ウマさんの気ままな行動日記(その2)

ウォーキング、ハイキング、釣り、ドライブ、100名城巡りなどをレポートします。

緑がいっぱい 水戸駅から逆川緑地

2017年07月07日 | ウマさんの「健康ウォーキングの会」
2017年7月7日(金)

毎週金曜日、主に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が主催する、
平成29年度第12回(2017年第25回)、「水戸駅から逆川緑地
ウォーキングに参加した。
水戸駅周辺は、これまで何度も歩いているが、あるウォーキングの本に
水戸駅から逆川緑地を歩くコースが紹介されていたので、今回企画した。
逆川緑地を歩くのは初めてである。


荒川沖駅8時ちょうど発の電車を待つ。


常磐線車内
土浦駅を過ぎると、それまでの混雑が嘘のよう空席が多くなり、
ゆったりと座れ、しばし寛ぎの時間を過ごす。
水戸の予想最高気温が30度を超すとのニュースに影響されたのか、
この日の参加者は、21名とやや少ない。


電車は9時ちょうど水戸駅に到着した。


改札口の前に七夕飾りが・・・
『そう言えば今日は七夕だったよなぁ』


9時13分、いつものようにOさんを先頭に出発!


水戸駅南口を出て、


水戸駅南口前を進む。


駅南大通り


階段を下り、


桜川に沿って進む。
『土浦も桜川が流れてるよなっ』


美都里橋へ


美都里橋から千波湖方面を望む。
正面に見えるのは水戸リバーサイドホテル
水面が緑色をしている。”アオコ”が発生しているようだ。


美都里橋を渡り、桜川を左に折れ、運河沿いに進む。


千波大橋から続く市道を国道50号方面へ進む。


『今日は暑くなりそうだねっ』


市道を横断して直ぐ左折、市道沿いの脇道を進む。


脇道の坂道を進む。
『今日一番の坂道になるんじゃないっ?』


先頭を務めるOさん、今日も元気いっぱいだ。


本郷橋手前にネムノキ(合歓木)の花が咲いていた。


ネムノキ(合歓木)の花
花言葉は、”歓喜””胸のときめき”と云われている。
『ピンクの花がきれいだねっ』


本郷橋を渡る。


本郷橋から逆川(さかさがわ)の千波大橋方面を望む。


本郷橋交差点を右折横断すると、


そこからは逆川緑地になっていた。


逆川緑地内を進む。
『緑がいっぱいだねっ』


9時46分、木陰があったので、水分補給のため一休みしていこう。
水戸駅を出発して、約30分ほど経過していた。


『どうぞっ』 『ありがとう~これ大好き~っ』


右手に「ふれあい橋」、逆川の緑を眺めながら進むと、
整備された木道の道になった。
『広くて歩き易いわね~っ』


『きれいな公園で気持ちが良いわね~っ』


木道を進むと、右手に小門橋があり、


その先に逆川緑地の地図があった。
手持ちの地図と見比べながら確認する。


赤く示されたコースは、茨城ヘルスロード(1周約1.8Km)に指定されていた。
『川沿いに行って塩橋を渡って折り返すようだなぁ』とOさん。
お任せします!


アスレチックの施設がある台地を左手に見ながら進むと、


発掘調査によって出土した笠原水道の樋(とい)が展示されていた。
笠原水道は、水戸城下南方の笠原から城下下町まで引いた
江戸時代の上水道である。
第2代藩主徳川光圀は、下町住民が飲料水に困っていたため、
水道の敷設を命じ、寛文二年(1662)に着工、翌年7月に完成した。
笠原不動山の湧水を水源とする水路は、下町に至るまでの
総延長10.8Kmにおよび、主に地中を通した。
(水戸市教育委員会)


