2019年2月22日(金)
毎週金曜日、主に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が主催する、
平成30年度第35回(2019年第7回)、「グリーンハーモニーと牛久運動公園散策」ウォーキングに参加した。
この日のコースは、牛久市の運動公園をスタート・ゴールとする約6.1Kmのコースで、
いばらきヘルスロードに指定されている。
第一集合場所の乙戸沼公園
集まったのは、10名。
『近場の割にはかなり少ないな~っ』と思いながらスタート地の牛久運動公園へ向かった。
ところが・・・
牛久運動公園に着いてみると、第一集合場所の土浦ピアタウンからと、直行した人たちで
駐車場にはたくさんの人が。
乙戸沼公園からの我々と合わせると、その数28名は今年度最高を記録することとなった。
平成30年(2018年)3月2日の東京スカイツリー以来1年ぶりの参加人数である。
体調を整えて、9時58分、牛久運動公園を出発!
最初は牛久運動公園の林の中を進む。
林を抜けると、
目の前に広い草地が広がっていた。
『うわ~っ 広くて気持ちが良いわね~っ』
今は一面枯れ草になっているが、春から夏にかけてはグリーン一色になる所だ。
先ずは、この原っぱを一周することにしよう。
原っぱの外周に沿った小径を進む。
『草原みたいだねっ』
『緑がいっぱいの時だったらもっと良かったのにね~っ』
時期をずらすべきだった。(反省)
この日の先頭を務めるのはTKさんとKSさんだ。
『何となく見覚えがある景色よねっ』
『前に一度歩いたことあるような気がするわっ』
平成21年(2009)10月9日以来なので、もう10年も前のことである。
原っぱの外周に沿った小径を進む。
突き当たりを右に曲がると、
野球場のナイター照明が見えて来た。
左に折れて、野球場の塀に沿って進み、
バックスタンド付近でほぼ野球場を一周したことになる。
10時15分、牛久運動公園を後にして、
ひたち野牛久東の住宅街を進む。
ひたち野牛久駅を目指す。
『この辺は新しい家ばかりだねっ』
広い道路に出た。
道路の反対側にドラッグストアのカワチ薬品が見える。
この辺りでTZ子さんが合流するとの連絡があったそうだが・・・姿が見えない。
『これだけ大勢いれば見つけられるでしょっ』
市道を横断してカワチ薬品の横を進む。
左手には「びゅうパルクひたち野」の高層マンションが聳える。
マンション正面で右折し、ひたち野牛久駅方面へ向かう。
ここで、カワチ薬品付近で待っていたというTZ子さんが追いついて来て合流した。
これで、この日の参加者は29名となった。
ひたち野牛久駅方面へ。
正面に県道274号(学園西大通り)が見えた。
その先は、ひたち野牛久駅前のビル群だ。
学園西大通りの側道を左に折れ、常磐線方面へ。
10時40分、ひたち野牛久駅前に到着。
ひたち野牛久駅前で、ひとまず休憩しよう。
恒例のお茶タイムである。
持ち寄ったお菓子が次々に配られる。
お茶タイムの後、ひたち野牛久駅で折り返し、
中根地区・下根地区方面へ。
駅前の交番(KOBAN)前を通り、
線路に沿って進み、跨線橋を通過。
線路に沿って進む。
「びゅうパルクひたち野」手前にひたち野さくら公園がある。
ひたち野さくら公園で右折して、さくら公園内を下根地区方面へ。
『あと1ヶ月ちょっとで桜が咲くんだよねっ』
『待ち遠しいわよねっ』
『マンションの直ぐ横にこんな公園があるって羨ましいわね~っ』
ひたち野さくら公園内を進む。
ひたち野さくら公園を通り抜けると、
調整池があった。
調整池を右手に見ながら反対側へ。
調整池から今歩いて来たひたち野さくら公園を望む。
調整池を渡りきった所に「少女と小鳥」の像が。
調整池を渡り、竹藪に囲まれた小径へ入って行き、
民家の間を抜け、
道祖神らしき石像を見ながら進むと、
下根保育園前に出た。
園児たちはお昼ご飯の最中だった。
目印としていた八幡神社らしき神社が下根保育園の奥の方に見えた。
『八幡神社に間違いなさそうだねっ』
下根保育園前に聳える銀杏の大木
『こんな所に銀杏の木があるなんて知らなかったな~っ』
『けっこう大きな木だよねっ』
下根保育園前の坂道を下って行くと、
下根中学校入口交差点に出た。
交差点を横断し、真っ直ぐ進んで行くと、
前方に下根中学校が見えて来た。
下根中学校の手前を右折し、
田んぼの中の狭い農道を進むと、
田んぼの中に小さな神社が見えて来た。
五十瀬神社だ。
11時22分、五十瀬神社に到着した。
五十瀬神社に参拝!
何を祀っているのかはよく知らないが、一応参拝だけはしておこう。
社殿の脇に井戸らしきものがあったが、蓋がされていた。
男性最高齢のKKさん(85)が、『昔、この井戸から酒が湧いて出たそうだよ』と言う。
酒が湧き出たという昔話の像と説明が、ひたち野牛久駅にある、そうだ。
社殿の裏に石碑が建てられていた。
『酒島の霊泉って刻んでるみたいよっ』
KKさんの話しが気になったので、翌日(23日)ひたち野牛久駅に行ってみた。
八兵衛さんの広場 ~「酒島の霊泉」より第一場面~
「酒島の霊泉」はこの駅のある東大和田、中根、下根地区に古くから伝わる物語です。
駅前にある四つの広場はこの物語の各場面を表していて、すべての広場をまわれば
物語の全てを知ることができます。
この広場は物語のはじまりの場面です。
むかし、むかし、ここいらは近くに清らかな小野川の流れ、田んぼが広々と続く
とても美しいところだったそうな。
その田んぼのまんなかには小島のような小高い場所がひょっこりとあったんじゃ。
そこには緑の木々がニョキニョキと生い繁り、中ほどにある泉からは清水がこんこんと
いつ尽きることなく湧き出ていたそうな。
村人は仕事の合間にここに集まっては、のどをうるおし、一休みするのが慣わしだったんじゃ。
そんな下根の村に八兵衛さんという一人の若者がおったそうな。
その八兵衛さんは村でもそれはそれは評判の働き者だったんじゃ。
うねりの広場 ~「酒島の霊泉」より第二場面~
この広場は、川のうねりを表現しています。
ある日、村は嵐に襲われたんじゃ。
小野川は暴れ、村人の稲架けは倒れ、稲束は全て流されてしまったそうな。
よく朝、流された稲束を拾い集めていた八兵衛さんは腰が抜けるほどたまげたそうな。
小野川の上流からお祭りに使う大事なお神輿が「どんぶらこ、どんぶらこ」と流れてきたんじゃ。
「エエイッ」と八兵衛さんは、野良着のまま「ガボッガボッ」と恐ろしげな音をたてて、
渦を巻いている流れに飛び込むと、必死の思いでお神輿に取り付くと流されながらも、
やっとのことで田んぼのまんなかの島までお神輿を引き上げたんじゃ。
神輿の広場 ~「酒島の霊泉」より第三場面~
この広場は、おみこしを表現しています。
八兵衛さんとお神輿は村の評判になったんじゃ。
村では神様の贈り物ということで、島に祠を建てて奉ったそうな。
信心深い八兵衛さんは朝夕お参りし、泉の水を持ち帰っては病気がちなおじいさんに飲ませると、
おじいさんはみるみる元気になったそうな。
これで村中でも「泉の水は体に良い」と持ちきりになったんじゃ。
翌年、村人はこの祠に豊作の祈願に集まったんじゃ。
どころがびっくり、泉から酒が湧き出ていて、大変な騒ぎになったそうな。
うわさを聞きつけた大勢の人がやって来て村はますます賑やかになったんじゃ。
泉の広場 ~「酒島の霊泉」より第四場面~
この広場は霊泉を表現しています。
このうわさで、やがて泉に悪者が集まったんじゃ。
お参りする人も少なくなり、島に集まる楽しみを奪われた村人はがっかりしてしまい、
村の活気も衰えてしまったそうな。
悪者が去って村人が行ってみると、泉はただの水に変わっていたそうな。
悪者が飲んだので、神様が酒を止めてしまったわけじゃ。
困った八兵衛さんは村のお坊さんに話し「かわりに濁酒を造る」ことになったそうな。
すると止っていた酒がふたたび湧き出して、村人たちはたいそう喜んだそうな。
そうして下根の郷にも、もとの賑わいが戻ってきたとさ。
めでたし、めでたし。
五十瀬神社を後にして、田んぼの細いあぜ道へ。
『よいしょっと』
細いあぜ道を進む。
『田んぼのあぜ道を歩くって本当に久し振りねっ』
あぜ道を抜けると、小さな径に出た。
小径を進む。
先頭Gの足はけっこう速い。
後続Gが続くが、なかなか追いつけない。
右手には圏央道が走り、牛久阿見 龍ケ崎 出口1Kmの標識が見える。
『まあ マイペースで行きましょう!』
前方に牛久運動公園の野球場が見えて来た。
『ゴールは近いよねっ』
運動公園の外周に沿って進む。
『野球場は直ぐ近くなのになかなか辿り着かないわねっ』
運動公園の外周を過ぎると、住宅街に入った。
『かなり遠回りさせられてるって感じだねぇ』
ようやく牛久運動公園の入口が見えて来た。
『あそこが入口だねっ』
11時48分、牛久運動公園の正面駐車場に到着した。
皆さん、笑顔のゴールである。
こちらの駐車場に止めた人が10名ほどいるため、この日はここで解散することにした。
『皆さん、今日は大変お疲れさまでしたぁ』
『運転には気をつけてねっ』
牛久運動公園のもう一つの駐車場に向かう。
『牛久運動公園って思ったより広いんだね~っ』
陸上競技用トラックを右手に見ながら、駐車場へ。
『今日くらいのコースが良いのよねっ』
『皆さん、今日は大変お疲れさまでしたぁ』
牛久運動公園は地元でもあり、この日のコースは距離は短くて天気が良く、しかも弁当なし
という好条件が揃ったためなのか、29名という今年度最高の参加人数を記録した。
ひたち野牛久駅西口の「酒島の霊泉」泉の広場第四場面の像は、これまで何度か見て知っていたが、
四つの広場が物語で繋がっているということは恥ずかしながら初めて知った。
下根地区の五十瀬神社に古くから伝わるという「酒島の霊泉」の民話とひたち野牛久駅前の像が
結びついたことは自分としては、すっきりした感じである。
この日の万歩計は、15,000歩を少し超えていた。
”ウマさんの「健康ウォーキングの会」の目次”へ戻る。
毎週金曜日、主に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が主催する、
平成30年度第35回(2019年第7回)、「グリーンハーモニーと牛久運動公園散策」ウォーキングに参加した。
この日のコースは、牛久市の運動公園をスタート・ゴールとする約6.1Kmのコースで、
いばらきヘルスロードに指定されている。
第一集合場所の乙戸沼公園
集まったのは、10名。
『近場の割にはかなり少ないな~っ』と思いながらスタート地の牛久運動公園へ向かった。
ところが・・・
牛久運動公園に着いてみると、第一集合場所の土浦ピアタウンからと、直行した人たちで
駐車場にはたくさんの人が。
乙戸沼公園からの我々と合わせると、その数28名は今年度最高を記録することとなった。
平成30年(2018年)3月2日の東京スカイツリー以来1年ぶりの参加人数である。
体調を整えて、9時58分、牛久運動公園を出発!
最初は牛久運動公園の林の中を進む。
林を抜けると、
目の前に広い草地が広がっていた。
『うわ~っ 広くて気持ちが良いわね~っ』
今は一面枯れ草になっているが、春から夏にかけてはグリーン一色になる所だ。
先ずは、この原っぱを一周することにしよう。
原っぱの外周に沿った小径を進む。
『草原みたいだねっ』
『緑がいっぱいの時だったらもっと良かったのにね~っ』
時期をずらすべきだった。(反省)
この日の先頭を務めるのはTKさんとKSさんだ。
『何となく見覚えがある景色よねっ』
『前に一度歩いたことあるような気がするわっ』
平成21年(2009)10月9日以来なので、もう10年も前のことである。
原っぱの外周に沿った小径を進む。
突き当たりを右に曲がると、
野球場のナイター照明が見えて来た。
左に折れて、野球場の塀に沿って進み、
バックスタンド付近でほぼ野球場を一周したことになる。
10時15分、牛久運動公園を後にして、
ひたち野牛久東の住宅街を進む。
ひたち野牛久駅を目指す。
『この辺は新しい家ばかりだねっ』
広い道路に出た。
道路の反対側にドラッグストアのカワチ薬品が見える。
この辺りでTZ子さんが合流するとの連絡があったそうだが・・・姿が見えない。
『これだけ大勢いれば見つけられるでしょっ』
市道を横断してカワチ薬品の横を進む。
左手には「びゅうパルクひたち野」の高層マンションが聳える。
マンション正面で右折し、ひたち野牛久駅方面へ向かう。
ここで、カワチ薬品付近で待っていたというTZ子さんが追いついて来て合流した。
これで、この日の参加者は29名となった。
ひたち野牛久駅方面へ。
正面に県道274号(学園西大通り)が見えた。
その先は、ひたち野牛久駅前のビル群だ。
学園西大通りの側道を左に折れ、常磐線方面へ。
10時40分、ひたち野牛久駅前に到着。
ひたち野牛久駅前で、ひとまず休憩しよう。
恒例のお茶タイムである。
持ち寄ったお菓子が次々に配られる。
お茶タイムの後、ひたち野牛久駅で折り返し、
中根地区・下根地区方面へ。
駅前の交番(KOBAN)前を通り、
線路に沿って進み、跨線橋を通過。
線路に沿って進む。
「びゅうパルクひたち野」手前にひたち野さくら公園がある。
ひたち野さくら公園で右折して、さくら公園内を下根地区方面へ。
『あと1ヶ月ちょっとで桜が咲くんだよねっ』
『待ち遠しいわよねっ』
『マンションの直ぐ横にこんな公園があるって羨ましいわね~っ』
ひたち野さくら公園内を進む。
ひたち野さくら公園を通り抜けると、
調整池があった。
調整池を右手に見ながら反対側へ。
調整池から今歩いて来たひたち野さくら公園を望む。
調整池を渡りきった所に「少女と小鳥」の像が。
調整池を渡り、竹藪に囲まれた小径へ入って行き、
民家の間を抜け、
道祖神らしき石像を見ながら進むと、
下根保育園前に出た。
園児たちはお昼ご飯の最中だった。
目印としていた八幡神社らしき神社が下根保育園の奥の方に見えた。
『八幡神社に間違いなさそうだねっ』
下根保育園前に聳える銀杏の大木
『こんな所に銀杏の木があるなんて知らなかったな~っ』
『けっこう大きな木だよねっ』
下根保育園前の坂道を下って行くと、
下根中学校入口交差点に出た。
交差点を横断し、真っ直ぐ進んで行くと、
前方に下根中学校が見えて来た。
下根中学校の手前を右折し、
田んぼの中の狭い農道を進むと、
田んぼの中に小さな神社が見えて来た。
五十瀬神社だ。
11時22分、五十瀬神社に到着した。
五十瀬神社に参拝!
何を祀っているのかはよく知らないが、一応参拝だけはしておこう。
社殿の脇に井戸らしきものがあったが、蓋がされていた。
男性最高齢のKKさん(85)が、『昔、この井戸から酒が湧いて出たそうだよ』と言う。
酒が湧き出たという昔話の像と説明が、ひたち野牛久駅にある、そうだ。
社殿の裏に石碑が建てられていた。
『酒島の霊泉って刻んでるみたいよっ』
KKさんの話しが気になったので、翌日(23日)ひたち野牛久駅に行ってみた。
八兵衛さんの広場 ~「酒島の霊泉」より第一場面~
「酒島の霊泉」はこの駅のある東大和田、中根、下根地区に古くから伝わる物語です。
駅前にある四つの広場はこの物語の各場面を表していて、すべての広場をまわれば
物語の全てを知ることができます。
この広場は物語のはじまりの場面です。
むかし、むかし、ここいらは近くに清らかな小野川の流れ、田んぼが広々と続く
とても美しいところだったそうな。
その田んぼのまんなかには小島のような小高い場所がひょっこりとあったんじゃ。
そこには緑の木々がニョキニョキと生い繁り、中ほどにある泉からは清水がこんこんと
いつ尽きることなく湧き出ていたそうな。
村人は仕事の合間にここに集まっては、のどをうるおし、一休みするのが慣わしだったんじゃ。
そんな下根の村に八兵衛さんという一人の若者がおったそうな。
その八兵衛さんは村でもそれはそれは評判の働き者だったんじゃ。
うねりの広場 ~「酒島の霊泉」より第二場面~
この広場は、川のうねりを表現しています。
ある日、村は嵐に襲われたんじゃ。
小野川は暴れ、村人の稲架けは倒れ、稲束は全て流されてしまったそうな。
よく朝、流された稲束を拾い集めていた八兵衛さんは腰が抜けるほどたまげたそうな。
小野川の上流からお祭りに使う大事なお神輿が「どんぶらこ、どんぶらこ」と流れてきたんじゃ。
「エエイッ」と八兵衛さんは、野良着のまま「ガボッガボッ」と恐ろしげな音をたてて、
渦を巻いている流れに飛び込むと、必死の思いでお神輿に取り付くと流されながらも、
やっとのことで田んぼのまんなかの島までお神輿を引き上げたんじゃ。
神輿の広場 ~「酒島の霊泉」より第三場面~
この広場は、おみこしを表現しています。
八兵衛さんとお神輿は村の評判になったんじゃ。
村では神様の贈り物ということで、島に祠を建てて奉ったそうな。
信心深い八兵衛さんは朝夕お参りし、泉の水を持ち帰っては病気がちなおじいさんに飲ませると、
おじいさんはみるみる元気になったそうな。
これで村中でも「泉の水は体に良い」と持ちきりになったんじゃ。
翌年、村人はこの祠に豊作の祈願に集まったんじゃ。
どころがびっくり、泉から酒が湧き出ていて、大変な騒ぎになったそうな。
うわさを聞きつけた大勢の人がやって来て村はますます賑やかになったんじゃ。
泉の広場 ~「酒島の霊泉」より第四場面~
この広場は霊泉を表現しています。
このうわさで、やがて泉に悪者が集まったんじゃ。
お参りする人も少なくなり、島に集まる楽しみを奪われた村人はがっかりしてしまい、
村の活気も衰えてしまったそうな。
悪者が去って村人が行ってみると、泉はただの水に変わっていたそうな。
悪者が飲んだので、神様が酒を止めてしまったわけじゃ。
困った八兵衛さんは村のお坊さんに話し「かわりに濁酒を造る」ことになったそうな。
すると止っていた酒がふたたび湧き出して、村人たちはたいそう喜んだそうな。
そうして下根の郷にも、もとの賑わいが戻ってきたとさ。
めでたし、めでたし。
五十瀬神社を後にして、田んぼの細いあぜ道へ。
『よいしょっと』
細いあぜ道を進む。
『田んぼのあぜ道を歩くって本当に久し振りねっ』
あぜ道を抜けると、小さな径に出た。
小径を進む。
先頭Gの足はけっこう速い。
後続Gが続くが、なかなか追いつけない。
右手には圏央道が走り、牛久阿見 龍ケ崎 出口1Kmの標識が見える。
『まあ マイペースで行きましょう!』
前方に牛久運動公園の野球場が見えて来た。
『ゴールは近いよねっ』
運動公園の外周に沿って進む。
『野球場は直ぐ近くなのになかなか辿り着かないわねっ』
運動公園の外周を過ぎると、住宅街に入った。
『かなり遠回りさせられてるって感じだねぇ』
ようやく牛久運動公園の入口が見えて来た。
『あそこが入口だねっ』
11時48分、牛久運動公園の正面駐車場に到着した。
皆さん、笑顔のゴールである。
こちらの駐車場に止めた人が10名ほどいるため、この日はここで解散することにした。
『皆さん、今日は大変お疲れさまでしたぁ』
『運転には気をつけてねっ』
牛久運動公園のもう一つの駐車場に向かう。
『牛久運動公園って思ったより広いんだね~っ』
陸上競技用トラックを右手に見ながら、駐車場へ。
『今日くらいのコースが良いのよねっ』
『皆さん、今日は大変お疲れさまでしたぁ』
牛久運動公園は地元でもあり、この日のコースは距離は短くて天気が良く、しかも弁当なし
という好条件が揃ったためなのか、29名という今年度最高の参加人数を記録した。
ひたち野牛久駅西口の「酒島の霊泉」泉の広場第四場面の像は、これまで何度か見て知っていたが、
四つの広場が物語で繋がっているということは恥ずかしながら初めて知った。
下根地区の五十瀬神社に古くから伝わるという「酒島の霊泉」の民話とひたち野牛久駅前の像が
結びついたことは自分としては、すっきりした感じである。
この日の万歩計は、15,000歩を少し超えていた。
”ウマさんの「健康ウォーキングの会」の目次”へ戻る。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます