ウマさんの気ままな行動日記(その2)

ウォーキング、ハイキング、釣り、ドライブ、100名城巡りなどをレポートします。

天気に恵まれて 筑波実験植物園周辺散策

2020年01月31日 | ウマさんの「健康ウォーキングの会」
2020年1月31日(金)

毎週金曜日、主に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が主催する、
平成元年度第30回(2020年第4回)、「筑波実験植物園周辺散策」ウォーキングに参加した。
「筑波実験植物園」は、2017年7月14日(金)以来で、2年半ぶりとなる。

この日、第一集合場所の乙戸沼公園には13名が集まった。


車4台に分乗し、第二集合場所(出発地)の筑波大学南駐車場へ行ってみると、
既にたくさんの人が集まっていた。
この日の参加者は大方の予想を上回る28名となった。
『やっぱり地元ということもあって近いし、天気も良いからだろうねっ』


大半の人がマスクをしており、一見誰が誰だか分らない。
中国武漢で発症し、現在世界中で大変な騒ぎとなっている「新型コロナウィルス」が
影響しているものと思われる。


当会としては、そんな「新型コロナウイルス」なんかに負けている訳にはいかない。
会長のTKさんの『今日も元気に歩きましょうっ!』のかけ声とともに、
9時49分、いつものようにTKさんを先頭に先ずは松見公園に向けて出発!


筑波大学構内の”けやき通り”を進む。


右手に筑波大学総合研究棟が見える。


筑波大学総合研究棟の前を左に折れ、”つくば公園通り”を進む。


右手の建物は、平砂(ひらすな)学生宿舎である。


宿舎の入口前にはたくさんの自転車が並んでいた。
『ここじゃぁ 自転車が重要な移動手段なんだねっ』


『たくさんの宿舎が建ってるんだね~っ』
『家賃はいくらぐらいなのかしらね~っ?』
女性たちの素朴でちょっと現実的な疑問である。


続いて追越(おいこし)学生宿舎辺りを進む。


追越学生宿舎半円広場を通過し、


さらに”つくば公園通り”を進むと、


右手に大きな建物があった。
追越看護師宿舎である。


『看護師さんの宿舎は学生宿舎と違って随分と高層なのねっ』
『エレベータがなかったら大変だよね~っ』
(これだけ高層でエレベータがないということは考えられない)


駐車場には車がびっしりと並んでいた。
『これも学生さんたちの車なのかしらっ?』
『今じゃ学生さんが車を持つのは当たり前のことなんでしょうよっ?』


広い道路があり、”つくば公園通り”はその道路を横断して筑波センター方面へと続いている。


道路を渡って直ぐ左手が「筑波メディカルセンター病院」だ。


右手には「筑波メディカルセンター検診センター」の建物が。


”つくば公園通り”を進むと、松見公園の入口らしい門があったので、ここから公園内に入ることにした。


10時9分、松見公園に到着した。
公園のほぼ中央に松見公園のシンボルである展望タワーが建っている。


風が強くなってきたので展望タワー下のレストハウスへ。
ここでしばしの休憩だ。


レストハウスから見た松見公園


パノラマ写真


レストハウスを出て、公園内の芝生広場を進む。


親子たちの回りにはたくさんのハトが集まっていた。
お菓子か何かを与えているのだろう。


松見公園の林の散歩道へ。


池の反対側から青空に映える展望塔を望む。


さらに公園内を進み、


広い道路(松見通り)を横断し、


県道244号(北大通り)を県道55号(学園東大通り)方面へ。


『この辺の店はみんな閉まっちゃってるわねっ』
『一時はかなり賑やかだった感じがするけどねっ』


県道55号(学園東大通り)の妻木交差点を横断し、


左に折れて「筑波実験植物園」を目指す。


学園東大通りを進む。
天久保2丁目南交差点の「COCO'S」前を通過し、


さらに学園東大通りを進む。


妻木交差点から10分ほど進んだところに、「つくば植物園」の看板があった。


10時46分、「国立科学博物館 筑波実験植物園」に到着した。
「筑波実験植物園」の入園料は、通常は300円だが、65歳以上は無料である。
一見相応の年齢と分かりそうなものだが、一応形式的に身分証明書となる運転免許証
または健康保険証などを見せて、中に入る。


