2019年3月22日(金)
毎週金曜日、主に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が主催する、
平成30年度第39回(2019年第11回)、「虹の塔から歩崎観音へ」ウォーキングに参加した。
第一集合場所の乙戸沼公園に集まった3名は定刻の9時ちょうどに乙戸沼公園を出発し、
9時45分、この日のスタート地点となる道の駅「たまつくり」に到着した。
正面に見えるのは霞ヶ浦ふれあいランドのシンボルタワー「虹の塔」だ。
直行した人7名、もう一つの第一集合場所土浦ピアタウンからは7名が集まっていた。
結果、この日の参加者は17名となった。
地元にしてはやや少ない人数である。
各自思い思いにストレッチで身体をほぐした後、10時9分、歩崎観音を目指して出発!
『帰りに土産物でも買って帰ろうかなっ』
観光物産館の横を抜けると、霞ヶ浦畔に出た。
『今日は波も穏やかだねっ』
左に曲がって湖畔を進む。
国道354号が走る霞ヶ浦大橋だ。
緩やかな坂道を少し下って行くと、
国道354号下を潜るトンネルがある。
トンネルを潜り抜けると、
歩道のある霞ヶ浦大橋の反対側に出た。
『随分長い橋なんだね~っ』
(橋の長さは約1.1Km)
虹の塔を後にして、
10時15分、霞ヶ浦大橋の渡り始め開始だ。
『風も穏やかで気持ちが良いわね~っ』
この日の行方市の予想最高気温は21°となっている。
筑波山が霞んで見える。
大体いつもこんな感じではあるが・・・
霞ヶ浦大橋は国道354号線の幹線道路でもあるため、大型車両の通行量が多い。
ひっきりなしに直ぐ横を大型車両が走り抜ける。
快調に先頭を進むTKさん。
10時22分、行方市とかすみがうら市の中間点を通過。
『今日も暑くなりそうだわねっ』
10時28分、霞ヶ浦大橋を渡り終え、左の湖岸の方へ曲がろうとしたところ、
誘導員が、湖岸の一部が工事中のため迂回して欲しい、とのこと。
歩行者・自転車用の迂回路(青色)は、いったん道路を横断して、下のトンネルを潜る必要があるが、
この先を左折する自動車・農耕車用の迂回路(緑色)を利用すれば再び湖岸に出られる、とのこと。
自動車・農耕車用の迂回路(緑色)を利用することにした。
国道354号に沿った側道を進み、
左に折れて自動車・農耕車用の迂回路へ。
周りが田んぼの迂回路を進む。
右折すると、前方に湖岸へ出る目印となる「丸大食品冷蔵」の建物が見えて来た。
左折すれば「丸大食品冷蔵」を経て湖岸へ出られるが、当初の予定ではここを右折して
東福寺から鹿島社を経由して歩崎観音へのルートになっているので、右折することに。
左の湖岸への道は歩崎からの帰りの時に通ることにした。
先ずは東福寺を目指すことにして、湖岸とは逆の方向へ。
『格好良い松の木だねっ』
『この辺は大きな家が多いんだね~っ』
『最初はお寺かと思ったわっ』
各家には、大木も多く見られる。
『こんな大木に囲まれた家ばかりなんだぁ』
東福寺を目指して何度か道を曲がって進む。
『こうやって周りの景色を眺めながら歩くのって楽しいねっ』
『あら~っ 素敵だね~っ!』
『つばきが真っ赤だよっ』
『もうちょっと早ければ良かったかなっ』
『こぶしの花も満開だよねっ』
周りの大きな家や庭の花などに見惚れているうちに、東福寺への方角を見誤ってしまった。
『これって 鹿島社じゃないのっ?』
そうこうしているうちに、次の目的地である田伏鹿島神社の裏に着いてしまった。
10時52分、田伏鹿島神社の裏に到着した。
『さすが鹿島神社、立派な本殿だなぁ』
『まぁ 東福寺は通過点の一つだったということで、これで良しとしましょうっ!』
田伏鹿島神社に参拝!
