ウマさんの気ままな行動日記(その2)

ウォーキング、ハイキング、釣り、ドライブ、100名城巡りなどをレポートします。

”しゃもめし”は最高!! 滝川渓谷の滝巡り

2023年10月21日 | ウマさんの「健康ウォーキングの会」
2023年10月21日(土)

原則隔週金曜日、主に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が主催する、
令和5年度(2023年度)第11回、令和5年(2023年)第15回、「滝川渓谷の滝巡り(矢祭町)
ハイキングに参加した。
バスハイクに関しては、例年3月頃に向こう1年間のバスの大方の見込み予約をするが、
いつも利用しているバス会社によると、今年は年末までは木曜日と金曜日はバスの空きがない、
とのことだった。
ただし、土曜日と日曜日は空きがある、とのこと。
そのため、今回のバスハイクは土曜日実施ということになった次第。
コロナ禍明けが理由のようだが、来年以降はどうなるのかは分からない。

この日のコースを最初に歩いたのは12年前の2011年6月24日で、2回目は2012年8月31日
ということで、今回は11年ぶり3回目となる。

少し早めの6時45分に出発地の三中公民館へ行ってみると、既にパスは到着しており、
何人かが集まっていた。


12名が乗り込んだ7時ちょうどに三中公民館を出発し、天川土木事務所前1名、
常陽銀行天川支店前1名、土浦市民会館6名とこの日の参加者20名全員が乗り込み、
7時19分、土浦市民会館を出発した。
『おはようございま~すっ』 皆さん、笑顔が素敵である。


木田余のコンビニで朝食の弁当を受け取り、全員に配布。


朝食の弁当(おむすび&おかずセット)
何時になく美味しかったような気がした。


7時40分、常磐高速道土浦北ICを通過。


常磐高速道を水戸方面へ走り、


8時01分、最初の休憩地友部SAに到着した。
ここまではほぼ予定どおりである。


那珂ICを降り、一路国道118号を大子、常陸大宮方面へ。


日本一の毘沙門天像で知られる一乗院を右手に見ながら国道118号を進む。


国道118号を大子、常陸大宮方面へ。


8時47分、バスは快調に常陸大宮市内を走る。


9時3分、山方トンネルを通過し、


9時22分、袋田の滝3Kmの地点を通過。
殆ど信号で停まることが少ないため、予定より少し早いようだ。


9時27分、2番目の休憩地となっている道の駅奥久慈だいごに到着した。
ここで昼食の弁当を受け取ることになっている、とのこと。


皆さんはトイレや道の駅の直売所へ。


弁当が到着して、バスに積み込む。
滝川渓谷ハイキングをスタートする時に配布することにした。


土産にと直売所で売られていたリンゴなどをぶら下げて戻って来た人も。
『安くて美味しそうだったから買っちゃったよっ』
『帰りにここに寄るか分からないしねっ』
乗務員に確認すると帰りは別の道になるそうだ。 正解である。


