百菜健美☆こんぶ家族ラボ

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食べ物の分類方法

2019-03-14 | 料理レシピ

野菜や果物(アルカリ性食品)は病を癒やす特効薬。

反対に、肉や穀類(酸性食品)を食べすぎると体内に毒がたまり、血がドロドロになる。

食べ物の分類方法としてよく知られているのが、酸とアルカリである。

代表的なアルカリ性食品には、野菜や果物、きのこ、海藻、大豆などがある。

酸性食品の代表格は、肉や炭水化物、砂糖。

加工食品や魚も酸性食品だ。

アルカリ性食品と酸性食品の判定は、食品自体のペーハー値ではなく、体内で代謝されたあとどっちになるか、というのが基準となる。

このため、酸性のレモンや梅干しがアルカリ性食品で、砂糖などは中性だが酸性食品ということになる。

 

【アルカリ性食品と酸性食品の判別方法】


食品を燃やしたときに出る灰を水に溶かし、その溶液が酸性なのかアルカリ性なのかを判定している。

一般にアルカリ性食品のほうが身体にいいといわれる。

そのワケは、酸性食品が体内に悪い毒素(酸毒)を残すから。

われわれの体内では、新陳代謝によって、かならず酸がつくられる。

けれど、アルカリ性食品からできる酸は、二酸化炭素となって肺から自然に排泄される。

ところが酸性食品化からできる酸には、アルカリの中和剤が必要となるのだ。

カルシウムなどを奪う。

酸性食品が骨粗しょう症の原因になるというのは、このためである。

さらに、肉や加工食品、白米やパン、めん類といった酸性食品中心の食生活をしていると、われわれの体内はどんどん酸性側に傾いていく。

すると血液がドロドロになる。体内に毒素がつくられ、しかも排泄の機能が低下しているから、毒素がどんどん堆積していく。

これが生活習慣病を引きおこす主原因と指摘する専門家もいる。

アルカリ性食品をたくさん食べていれば、体内から毒素がスムーズに排泄されて、いろんな病気の予防や改善につながるのだ。

さて、身のまわりのあの食べ物がアルカリ性食品なのか酸性食品なのか見てみることにしよう。

 

アルカリ性食品の一覧

 弱アルカリ中アルカリ強アルカリ
穀類 あわ、キヌア、そば    
野菜 ねぎ、ピーマン、なす、ズッキーニ、きゅうり、オクラ、わさび、きのこ類 キャベツ、レタス、ケール、ブロッコリー、カリフラワー、アスパラガス、ほうれん草、セロリ、大根、ゴボウ、かぼちゃ、かぶ、にんにく、生姜、栗、パセリ、クレソン、ラディッシュ、昆布 ニンジン、トマト、れんこん、タマネギ、海藻類、ぬか漬け
芋類   さつまいも、長芋、大和芋、里芋  
豆類 えんどう豆、小豆、豆腐 大豆 大豆レシチン、レンズ豆
果物 桃、さくらんぼ、マンゴー、パパイヤ、イチジク、イチゴ バナナ、ブドウ、メロン、キウイフルーツ、マンゴー、りんご、なし、かんきつ類、ブラックベリー、アボカド、パッションフルーツ レモン、ライム、パイナップル、柿、ラズベリー、スイカ
ナッツ
種子
アーモンド、ひまわりの種、ごま   かぼちゃの種
肉魚      
乳製品      
甘味料 生蜂蜜、黒砂糖、メープルシロップ   ステビア
オイル 菜種油、魚油、ごま油 亜麻仁油、オリーブオイル、ココナッツオイル  
調味料 リンゴ酢、玄米酢   お酢、重曹、海塩
飲み物 生姜湯、レモンジュース、ワイン 水(ミネラルウォーター)、青汁、グリーンスムージー、緑茶、ハーブティー(タンポポ茶、どくだみ茶、ルイボスティー、柿の葉茶など) ニンジンリンゴジュース

酸性食品の一覧


 弱酸性中酸性強酸性
穀類 玄米、ライ麦パン、小麦パン、アマランサス、きび 白米、とうもろこし、オーツ麦(オートミール)、ライ麦 小麦、大麦、菓子パン、パスタ
野菜   オリーブ(ピクルス)  
芋類   じゃがいも(皮なし)  
豆類 いんげん豆、金時豆、そら豆 グリーンピース、ガルバンゾ豆 落花生、チョコレート
果物 ブルーベリー、プラム、ドライフルーツ、工場加工のフルーツジュース クランベリー  
ナッツ
種子
マカダミアナッツ、ココナッツ ヘーゼルナッツ、カシューナッツ、くるみ、ピスタチオ、ピーカンナッツ ブラジルナッツ
肉魚 魚、カキ、ゼラチン 鶏肉、羊肉、卵 牛肉、豚肉、貝類、ロブスター、エビ、カニ
乳製品 牛乳、ヨーグルト(プレーン)、豆乳、ホエイ バター、ヨーグルト(加糖) チーズ、加工牛乳、アイスクリーム
甘味料 蜂蜜、メープルシロップ 白砂糖、てんさい糖 人工甘味料、ジャム
オイル コーン油、キャノーラ油、ヒマワリ油、紅花油、グレープシード油、マーガリン    
調味料 キャノーラ油 ケチャップ、マヨネーズ、マスタード、ナツメグ しょうゆ
飲み物 紅茶、日本酒 コーヒー、加工フルーツジュース、ワイン ビール、ココア、ソフトドリンク

 

この一覧表は、いろいろな書物や国内外のWebサイトなどを参考にまとめた。

その際感じたのは、統一の見解がないことである。

あるところでは酸性食品に分類されているものが、よそではアルカリ性食品だったりする。

その逆も(お酢など海外では強い酸性食品とされている)。

試料(検査に用いた食品)によって、成分に差がある可能性がある。

農作物などは土壌の状態や栽培環境によって、酸度やアルカリ度が変わるからだ。

まあだいたいの目安がわかればいい。

あまり神経質になる必要もないだろう。

自然のままの食べ物も、精白したり加工したりすると代謝後の酸性度は増す。

自然療法の世界では、人間や食べ物の摂り方を「陰陽」のバランスで判断する。

酸性食品とアルカリ性食品をそれと照らし合わせてみると、ちょっと興味深いことがみえてくる。

酸性食品には、身体を陰か陽のどっちか極端に傾けるものが多いのだ。

反対にアルカリ性食品は、中庸(陰陽の中間)のバランスを整えてくれる食品が多い。

そして、自然療法家たちはそういう中庸のものをすすめている。

日本の栄養学では、食品の分類方法(成分や栄養素、生産方法などによる分類がある)のひとつとして、酸性食品とアルカリ食品による分類を行なっている。

食品表示に記載されることもある。

しかし、この区分とわたしたちの健康(あるいは病気)との関連性ついては現在、科学的根拠がないとしている。

ただし、この意見にも明確な科学的根拠はない。

 

コメント
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