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ウマさんの気ままな行動日記(その2)

ウォーキング、ハイキング、釣り、ドライブ、100名城巡りなどをレポートします。

天気も眺望も言うことなし! 熊の山ハイキング

2013年05月03日 | ウマさんの「健康ウォーキングの会」
2013年5月3日(金)


毎週金曜日、主に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が主催する、
平成25年度第5回(2013年第17回)、「熊の山」ハイキングに参加した。

この日のコースは、水郡線下小川駅を起点・終点とする「熊の山」ハイキングである。
祝日のため、「ときわ路パス」(一般2,000円)を利用することにした。
荒川沖~下小川は片道1,890円、往復3,780であるが、大人の休日倶楽部会員ということで、1,500円となる。
これは助かる。

荒川沖駅で6時8分発の勝田行き電車を待つ。


水戸で7時27分発の水郡線に乗り換える。
この一つ後の電車は、2時間後の9時22分のため、荒川沖を6時8分に出発したのである。


まだ7時台のためか、水郡線車内は空いていた。


この日のコースでも話し合っているのかな?


8時30分、下小川駅に到着。
我々以外に下小川駅で降りる人は誰もいなかった。


ケヤキらしき板に書かれた右からの駅名と旧漢字「驛」からはレトロな雰囲気が伝わってくる。


この日の参加者は、下小川駅に車で直行した3名と併せ、合計で20名になった。
「まゆみの会」の会員1名が特別参加だ。


いつものように会長の掛け声で、準備運動だ。
『大きく背伸びをして~っ』


『今日は、空が眩しいねぇ』
青く澄み切った空を見上げるのは実に気持ちが良い。
空気が美味しく感じられる。


準備運動も終わり、8時43分、出発!
この分では熊の山にはかなり早く着きそうだ。


この日の先導役は、当会で熊の山を唯一経験している、Mさんが務めることに。
5年ほど前に登ったことがあるというので、お願いした。


下小川駅から5分ほど進むと、久慈川に架かる平山橋が見えて来た。


四万十川の沈下橋を思い起こさせる。


緩やかな流れの久慈川の上流側を望む。


『魚がいるよっ』


久慈川を渡り、振り返って見たところ。
軟らかな新緑に覆われた盛金富士(340.7m)が美しい。


国道118号を渡る。


国道を渡るといきなり坂道を上ることになる。
『けっこうきついわねぇ』


『ツツジがきれいねっ』
よく手入れされた庭の植木と真っ赤なツツジが彩りを添える。


国道118号から約10分、急な坂道を上りきったところで、いったん呼吸を整える。
『いきなり坂道なんで疲れちゃったわ』


呼吸が整い、数分進むと、道が分岐していた。
『熊野山への古道かぁ これが本当の「熊野古道」だねっ』


標識の先の民家の前を通り少し進むと、舗装がなくなり緩やかな勾配の山道になった。
木漏れ日の中を進む。


回りの淡い緑が清々しい。


『緑の中を歩くのは気持ちが良いねぇ』


『急坂に備えてここで休憩しまぁす』
先導役のMさん、リードは抜群だ。


この先、やや急な登りになるようだ。


思い思いに水分を補給して・・・


熊野山を目指す。


『これはけっこうきついねぇ』


『もうすぐ頂上かな???』


急な上りを登ること10分、平な場所に出た。
『なかなか良い眺めだよっ』


「見晴台」と思われる。
木々の間から、盛金富士方面が垣間見える。


見晴台を過ぎると、今度はアップダウンが交互に続く。


これはウスミズザクラ(上溝桜)とのこと。
和名は、古代の亀卜(亀甲占い)で溝を彫った板(波波迦)に使われた事に由来する。(Wikipedia)


杉木立の中を進む。
尾根を吹き抜ける風が気持ち良い。


下りは滑り易くなっており、何かに捕まらないと危険だ。


少し下ったと思ったら次は上りだ。
上り下りを何度か繰り返す。


『一呼吸おきましょう!』


下小川橋ルートとの合流点。


熊野山までもう少しだ。


きれいな杉林の中を進む。


熊野神社の鳥居


鳥居の先の急階段を登る。
『これって厳しいよねっ』


階段はかなりきつく息が上がる。


どうやら頂上のようだ。
最後の階段を上ると・・・


10時7分、熊野神社に到着した。
下小川駅から1時間20分が経っていた。


『石段の数は全部で215段あったよ』
石段の数を数えるとは、未だ余裕がある証拠?