道の駅奥久慈だいごを後にして、国道118号から県道33号を走り、


トンネルを抜けると・・・


矢祭町の国道349号に出た。


国道349号をしばらく走ると・・・滝川渓谷遊歩道入口があった。


入口から5-6分で滝川渓谷遊歩道大垬(おおぬかり)口に到着した。
弁当を配り終え、


滝川渓谷遊歩道の駐車場で、観音山方面をバックに記念撮影を行った。
城南交通の乗務員の方にシャッターを押してもらった。
『皆さ~ん 一番の笑顔で~』


10時30分、ゴールの「滝川の里」目指して出発!!
今回は我々年代には往復は厳しいだろうと判断して片道コースとした次第。


滝川渓谷入口を通過し、


きれいに手入れされた杉林の径を進み、


滝川の沢に架かる小さな橋を渡る。


橋の上から沢の上流を望む。
かなりの水量の水が流れている。


橋を渡ると、小さな祠があった。滝川神社である。
神社記として以下のように説明されている。
俗に「おかまさま」、「くどがみさま」と崇められている。
「かまど」や「くど」は日常飲食を炊き生命を繋ぐものであり、ここに報謝と弥栄の神様が
生まれて来た。
また、もろもろの災いは不浄より来るとして、特に火の「けがれ」を最も忌みはばかって、
この三神信仰が強くなったものである。
京都の著名な平野神社との関連が深く、仏教の「三宝荒神」と結びつきもあるのである。
例祭日には満開のヤマブキや新緑に囲まれ、参道口には幟がはためき大垬(おおぬかり)
区民全戸の参列によりこの境内において盛大な祭典が行われている。
この地に奉斉された経緯は伝えられていないが、滝川の豊かな清流と大きな磐座(いわくら)や
大杉の聳えるこの地が敵地であり、大垬区民の信仰する滝川神社と称されている。


この日の無事安全を祈願して、いざ遊歩道へ。


直ぐに一丁目の表示板があった。


左手を見ると”おぼろ滝”と思しき滝が。


かなりな水量でなかなか迫力が感じられる。


二丁目少し手前に現れたのは”鋸歯(のこば)の滝”と思われる。


滝の水音を左手に聴きながら急な山道を登る。


二丁目の表示板が現れた。


少し緩やかになった坂道を上り、


今度は階段を下って行くと・・・


これは特に名が付けられていない滝だ。
小さな段差の流れを見るとどれもみな滝に見えてしまう。


三丁目の表示板が現れた。


小さな滝の先に木製の橋が架かっているのが見えた。


橋を渡り、径なりに進む。
橋の手前には重量制限有りの注意書きが・・・
”この橋は、いちどに大勢で渡る事は、できません”と書いてある。
(大人80Kg前後の人、一列に10人歩行用です、とのこと)


橋を渡ると急な上りが待ち構えていた。


急な上りは折れ曲がってさらに先へと続いている。


右手の眼下には轟音を響かせて流れる滝川が見える。


さらに階段を上って行くと・・・


小さな東屋があり、先行するGが休憩していた。
皆さん、やや疲れた様子である。


『いやぁ けっこう堪えるねぇ』
四丁目の表示板が立っていた。


後に見えるのは”見返りの滝だ。


上部にやや深そうな淵のような場所が見える。
これが見返りの滝の別名蛇淵瀧(ジャブチノタキ)なのだろうか?


小さな橋を渡り、今度は滝川の右手に出た。


みすじの滝だ。
ということは五丁目まで来たことになる。
時計は11時23分を差していた。
遊歩道入口を10時30分にスタートしてここまで53分を要したことになる。


