ウマさんの気ままな行動日記(その2)

趣味の釣り・日帰り温泉・街道歩き・ウォーキング情報等を発信していきたいと思っています。コメント歓迎します。

古代に思いを馳せる 我孫子手賀沼散策

2010年03月19日 | ウマさんの「健康ウォーキングの会」
2010年3月19日(金)

毎週金曜に地元土浦周辺を歩く同好会「健康ウォーキングの会」が主催する、本年第11回「我孫子手賀沼周辺」を散策するウォーキングに参加した。

この日は、出発地の常磐線我孫子駅までは電車を利用した。
今や遅しと荒川沖駅にて電車を待つことしばし。


我孫子駅前で何やら覗きこんでいるが・・・


我孫子市ゆかりの文化人の紹介である。
明治期にはすぐれた科学者・文化人がこの地で育ち、多方面で活躍した。
志賀直哉、武者小路実篤、バーナードリーチなど著名な人物が多い。


この日の参加者は26名。
駅前で体操、は狭くて通行人に迷惑がかかるので、とりあえず手賀沼公園へ行くことにした。


途中に「我孫子八坂神社」があったがお参りはパスである。
7月下旬の土日に摂り行われる神社の祭礼には、屋台と神輿が奉納曳行される、とある。


我孫子駅から10分ほどで「手賀沼公園」に着く。
先ずは準備体操である。今日も良く晴れて太陽が眩しい!!


かつては湖沼の汚染度ワーストワンという不名誉な称号に甘んじた手賀沼であるが、その後浄化が進み、今はその汚名は返上しているとか。
今では、恥ずかしながら我々の住む霞ヶ浦の方が汚染がひどいのではないだろうか?
我孫子市を見習いたいものである。


小さな水辺の公園に我孫子市にゆかりのある作家たちの紹介があった。
武者小路実篤

                 「暗夜行路」「城の崎にて」などの小説で知られる、志賀直哉
                  

既に早咲きの桜が三分咲きの状態である。満開は間もなくだ。


手賀大橋が見えてきた。
対岸の「道の駅しょうなん」まで往復することにした。


対岸側は、かつては沼南町であったが、現在は柏市になっている。
スーパー銭湯「満天の湯」は、まだ昼前というのに、駐車場は車がいっぱい。
柏の皆さん風呂が好きなんですねえ。天然温泉が売りになっているのかも。
 

道の駅しょうなん」で一休みして行くことに。

            最近、道の駅やJAの産直の人気が高いとのことであるが、ここも例外ではない。
            大勢の人が地元で採れた野菜などを買い求めに来ていた。
            
                       しばし小休止してお茶でも一杯。
                       

一息入れた後、橋の反対側を通って我孫子市側に引き返す。


我孫子市の風景。


手賀沼親水広場へ向かって歩く。
湖沼を吹き渡る風が心地いい。


水の館は無料ということなので入館してみた。

          水の館には、水質浄化啓発の色々な展示物や資料室、プラネタリウム、展望室などがある。
          2階のミニ水族館には、手賀沼の過去と現在に棲んでいた魚が展示されている。
          
                  屋上展望室から見た手賀大橋。
                  
                            反対側の高野山新田方面を望む。
                            
                  親水公園で昼食
                  やはり歩いた後外で食べるおにぎりは美味しい。
                  
        昼食も済んで、水の広場にて水と戯れる。
        

水の館と道路を挟んで反対側に「鳥の博物館」がある。
こちらは有料、団体割引で240円である。
70歳以上は無料となっている。なんと我が一行に該当者が10人も。

         手賀沼の様子がパノラマ式に展示されている。
         

鳥の剥製が巧みに配置されていて、本物を見ているようだ。
アオサギや鴨たち(左) オオヨシキリが雛に餌を与えているところ(右)
 
         日本で見られる殆どの鳥が展示されている。
         もちろん海外の鳥もたくさん紹介されている。
         
                じっくり見て回ると一日では足りない。
                鳥愛好家にとっては、たまらない場所だろう。
                

前原古墳」跡から手賀沼を見降ろし、古代に思いを馳せる。
平成21年に発掘調査が行われ、出土した土器から3世紀後半のものと判明、我孫子市最古の古墳であることが確認された。
発掘された方墳2基は、地下に埋め戻して保存されている、とのこと。


前原古墳跡から引き返し、再び水辺に沿って歩く。
藤棚が満開の頃にくぐり抜けてみたい。


60-70Cmほどの可愛らしい竿で釣りを楽しむ人たち。
何が釣れるのだろう。


手賀沼遊歩道はどこまでも続く。天王台駅はどこだ?


いつの間にか行き過ぎたらしいことに気が付き、すれ違う人に聞いてもはっきりしない。
とりあえず引き返すことに・・・  よくあることです。
(遊歩道に周辺地図なんぞ備えて欲しいと願うのは、ちと勝手すぎるというもんでしょうな)


車の多い道路脇を通り、引き返すこと1Km余り。
ややペースが落ちてきた。皆さん少々お疲れの様子。


さらに1Kmほど歩き、やっとゴールの天王台駅が見えてホッとひと安心。
それでも14時30分ゴールだからちょうど良い時間ではある。


駅前には公園のような広場はないため、駅横のちょっとしたスペースで簡単に整理体操をして、
『はいっ! 今日はお疲れ様でした』


この日の歩数は約17,000歩。
帰りの電車での一杯は体に沁みわたるようであった。
ひと眠りした人もいたようだ。


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