社殿には市指定文化財の算額一面が奉納されている、とある。
縦52Cm、横91Cm
算額は、和算家が解決した算問の解き方を額に描いて、神社仏閣に奉納したものです。
この算額は、文久元年(1861)に太白流和算の小松崎周助と高橋半助の二名によって奉納されています。
県内の算額はほとんど関流のもので、太白流は貴重な資料です。
(かすみがうら市教育委員会)
参拝を済ませ、境内で一息入れる。
恒例のお茶タイムだ。
『どうもご馳走さんっ』
一息入れた後、社殿正面の鳥居を潜って田伏鹿島神社を後にする。
次の目的地歩崎観音を目指す。
『けっこう暑くなって来たねぇ』
『もう上着は着てられないわよねっ』
かすみがうらマラソン23Km地点を通過
『ここを走るんだっ』
『23Kmって中間点を少し過ぎた辺りになるんだねっ』
今年のかすみがうらマラソンは、4月14日(日)に開催されることになっている。
かすみがうらウォーキングも同じ日である。
当会からも何名かが参加する、とのこと。
右手の一段高いところに大きな建物が。
かすみがうら市 農村環境改善センターだ。
後で調べてみると、
スポーツクラブチーム等の合宿にも最適、会議や研修などにも利用下さい、とある。
食事なしの宿泊も可能である。
同センターの少し先に歩崎観音東参道の標識が。
標識手前の石段を上る。
『これが参道なんだねっ』
『意外ときつい上りだよねっ』
石段を上った先に仁王門が構えていた。
仁王像(阿像)
11時24分、仁王門を潜った先の歩崎観音の本堂に到着。
真言宗の寺院で、山号は歩崎山、正式には宝性院歩崎山長禅寺と云う。
文明七年(1475)の開山と伝えられる。
本尊は十一面観音像で、安産および水上の安全に古くより信仰が厚い、とのこと。
この観音像は、一説に一本の大木で三体の観音像を刻んだが、
根本の材料で作られたものは下津村加茂の南円寺に、
中ほどの材料で作られたものがここ歩崎に、
先の方で刻まれたものは崎浜の寺に納められ、
いずれも茨城の三観音として国宝級のものであると云われる。
(Wikipedia)
残念ながら扉は閉まっていて、観音像を拝顔することはできなかった。
突然、鐘の音が境内に鳴り響いた。
急いで鐘の鳴る方へ行ってみると、鐘を撞いたのはやはりMさんだった。
ここしばらくMさんが鐘を撞く瞬間は撮っていなかったので、すっかり油断していた。
この次はMさんが鐘を撞く瞬間を撮りたいものである。
歩崎観音を後にして、名勝歩崎へ向かった。
県指定文化財 名勝 歩崎
歩崎は、霞ヶ浦の土浦入り、三叉沖、高浜入りを一望出来る位置にある。
展望台からは左に行方台地や天王崎を、正面はるかに鹿島の森や鹿島臨海工業地帯を
右に浮島や稲敷台地を望み、その景観は県指定第一号の名勝地に相応しい。
この地は昭和25年茨城県百景に選定され、昭和34年水郷筑波国定公園の一部に指定された。
(以下略)
11時32分、名勝歩崎(あゆみざき)展望台に到着
『いやぁ 素晴らしい眺めだねぇ』
『浮島はこっちの方だよねっ』
霞ヶ浦を望む。
浮島は正面やや右よりになる。
11時35分、歩崎展望台を後にして、歩崎公園を目指す。
急な石段を恐る恐る下る。
『歳のせいか急勾配過ぎて怖いんだよねっ』
急な石段を下り、
霞ヶ浦の湖岸を歩崎公園へ。
『やっぱり湖岸を歩くのは気持ちが良いわよねっ』
11時42分、かすみがうら市水族館前に到着。
この日の折り返し地点である。
昼にはちょっと早いが、この辺りで弁当にしよう。
めいめい弁当に適した場所を求めて散って行った。
弁当タイム(1)
弁当タイム(2)
こちらは弁当も終わったようだ。
出発まで少し時間があるので、水族館前を散策してみよう。
水族館前にはアクアラビリンスの噴水のほか、
帆引き船発祥の地碑や
噴水のある池には、
『いやぁ 凄い数の鯉だねぇ』
鯉がいっぱい、しかもでかい。
池畔には女性の裸像”あゆみ”なども建てられている。
公園の散歩はこの程度にして、そろそろゴールへ向かおう。
戻りは湖岸を歩くことにしよう。
12時33分、湖岸へ出て、
アンツーカーの歩道を進む。
右側は車道になっている。
左手に歩崎の展望台が見える。
『けっこう高い場所だったんだねっ』
西浦中岸 21Km地点を通過
歩道はアンツーカーから普通のアスファルトになった。
前方にゴールの虹の塔が見える。
湖岸には護岸用のテトラポッドが整然と並べられている。
いつの間にか歩道がなくなった。
たまに走って来る車には注意が必要だ。
のんびりと釣り糸を垂れる太公望の姿も。