みすじの滝の上部


さらに進むと、また小さな東屋があった。
ここはパスすることにした。


みすじの滝を過ぎた辺りから鎖場が始まった。


鎖に掴まりながら慎重に進む。


鎖場を過ぎると流れのすぐ近くを進むことになる。


11時36分、六丁目を通過


六丁目を過ぎると少しだけ日の当たる場所に出た。


しかし、直ぐにまた薄暗い径になった。


右下に見えるのは”せせらぎの滝”と思われる。


せせらぎの滝の先で一休みだ。
『もう半分は過ぎてるわよねっ?』


後続Gも直ぐに追いついて一休み。


滝川の流れは緩やかになって来た。


同時に大きな岩が行く手を阻む形になることが多くなった。


『ゆっくりと上った方が良いよっ』 『両手を使って岩から手を離しちゃだめよっ』
『頑張って~っ』
前後から檄が飛ぶ。


滝が少なくなった感じである。


また別の橋を渡ると小さな砂のある場所に出た。


後続Gが到着した。


木の隙間から七丁目の表示板が見えた。
『残りは八丁目だけだねっ』


3人仲良く『はいっ チーズ!!』


七丁目の表示板の左手にある橋を渡ると・・・


流れは部分的に緩やかな場所が増えて来た感じである。


『あっ 紅葉があったわよっ』
葉の一部だけが紅葉している。
この日初めて見た紅葉に感激といった感じ。


だが、まだ所々に階段があるのだが、これがけっこうきつい。


『頑張って~っ あとちょっとで楽になるよ~っ』


12時20分、八丁目の表示板を通過


流れがかなり緩やかになって来た。


『あともうちょっとよねっ?』


最後の東屋で一息入れて進むと・・・


銚子の口滝”が見えた。別名臥竜淵瀧:ガロウフチタキと言われるそうだ
『やっぱり滝川渓谷で最高の滝のようだねっ』


流れに沿った緩やかな径を進む。


『これ何て書かれてるか読めないよねっ』


これは美泉水と書かれているのである。(2011年6月24日に撮ったもの)
出来れば新しい札に交換して欲しい。


美泉水を過ぎると流れはさらに緩やかになって来た。


さらに進むと・・・


辺りが明るくなった。
ゴールは近い!!


12時48分、ゴールの「滝川の里」に到着した。
『ここで弁当だねっ』


女性陣は別のテーブルを確保した。


早速、弁当タイムである。
弁当タイム(1)


弁当タイム(2)


弁当タイム(3)


この日の弁当は、奥久慈の”しゃもめし”である。


しゃも肉がたっぷりで締まりよい食感と風味豊かな旨味があり、ボリュームのある弁当だった。
皆さんにも大好評だった。


山頂の店「滝川の里」


こちらは農産物直売所「滝川の里」の建物
十割蕎麦の評判が良いらしい。
一度食べてみたいものである。


食後、体調を整え、既に待機していた城南交通のバスに乗り込み、


13時35分、矢祭町東舘の入浴施設「ユーパル矢祭」に向かった。


14時8分、「ユーパル矢祭」に到着。
入浴希望者は「ユーパル矢祭」へ。


窓口で一人700円を支払い、浴室へ。


ひと風呂浴びた後は、生ビールでもと思ったが、今は生ビール提供はやってないとのこと。
代わりに缶ビールを買ってバスで飲むことにした。


途中、休憩のため道の駅ひたちおおたに立ち寄り、


土産物を買ったりして、帰路についた。


バス車内の男性陣の様子。
皆さん、満足そうな笑顔に溢れていた。
『今日は最高だったよっ!』
嬉しい一言である。


17時5分、最後の休憩地友部SAに立ち寄り、


17時39分、土浦北ICを通過。


この後、土浦市民会館、常陽銀行天川支店前、天川土木事務所前を経由して、三中公民館には
18時25分に到着した。

『皆さん、今日は大変お疲れさまでしたぁ』

滝川渓谷の滝巡りハイキングが無事終了した。
今回3回目の滝川渓谷の滝巡りとなったが、暑くもなく寒くもなく過去最高のハイキング日和
になったと思っている。
ただ、これまではひと汗かいた後の入浴無しは考えられない、という女性陣だったのだが、
今回入浴希望の女性陣が数人に留まったのは、殆ど汗をかかなかったことが主な理由として
考えられるのではないだろうか? と思ったりもするが・・・

バスハイクの大きな楽しみの一つとして、遠征先の昼食弁当がある。
今回の昼食弁当は”しゃもめし”だったが、”奥久慈しゃも”の締まりよい食感と風味豊かな旨味が
口全体に広がり、とても美味しかった。
この楽しみがあるから、バスハイクは止められないのだと思う。
これからも旅先のご当地の美味しい弁当に期待したいものである。

参加人数が、1回目(2011年8月31日)29名、2回目(2012年6月24日)22名、今回20名と
年々少なくなって来てはいるものの、足や腰の状態が悪くなったために急遽不参加となった人が
かなりの数に上ることから、決して参加意欲が無くなったことが理由ではないことがせめてもの
救いだと思っている。

この日の万歩計は、9,500歩を計測していた。

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