植物園内の見学は各自自由に回ってもらい、1時間後に再びこの場所(教育棟)に集まってもらうことにした。


園内マップで現在地と各自の目的地などを確認し、


先ずはプロムナードを進む。


プロムナード
両側には、世界一高い木として知られるアメリカのセコイア、生きた化石として知られる
中国のメタセコイアを交互に、中央にはアジアのトチノキ、ヨーロッパのマロニエ、
それとベニバナトチノキが見られる、と案内されている。


中央広場で、それぞれ好きな場所へと分かれることにした。


数人が”筑波山の植物”区画方面へ。
古来より愛されてきた筑波山に生育する植物が見られます、とある。


『男体山と女体山で筑波山を表しているんだねっ』
筑波山の区画は小さく、直ぐに通り過ぎてしまった。


その先に絶滅危惧植物温室があったので、入ってみることにした。


ワサビ
シカの食害による野生株の減少が著しい地域がある、とある。


フジノカンアオイ
絶滅危惧Ⅱ類(VU)
奄美大島のやや湿った林床に生育する固有種。
葉の表面には光沢があり、またふつう斑が入らない。
琉球列島で最も大型になるカンアオイ類で、大きいものでは直径が4Cm近くにもなる。
(説明板)
(絶滅危惧Ⅱ類(VU)は、絶滅の危険が増大している種を表す)


イワユキノシタ
『これも絶滅危惧種なんだぁ』


チャルメルソウが並んでいる。
手前からモミジチャルメルソウ、コシノチャルメルソウ、ツクシチャルメルソウと並んでいる。
モミジチャルメルソウは、絶滅危惧Ⅱ類(VU)に、
またツクシチャルメルソウは、準絶滅危惧(NT)に指定されている。
準絶滅危惧 (NT)は、 現時点での絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては
「絶滅危惧」に移行する可能性のある種を表す。
(説明板)


トサノチャルメルソウ
絶滅危惧Ⅱ類(徳島県)
四国・九州の山地渓流沿いにまれに生息する固有種。
最近の研究で四国と九州のものはそれぞれ姿のよく似た別種であることが明らかとなった。
春に開花し、キノコバエ類によって受粉される。
(説明板)
(チャルメルソウの名前は、果実が木管楽器のチャルメラによく似ているためなのだそうだ)


絶滅危惧植物温室を出て、林の中を進むと、


水生植物生態区の沼があった。


沼の方に向かう途中、クレマチス園があったが、入口は閉まっていた。
イベントカレンダーによると、4/27~6/2にコレクション特別公開が予定されている、とある。
時間があれば個人的に訪れてみようかと思う。


水生植物生態区の一番奥から沼を見たところ。


残り時間が少なくなってきたので、岩礫地植物(山地性)の生態区を通過し、


熱帯資源植物温室へ向かった。


水生植物の沼を横切る形で、熱帯資源植物温室へ。


11時9分、熱帯資源植物温室に到着した。


温室の中に入ると、一瞬で眼鏡が曇ってしまった。


熱帯資源植物温室で見た花(1)
カメラのレンズも直ぐに曇るので、シャッターを押す度にカメラのレンズを拭きながら撮影しなければならない。


熱帯資源植物温室で見た花(2)
シマサンゴアナナス


熱帯資源植物温室で見た花(3)
エクメア・ファスキアタ


これはレモンであるが、メチャクチャ大きい。
『いやぁ 熱帯だとこんなに大きくなるんだぁ』


熱帯資源植物温室内


熱帯資源植物温室から隣のサバンナ温室に入ると・・・


眼鏡の曇りがなくなって一安心。
空気を乾燥させているからなのだろう。
サバンナ温室内(1)


サバンナ温室内(2)


サバンナ温室内(3)


サバンナ温室内(4)


リュウゼツラン科のトックリラン(北アメリカ)


リュウゼツラン科のアガベ・アッテヌアタ(メキシコ東部)


サボテンの仲間(1)


サボテンの仲間(2)


サバンナ温室を後にして、熱帯雨林温室へ向かった。
温室の入口近くに熱帯雨林の高木に見られる板根が展示されていた。
高木は真っ直ぐで長い幹を持っており、幹の四方から平べったい板状の部分をしばしば伸ばす、とある。


