2013年4月20日(土)
毎週金曜日、主に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が主催する、
平成25年度第3回(2013年第15回)、「磯部桜川公園」の山桜見物ウォーキングに参加した。
この日のコースは、山桜で有名な笠間市の磯部桜川公園である。
磯部桜川公園へは水戸線岩瀬駅を起点とし、羽黒駅を終点とするコースとしたことから、
「休日お出かけパス」が使える土曜日に実施となった。
前週の「こまちの里と東城寺の桜」は、足首を痛め、参加を見合わせたため、2週間ぶりの参加である。
磯部桜川公園で天然記念物の山桜を愛でようと企画したのは良いが、
今年は異常なほど全国的に桜開花が早まったことから、『山桜は多分見ることができないだろう』と、
半ば諦めの心境で出かけた。果たしてその結果は・・・
最寄りの荒川沖駅のホームで、常磐線下り電車を待つのは、13名。
この後、土浦駅から4名、神立駅から1名が合流した。

友部駅で水戸線小山行きに乗り換える。

水戸線は、友部の次の宍戸駅でかなりの乗客が降りたため、貸切に近い状態になった。

『電車で出かけるのは久しぶりだわねぇ』
実は3月30日の鎌倉以来で、3週間ぶりなのである。

『座って行けるというのは楽で良いねっ』

9時26分、岩瀬駅に到着。

水戸線岩瀬駅には、直行で1名が待っていた。
結局この日の参加者は19名となった。
まあまあの人数である。

いつものように会長の掛け声の下、準備体操だ。
『肩を回して~っ』

『今日はちょっと寒いねぇ』
予報によると、笠間市近辺の最高気温は9℃となっている。

9時38分、桜川公園目指して出発!!

この日の先頭は、元気のいいOさんが務める。

岩瀬市街地を羽黒方面へ。

国道50号とJR水戸線に沿って進む。

気温は予報どおり低いが、風は殆どない。
鯉のぼりもだらりと下がり、少々気の毒な状態だ。
風が強いと体感温度も下がるので、我々にとってはこれは助かる。

国道50号線を渡って真直ぐ進むと、

右手に桜川市総合運動公園があった。
元気のいい掛け声が聞こえてくる。
高校生らしき若者たちがテニスの練習をやっているところだった。

『立派な施設だなぁ』
『土浦市にこんな施設ないよねっ』
隣の芝生は青く見えるものである。
見えているのは総合体育館「愛称:ラスカ」だ。

桜川市合運動公園の先に駐車場を兼ねた小さな公園があったので、立寄っていくことにした。
ちょうど八重桜が満開を迎えていた。
『きれいだわねぇ』

ここで一息入れて行くことにした。
給水タイムである。

『ちょうど見頃で良かったよねっ』
『素敵ねぇ』
桜川公園の山桜への期待が外れそうな気配だが、その分八重桜が補ってくれてるようだ。

香取神社前を通過。
この辺りで右折する筈だが・・・

桜川公園への道を訊ねているところ。
『この道を真直ぐ行くと良いんだよぉ』
”よく訊ねてくれた”と言わんばかりに親切に教えてくれた。

『道を教えて貰ってお礼するのはこっちの方なのに、逆にチョコレートなんか貰っちゃったよ』
先ほどの御仁、いつも車にお菓子を積んでいるそうだ。

回りを田んぼに囲まれた道を進む。
前方に加波山が見える。その右に見えるのは雨引山だろうか?

