百菜健美☆こんぶ家族ラボ

おいしい
と感じることは生きる喜びに
そして笑顔になります。
舌で味わい、
目は閉じていても
耳は心で。

うさぎ家のホームページ

2012-03-27 | Weblog

 

久しぶりにホームページを更新しました。

 

ようこそ美饗庵 うさぎ家へ

http://kyoutousagiya.jimdo.com/

「美饗庵?」と聞かれると、私は「基本はなんでも屋です」と答えます。

おいしい料理を召し上がっていただきたいという点では違いがありません。

しかし、少し違うところは、料理屋・美饗庵にとって料理は、

一部であって全てではありません。

店の佇まい、しつらえや風情、おかみのもてなしなどが、

複合的に楽しめる場所が料理屋・美饗庵で、

私は「大人のアミューズメントパーク」だと思っています。

 

料理屋というところは、どうも敷居が高い所のように思われがちですが、

決してそうではありません。

京都では普通の人が、日常と少し違う空間で、

ちょっとした贅沢を楽しむ時に利用する場所です。

 

日本料理を楽しんでもらいたい。

京都のスローフード、日用雑貨そして美饗庵の良さをもっと味わっていただきたい。

そんな場所としての「うさぎ家」を、これからも多くの方々に、

お気楽にご利用いただければと願っています。

 

私どもではお客様に心を寄り添わせ、

最高のおもてなしでお迎えすることを常に心がけております。

  

ご来店いただく目的はお客様により様々でございます。

慶事、仏事、御接待、御家族でのお集まり等、それぞれの目的にあわせ、

お客様にとって最上の場をご用意致したいと願っております。

 

お祝い事にはおめでたい演出を、ご法事などには落ち着いたしつらえで、

また、ご商談には御接待される側様への精一杯の心づくしで、

私、おかみともに務めさせていただきます。

 

私どもは、美味しいお料理をお楽しみいただくことはもちろん、

それぞれのお客様の大切な日を精一杯演出させていただき、

良いひとときを過ごせたと感じていただくことこそが喜び、と考えております。

ご予約時には、どうぞ何なりとご要望をお聞かせくださいませ。

 

春夏秋冬という季節の移ろいの中、

自然は私たちにこの上ない恵みをもたらしてくれます。

お料理の素材はすべて自然からいただくもの。

私どもでは謙虚な気持ちでひと皿に命を盛り込みます。

 

また、私どもはお客様に四季の巡りをお楽しみいただけるよう、

器、 お花に至り支度を整えております。

皆さま方の身近な存在であると同時に、

玄関をくぐっていただいた時からいつもよりほんの少しだけ背筋がのびるような、

そんな特別な空間でもありたい。そう私どもは願っております。

 

 醍醐の山は、いにしえより花を愛で、月を愛でる遊興の地でした。

美饗庵では今もなお、風雅風流の習いを伝えて、美しい都の宴を饗します。

料理屋という和の空間に漂います京都の季節に生かされてのこその京料理と、

美酒と美風のもとで、ごゆるりと。


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塩麹のファン

2012-03-21 | Weblog

 

もしかしたら化学調味料依存症の救世主になる可能性があるかもしれません。

塩麹は天然アミノ酸たっぷりです。

舌が旨みを知っていしまうと、その旨みが記憶されてこの味がないと美味しい、

と感じなくなる。

化学調味料は簡単&お手軽&強烈な旨み。

多く使うと舌が鈍感になり、味覚が破壊される。

五感のひとつの味覚が破壊されたら、第六感の利かない人間に・・・。

危険を咄嗟に回避することも出来なくなります。

チャイニーズシンドロームはもはや日本人の現代病。

でもチャイニーズだけではなく、韓国料理も、イタリア料理にもたっぷり入っていますから、

いや、日本料理にもたくさん入っています、高麗橋吉兆の亡き、湯木貞一氏の料理は

仕上げの最後は化学調味料でした。ただし、ほんの少量。

『チャイニーズ・シンドローム』と言う表現も中華料理に失礼ですが。

 

 

 


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願い事はプロの料理人

2012-03-06 | Weblog




昨今、情報系のTV番組のコーナーで

「こうすればプロの味が簡単に作れる」とか

「自宅で簡単にプロの味を」とかの内容が目につきます。

これはどうなんでしょう?

「プロの味」って決して簡単には作れないものだと思います。

だからこそ“プロ”なのではないでしょうか?
 
そして、その味を作り出すのが「プロの技術」です。

「簡単に」といわれると困ってしまいます。

「簡単」ではないからこそそれが商品になるのです。

プロの作り出す風味は
手間とそれに伴う技術があってこそ生まれるものです。

そして、そういう料理を食した人に「喜び」を与えるのだと思います。

ここにプロの料理人という仕事の本来の意義があるのではないでしょうか。




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念願叶って 夕日が朝日に変わった

2012-03-02 | Weblog
 
夕日が朝日に変わるとき
 
季節が大きく変わる頃、
いつのことだったかは覚えていない夕暮れの出来事。
私は海と空が真っ赤に燃える夕焼けを見つけた、どこかの海辺で。

その時、太平洋と山々が入り乱れる曲がりくねった道を
私は車で走っていた。
突然、山々の切れ間に見たこともないほどの真っ赤な夕日が現れた。
こんな夕日に出会った時はきっと誰だって追いかけるに違いない、
と咄嗟にアクセルを踏んだ。

運良く対向車はなく、この道は私一人だけのものとなった。
急に広い浜辺に出て車から降り、その素晴らしい太陽の沈む瞬間を見た。
私の追いかけた太陽はますますスピードを増して、そして沈んだ。

ところが、姿をすっかり沈めたその瞬間、
なんとこんな事が起こるのだろうか、、、。
その沈んだ場所から、今度は太陽ったら朝日になって私の目の前から
昇ってきたではないか!
なんという光景、私の体は動かない。

清清しい白い姿に身を変えて、夕日は朝日になって生まれた。
朝日はいつもの早い速度で、いつものようにぐんぐん天に昇って、
気がついたら私の頭の上まで来た。

誰かが言った言葉を思い出して、
私は両手を大きく広げて太陽の方へ差し出した。

太陽はあなたに無限の活力を与えてくれる。
誰が教えてくれたのだろう、きっとこの日のためだったのだろうか。

不思議な事はもっと起こる。
その太陽は真っ白なエネルギー体になって、急速に縮みだした。
そして、こともあろうに私の方を目がけてシュルシュルと落下した。

私は落ちた場所に走った。
誰かが私に言った。
「触ったらやけどするよ!」

手に取った時、太陽は丁度サッカーボール位の大きさになっていた。
もう、熱くはなかった。
私はその真っ白いボールになった太陽を思いっきり足で蹴った。
熱いと教えてくれた爽やかな少年に向かって。
 
いつだったろうか、はるか幼いときの記憶だとすると運転はできないし、
もっと数十年前のことだったろうか。
 
「叶兎・かなう」を作ろうと思ったのは、こんなことがあった記憶が蘇ったのかも知れない。
今は嫁の病気の回復を願うばかりです。
 

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