熱帯雨林温室内にはインドネシア・スマトラ島の熱帯雨林に生えるショクダイオオコンニャクが
展示されていた。
花芽が伸びると高さ3m、直径1m以上にもなり、世界で最も大きい花(正確には花の集まり)
を付ける植物です。
死体のような強烈な臭いを放ち、世界で最もみにくい花とも呼ばれます。
開花は気まぐれで、数年にいちどしか開花しません。
自生地での開花は7年に1回程度です。(説明板)
既に枯れ始めていたが、茎?の部分に四角い窓のような穴が開けられており、
花の内部が見えるようになっていた。


ショクダイオオコンニャクの内部の様子


これは、2012年5月26日に撮ったショクダイオオコンニャクの花である。


上から見たところ。


熱帯雨林温室内の様子(1)


熱帯雨林温室内の様子(2)


そろそろ集合時間が近くなったので、熱帯雨林温室内を出て、エントランスエリアの教育棟に向かうことにした。
中央広場の一角にパンパスグラスが植えられていた。


また、パンパスグラスの反対側には薄桃色のような色合いの木が。
『今頃花が咲くってのは、梅なんじゃないのっ?』


”見ごろ2位”とある。


『やっぱり梅なんだっ』
『もう梅が咲く時期なんだね~っ』
『随分と早いんだね~っ』


来た時とは逆の方向にプロムナードを進み、


11時39分、教育棟に到着した。
教育棟では既に半数近くの人が腰を下ろして休憩していた。
『お待ちどおさまぁ』


11時49分、筑波実験植物園を後にして、筑波大学のレストラン(学食)へ向かった。


筑波大学グランド口前を通り、


”けやき通り”を進み、


左手に筑波大アスレチック場を見ながら筑波大の学食へ。


平塚通りの大学公園南交差点を横断し、


学食レストランへ。
『久し振りの学食が楽しみだよねぇ』


12時18分、筑波大学石の広場に到着した。


目指す筑波大学第2エリア大食堂は石の広場から見える赤い建物である。
1時間後に再度この石の広場に集まることにして、第2エリア大食堂に向かった。


第2エリア大食堂へ。
『そろそろ空いてくる時間帯だよねっ』


大食堂はまだ少し混んではいたが、奥の席を確保することが出来た。


食事風景(1)


食事風景(2)


食事風景(3)


自分が注文したのは、幕の内弁当と厚揚げ豆腐、それに味噌汁を付けて合計630円だった。
よくコンビニの幕の内弁当を食べるが、量はこちらの方が断然多く、満腹になった。
味はやや濃いめで、やはり若い学生さんたち向けなんだなと思った次第である。


最近食後にコーヒーを楽しむことにしている。
Lサイズを注文した。一杯150円だった。
(Mサイズは100円)


13時28分、石の広場に戻ってみると、皆さんは既に集まっていた。


皆さん、学食の食事には満足した様子であった。


13時32分、ゴールの駐車場に向けて、出発!


”つくば公園通り”を進む。


平塚通りを跨いで、


平塚通りを学園東大通り方面へ。


平塚通りの大学公園南交差点を右に曲がり、ゴールの南駐車場を目指す。


筑波大学アスレチック場を右手に見ながら進むと・・・


13時56分、ゴールの南駐車場に到着した。


次週は土曜日のため、集合時刻と切符(休日お出かけパス)の事前購入などを説明して、
ここで解散して、帰路に就いた。
『皆さん、今日は大変お疲れさまでしたぁ』


前回の2017年7月14日(金)以来、2年半ぶりに「筑波実験植物園」周辺を歩いた。
天気にも恵まれて、久し振りに30名近くの参加者となった。
約1時間の時間を設けて「筑波実験植物園」内を自由散策としたが、回れたのはほんの一部であり、
前回同様その広さと植物の多さを実感させられた次第である。
ゆっくり回ろうとすれば、1日かけても回り切れるものではない、と思った。

これからは、かみさんでも連れて、時間が許す限りゆっくりと観て回りたいものである。
かみさんも65歳を越えているので、入園料が無料というのは魅力だと思う。
その時は、併せて学食へも誘って、奢ってあげようかと思う。

この日の万歩計は、13,000歩を越えていた。

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