西浦中岸 22.5Km地点を通過すると、左手に民家が現れた。
その中に「小沼(おぬま)水産」という工場があった。
TS子さんによると、「小沼水産」は佃煮の工場だが、小売りもやってくれるらしい。
1パックの量が多くて安いのだそうだ。
帰りに立寄る予定だと言う。
それならば、せっかくだから立ち寄って行こうということに。
工場の中を進み、小売部へ。
小売部で注文用紙に商品名と個数を書き込む。
商品は全部で30種類、全ての商品が1パック500円(税別)とのこと。
自分も”ピリ辛昆布”を1パック注文した。
しばらく待っていると、従業員が奥の方から注文した商品を持って来た。
5個のパックを袋に詰め込んでいるTS子さん。
『帰りに立寄らなくて済んで助かったわっ』
めいめい佃煮の入った袋をリュックにまたは手にぶら下げて「小沼水産」を後にした。
迂回路の目印となった「丸大食品冷蔵」を右手に見ながら、
朝方通った迂回路へ。
途中で道を間違ったため、数人(自分もその一人)が田んぼの畦を通ることに。
国道に出るには幅1mほどの溝を跳び越えなければならない。
『よいしょっと』 見事なジャンプだ。
国道354号の側道を通り、霞ヶ浦大橋の裾へ。
工事中の道を通った人もいれば、国道下のトンネルを抜けて来た人も。
13時32分、何とか全員が霞ヶ浦大橋の裾に集結することが出来た。
『後はゴールを目指すだけだねっ』
午後から風が強くなるとの予報ではあったが・・・
『追い風になると思ってたんだけどねぇ』
予想に反して、ほぼ正面から強い風が吹いて来る。
手でしっかりと押さえておかないと帽子が飛ばされてしまう。
ここはしばらくは我慢して歩くしかない。
13時40分、かすみがうら市から行方市に入った。
『あと半分だねっ』
前方に道の駅「たまつくり」の観光物産館や虹の塔がはっきりと見えて来た。
13時47分、強風のなか霞ヶ浦大橋を渡り終えることが出来た。
『大変だったわね~っ』
再び国道354号の道路下へ。
トンネル内には行方市の文化遺産や湖岸風景が描かれている。
平成15年に玉造町や玉造中、道路公社などの協力で絵画が描かれたが、落書きなどがあり、
平成28年11月末に玉造小中学生や地域共同により、再生を完了させた、とのこと。
『上手に描けてるよねっ』 再生された壁画を鑑賞しながら、
トンネルを抜けて道の駅「たまつくり」へ。
13時51分、ゴールの道の駅「たまつくり」駐車場に到着
『やっと着いた~っ』 『最後は風がきつかったよね~っ』
この日は整理体操も各自で行って、
『皆さん、今日は大変お疲れさまでしたぁ』
「小沼水産」で佃煮を買ったことにより、観光物産館へ行った人はほとんどいなかったが、
佃煮以外の土産物を求めて行った人も何名かいたようだ。
この日のコ-スは過去に何度か歩いているが、虹の塔から歩崎観音方面へ歩いたのは
今回が初めてである。
これまでは、歩崎公園あるいは富士見塚公園をスタートして、道の駅「たまつくり」で
土産物を買って折り返していた。
その場合、帰りのリュックが土産物で重くなるため、帰りに大変な思いをしていた。
今回は、ゴールした後に道の駅「たまつくり」で買い物をすれば、リュックの重さから
解放されると考え、虹の塔をスタートとした次第。
しかし、この日は帰りの途中の佃煮工場で土産物を買ったこともあり、道の駅「たまつくり」で
買い物をする人は殆どいなかった、という結果になった。
次に機会があれば、また今回と同じコースを歩いてみようと思う。
そのときは、道を迷わずに東福寺へも立寄ることにしたい。
この日の万歩計は、16,000歩を少し超えていた。
”ウマさんの「健康ウォーキングの会」の目次”へ戻る。
毎週金曜日、主に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が主催する、
平成30年度第39回(2019年第11回)、「虹の塔から歩崎観音へ」ウォーキングに参加した。
第一集合場所の乙戸沼公園に集まった3名は定刻の9時ちょうどに乙戸沼公園を出発し、
9時45分、この日のスタート地点となる道の駅「たまつくり」に到着した。
正面に見えるのは霞ヶ浦ふれあいランドのシンボルタワー「虹の塔」だ。
直行した人7名、もう一つの第一集合場所土浦ピアタウンからは7名が集まっていた。
結果、この日の参加者は17名となった。
地元にしてはやや少ない人数である。
各自思い思いにストレッチで身体をほぐした後、10時9分、歩崎観音を目指して出発!
『帰りに土産物でも買って帰ろうかなっ』
観光物産館の横を抜けると、霞ヶ浦畔に出た。
『今日は波も穏やかだねっ』
左に曲がって湖畔を進む。
国道354号が走る霞ヶ浦大橋だ。
緩やかな坂道を少し下って行くと、
国道354号下を潜るトンネルがある。
トンネルを潜り抜けると、
歩道のある霞ヶ浦大橋の反対側に出た。
『随分長い橋なんだね~っ』
(橋の長さは約1.1Km)
虹の塔を後にして、
10時15分、霞ヶ浦大橋の渡り始め開始だ。
『風も穏やかで気持ちが良いわね~っ』
この日の行方市の予想最高気温は21°となっている。
筑波山が霞んで見える。
大体いつもこんな感じではあるが・・・
霞ヶ浦大橋は国道354号線の幹線道路でもあるため、大型車両の通行量が多い。
ひっきりなしに直ぐ横を大型車両が走り抜ける。
快調に先頭を進むTKさん。
10時22分、行方市とかすみがうら市の中間点を通過。
『今日も暑くなりそうだわねっ』
10時28分、霞ヶ浦大橋を渡り終え、左の湖岸の方へ曲がろうとしたところ、
誘導員が、湖岸の一部が工事中のため迂回して欲しい、とのこと。
歩行者・自転車用の迂回路(青色)は、いったん道路を横断して、下のトンネルを潜る必要があるが、
この先を左折する自動車・農耕車用の迂回路(緑色)を利用すれば再び湖岸に出られる、とのこと。
自動車・農耕車用の迂回路(緑色)を利用することにした。
国道354号に沿った側道を進み、
左に折れて自動車・農耕車用の迂回路へ。
周りが田んぼの迂回路を進む。
右折すると、前方に湖岸へ出る目印となる「丸大食品冷蔵」の建物が見えて来た。
左折すれば「丸大食品冷蔵」を経て湖岸へ出られるが、当初の予定ではここを右折して
東福寺から鹿島社を経由して歩崎観音へのルートになっているので、右折することに。
左の湖岸への道は歩崎からの帰りの時に通ることにした。
先ずは東福寺を目指すことにして、湖岸とは逆の方向へ。
『格好良い松の木だねっ』
『この辺は大きな家が多いんだね~っ』
『最初はお寺かと思ったわっ』
各家には、大木も多く見られる。
『こんな大木に囲まれた家ばかりなんだぁ』
東福寺を目指して何度か道を曲がって進む。
『こうやって周りの景色を眺めながら歩くのって楽しいねっ』
『あら~っ 素敵だね~っ!』
『つばきが真っ赤だよっ』
『もうちょっと早ければ良かったかなっ』
『こぶしの花も満開だよねっ』
周りの大きな家や庭の花などに見惚れているうちに、東福寺への方角を見誤ってしまった。
『これって 鹿島社じゃないのっ?』
そうこうしているうちに、次の目的地である田伏鹿島神社の裏に着いてしまった。
10時52分、田伏鹿島神社の裏に到着した。
『さすが鹿島神社、立派な本殿だなぁ』
『まぁ 東福寺は通過点の一つだったということで、これで良しとしましょうっ!』
田伏鹿島神社に参拝!
社殿には市指定文化財の算額一面が奉納されている、とある。
縦52Cm、横91Cm
算額は、和算家が解決した算問の解き方を額に描いて、神社仏閣に奉納したものです。
この算額は、文久元年(1861)に太白流和算の小松崎周助と高橋半助の二名によって奉納されています。
県内の算額はほとんど関流のもので、太白流は貴重な資料です。
(かすみがうら市教育委員会)
参拝を済ませ、境内で一息入れる。
恒例のお茶タイムだ。
『どうもご馳走さんっ』
一息入れた後、社殿正面の鳥居を潜って田伏鹿島神社を後にする。
次の目的地歩崎観音を目指す。
『けっこう暑くなって来たねぇ』
『もう上着は着てられないわよねっ』
かすみがうらマラソン23Km地点を通過
『ここを走るんだっ』
『23Kmって中間点を少し過ぎた辺りになるんだねっ』
今年のかすみがうらマラソンは、4月14日(日)に開催されることになっている。
かすみがうらウォーキングも同じ日である。
当会からも何名かが参加する、とのこと。
右手の一段高いところに大きな建物が。
かすみがうら市 農村環境改善センターだ。
後で調べてみると、
スポーツクラブチーム等の合宿にも最適、会議や研修などにも利用下さい、とある。
食事なしの宿泊も可能である。
同センターの少し先に歩崎観音東参道の標識が。
標識手前の石段を上る。
『これが参道なんだねっ』
『意外ときつい上りだよねっ』
石段を上った先に仁王門が構えていた。
仁王像(阿像)
11時24分、仁王門を潜った先の歩崎観音の本堂に到着。
真言宗の寺院で、山号は歩崎山、正式には宝性院歩崎山長禅寺と云う。
文明七年(1475)の開山と伝えられる。
本尊は十一面観音像で、安産および水上の安全に古くより信仰が厚い、とのこと。
この観音像は、一説に一本の大木で三体の観音像を刻んだが、
根本の材料で作られたものは下津村加茂の南円寺に、
中ほどの材料で作られたものがここ歩崎に、
先の方で刻まれたものは崎浜の寺に納められ、
いずれも茨城の三観音として国宝級のものであると云われる。
(Wikipedia)
残念ながら扉は閉まっていて、観音像を拝顔することはできなかった。
突然、鐘の音が境内に鳴り響いた。
急いで鐘の鳴る方へ行ってみると、鐘を撞いたのはやはりMさんだった。
ここしばらくMさんが鐘を撞く瞬間は撮っていなかったので、すっかり油断していた。
この次はMさんが鐘を撞く瞬間を撮りたいものである。
歩崎観音を後にして、名勝歩崎へ向かった。
県指定文化財 名勝 歩崎
歩崎は、霞ヶ浦の土浦入り、三叉沖、高浜入りを一望出来る位置にある。
展望台からは左に行方台地や天王崎を、正面はるかに鹿島の森や鹿島臨海工業地帯を
右に浮島や稲敷台地を望み、その景観は県指定第一号の名勝地に相応しい。
この地は昭和25年茨城県百景に選定され、昭和34年水郷筑波国定公園の一部に指定された。
(以下略)
11時32分、名勝歩崎(あゆみざき)展望台に到着
『いやぁ 素晴らしい眺めだねぇ』
『浮島はこっちの方だよねっ』
霞ヶ浦を望む。
浮島は正面やや右よりになる。
11時35分、歩崎展望台を後にして、歩崎公園を目指す。
急な石段を恐る恐る下る。
『歳のせいか急勾配過ぎて怖いんだよねっ』
急な石段を下り、
霞ヶ浦の湖岸を歩崎公園へ。
『やっぱり湖岸を歩くのは気持ちが良いわよねっ』
11時42分、かすみがうら市水族館前に到着。
この日の折り返し地点である。
昼にはちょっと早いが、この辺りで弁当にしよう。
めいめい弁当に適した場所を求めて散って行った。
弁当タイム(1)
弁当タイム(2)
こちらは弁当も終わったようだ。
出発まで少し時間があるので、水族館前を散策してみよう。
水族館前にはアクアラビリンスの噴水のほか、
帆引き船発祥の地碑や
噴水のある池には、
『いやぁ 凄い数の鯉だねぇ』
鯉がいっぱい、しかもでかい。
池畔には女性の裸像”あゆみ”なども建てられている。
公園の散歩はこの程度にして、そろそろゴールへ向かおう。
戻りは湖岸を歩くことにしよう。
12時33分、湖岸へ出て、
アンツーカーの歩道を進む。
右側は車道になっている。