少しの間涼しげな木陰の径が現れたが、


再び木道が続いていた。


木道を過ぎると、


径は逆川に続いていた。


逆川に沿って進むと、


前方に赤い水神橋が見えて来た。


水神橋の所で左に折れ、川沿いの逆川緑地へ。


池の上を木道で歩いて渡れるようになっている。


突然水中のあちこちで濁りが発生し、静かな水面が波立った。
『何かがいるみたいだねぇ』
『鯉じゃないっ?』
濁りの正体はどうやら鯉のようだ。


白鳥もいる。他にも1羽いたからつがいに違いない。
『ここに棲みついちゃってるのかねぇ』


池を過ぎ、さらに園内を進むと・・・


10時13分、折り返し地点となる塩橋の袂に到着した。
まだ時間が早いので、ここで少し休憩を取ることにした。


木陰に腰を下して一休みする人も。


10時20分、塩橋を渡り、


今度は逆川の反対側を本郷橋まで戻ることに。


10時24分、水神橋を通過


小門橋の手前に、縦横に木道が渡された菖蒲園のような場所があった。
小門橋へは木道を通って行けそうだったので、木道へ。


この辺りは、豊かな斜面樹林によって育まれた湧水があり、
湿性植物観察エリアになっている場所だった。
その湧水を利用して、カキツバタ・キショウブ・シロバナカキツバタ等の
アヤメ類やサワギキョウ・ミソハギ等の湿性植物を植えてある、とのこと。


アヤメ類の花の時期も終り、一面葦のような雑草に覆われていた中、
ミソハギ(禊萩)の花があちこちに咲いていた。
ハギに似て禊(みそぎ)に使ったことから禊萩、または
溝に生えることから溝萩によると云われる。
花言葉は、悲哀・慈悲・純真な愛情・無垢な愛情・
意思の固さ・みそぎ(禊)・切ないほどの愛
『可愛らしい花だねっ』


小門橋を過ぎると、広くてきれいに整備された公園に出た。


逆川緑地の”さくらロード”を進む。
桜の木はまだ若く、これからと言う感じで、
何年か後が楽しみという状態だ。


『これってコスモスじゃないっ?』


コスモスの苗がびっしりと植えられていた。
秋には楽しませてくれそうだ。


広々とした公園内を進む。


『こんな広場もあるんだぁ』
『広くてとても気持ちが良いわねっ』


10時43分、ふれあい橋の袂で逆川緑地最後の休憩を摂る。


『こんな日は木陰が一番だねっ』


本郷橋を目指す。


本郷橋への階段を上り、逆川緑地を後にする。


本郷橋を左に折れ、次の目的地千波湖を目指す。


住宅地に入り、


両側に各家の庭などを見ながら進む。


ノウゼンカヅラ(凌霄花)や


アジサイ(紫陽花)の花などが目を楽しませてくれる。


さらに住宅地を進むと、


近代美術館の裏に出た。


近代美術館の裏から横を通って、


11時10分、千波公園に到着した。


最初は千波湖の周回道路を歩いていたが・・・


千波湖畔の遊歩道を進むことにした。


千波湖の風景(パノラマ)


対岸の風景


水戸芸術館のシンボルタワーも見える。


千波湖の最奥部を目指す。


千波湖畔を進むと、


黒鳥の姿がちらほら。


餌をねだっているのか、直ぐ目の前に寄ってきた。
人を怖がる様子はない。


現在、千波湖は富栄養化が進行し、”アオコ”と呼ばれる
植物性プランクトンの異常発生が見られる、ということで、
水質浄化が行なわれている。
水を攪乱する装置が搭載された、数多くの白鳥の形をしたボートが
千波湖に浮かんでいるのが見える。


