ウマさんの気ままな行動日記(その2)

ウォーキング、ハイキング、釣り、ドライブ、100名城巡りなどをレポートします。

5か月半ぶりの例会 愛宕神社から団子石峠

2021年10月08日 | ウマさんの「健康ウォーキングの会」
2021年10月8日(金)

隔週金曜日(2020年度から隔週に変更)、主に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が
主催する、令和3年度(2021年度)第3回、令和3年(2021年)第6回、「愛宕神社から団子石峠
ハイキングに参加した。
前年度に続き、今年度もコロナ禍により、4月23日の筑波山を最後に殆どの例会が中止を余儀なくされている。
東京オリンピック・パラリンピックが終わり、9月も中旬を過ぎてからようやく感染者数が減少に転じ、
9月30日には緊急事態宣言が全国的に解除になったことから、5か月半ぶりに再開することに
したものである。

第一集合場所の乙戸沼公園に集まったのは10名。


車4台に分乗し、10時ちょっと過ぎに出発地の笠間市泉の愛宕神社駐車場に到着した。


愛宕山駐車場から岩間駅方面を望む。


既に土浦市内からの人達は集まっていて出発の準備を進めていた。
直行者も含め、この日の参加者は20名となった。
コロナ禍明けで5か月半ぶりにしては、まずまずの人数ではないだろうか。


会長から再開を迎えることが出来たことの喜びの声と、感染防止策徹底の周知と依頼があった。


5か月半にも及ぶ中止明けの事故防止という観点から、準備体操を実施することにした。
号令はNGさんが快く引き受けてくれた。
準備体操(その1)


準備体操(その2)


準備体操(その3)


準備体操(その4)


10時31分、いつものようにTK会長を先頭に団子石峠を目指して出発!!
この日の(笠間市の)予想最高気温は27℃となっている。
風はほぼ無風に近い状態とのため、かなり暑くなりそうだ。


駐車場端にあるハイキングコース図でこの日のコースを確認し、


フォレストハウス方面へ。


左に折れて乗越峠方面へ。


乗越峠を目指す。


皆さん、久しぶりのハイキング気分を噛み締めているようだ。
『待ち遠しかったよね~っ』


前方右上にフォレストハウスのロッジが見えて来た。
『ロッジからの眺めは素敵でしょうねぇ』


中止期間中はほぼ毎日家の近くの散歩を欠かさなかったというMZさん夫妻。
元気でその足取りは軽い。


フォレストハウスのロッジを過ぎると、杉林になった。


先ずは乗越峠を目指す。


10時40分、乗越峠の看板を通過すると、


10時41分、100m先のハイキングコース入口に到着。
団子石峠へ向けてハイキング開始だ。
”全員一緒に”が当会のポリシーであり、出来るだけゆっくりと歩くことにしたい。


南山展望台まで1,270m 25分と表示されている。


最初は緩やかな坂道が続く。


『久しぶりなので堪えるよなぁ』
皆さんも同じように感じているのではないだろうか。


10時49分、”見晴しの丘”への分岐点で一休みだ。


『いやぁ お茶が美味しいねぇ』


KM子さんから冷やした柿の差し入れである。
『いやぁこれはこれは ご馳走さまぁ~っ』
『冷たくて美味しいっ』
皆さん、柿は好物のようで大好評、袋一杯の柿は瞬く間に無くなった。


