2014年3月7日(金)
毎週金曜日、主に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が主催する、
平成25年度第37回(2014年第7回)、「文人が愛した湖畔・手賀沼」ウォーキングに参加した。
この日のコースは、2010年3月19日に一度歩いているので、4年振りとなる。
この日歩いたコース地図
常磐線我孫子駅をスタートし、手賀沼畔を歩き、ゴールの常磐線天王台駅までのおよそ7Kmを歩くコースである。
毎回このような地図を作成し、事前に配布している。
これからは、歩いたコースが分かるように、このような地図を添付することにしたい。

この日我孫子駅改札口で降りたのは25名である。
花粉症なのか、風邪予防のためか、マスクをしている人が多い。
『あらぁ お久しぶり~っ』

我孫子駅前は広い場所がないので、準備体操は遠慮しておいた方が良さそう。

と言うことで、そのまま駅前の我孫子八坂神社へ直行。

我孫子八坂神社の境内には幸いにも誰もいなかったので、お参りもそこそこにここで準備体操だ。

9時13分、先ずは手賀沼公園目指して出発!
先々週頃から『腰を痛めちまってよぉ』と言うOさんに代って、先頭は会長が務める。

我孫子の住宅地を通り、

手賀沼公園へ。

9時21分、手賀沼公園に到着。

手賀沼
遊歩道の整備工事が行われていた。

手賀沼畔を進む。

遊歩道工事のため手賀沼畔が歩けないのは想定外だった。残念!

文学の広場には我孫子市にゆかりのある文人や作家たちの紹介パネルがある。

「暗夜行路」「城の崎にて」などの小説で知られる志賀直哉は、
大正四年から同十二年まで我孫子に在住した、とのこと。

ジャーナリスト・新聞学者の杉村楚人冠(そじんかん)は、
大正時代末から我孫子に永住した、そうである。
他にも柔道家の加納治五郎を始め、武者小路実篤も我孫子に移り住んでいた。

次の目的地、「水の館」を目指す。

昨年傘寿(80歳)を迎えたという男性陣最高齢のTさん(右)は、今年も元気いっぱいだ。

前方に手賀大橋が見えてきた。

『白鳥じゃないの?』
『(北へ)帰らないで棲みついちゃったのかしらねぇ』

歩き始めてちょうど30分、手賀大橋の袂で一休みすることに。
前回(2010年3月19日)は対岸の「道の駅しょうなん」まで往復したが、この日は”弁当なし”でもあり、
時間的な制約もあるため、「水の館」へ直行することにした。

前方に「水の館」が見えてきた。

手賀沼親水公園の遊歩道を進む。

「水の館」

先ずは展望室へ直行だ。
(プラネタリウムは番組入れ替えのため、3月14日まで休演中)

展望室から手賀大橋を望む。
『素敵な景色ねっ』
『こうやって見ると良い所だわねぇ』

『あっちに富士山が見えるよっ』

反対側の高野山新田方面を望む。

「水の館」の館内
手賀沼や印旛沼、牛久沼などの地理的な状況などが案内されている。
それによると、手賀沼は面積6.5平方Km、周囲38Km、水深は平均0.86m、最大3.8mと表示されていた。

この他かつて手賀沼に棲んでいた魚たちが水槽で展示されていた。
既に絶滅したと考えられる魚(ギバチ、ゼニタナゴ)が展示されている。
昭和30年代頃まではワカサギ、クルメサヨリ、ボラ、スズキなど(展示はされていない)もよく見られたそうである。

水の館の次は鳥の博物館へ

鳥の博物館は水の館から数分とかからないところにある。

入館料は通常300円のところ団体割引で240円だ。
また70歳以上は無料ということで、挙手を求めると、なんと14名もいた。

手賀沼の様子がジオラマ式に展示されている。

第68回企画展として日本の鳥展--鳥の見分け方--が行われていた。
世界には10,000種以上の鳥類が見つかっており、そのうち633種の鳥が日本から記録されている、とのこと。
種を見分けるのが簡単なものもいれば、互いに似たような鳥がたくさんいて見分けのつかないものもいる。
鳥の標本(セグロセキレイとハクセキレイ)
顔の模様が違うそうだが、姿・形はそっくりなので、見分けるのは容易ではない。