こちらの噴水も水質浄化に一役買っているのだろう。


ガマ(蒲)の穂


湖畔を進むと、


前方の小高い丘の上に偕楽園の好文亭が見えた。


左にD51を見ながら進み、


11時29分、千波湖畔公園に到着した。
そろそろ弁当タイムだが・・・


手分けして好文茶屋の先に緑に覆われた小さな公園を見つけた。


すぐ傍に徳川斉昭公・七郎麻呂(慶喜公)像があった。
像の碑文には、
斉昭公45歳、七郎麻呂様7歳を想定し、斉昭公が七郎麻呂様に
世の正しい道を指し示し、七郎麻呂様がそれに応え、
斉昭公を仰ぎ見るという、現代でも通じる親から子への愛情と
厳しい指導を示す姿を表現しています、とある。


銅像傍の木陰で弁当にしよう。


『外で食べると美味しいわねっ』


ベンチを見つけた人も。
近くに東屋とベンチがあったが、あいにく将棋愛好家の人に占領されていた。


弁当が終わり、湖畔橋を渡って千波湖畔へ。


12時20分、千波湖畔に沿ってゴールの水戸駅を目指す。


千波湖にはたくさんの白鳥型のボートが繋がれていた。
しかし、湖面に漕ぎ出しているボートは、殆ど見えない。
平日だからなのか、水面が”アオコ”に染まっているからなのか・・・


強い日差しのなか、水戸駅へ。


芳流橋(ほうりゅうはし)で桜川を渡る手もあったが、
右手に千波湖、左手に桜川を眺めながら真っ直ぐ進むことにした。
『こっちの方が景色が良さそうだよねっ』


黒鳥よりも一回りも二回りも大きな白鳥が1羽。
『いやぁ 大きな白鳥だなぁ』
『もう何年も棲みついてるんだろうねっ』


前方に千波大橋が見えて来た。


千波大橋を潜り、桜川に沿って進む。
右に見えるのは、朝方見えた水戸リバーサイドホテルである。


『”えきなんであいはし”って何?』
橋の反対側には、漢字で”駅南出会橋”と書かれていた。
『平仮名じゃ何のことか分らないよねっ』
確かに。


美都里橋を朝とは逆に渡り、


桜川の土手をゴールの水戸駅へ。


the bamboo leaves rustle,rustle.
shaking away in the eaves.
the stars go twinkle,twinkle.
gold and silver grains of sand.
I hope your wishes come true.

良く見ると、童謡「七夕さま」の歌詞だ。
ささのはさらさら のきばにゆれる
おほしさまきらきら きんぎんすなご

皆さんの願いが叶うことを願ってます といったところか・・・


準備をしている人に訊くと、ビアホールだそうだ。
今夕16時から会場する、とのこと。
『まだちょっと時間があるねぇ』


駅南大橋を左に曲ると、


正面に駅ビルが。


左側の階段を上る人は誰もいない。
皆さん(自分も含めて)さすがに疲れたようだ。


『やっぱり階段より楽だよねっ』
同感!


水戸駅南口へ。


12時54分、水戸駅南口に到着
この日はここで解散ということにした。
『皆さん、今日は大変お疲れさまでしたぁ』


誰言うともなしに、水戸駅ビル excel のレストラン街へ。
6Fレストラン街の一つ「ごぼう」に入った。


お腹はそれほど空いている訳ではないので希望のメニューは特にない。
目的はただ一つ、歩いて汗をかいた後の一杯である。
『かんぱ~いっ』 『お疲れさ~んっ』


この日のビールが、殊の外美味かったことは言うまでもない。


この日は、水戸駅から逆川緑地~千波湖を歩いた。
初めての逆川緑地だったが、逆川を挟み、緑が豊富で、
歩き易く、気持ちの良いコースだった。
整備された公園内には池や桜並木、湿地帯などがあり、
四季折々に景色を楽しめる場所だと感じた。

水戸のシンボル(=茨城県のシンボル)とも言える千波湖は、
現在、”アオコ”が多量に発生しており、
お世辞にも気持ちの良い場所とは言えない、と思う。
一日も早く浄化に必要な本格的かつ強力な手を打って、
きれいな千波湖にして欲しいと願うばかりである。

この日の万歩計は、16,000歩を少し超えていた。

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