田植えの準備が忙しそうだ。

加波山
この方角から見るのは初めてであるが、筑波山に劣らず美しい。

のどかな田園風景の中を進む。
時がゆっくりと流れているような錯覚さえ覚える。

谷中公民館を過ぎて、桜川を渡る。
この川の上流が「桜川公園」になる。

この辺りは、石材の加工会社が多い。
稲田などの石切り場も近いからなのだろう。

お釈迦様のようだ。

国道50号手前を左折すると・・・「桜まつり」の看板が。
『桜まつりやってるってことは、まだ桜咲いてるのかもねっ』
”もしかしたら” 微かな希望が湧いて来た。

『すごいっ、これで、石を切るんだぁ』

『桜川公園はこっちだねっ』
桜まつりの看板に誘われるように進む。

桜川公園に到着したようだが、正面の桜の木は青々とした葉桜だ。
どうやらこれは染井吉野のようだから葉桜は仕方がない。

桜川公園の中を進むが、桜は既に散ってしまっている。

しかし、公園内にはまだ幟が立てられているし、

「桜まつり」はまだ終わってはいない。
4月22日までとなっているところを見ると、山桜はまだ咲いているのか?
『山桜はどこ?』

残念ながら、公園内の山桜はとっくの昔に終わっており、見事に葉桜状態になってしまっていた。
『まぁ今年は、異常だからしょうがないかなっ』
ここは、諦めるしかない。

八重桜がところどころに植えられていた。
こちらはちょうど満開状態だ。
『ま、これで我慢するしかないねっ』

満開の八重桜をバックに記念撮影
『はいっチーズ』

まだ11時を5分ほど過ぎたところだが、ここで弁当にしよう。

『やっぱ、花より団子だねっ』

弁当タイムも終わり、しばし談笑

公園内を進む。

桜の花には期待はしないではいたが、こうはっきりと現実を目の当たりにすると、
『石碑の文字が何か空しいねぇ』
同感である。

せっかく来たからには稲村神社へ立寄って行こう。

この日の安全を祈願し、お参りを済ませる。

境内には、桜川の山桜の写真が並べられていた。

10日ほど前の写真に、皆さん、目が釘づけに・・・
『え~っ こんなに山桜がきれいなのっ?』
『これ、何としても見たかったわね~っ』
『来年、また計画して欲しいわねっ』
「来年も是非計画して欲しい」という強い声に応えるべく、鋭意検討することに。

遠くから来て、天然記念物の山桜を見ることが出来なかったのを気の毒に思ったのか、
宮司さんが神社の回りの珍しい木の案内を申し出てくれた。

先ずは、天然記念物の「桜川の桜」11種の紹介だ。

続いて拝殿の横にある、迷彩服模様の木。
木の名前は、「鹿子の木」(かごのき)というのだそうだ。
迷彩服模様とは珍しい。

鹿島神宮の「要石」が凹で、稲村神社の「要石」が凸と一対であり、
鹿島神宮が大鯰の頭を押さえ、稲村神社が大鯰の尾を押さえているのだそうだ。
昔、深さを調べようと三日三晩掘り下げたが底が出なかったという。

本殿の裏手に回り、上を見上げる。

すらりと伸びた「タブの木」がある。
幹の途中に蜂が棲んでいて、桜の受粉を助けているらしい。
桜川の桜にとってはとても重要な役割を担っている「タブの木」なんだとか。

「うらしま草」

「まむし草」によく似ているが、釣り糸のようなものが伸びているところが異なる。
花の姿が、釣り糸を垂れている浦島太郎に似ていることから、「うらしま草」と名付けられた、そうだ。
『へえ~っ そうなんだ』
『初めて見たわねっ』
なお、「うらしま草」は毒草で、球茎や新芽・実を食べると嘔吐や腹痛に襲われるので、絶対に食べないように!!

多羅葉(たらよう)の木

葉の裏面を傷つけると字が書けることから、「郵便局の木」として定められている、とのこと。
文字を書いて、切手を貼れば郵便で出すことができるそうだ。
戦国時代にこの葉の裏に文字を書いて情報のやりとりをしたという話もあるそうで、
これがはがき(葉書)の語源になったといわれ、葉書の木、郵便局の木と呼ばれることもある、そうだ。
試しにタラヨウと書いてみたら、このとおり。
納得!