左手に歩崎の展望台が見える。
『けっこう高い場所だったんだねっ』
西浦中岸 21Km地点を通過
歩道はアンツーカーから普通のアスファルトになった。
前方にゴールの虹の塔が見える。
湖岸には護岸用のテトラポッドが整然と並べられている。
いつの間にか歩道がなくなった。
たまに走って来る車には注意が必要だ。
のんびりと釣り糸を垂れる太公望の姿も。
西浦中岸 22.5Km地点を通過すると、左手に民家が現れた。
その中に「小沼(おぬま)水産」という工場があった。
TS子さんによると、「小沼水産」は佃煮の工場だが、小売りもやってくれるらしい。
1パックの量が多くて安いのだそうだ。
帰りに立寄る予定だと言う。
それならば、せっかくだから立ち寄って行こうということに。
工場の中を進み、小売部へ。
小売部で注文用紙に商品名と個数を書き込む。
商品は全部で30種類、全ての商品が1パック500円(税別)とのこと。
自分も”ピリ辛昆布”を1パック注文した。
しばらく待っていると、従業員が奥の方から注文した商品を持って来た。
5個のパックを袋に詰め込んでいるTS子さん。
『帰りに立寄らなくて済んで助かったわっ』
めいめい佃煮の入った袋をリュックにまたは手にぶら下げて「小沼水産」を後にした。
迂回路の目印となった「丸大食品冷蔵」を右手に見ながら、
朝方通った迂回路へ。
途中で道を間違ったため、数人(自分もその一人)が田んぼの畦を通ることに。
国道に出るには幅1mほどの溝を跳び越えなければならない。
『よいしょっと』 見事なジャンプだ。
国道354号の側道を通り、霞ヶ浦大橋の裾へ。
工事中の道を通った人もいれば、国道下のトンネルを抜けて来た人も。
13時32分、何とか全員が霞ヶ浦大橋の裾に集結することが出来た。
『後はゴールを目指すだけだねっ』
午後から風が強くなるとの予報ではあったが・・・
『追い風になると思ってたんだけどねぇ』
予想に反して、ほぼ正面から強い風が吹いて来る。
手でしっかりと押さえておかないと帽子が飛ばされてしまう。
ここはしばらくは我慢して歩くしかない。
13時40分、かすみがうら市から行方市に入った。
『あと半分だねっ』
前方に道の駅「たまつくり」の観光物産館や虹の塔がはっきりと見えて来た。
13時47分、強風のなか霞ヶ浦大橋を渡り終えることが出来た。
『大変だったわね~っ』
再び国道354号の道路下へ。
トンネル内には行方市の文化遺産や湖岸風景が描かれている。
平成15年に玉造町や玉造中、道路公社などの協力で絵画が描かれたが、落書きなどがあり、
平成28年11月末に玉造小中学生や地域共同により、再生を完了させた、とのこと。
『上手に描けてるよねっ』 再生された壁画を鑑賞しながら、
トンネルを抜けて道の駅「たまつくり」へ。
13時51分、ゴールの道の駅「たまつくり」駐車場に到着
『やっと着いた~っ』 『最後は風がきつかったよね~っ』
この日は整理体操も各自で行って、
『皆さん、今日は大変お疲れさまでしたぁ』
「小沼水産」で佃煮を買ったことにより、観光物産館へ行った人はほとんどいなかったが、
佃煮以外の土産物を求めて行った人も何名かいたようだ。
この日のコ-スは過去に何度か歩いているが、虹の塔から歩崎観音方面へ歩いたのは
今回が初めてである。
これまでは、歩崎公園あるいは富士見塚公園をスタートして、道の駅「たまつくり」で
土産物を買って折り返していた。
その場合、帰りのリュックが土産物で重くなるため、帰りに大変な思いをしていた。
今回は、ゴールした後に道の駅「たまつくり」で買い物をすれば、リュックの重さから
解放されると考え、虹の塔をスタートとした次第。
しかし、この日は帰りの途中の佃煮工場で土産物を買ったこともあり、道の駅「たまつくり」で
買い物をする人は殆どいなかった、という結果になった。
次に機会があれば、また今回と同じコースを歩いてみようと思う。
そのときは、道を迷わずに東福寺へも立寄ることにしたい。
この日の万歩計は、16,000歩を少し超えていた。
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