水分補給が終わり、団子石峠を目指す。


難台山方面の標識


しばらく緩やかな坂道が続く。


ゆっくりとだが確かな足取りのTSさん。


緩やかな坂道が次第に急な上りになってきた。


二つに分かれている登山道、どちらも行き先は難台山を示している。
左手の方を上る。


次第に息が上がるようになってきた。


『いやぁ けっこうきついねぇ』


今回が初の参加となるTS子さん。
4月に入会したのだが、例会参加はコロナ禍のため今日まで待たされた。


道端に咲いている草花を撮っている。


キバナアキギリ(黄花秋桐)という花だそうだ。


こちらはキバナアキギリの白い花である。
白い花は突然変異で大変珍しいそうである。


近くにはサラシナショウマ(晒菜升麻)も咲いていた。
花言葉 は「雰囲気のよい人、愛嬌、無邪気」とのこと。


また登山道が二手に分かれていた。


さっきと同じように、どちらも行き先は難台山を示している。
左手に進むが、今度はこれまでにない急な登り坂だ。
左側にはロープも張られている。


前方に南山展望台が見えて来た。
『あと少しだねっ』


11時24分、南山展望台に全員が到着した。
登山口入口から約40分ほどが経過していた。
ペースを落としてゆっくりと歩いているので、やや時間がかかった。


何と ”南山展望台は老朽化のためご利用できません” の張り紙が・・・・
階段にはロープが張られ、上に行くことが出来ないようになっている。


南山展望台からの眺望は諦めて、展望台横からの眺望で我慢しよう。
愛宕神社が鎮座している愛宕山がよく見える。
『ここからの眺めも素晴らしいよねっ』


南山展望台で一休みしよう。


『最後の登りはちょっときつかったわねっ』


11時34分、軽い休憩の後、この日の目的地である団子石峠を目指して出発!


団子石峠まで1,200m、30分の案内が・・・
団子石峠で弁当タイムにしたいものである。


ここからはアップダウンの道が始まる。
先ずは緩やかな下りだ。


鳴滝への分岐点を過ぎると、上りになった。


健脚の三人もこの日はゆっくりと景色を愉しみながら、しんがりを務める。


針葉樹の林の中を歩くのは何故か好きである。


急な下り坂だ。
『滑るから気を付けて~っ』


少し下ったと思ったら、直ぐに急な上り坂になり、


平坦な道になったと思ったら・・・


また下りになった。
『アップダウンが多すぎるよねっ』
団子石峠を目指す。


団子石峠への最後の急な下り坂を下ると・・・


12時2分、団子石峠に到着した。
南山展望台から30分のところ、28分かかったことになる。
案内表示よりちょっぴり早かったのは、下りが多かったせいだろう。


団子石峠の中央付近に「団子石線峰越連絡林道 開設記念碑」が建てられていた。


数分後に最後尾の3名が団子石峠に到着したのを確認し、


我国愛宕県立自然公園 ハイキングコース案内図で現在地とコースを確認。


相談の結果、この日は5か月半ぶりということでもあるので、団子石まで行って昼食にし、
そこで引き返すことにしようと言うことになった。


ということで、団子石峠から約160m先の団子石を目指した。


緩やかな坂道を上ってゆくと・・・


12時19分、団子石に到着した。


お腹も空いて来たことだし、団子石の周辺で弁当タイムにしよう。
団子石の周辺には特に広場もなく、東屋もベンチもないが、登山道脇の草むらで我慢しよう。
他の登山者の迷惑にならないように配慮しているつもりである。
弁当タイム(1)


弁当タイム(2)


弁当タイム(3)


弁当タイム(4)
幸いにも弁当を食べている間、誰も脇を通る人はいなかった。
『他の人も今はどこかで弁当タイムで休憩しているんじゃないのっ』
『そういう意味ではラッキーだったのかなっ』


弁当の後は、記念撮影だ。
三脚は持ってこなかったので、写っているのは一人少ない人数だ。


12時52分、記念撮影を終え、団子石で引き返し愛宕神社駐車場を目指すことにした。


数分で団子石峠に出た。


これまでの経験から、来た道を引き返すのが一番楽だろうということで、下って来た道を上ることに。


12時56分、とりあえず南山展望台を目指す。
南山展望台まで1,200m 35分と案内されている。
逆方向は30分だったので、上りが多くて時間がかかるということなのだろう。