和風タンポポ

こちらは西洋タンポポ
総苞片(そうほうへん)が反り返っているのが特徴で、
真ん中辺に緑のヒラヒラが付いているのが、西洋タンポポだ。
『ほ~っ なるほどぉ。ここで、見分けるのかぁ』

最後の締めは枝垂れ桜の「糸桜」

枝垂れ桜の枝は年々数十Cmほど伸びるが、先端は決して地面には着かず、
地面すれすれに横に伸びようとするそうである。
先端に鋭いセンサーを持ち合わせており、傷つかないないように地面に付かないようにしている、とのこと。
『へぇ~っ、かしこいんだねぇ』

『今日は、山桜の花は見られなかったけど、いろいろ勉強になったねぇ』
『来て良かったぁ』

曜光山月山寺(ようこうざんがっさんじ)

高麗門形式の山門を入ると、

正面に本堂がある。
庭は枯山水で、白い小石が敷かれている。

右手の一段高いところに建つ千手観音堂
枯山水の庭園など、ゆっくり観たいが、時間がないため、千手観音堂を見て直ぐに月山寺を後にした。

月山寺の表参道の先に、山菜などを売っている店があった。
皆さん、真剣に中を覗き込んでいる。

わらびや筍、タラの芽、ウドなどが売られていた。
『どれにすっかなぁ』

瞬く間にわらび、ウドなどが売れて無くなってしまった。
慌ててタラの芽(350円)を買ったが、最後の一つだった。

手に手に土産物をぶら下げて、満足・満足。
あとは羽黒駅へ向かうだけである。

『これ、酢味噌で食べると美味しいのよね~っ』
『私も買えば良かった~っ』

13時11分、ゴールの羽黒駅に到着。

この日、整理運動は省略し、土産を手にホームへ。

待つこと暫し、下り電車(水戸行き)が入ってきた。

友部からの常磐線もゆったりと座れて、
『皆さんっ、今日も大変お疲れ様でした~っ』

この時期は、花見シーズンということで、昨年の開花時期を参考に、年末に企画したものだが、
予想を大きく外れる季節外れの開花になってしまい、期待していた桜川公園の桜を愛でることは出来なかった。
しかし、稲村神社の宮司さんの心遣いで、いろいろな珍しい木や花を紹介して貰って、とても勉強になり、
充実した一日となった。
また、桜川公園の本物の山桜の写真を見せて貰ったお陰で、「来年もぜひ」ということになった。
来年は、桜の開花時期に合せるような柔軟な対応が採れるような企画にするべきだと、思った次第である。
”ウマさんの「健康ウォーキングの会」の目次”へ戻る。
毎週金曜日、主に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が主催する、
平成25年度第3回(2013年第15回)、「磯部桜川公園」の山桜見物ウォーキングに参加した。
この日のコースは、山桜で有名な笠間市の磯部桜川公園である。
磯部桜川公園へは水戸線岩瀬駅を起点とし、羽黒駅を終点とするコースとしたことから、
「休日お出かけパス」が使える土曜日に実施となった。
前週の「こまちの里と東城寺の桜」は、足首を痛め、参加を見合わせたため、2週間ぶりの参加である。
磯部桜川公園で天然記念物の山桜を愛でようと企画したのは良いが、
今年は異常なほど全国的に桜開花が早まったことから、『山桜は多分見ることができないだろう』と、
半ば諦めの心境で出かけた。果たしてその結果は・・・
最寄りの荒川沖駅のホームで、常磐線下り電車を待つのは、13名。
この後、土浦駅から4名、神立駅から1名が合流した。

友部駅で水戸線小山行きに乗り換える。

水戸線は、友部の次の宍戸駅でかなりの乗客が降りたため、貸切に近い状態になった。

『電車で出かけるのは久しぶりだわねぇ』
実は3月30日の鎌倉以来で、3週間ぶりなのである。

『座って行けるというのは楽で良いねっ』

9時26分、岩瀬駅に到着。

水戸線岩瀬駅には、直行で1名が待っていた。
結局この日の参加者は19名となった。
まあまあの人数である。

いつものように会長の掛け声の下、準備体操だ。
『肩を回して~っ』

『今日はちょっと寒いねぇ』
予報によると、笠間市近辺の最高気温は9℃となっている。

9時38分、桜川公園目指して出発!!

