCKで3失点したチームとは思えぬ勝負強さ。
男子三日会わざれば刮目して相待すべし
トップでも結果を出した札幌・出間浦和・早川の両エースは
不発に終わったが、見応えのある一戦だった。
きょう27日のラウンド16はグループF1位の大分と対戦。
3戦3勝・9得点・無失点の難敵だが、あと2回勝って上州脱出を遂げてほしい。

なお、昨季VのC大阪が1勝2敗で、21年Vの名古屋が3戦3敗で敗退。
また、この方式のリーグ戦は「1敗が致命傷」が常だが、
ラウンド16進出勢のうち、「1敗組」が札幌を含めて9クラブもいる。
一方で、3戦3勝は大分と横浜Mのみ。今大会の激戦ぶりを象徴している。

  • ホークス
オリックスを7対1で下して連勝。1点を追う4回に今宮が4号同点ソロ。
続く5回に甲斐がバックスクリーンに勝ち越し6号3ラン。
さらに、6回に近藤が事実上のダメ押しとなる13号ソロ。
母校が甲子園に出場する選手も、惜しくも逃した選手も、なかよく一発攻勢。
6回1失点と好投したスチュワートJrにようやくプロ初白星がついた。
  • 新日本後楽園大会
G1の8日目。C・D各ブロック4戦を消化。
変則東京3連戦の2日目で、両ブロックとも折り返しとなった。
Cブロックの星取りは、フィンレー・EVIL・タマが3勝1敗。
エディ・鷹木が2勝2敗。ヘナーレ・マイキー・石井が1勝3敗。全勝0人
Dブロックの星取りは、コブのみが4戦全勝
ザックが3勝1敗。棚橋・内藤・後藤・シェインが2勝2敗。
コグリンが1勝3敗。矢野が全ブロック通して唯一の4戦全敗

土曜日の喜怒哀楽

2023年07月23日 | 日記・その他
9番に続いて25番にも驚きの新聞辞令が舞い込んだ。
まあ、チーム得点王とアシスト王がシーズン途中に
まとめてJ1に個人昇格する気配の藤枝よりもマシと考えるべきか。

とりあえず公式リリースを待つことにして、
きのう22日の出来事を喜怒哀楽にまとめた。
女子W杯:日本5対0ザンビア
被シュート数0の圧勝劇。田中美南はW杯初ゴールおめでとう。
クロアチア・リーグ(プルヴァNHL)が今季開幕。
札幌サポ関心のディナモ・ザグレブは、
最強のライバルであるハイデュク・スプリトに1対2で敗れた。
ざっと調べたところ、代表FWでもあるブルーノ・ペトコヴィッチ
(カタールW杯のブラジル戦で延長戦後半に同点ゴールを挙げた選手)が
前半に先制したが後半にPK失敗 その後に2失点という展開だった。

おそらく現地観戦したネコタクのまだ新しい傷をえぐるな(憤怒)

なお、26日はホームで、来月2日はアウエーで、
FCアスタナ(カザフスタン)との欧州CL予選が控える。
ソフトバンクがロッテに2対5で敗れ、ついに10連敗orz
南海時代の85年以来の歴史的事件である。
何しろ当時はあの景浦安武がまだ38歳のぺーぺーだった(アレ?)。
4回と5回の二度の満塁機に二度の併殺打。
「球宴でリフレッシュ」とは何だったのか・・・
ロコ・ソラーレ藤澤五月が驚きのボディメーク・コンテスト出場。
その変貌ぶりが大きな話題に。かつてテレビ出演時に、
会いたい人として「ドウェイン・ジョンソン」(ロック様)を挙げたので
マッチョ好きなのだなとは思っていたが、自身もマッチョになるとは。
五輪メダリストが真剣に筋トレに励むと、ここまでに至るという好例である。
「逆・浜口京子」と称するべきか。この2人の筋トレ談議が見たい。
せっかく話題になったので、筋トレをめぐる競技間交流を楽しみに待つ。

ただ、体脂肪を削ぎ落とした状態で、来月からカーリングのシーズンに
入っては、シート上で風邪をひくのではないかとちょっと心配している。