鳥の標本(スズメに似たなかま)
スズメのなかまがこんなにたくさんいるとは知らなかった。

鳥の標本(タシギに似たなかま)
シギそのものをあまり見ないので、簡単には見分けがつかない。

鳥の標本(ヤマドリ)
キジによく似ている。野生のヤマドリは見たことがない。

鳥の標本(ハイタカ)
ハイタカの名前も初めて知った。

熱心に見入る。
『いろんな鳥がいるのね~っ』
『可愛いから観てると飽きないよねっ』

時間の経つのを忘れてしまいそう。

鳥の博物館前で一休み。

こちらはしっかりと椅子に座って休憩だ。
『観過ぎて疲れちゃった』

鳥の博物館を後にして、手賀沼畔へ。

釣り堀
『寒いのに大変だよね~っ、御苦労さんっ』

手賀沼畔
『梅が咲いてるぅ』

手賀沼畔
この時期、あまり渡り鳥は観ることが出来なかった。

藤棚
藤が満開の時に訪れて、通り抜けしてみたい。

国道356号線を進む。

(天王台)駅入口交差点を左折すると、天王台駅までは600mほどだ。

我孫子郵便局を通過。

JR成田線を跨ぐ小暮橋を通過。

正面に天王台駅が見えてきた。

11時41分、天王台駅に到着
「健康ウォーキング同好会」の名に懸けても、と階段を上る人とエスカレータに乗る人は半々。
階段とエスカレータが逆の位置だったら、全員が階段を上っていたことだろう。

『皆さん、今日は寒い中お疲れ様でしたぁ』

この日歩いたコースは、2010年3月19日以来でちょうど4年振りになる。
前回は早咲きの桜も見ることができたが、この日はこの冬の厳しい寒さで一部の梅を見ただけであった。
この日も10℃以下の厳しい天気で、湖畔を歩く条件としてはあまり良くなかった。
また、湖畔の遊歩道の整備工事が行われていたため、手賀沼の景色を味わうことが出来なかったのは心残りだった。
次に訪れる機会があれば、もう少し暖かい花が咲き乱れる季節にしたい。
その時は、「道の駅しょうなん」へも足を伸ばしてみることにしよう。
鳥の博物館には無料で入れる歳になっているかもしれない。
”ウマさんの「健康ウォーキングの会」の目次”へ戻る。
毎週金曜日、主に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が主催する、
平成25年度第37回(2014年第7回)、「文人が愛した湖畔・手賀沼」ウォーキングに参加した。
この日のコースは、2010年3月19日に一度歩いているので、4年振りとなる。
この日歩いたコース地図
常磐線我孫子駅をスタートし、手賀沼畔を歩き、ゴールの常磐線天王台駅までのおよそ7Kmを歩くコースである。
毎回このような地図を作成し、事前に配布している。
これからは、歩いたコースが分かるように、このような地図を添付することにしたい。

この日我孫子駅改札口で降りたのは25名である。
花粉症なのか、風邪予防のためか、マスクをしている人が多い。
『あらぁ お久しぶり~っ』

我孫子駅前は広い場所がないので、準備体操は遠慮しておいた方が良さそう。

と言うことで、そのまま駅前の我孫子八坂神社へ直行。

我孫子八坂神社の境内には幸いにも誰もいなかったので、お参りもそこそこにここで準備体操だ。

9時13分、先ずは手賀沼公園目指して出発!
先々週頃から『腰を痛めちまってよぉ』と言うOさんに代って、先頭は会長が務める。

我孫子の住宅地を通り、

手賀沼公園へ。

9時21分、手賀沼公園に到着。

手賀沼
遊歩道の整備工事が行われていた。

手賀沼畔を進む。

遊歩道工事のため手賀沼畔が歩けないのは想定外だった。残念!

文学の広場には我孫子市にゆかりのある文人や作家たちの紹介パネルがある。

「暗夜行路」「城の崎にて」などの小説で知られる志賀直哉は、
大正四年から同十二年まで我孫子に在住した、とのこと。

ジャーナリスト・新聞学者の杉村楚人冠(そじんかん)は、
大正時代末から我孫子に永住した、そうである。
他にも柔道家の加納治五郎を始め、武者小路実篤も我孫子に移り住んでいた。

次の目的地、「水の館」を目指す。

昨年傘寿(80歳)を迎えたという男性陣最高齢のTさん(右)は、今年も元気いっぱいだ。

前方に手賀大橋が見えてきた。

『白鳥じゃないの?』
『(北へ)帰らないで棲みついちゃったのかしらねぇ』

歩き始めてちょうど30分、手賀大橋の袂で一休みすることに。
前回(2010年3月19日)は対岸の「道の駅しょうなん」まで往復したが、この日は”弁当なし”でもあり、
時間的な制約もあるため、「水の館」へ直行することにした。

前方に「水の館」が見えてきた。

手賀沼親水公園の遊歩道を進む。

「水の館」

先ずは展望室へ直行だ。
(プラネタリウムは番組入れ替えのため、3月14日まで休演中)

