例えば、すきやきをするとして、
味はともかく肉がえらい少なく野菜ばっかりで、
これをもって奢る側から、どや・・と
言われても返事に困るでしょう。
河豚 てっちり しかり
猪鍋 蟹すき かにすき 等など、
やはり肝心の「身 もの」が少ないと合点がいきませんね。
牛のモツでもやはりそうです、
一般的に、大阪 鶴橋とかそういったところで良くあるメニューで
(モツ鍋)がありますが、
料金的に(ナイスプライス)にしているため100パーセントは満足できません。
そこで選んだ野菜と好みのモツで、
好みの味で煮たところ・・これが旨い。
当たり前、しかし、ここで、
旨いのどうだ といったことでつまらない。
要は、肝心の「身 もの」の味がすべて野菜に吸収されてしまっては、
この鍋としては問題にならない。
元来そういったものは、
それほど「だし」の出るものではなく、
補助味の役にはならないものです。
だから、その(もの)の味を食おうとすれば、
相当脂身のついたもの(肉)を豊富に使うべきです。
鍋の中に野菜が(身)より多いようでは、
だしはまず利かない。
また味が利くほど煮れば、
全てボロボロになってしまい「もの」の面目はなくなります。
ところで石焼ラーメンの野菜と身のバランスはどうだろう?
考えるに、身とスープの旨さは野菜を加える事により
より一層コクをまし、麺に絡まりつつ鍋のこげた風味と共に
鼻腔をくすぐり、昇華して満点の味になると思います。
自画自賛(笑)
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