最初は急な上り坂である。
中央付近は滑り易いので、ロープが張られている右端を上る。


『”最初にいきなりきつい上り”というのは好きじゃないんだよねっ』
自分もそう思うし、誰でもそうなのではなかろうか。


最初の坂道を上り切ると、後は同じようなアップダウンが続く。


急な下り坂をロープに掴まりながら下る。


ロープを掴まないで下る人も。


下るとまた直ぐに上りになる。


後続Gはマイペースである。
『頑張って!!』


南山展望台を目指す。


鳴滝方面への分岐点で後続を待っているところ。


13時28分、南山展望台に到着した。
団子石峠から35分のところ、32分かかっているのでほぼ案内通りだ。


目指すゴールの愛宕神社駐車場まであと少しだ。


南山展望台で少しばかりの休憩。


やや疲れた様子の人も・・・


13時44分、ゴールの愛宕神社駐車場を目指す。
上って来た道とは別のルートを下ることにした。
『こっちは階段だから滑ることはないから安心だねっ』


数分後、上った時の道に合流した。
『今度来たときは今下ってきた道の方が良いよねっ』


ゴールの愛宕神社駐車場を目指す。


”すすきヶ原”の案内板前を通過
『すすきは一本も生えてないのに何で”すすきヶ原”なんだろうねっ?』


ゴールの愛宕神社駐車場を目指す。


ゴールの愛宕神社駐車場を目指す。


KSさんはこの日は良い写真が撮れたのだろう。
満足そうな表情である。


14時9分、ハイキング登山口に到着。


皆さん、次々に下りて来た。


とりあえず載越峠の東屋へ。


東屋で最後の休憩だ。


『けっこう歩いたんで最後はちょっと疲れたよっ』
とは言いつつもどこか余裕の表情のKEさんだ。


最後尾一つ前の3名が到着。


最初に到着した人たちには一足先に愛宕神社駐車場へ向かってもらった。
我々も最後尾の到着を待ってゴールへと向かった。


フォレストハウスの下を通り抜けると、


14時41分、ゴールの愛宕神社駐車場に到着した。


全員揃ったところで、


TK会長から『久しぶりの例会でしたが、大変お疲れさまでした』の労いの言葉があり、


次回(10/23 土 勿来の関)の説明を済ませて、この日は解散することになった。
『皆さん、今日は大変お疲れさまでしたぁ』


14時48分、この後、せっかくだから愛宕神社へ参拝しようということになり、希望者が愛宕神社へ向かった。
愛宕神社の看板前を通過


愛宕神社の大鳥居を潜り、少し先を右へ進むと・・・


愛宕神社拝殿への別の鳥居があった。


鳥居の先には石段が続いていた。


石段の数は200段以上はあっただろうか。
ハイキングが終わった後だったので結構きつかった。


最後の石段を上ると・・・


愛宕神社の立派な拝殿が目の前に現れた。
愛宕神社に参拝を済ませ、


拝殿の中を覗いて観ると・・・


天狗の面などが飾られてあった。


天狗の面は二つあり、手前左側の面は立派でとても大きかった。


拝殿の右側には展望台があった。


岩間駅周辺の景色が一望出来る。
『いやぁ素晴らしい景色だね~っ』


ちょうど常磐線の快速電車が走っているのが見えた。


宮司さんに奨められて愛宕神社本殿の裏に愛宕神社の奥社である飯綱神社が祀られているというので、
行ってみることにした。
案内には、
此の石段を登り詰めた処に愛宕神社の奥社、飯綱神社が有り御祭神の手刀雄命が鎮座する、とある。
其の奥の御奉殿は、菊花文を付けた青銅造の六角堂で夷針神社が祀られている。
台座は自然石の見事な亀甲形で芸術的な魅力を感じる、とある。
西に松尾神社、芭蕉の句碑があり句文の一ツ葉の自生も見られる。
東には水の神、龍神社が祀られ巴川の水源が泉地区の起源と思われる。
北は愛宕山を守護し神徳の発揚に寄与した十三天狗の祠が有り関東の奇祭として
悪態祭は広く知られる、とある。


案内に従って石段を登ると・・・


愛宕神社の奥社である飯綱神社が鎮座していた。


飯綱神社本殿の奥には、御奉殿が祀られていた。
御奉殿は、菊花文を付けた青銅造の六角堂で夷針神社が祀られている。
台座は自然石の見事な亀甲形で芸術的な魅力を感じる。
六角堂の上には鳳凰が飾られていた。


時間があればもっとゆっくりと見物したいところだが、相乗りの3名を待たせているので、
駐車場へと向かった。

この日、9月30日に緊急事態宣言が全国的に解除になったことを受け、5か月半ぶりに再開した。
負荷の少ない平坦な道ではなく、いきなりのアップダウンの激しいコースだったにも関わらず、
20名が参加してくれたのには、もっと少ないと予想していたので驚いた。
また、全員が最後まで歩き切ったことにも正直驚かされた。
皆さん、この日のために低山登りや散歩を欠かさなかったのだと思う。
今後、第六波感染拡大はあるのか、今から気になるところではあるが、実施に際しては、
適切に判断しなければと思っている。

帰りの国道6号が混雑していたこともあり、出発地の乙戸沼公園に着いた時には16時を回っていた。

この日の万歩計は、14,000歩を超過していた。
(注:この歩数には愛宕神社見学の分も含まれている)

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