百菜健美☆こんぶ家族ラボ

おいしい
と感じることは生きる喜びに
そして笑顔になります。
舌で味わい、
目は閉じていても
耳は心で。

石焼ラーメンは鍋?

2008-12-13 | Weblog





例えば、すきやきをするとして、


味はともかく肉がえらい少なく野菜ばっかりで、


これをもって奢る側から、どや・・と


言われても返事に困るでしょう。


河豚 てっちり しかり


猪鍋 蟹すき かにすき 等など、


やはり肝心の「身 もの」が少ないと合点がいきませんね。


牛のモツでもやはりそうです、


一般的に、大阪 鶴橋とかそういったところで良くあるメニューで


(モツ鍋)がありますが、


料金的に(ナイスプライス)にしているため100パーセントは満足できません。


そこで選んだ野菜と好みのモツで、


好みの味で煮たところ・・これが旨い。


当たり前、しかし、ここで、


旨いのどうだ といったことでつまらない。


要は、肝心の「身 もの」の味がすべて野菜に吸収されてしまっては、


この鍋としては問題にならない。


元来そういったものは、


それほど「だし」の出るものではなく、


補助味の役にはならないものです。


だから、その(もの)の味を食おうとすれば、


相当脂身のついたもの(肉)を豊富に使うべきです。


鍋の中に野菜が(身)より多いようでは、


だしはまず利かない。


また味が利くほど煮れば、


全てボロボロになってしまい「もの」の面目はなくなります。


ところで石焼ラーメンの野菜と身のバランスはどうだろう?


考えるに、身とスープの旨さは野菜を加える事により


より一層コクをまし、麺に絡まりつつ鍋のこげた風味と共に


鼻腔をくすぐり、昇華して満点の味になると思います。



自画自賛(笑)




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石焼ラーメンの原点 カッチュッコ

2008-12-10 | Weblog

今日は原点回帰、復習です。



イタリアの魚介スープ:カッチュッコ



イタリアはトスカーナ州・リボルノの料理、

魚介がたっくさん入ったカッチュッコというスープです。

昔、リボルノの猟師達が、

売り物にならない形の悪い魚や小さな魚介で作ったものだそうです。

魚介の種類としては、イカ、あさり、ムール貝、

そして海老を使います。

ほかに、ホタテ、スズキやメバルなどの白身魚を揚げてから入れます。


海老は、いつも殻を剥いて背わたを取るのですが、

このスープのときは、背から包丁を入れて開き、殻ごと使います。


イカは丸ごと1匹さばいて、目や内臓を取り除き、

胴は筒切り、それ以外はみじん切り。

また、ムール貝はミラクルスポンジでしっかり汚れを落として、

海草のようなヒゲを取り除き、あさりと一緒に一応砂抜き。

唐辛子とニンニクをオリーブ油で炒め、

そこにイカ・海老を入れて、肝を加えて

(イタリアンでは本来入れません)

炒めます。

そして焼酎(本来は白ワイン。でも、肝が入っているので焼酎)。

あさり・ムール貝を投入し、

つぶしたホールトマトを缶汁ごと、


そしてフュメ・ド・ポワソンを加え、

ぐつぐつ。


貝の口が開くまで蓋をしてぐつぐつ。

胡椒してディルをのせて、できあがり!

イカの肝炒めつくるときも、塩は一切いれないのですが、

今回も塩まったくなしで、しっかり濃厚な味が出ていました。


このでっかい鍋、カッチュッコ、一晩ですべて空っぽ。


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石焼ラーメン屋の十二月 「ラーメン懐石」メニュー

2008-12-02 | Weblog
十二月の「ラーメン懐石」  
               お一人様3000円
              
(お二人様より承ります)




初秋の小鉢


尾鷲の潮の香り椀


尾鷲直送お造り盛り合わせ


さわらの磯部揚げ


合鴨の難波焼き


尾鷲の地魚 ラーメン土鍋




 
☆天候により
尾鷲からの地魚が入荷しないことがあります☆



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