熊野山頂上(310.6m)


熊野山からの眺望は素晴らしい。


『ここからの見晴しは最高だねっ』


動画でみたところ。


手前が濃く、遠くになるほど薄くなる。まるで絵でも見ているようだ。
うっすらと見えるのは筑波山系だ。


水郡線の西金駅が見える。


まだ10時を少し回ったばかりだが、『弁当にしよう!』


『天気は良いし、眺望も良いし、最高だねっ』


弁当も済み、後は下るだけである。
10時45分、下山開始だ!


鳥か小動物(ムササビorモモンガ)の巣があるのだろうか?


『石段の幅が狭いから気を付けてぇ』


熊野神社の鳥居に別れを告げ、


杉林を進む。


マムシ草


平山橋ルートからの合流点を過ぎ、下小川橋ルートを下る。


道端にはあちこちにツツジが咲いていて、心が和む。


下り(1)


下り(2)


下り(3)


いきなり墓地が現れた。
『下小川橋はもう直ぐだね』


国道118号線の「そば道場」の看板が見える。
『あぁここに出たのかぁ』
袋田方面へ行く時に見掛ける看板である。


国道118号線だ。
車で走る際には赤い橋とは気づかない。


国道118号線の鉄橋の下を通って急坂を下る。


皆さん、見上げてるものは???


『絵になるねぇ』


下小川橋を渡る。


下小川橋から上流を望む。
青い鉄橋は水郡線だ。
これでSLでも走ってくれれば言うことなしなのだが・・・


下小川橋を渡るとコンビニらしき店があった。
『帰りに立寄ることにしよう』


水郡線の鉄橋をくぐり、


国神橋を渡ると・・・


国神神社があった。
『また、急な階段だわねぇ』
『上るの止めとこうかしら』などど言いつつも・・・


ここで、参拝しないで引き返す訳にはいかない。


全員がこの日の無事安全を報告して国神神社に参拝だ!


さあ、これで駅に向かえる、と思ったら、まだ先があった。
奥の院?


一段と急な階段を上る。


階段の上はとても狭く、一度に全員は上れないので、交代で上ることに。
金箔が塗られた神々しい拝殿である。


参拝も終わり、久隆川に架かる国神橋を渡り、後は下小川駅へ向かうだけである。


冷たい飲み物でもと思い途中で見つけたコンビニに立寄ったが、ここには置いてないとのこと。
『え~っ』
がっくりしていると、30mほど離れたところの酒屋を案内され、何とか目的の品を手にいれることが出来た。


水郡線の線路を渡り、


のどかな道を10分ほど行くと、左手に下小川駅が見えて来た。


11時55分、下小川駅に到着。
しかし、電車は12時53分までないのだ。
ここは待つしかない。


先に到着した女性陣は駅ホームのベンチで既に休憩モードに入っている。
会長の英断で、整理体操は省略、ということに。


『いやぁ歩いた後の一杯は美味いねっ!』 
大満足の顔の会長。
整理体操よりも疲れた身体に効く、ということのようである。


線路を渡り、隣のホームで電車を待つ。


ホームから盛金富士(340.7m)が見える。
『次は盛金富士にも登ってみたいねぇ』


山の中腹に真っ白な花が咲いているのが見えた。
藤の花だと教えて貰い、望遠で撮ったが、真っ白な藤の花は珍しい。
(ちょっと遠すぎてピントが合っていないのはお許し願いたい)


ようやく電車が来た。電車は空いていた。
『今日は、大変お疲れ様でしたぁ』


山と渓谷社の「茨城県の山」で紹介されていた「熊の山」は、標高310mと奥久慈では最も低い山である。
実際に登ってみて、適度にアップダウンの変化があり、十分に山歩きを楽しめた。

山頂からの見晴しは抜群で言うことなし。
この360度の眺望はそうはお目にかかれるものではないだろう。
皆さんからも、『また来たいね』の声が多く聞かれた。
この日の先導役を務めたMさんも、『秋も素晴らしい紅葉が見ることができるよ』とのこと。
来年度のスケジュールに入れることを役員会に諮りたい。


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