展望室から手賀大橋を望む。
『素敵な景色ねっ』
『こうやって見ると良い所だわねぇ』

『あっちに富士山が見えるよっ』

反対側の高野山新田方面を望む。

「水の館」の館内
手賀沼や印旛沼、牛久沼などの地理的な状況などが案内されている。
それによると、手賀沼は面積6.5平方Km、周囲38Km、水深は平均0.86m、最大3.8mと表示されていた。

この他かつて手賀沼に棲んでいた魚たちが水槽で展示されていた。
既に絶滅したと考えられる魚(ギバチ、ゼニタナゴ)が展示されている。
昭和30年代頃まではワカサギ、クルメサヨリ、ボラ、スズキなど(展示はされていない)もよく見られたそうである。

水の館の次は鳥の博物館へ

鳥の博物館は水の館から数分とかからないところにある。

入館料は通常300円のところ団体割引で240円だ。
また70歳以上は無料ということで、挙手を求めると、なんと14名もいた。

手賀沼の様子がジオラマ式に展示されている。

第68回企画展として日本の鳥展--鳥の見分け方--が行われていた。
世界には10,000種以上の鳥類が見つかっており、そのうち633種の鳥が日本から記録されている、とのこと。
種を見分けるのが簡単なものもいれば、互いに似たような鳥がたくさんいて見分けのつかないものもいる。
鳥の標本(セグロセキレイとハクセキレイ)
顔の模様が違うそうだが、姿・形はそっくりなので、見分けるのは容易ではない。

鳥の標本(スズメに似たなかま)
スズメのなかまがこんなにたくさんいるとは知らなかった。

鳥の標本(タシギに似たなかま)
シギそのものをあまり見ないので、簡単には見分けがつかない。

鳥の標本(ヤマドリ)
キジによく似ている。野生のヤマドリは見たことがない。

鳥の標本(ハイタカ)
ハイタカの名前も初めて知った。

熱心に見入る。
『いろんな鳥がいるのね~っ』
『可愛いから観てると飽きないよねっ』

時間の経つのを忘れてしまいそう。

鳥の博物館前で一休み。

こちらはしっかりと椅子に座って休憩だ。
『観過ぎて疲れちゃった』

鳥の博物館を後にして、手賀沼畔へ。

釣り堀
『寒いのに大変だよね~っ、御苦労さんっ』

手賀沼畔
『梅が咲いてるぅ』

手賀沼畔
この時期、あまり渡り鳥は観ることが出来なかった。

藤棚
藤が満開の時に訪れて、通り抜けしてみたい。

国道356号線を進む。

(天王台)駅入口交差点を左折すると、天王台駅までは600mほどだ。

我孫子郵便局を通過。

JR成田線を跨ぐ小暮橋を通過。

正面に天王台駅が見えてきた。

11時41分、天王台駅に到着
「健康ウォーキング同好会」の名に懸けても、と階段を上る人とエスカレータに乗る人は半々。
階段とエスカレータが逆の位置だったら、全員が階段を上っていたことだろう。

『皆さん、今日は寒い中お疲れ様でしたぁ』

この日歩いたコースは、2010年3月19日以来でちょうど4年振りになる。
前回は早咲きの桜も見ることができたが、この日はこの冬の厳しい寒さで一部の梅を見ただけであった。
この日も10℃以下の厳しい天気で、湖畔を歩く条件としてはあまり良くなかった。
また、湖畔の遊歩道の整備工事が行われていたため、手賀沼の景色を味わうことが出来なかったのは心残りだった。
次に訪れる機会があれば、もう少し暖かい花が咲き乱れる季節にしたい。
その時は、「道の駅しょうなん」へも足を伸ばしてみることにしよう。
鳥の博物館には無料で入れる歳になっているかもしれない。
”ウマさんの「健康ウォーキングの会」の目次”へ戻る。
手賀沼の遊歩道は子供が小さい頃あるいたのみです、今はもっぱら手賀沼をカヌーで散歩してます、陸側とは違った景色です、
鳥のやかた近くでは6月には沢山の菖蒲がみれますよ、また、夏には遊覧船で蓮の花を観ることが出来ます、夏の講習会ではカヌーで大きな蓮を見に行きます、
元旦は寒いなかを手賀大橋の南に出て初日の出を迎えたりしてます、今年は橋の上からでしたが。
手賀沼は利根川の水で浄化しており、昔に比べて水質がかなり改善されときています、
暖かくなったら、散歩やサイクリング等良いですね。
手賀沼を歩くのはこれで3度目です。
かつては汚い湖沼の代表的な存在だったようですが、今は本当に綺麗になりましたよね。
近くに住んでいる人が羨ましいほどです。
一度、手賀沼から陸を眺めてみたいですね。
これからもいろいろとコースを変えて歩いてみようと思います。