この日の先頭は、元気のいいOさんが務める。

岩瀬市街地を羽黒方面へ。

国道50号とJR水戸線に沿って進む。

気温は予報どおり低いが、風は殆どない。
鯉のぼりもだらりと下がり、少々気の毒な状態だ。
風が強いと体感温度も下がるので、我々にとってはこれは助かる。

国道50号線を渡って真直ぐ進むと、

右手に桜川市総合運動公園があった。
元気のいい掛け声が聞こえてくる。
高校生らしき若者たちがテニスの練習をやっているところだった。

『立派な施設だなぁ』
『土浦市にこんな施設ないよねっ』
隣の芝生は青く見えるものである。
見えているのは総合体育館「愛称:ラスカ」だ。

桜川市合運動公園の先に駐車場を兼ねた小さな公園があったので、立寄っていくことにした。
ちょうど八重桜が満開を迎えていた。
『きれいだわねぇ』

ここで一息入れて行くことにした。
給水タイムである。

『ちょうど見頃で良かったよねっ』
『素敵ねぇ』
桜川公園の山桜への期待が外れそうな気配だが、その分八重桜が補ってくれてるようだ。

香取神社前を通過。
この辺りで右折する筈だが・・・

桜川公園への道を訊ねているところ。
『この道を真直ぐ行くと良いんだよぉ』
”よく訊ねてくれた”と言わんばかりに親切に教えてくれた。

『道を教えて貰ってお礼するのはこっちの方なのに、逆にチョコレートなんか貰っちゃったよ』
先ほどの御仁、いつも車にお菓子を積んでいるそうだ。

回りを田んぼに囲まれた道を進む。
前方に加波山が見える。その右に見えるのは雨引山だろうか?

田植えの準備が忙しそうだ。

加波山
この方角から見るのは初めてであるが、筑波山に劣らず美しい。

のどかな田園風景の中を進む。
時がゆっくりと流れているような錯覚さえ覚える。

谷中公民館を過ぎて、桜川を渡る。
この川の上流が「桜川公園」になる。

この辺りは、石材の加工会社が多い。
稲田などの石切り場も近いからなのだろう。

お釈迦様のようだ。

国道50号手前を左折すると・・・「桜まつり」の看板が。
『桜まつりやってるってことは、まだ桜咲いてるのかもねっ』
”もしかしたら” 微かな希望が湧いて来た。

『すごいっ、これで、石を切るんだぁ』

『桜川公園はこっちだねっ』
桜まつりの看板に誘われるように進む。

桜川公園に到着したようだが、正面の桜の木は青々とした葉桜だ。
どうやらこれは染井吉野のようだから葉桜は仕方がない。

桜川公園の中を進むが、桜は既に散ってしまっている。

しかし、公園内にはまだ幟が立てられているし、

「桜まつり」はまだ終わってはいない。
4月22日までとなっているところを見ると、山桜はまだ咲いているのか?
『山桜はどこ?』

残念ながら、公園内の山桜はとっくの昔に終わっており、見事に葉桜状態になってしまっていた。
『まぁ今年は、異常だからしょうがないかなっ』
ここは、諦めるしかない。

八重桜がところどころに植えられていた。
こちらはちょうど満開状態だ。
『ま、これで我慢するしかないねっ』

満開の八重桜をバックに記念撮影
『はいっチーズ』

まだ11時を5分ほど過ぎたところだが、ここで弁当にしよう。

『やっぱ、花より団子だねっ』

弁当タイムも終わり、しばし談笑

公園内を進む。

桜の花には期待はしないではいたが、こうはっきりと現実を目の当たりにすると、
『石碑の文字が何か空しいねぇ』
同感である。

せっかく来たからには稲村神社へ立寄って行こう。

この日の安全を祈願し、お参りを済ませる。

境内には、桜川の山桜の写真が並べられていた。

10日ほど前の写真に、皆さん、目が釘づけに・・・
『え~っ こんなに山桜がきれいなのっ?』
『これ、何としても見たかったわね~っ』
『来年、また計画して欲しいわねっ』
「来年も是非計画して欲しい」という強い声に応えるべく、鋭意検討することに。

遠くから来て、天然記念物の山桜を見ることが出来なかったのを気の毒に思ったのか、
宮司さんが神社の回りの珍しい木の案内を申し出てくれた。

先ずは、天然記念物の「桜川の桜」11種の紹介だ。

続いて拝殿の横にある、迷彩服模様の木。
木の名前は、「鹿子の木」(かごのき)というのだそうだ。
迷彩服模様とは珍しい。

鹿島神宮の「要石」が凹で、稲村神社の「要石」が凸と一対であり、
鹿島神宮が大鯰の頭を押さえ、稲村神社が大鯰の尾を押さえているのだそうだ。
昔、深さを調べようと三日三晩掘り下げたが底が出なかったという。

本殿の裏手に回り、上を見上げる。

すらりと伸びた「タブの木」がある。
幹の途中に蜂が棲んでいて、桜の受粉を助けているらしい。
桜川の桜にとってはとても重要な役割を担っている「タブの木」なんだとか。

「うらしま草」

「まむし草」によく似ているが、釣り糸のようなものが伸びているところが異なる。
花の姿が、釣り糸を垂れている浦島太郎に似ていることから、「うらしま草」と名付けられた、そうだ。
『へえ~っ そうなんだ』
『初めて見たわねっ』
なお、「うらしま草」は毒草で、球茎や新芽・実を食べると嘔吐や腹痛に襲われるので、絶対に食べないように!!

多羅葉(たらよう)の木

葉の裏面を傷つけると字が書けることから、「郵便局の木」として定められている、とのこと。
文字を書いて、切手を貼れば郵便で出すことができるそうだ。
戦国時代にこの葉の裏に文字を書いて情報のやりとりをしたという話もあるそうで、
これがはがき(葉書)の語源になったといわれ、葉書の木、郵便局の木と呼ばれることもある、そうだ。
試しにタラヨウと書いてみたら、このとおり。
納得!

和風タンポポ

こちらは西洋タンポポ
総苞片(そうほうへん)が反り返っているのが特徴で、
真ん中辺に緑のヒラヒラが付いているのが、西洋タンポポだ。
『ほ~っ なるほどぉ。ここで、見分けるのかぁ』

最後の締めは枝垂れ桜の「糸桜」

枝垂れ桜の枝は年々数十Cmほど伸びるが、先端は決して地面には着かず、
地面すれすれに横に伸びようとするそうである。
先端に鋭いセンサーを持ち合わせており、傷つかないないように地面に付かないようにしている、とのこと。
『へぇ~っ、かしこいんだねぇ』

『今日は、山桜の花は見られなかったけど、いろいろ勉強になったねぇ』
『来て良かったぁ』

曜光山月山寺(ようこうざんがっさんじ)

高麗門形式の山門を入ると、

正面に本堂がある。
庭は枯山水で、白い小石が敷かれている。

右手の一段高いところに建つ千手観音堂
枯山水の庭園など、ゆっくり観たいが、時間がないため、千手観音堂を見て直ぐに月山寺を後にした。

月山寺の表参道の先に、山菜などを売っている店があった。
皆さん、真剣に中を覗き込んでいる。

わらびや筍、タラの芽、ウドなどが売られていた。
『どれにすっかなぁ』

瞬く間にわらび、ウドなどが売れて無くなってしまった。
慌ててタラの芽(350円)を買ったが、最後の一つだった。

手に手に土産物をぶら下げて、満足・満足。
あとは羽黒駅へ向かうだけである。

『これ、酢味噌で食べると美味しいのよね~っ』
『私も買えば良かった~っ』

13時11分、ゴールの羽黒駅に到着。

この日、整理運動は省略し、土産を手にホームへ。

待つこと暫し、下り電車(水戸行き)が入ってきた。

友部からの常磐線もゆったりと座れて、
『皆さんっ、今日も大変お疲れ様でした~っ』

この時期は、花見シーズンということで、昨年の開花時期を参考に、年末に企画したものだが、
予想を大きく外れる季節外れの開花になってしまい、期待していた桜川公園の桜を愛でることは出来なかった。
しかし、稲村神社の宮司さんの心遣いで、いろいろな珍しい木や花を紹介して貰って、とても勉強になり、
充実した一日となった。
また、桜川公園の本物の山桜の写真を見せて貰ったお陰で、「来年もぜひ」ということになった。
来年は、桜の開花時期に合せるような柔軟な対応が採れるような企画にするべきだと、思った次第である。
”ウマさんの「健康ウォーキングの会」の目次”へ戻る。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます